ROMES・第9話「離陸」最終回
娘を誘拐された黒部(渡辺裕之)は、無事彼女を助け出す。
仰々しく脱走したシルバーフォックスはあっさり空手二段の黒部の娘に捕らえられる。
(どういうことよ・・・)
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ロメスが湾空内を歩いているデイビス教授をみつける。
成嶋(大倉忠義)はロメスルームに入って詳細を調べようとするが・・・入室を阻止する砂村(安田章大)。
デイビス教授に協力してテロを起こそうとしてるんでしょう?と問い詰める砂村に業を煮やしたのは成嶋ではなく、そばにいた藤堂(近藤芳正)だった。
藤堂がすべての計画の首謀者だった。
ロメスの06の機能を世界中に目撃させ、ヒンデルの評判を落としてライバル社からお金をもらう予定だったのだ。
藤堂は砂村を人質にロメスルームへ入り、成嶋に06を使ってVIPを殺すように命令する。
成嶋は、わざと自分を周囲に疑わせることで、ほんとうの首謀者をあぶりだそうとしていたのだった。
ロメスはすぐにデイビス教授が偽者であると見破る。これも藤堂の罠だった。
(流石ですね~。これは考えもしなかったです。砂村が疑うように仕向けていたんだから)
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藤堂はVIPに06を使おうとするが・・・。
湾空は民間の施設なので攻撃の06機能は最初からついてはいなかった・・・。
「デイビスからおそわりました。人は必ず過ちを犯す。それを前提にしてシステムを作り上げろと・・・」。
計画が失敗に終わった藤堂は悔し紛れに成嶋を人質にして湾空から逃げようとするが、警備や砂村の活躍で取り押さえられる。
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東京湾サミットは無事開催される。
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藤堂はかつてヒンデル社の裏の仕事をしており、デイビスと知り合った。
彼は父のようにデイビスを慕うようになり最期を看取った。
だが、藤堂は彼に感謝されたけれど、彼が愛し会いたがっていたのはずっと成嶋だった。だから藤堂は成嶋を失脚させてやりたいと計画を練ったのだった。
藤堂は成嶋にデイビスの最期の言葉を伝える。
「伝えるつもりはなかったけれど・・・。
彼はお前のことは恨んではいない。自分が正しいと思った道を歩いていけと言っていたよ・・・」
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藤堂に会った帰り、偶然砂村と鉢合わせする。
成嶋は、砂村に心中を話す。
「テロリストになっても尊敬してくれるか?とデイビスに聞かれた時、僕は言ったんだ。
あなたを軽蔑する、決して許しはしないって。
でもずっと気にかけてた。
もっとあの時、他の言葉をかけていたら・・・。
砂村が僕に言ってくれたように・・・絶対にあなたにそんなことはさせません。
そう言えていたら変わっていたかもしれない・・・」
成嶋は気持ちを爆発させポロポロと涙を流す・・・。
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数日後。
すっきりとした笑顔で成嶋は湾空のみんなに別れを告げ、ハルを連れてイギリスへと戻っていく・・・。
(敬称略)
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意外性があったのは、藤堂が首謀者だったこと。
成嶋がそれに気付いていたことも、カッコ良かったです。
さっすが~天才。
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ただ、最終回は大規模で、手に汗握る展開を期待したんですが・・・。
ほとんどロメスルームの一室で話が終わってしまった。(笑)
ちょっと残念。
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あと、なんといってもシルバーフォックス、しょぼい・・・。
その上、黒部の娘って空手二段なんですって。
あとでシルバーフォックスを捕まえるくらい強いならなんで連れ去られたのかと・・・。
ここはちょっと馬鹿にされたような展開でしたね・・・。
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最後は大団円。
ミュージカル風の演出もありました・・・。
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砂村は成嶋の後押しでまゆ子とカップルになりました。
明るくなった成嶋は縁結びまでしてしまう面倒見のいいヤツでした。
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あんまり・・・空港長のきなこが全然登場しなかったですね。
あとは・・・ハルがカッコいい成嶋についていけて幸せになったと。(笑)
そんな感じかな。
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【総括としては・・・】
ドラマが始まる前は期待がとっても大きかったんですよね。
でも、はじまるとずっと不完全燃焼状態が続きました。
小さく小さくまとめようとしてる感じ。もったいなかったです。
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