« ライアーゲーム2・第4話「回らないルーレット」 | トップページ | 外事警察・第4話「裏切り」 »

2009年12月 5日 (土)

ROMES・第8話「過去」

成嶋(大倉忠義)は拘置所にいる葵(国仲涼子)に面会しにいく。

そこで葵がもらったメールの話を聞く。

ロメスが導入されていることもセキュリティーセンターがメンバーを募集していることも、そしてロメスに06という機能があることも。

ただ葵は06の内容については知らなかった。

「ずっと・・・私とあなたは似ていると思ってた。

いろいろなことを自分の中にだけ押し込めて、それで過去の何かにずっととらわれているんじゃないかって・・・。

私にとって、それは弟の汰嘉の死。

あなたにとってそれは・・・」

成嶋は葵にメールを送ったのがデイビスだと確信していた。

「優弥、もし私がテロリストに協力しようとしていたら、それでも師と仰いでくれるか?」

.

サミット対策警備会議

前回、各国首脳の受け入れ拒否をしていた成嶋は、一転して受け入れに賛成し、警備の強化する場所を指示する。

成嶋の態度を不審に思ったセキュリティーセンターのメンバーは、様子がおかしくなった昨日の成嶋をロメスの映像でたどってみる。

それで、彼が子供からカードを渡されている映像をみつける。

手元を拡大すると、カードには「君の助けが必要だ。デイビス」という文字が・・・。

砂村(安田章大)はデイビスが成嶋の恩師でテロリストに協力していたと言われていた人物であることをメンバーに伝える。

.

一方、シルバーフォックスの二人(初回登場)が拘置所から脱走する。

拘置所の防犯カメラにはその数時間前に彼らに面会に来た人物の姿が・・・。

デイビスだった。

.

セキュリティーセンターの黒部(渡辺裕之)は率直に成嶋にたずねる。

「我々はあなたがデイビス教授とつながっているんではないかと疑っています」

成嶋は嘲笑するばかり・・・。

「自分自身の影に怯える。疑心暗鬼になる。

まさにみなさんのことですね。

疑いたければ疑えばいい・・・」

.

成嶋はセキュリティーセンターで孤立していく。

そんな彼に砂村はめげずに話しかけていく。

「成嶋さん、あの贈られてきた紅茶とチェスのコマはなんだったんですか?」

「・・・両方ともデイビス教授との思い出の品です」

「成嶋さんはデイビス教授に協力しようとしてるんですか?」

成嶋は再び口を閉ざしてしまう・・・。

.

デイビスの言葉が成嶋の頭の中でこだまする。

「優弥、これで満足してはいけない。

私たちは理想とするセキュリティー理論への通過点に立ってるに過ぎない」

.

サミット首脳来日 前日

黒部は、成嶋とデイビス教授が組んでテロを仕掛けてくるという最悪のケースも考えて行動しようとメンバーに話す。

サミットにあわせて閑野(草刈正雄)も帰国する。

閑野は「湾空の利益を害するものは私が全力をあげて阻止する」と宣言する。

.

だが、黒部の娘がシルバーフォックスに誘拐されてしまう。

身代金を要求され、引渡しにはセキュリティーセンターの3人が指名される。

黒部を含めた3人(杉浦太陽、古舘寛治)は身代金を渡すために湾空を出ていく。

.

大事なときにロメスを操作できる人物は成嶋だけ・・・。

黒部は急遽、砂村はロメスへのアクセス権を与える。

.

首脳陣が来るまで、あと2時間

珍しく成嶋は砂村に話しかける。

「誘拐や脱獄の手引き・・・それら一連の動きがもし僕だったらどうします?

もし僕がデイビスに協力してメンバーを危険な目に遭わせて、これから来るVIPを誘拐、殺害しようとしていたら?」

「どうしてそんなことを聞くんですか?」

「砂村は知らないだろうが、ロメスには06という機能が存在します」

「成嶋!」

二人のやりとりを黙って聞いていたヒンデル社の支社長、藤堂が成嶋をたしなめる。

だが、成嶋は黙らない。

「ロメスは01~05の機能がある。

監視、探索、追跡、警告、防衛、状況によってそれぞれのステージが起動する。

そして、06の機能が攻撃です。

ロメスは主に、海外の軍事施設に取り入れられている。

有事に備え、攻撃の機能が必要になります。

このことはヒンデル社でも一部の者しか知らない。トップシークレットです。

06はレーザーの熱放射によって対象物を焼き尽くす。いわば最終手段です。

起動方法は湾空で僕しかしらない。

それを使えばVIPを殺害することは簡単です」

僕を信じられるかと挑むように語りかけてくる成嶋に砂村は今度は堂々と言い放つ。

「そんなことはないと信じてます。

けど、もしそうなら、俺がなんとしてでも成嶋さんを止めます。

絶対にあなたにはそんなことはさせません。

俺の命にかえても」

(敬称略)

.

.

成嶋を誰も信じてないって・・・。

砂村は前に成嶋から信じてもらったのに・・・。

最後には命にかえてもそんなことはさせないって言ってたけど・・・。

.

葵のこともつきとめ、短くても一緒に仕事をした仲でしょうに・・・。

成嶋を信じてやってくれ~~とずっと思っていた1時間でした。。。

.

あと、デイビス教授はセキュリティーシステムを追求するためにこんなことをしてるのかも。ドラマ中での語りを聞いていて、そう思いました。

.

あと、ちょっと気になったのが桜井。あののんびりした子が冷たい表情をしてましたよね。

それから、梶谷。デューク更家さんみたいな運動・・・。指先までピンと立てて体をくねる、くねる~。おもしろかったです。

.

さて、来週は最終回。

もりあがってくるんでしょうか?

もりあげてきておくれ!!(笑)

.

.

★ランキングに参加しています。よろしくです。.

人気ブログランキングへ

|

« ライアーゲーム2・第4話「回らないルーレット」 | トップページ | 外事警察・第4話「裏切り」 »

2009年秋ドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ROMES・第8話「過去」:

» NHKドラマ8 ROMES 空港防御システム 第8回 疑惑 [レベル999のマニアな講義]
『過去』内容サミットが近づく中、成嶋(大倉忠義)宛に送られてくる、妙なプレゼント。様々なことを想定し、ROMESの映像を解析した結果、ウィリアム・L・デイビス教授(ジャンフランコ・シモーネ)を発見する。成嶋のかつての恩師であり、テロリストと繋がりのある...... [続きを読む]

受信: 2009年12月 5日 (土) 21時03分

« ライアーゲーム2・第4話「回らないルーレット」 | トップページ | 外事警察・第4話「裏切り」 »