外事警察・第5話「突入」
大和田団地にFISHが大量の爆弾を持って立てこもっている可能性が濃厚となる。
そのため、有賀(石橋凌)は官房長官、村松(余貴美子)にSATの出動を要請し、許可をもらう。
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だが、住本(渡部篤郎)は捏造された情報で団地へと誘導されたかもしれない。我々の目を団地にひきつけ、別のところで爆発させるという同時多発テロの可能性も指摘する。
すでにテロリストがいる形跡もみつかっているため、有賀は今夜0時までに結論を出せと住本に迫る。
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住本は自分たちの動きや愛子(石田ゆり子)やニケのことまで知られていることに警察内部に内通者がいるのではないかと疑いはじめる。
そして、その真偽を確かめるためにジュリオから事情を聞こうとする。
だが、すでにジュリオは姿をくらましたあと・・・。
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ジュリオは仲間のテロリストと連絡をとっていた。
「警察は我々には手を出せない。まもなくテロは実行される。
その前に女を始末しろ」
ジュリオは仲間から銃を渡される。
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住本は自分たち、外事4課を探っていた男の後を五十嵐につけさせていた。
だが、男はかなり高度な訓練を受けたプロで、あっさりと撒かれてしまったという。
住本はより詳しい背景を外事4課の刑事達に調べさせる。
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ジュリオが愛子を呼び出す。
陽菜(尾野真千子)はさっそくゼロ(遠藤憲一)にそれを伝える。
住本が今回のテロ情報を偽だと疑っていることを聞かされていたゼロは、愛子をオトリにしてジュリオ確保に動く。
そのため愛子に300万円の謝礼とジュリオにも1億円を渡すと・・・。
ゼロは村松に連絡し、内閣官房機密費からその費用を捻出する。
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愛子のもとへと向かう陽菜に声をかける住本。
「お前にできるのか?
下村愛子の精神は限界を超えてる。これ以上使えば、彼女は壊れる」
住本にそういわれた陽菜は挑戦的に彼を見返す。
「壊れたら壊れたで仕方ないじゃないですか?国益のためなんですから。
主任に教わったことですよ」
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スペード社のオフィスへと招かれる村松。
スペード社の支社長は村松へ日本のセキュリティーを任せろと売り込む。
「我々は諜報機関さえ持たない日本とはわけがちがう。
まして情報管理もできないようじゃ致命的です」
村松はテロリストの情報を載せている週刊誌を見せられる。
マスコミにテロ情報がリークされていることを知った有賀たちは突入の予定を早めることになる。
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愛子が陽菜とともにジュリオに会いにいく準備をしていると・・・。
愛子の携帯が鳴る。住本だった。
「わかっていると思うけど、ジュリオはテロリストの一味だ。
やつらは容赦しないぞ」
「自分だけ逃げるの?
私を引きずり込んだのはあなたよ。勝手なのはあなたよ。
私はもうあとには戻れないの」
住本と話した後、愛子はジュリオと会うのをやめると言い出す。
「なんであいつなんですか?
なんで私じゃダメなんですか?私だってあなたを守る覚悟でいるんです」
「でも、私にはあなたは必要じゃない。
あなただって私が必要じゃないでしょ?」
陽菜はゼロに作戦を中止することを伝える。
ゼロはもはや有用性はないとして愛子と陽菜を切り捨てる。
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ニケが生前、用意していた贈り物の中に戦場にいるジュリオの写真をみつける住本。
本物のジュリオは2年前に死んでいた。ジュリオと思われていた男は別人で本物のテロリストだった・・・。
住本は愛子に会いにいく。
「ジュリオはあんたを殺せと命じられている。
それでもやってもらえますか?」
「私はずっと底なしの泥沼にいた。
あなたは突然あらわれて私を無理矢理そこから引っ張りあげて救ってくれたの。
騙されたからやってるんじゃない。
救ってくれたからやってるのよ。
あなたが望むならやるわ。」
それは住本さえ驚く愛子の本心だった・・・。
陰で二人のやりとりを聞いてた陽菜が住本に呼ばれる。
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愛子と住本、陽菜の3人はジュリオとの待ち合わせ場所に向かう。
愛子は銃をつき付けられながらもジュリオを説得する。
「警察の人に頼まれて・・・。ずっとだましててごめんなさい」
ジュリオの表情から殺気が消えていく。
「お願い、助けて。
殺してはいけない。彼らはテロリストじゃない」
ジュリオらはやはり大和田団地にわざと警察の目を向けようとしていた。
住本は即座に有賀に連絡し、突入をストップさせる。
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大和田団地で、爆弾だと思われていたものはただの肥料だった。
そして、潜伏していると見られたいたテロリスト、クレメントの行方も消えていた。
住本の班は今回のことで責任を背負わされ謹慎処分となる。
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外事4課の動きを探っていた男の背景が明らかになる。
男の後ろにはスペード社の重役がいた。
その支社長は元CIA。
彼らは日本をテロの脅威で怯えさせ、自分たちの警備会社を売り込もうとしていた。
そのためにFISHを送り込んだのだった・・・。
スペード社の日本支社長は自社の株価の上昇にほくそえんでいた。
(敬称略)
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ぶっちぎりでおもしろいですね。外事警察。
ところで、すごい話になってきました。
自分の警備会社を売り込むために日本にテロリストを仕向けた?
なんというかビックリな展開ですね~。
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陽菜は言ってしまいましたね~。
強がってるんでしょうけど、壊れたら壊れたでいいなんて。
陽菜は浅い・・・。結局、手に負えなくなると投げ出すんじゃないの~。
住本のせいにするんじゃないわ~と腹がたちました。
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私にはあなたは必要じゃない、
あなたにも私は必要じゃないと、はっきり愛子に言われてました。
しっかり見透かされてるんですよね。愛子に。
ああいう風にはっきりと言える愛子を見直しました。
まあ、愛子の心の深いところに触れられたのは住本だけですから。
でも、今後はどうなるんでしょう・・・。
今回の終わり方だと、そんな愛子を裏切ってるのか?住本・・・。
そうでないといいんだけれど・・・。
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奥さんには離婚届を。
なんちゅ~勝手な手紙の文面。
でも、危険な仕事をしていても幸せが欲しかったんだろうな~と同情したりもして。
奥さんがどんな風に出るかも気になります。
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ニケの身重の奥さんにニケの死は到底言えないでしょう・・・。
久保田が怒ってる気持ちも真っ当だけれど・・・。
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まあ、なんといっても注目は来週のタイトル。
「その男に騙されるな」とか、、、。
公式HPのトップにあるこのコピー。
これが最終回のタイトルになるなんて・・・。意味深です。
いや~ん。。。住本がみんなを騙してるの?
でも、自己嫌悪でネクタイで自分の首を絞めていたシーンもあったし、住本がはじめから何かを仕組んで事を運んでいたなんてことはないでしょう。
きっと。
多分・・・。
いやあ~・・・どうなるんでしょうね。
考え始めると眠れなくなりそうなんで、考えないようにして土曜日を待ちたいと思います。(笑)
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