東京DOGS・第10話最終回「決着のクリスマス」
甲斐崎(水上剣星)が神野に殺される。
由岐(吉高由里子)は西岡医師(ともさかりえ)と共にマンションに帰ってくる。
甲斐崎のところにいた由岐が神野(仲村トオル)と会わずにすんだのは、先に西岡に保護されたためだった。
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特殊捜査課にNY市警の三上(別所哲也)がやってくる。
三上は特殊捜査課を自分の指揮下に置き、由岐もこちらで保護すると宣言する。
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三上はすぐにアメリカの麻薬王ロッシが来日をしているという情報をつかむ。
ロッシが神野と麻薬の取引をするのではないかと三上は推理。神野と共にロッシの動きも探るようにと特殊捜査課に命令する。
さらに、三上らは神野とロッシが会食するという情報をつかむ。
神野がやってくると言われた場所に見張る高倉とマルオ。
だが、そこには神野は現れず、逆に高倉やマルオが狙撃される。
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どうして神野に動きを読まれたのか!と怒り狂う三上。
大友(三浦友和)は、神野は我々を翻弄するために情報を流したのではと指摘する。
面目をつぶされた形の三上・・・。
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三上は再び、ロッシの部下の会話から麻薬取引の日時と場所をつかむ。
特殊捜査課にもその検挙に全力を注いでほしいという三上に、高倉は反論する。
神野とロッシは反目しあう仲、本当に麻薬の取引をするのか?神野の目的はロッシの命なのでは?そういう高倉に、三上は聞く耳をもたない。
「目的など関係ない、神野とロッシを逮捕するだけだ」と。
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クリスマスカードが由岐に届けられる。
「由岐を自由にしてあげる。約束の場所で待ってる」
神野からだった。由岐はそれを見た途端、その場所がどこかを思い出し西岡に伝える。
由岐は三上の保護を嫌い、高倉とマルオのもとへ戻る。
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麻薬取引の検挙に向かう途中、高倉はロッシの娘のコンサートが都内で行われることを知る。
ロッシは娘の演奏会への出席を欠かしたことがない。だからきっと彼はコンサート会場に現れるはず・・・。
神野はそこでロッシを暗殺するつもりだと高倉は大友に報告する。
麻薬取引はロッシと警察の警備を手薄にするための罠だと大友は結論付ける。
高倉とマルオはコンサートへと直行する。
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案の定、麻薬の取引現場では神野もロッシの姿もなく、部下のみが逮捕される。
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クリスマスコンサートのバックステージに忍び込む神野一味。
彼らはロッシの暗殺を試みるが、高倉はそれを阻止する。
追いかける高倉を振り切って逃げる神野・・・。
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由岐はひとり神野との約束の場所へやってくる。
そこには神野が待っていた。
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高倉やマルオも西岡が伝えた由岐の言葉から推理してそこへとたどり着く。
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由岐が記憶を失ったのはやはり神野が目の前で射殺されたショックからだった。
それは組織内にいる裏切り者をあぶりだすために神野が仕組んだ芝居だったが、由岐は知らされていなかったのだ。
「あなたは私を救ってくれた。私もあなたが大切だった。
でも今、私が一番大事だと思ってる人があなたを狙ってる。
あなたはその人を殺そうとしてる」
由岐はマフィアだった神野についていこうとはしない。
「悲しいよ。君も私を裏切るんだね・・・」
由岐をかばって撃たれる高倉。続けてマルオも撃たれる。
乱闘の末、高倉はようやく父を殺した犯人、神野を逮捕する。
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高倉はマルオと由岐が見送る中、アメリカへ帰っていく。。。
(敬称略)
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かる~いドラマで、気楽に見ることが出来ました。
小栗旬さんのスタイルの良さとかとぼけた演技も楽しめましたし。
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ただ、水嶋ヒロさんは滑りっぱなしの一人芝居が気の毒でした。
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おもしろかったのは、
堀川の入院先でのやりとり。
大皿に皮を剥いたフルーツの山盛りで、高倉が「フルーツ、剥きすぎだろ。剥きすぎだ。動物園か・・・」
これには大笑い。発想がすごいです。おもしろすぎっ!
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あと、高倉のコーヒーの押し売りもおもしろかったです。
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それから、高倉家にとうとうマルオと由岐が訪問。
最高潮にてんぱってる高倉もおもしろかったですね。
やっぱりママからの電話だってバレてたのね。
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そして、最後は高倉の由岐を背負い投げするオチで終わり。
「投げられた~。私、女の子なのにぃ~~」
最後にこれが来るとは!好きな終わり方で良かったです。
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総括として、気楽に見られる刑事モノで楽しめました。
思い出した頃にスペシャルとかしそうですね~。
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