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2009年10月18日 (日)

アンタッチャブル・第1話「事故を予言する女」

遼子のキャラが、おもしろい!

トリックの山田を彷彿とさせます!これは化けるかもよ~~~。

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鳴海遼子(仲間由紀恵)は2年前まで超一流誌国民ジャーナルにいた。

不正を告発した人物を応援する記事を書いたのに上司が改ざん。

それがもとでケンカして退職、今日から三流週刊誌アンタッチャブルの一員となった。

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遼子が編集部に着くと、いきなり事件を伝えるTVニュースが。

橋の欄干崩落事故で死者まで出たらしい。

テレビでは元TV報道記者で今はフリーのジャーナリスト有栖川スミレ(浅野ゆう子)が欄干工事を請け負った双津葉建設を批判していた。

彼女は遼子のあこがれの記者だった。

スミレは企業の体質により起こる数々の事故を予言し、的中させていた。

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そのスミレのスキャンダル写真が編集部に送られてきた。

「名なしの権兵衛」からの封書で、男との密会写真だった。

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遼子は編集長樫村(田中哲司)からスミレの密会について取材をして来いと言い渡される。

反発しながらも渋々スミレに会う遼子だったが、まったく相手にされない。

同行したカメラマン鷹藤(佐藤智仁)はあきらめて帰ろうとするが、遼子はスミレの反応を見て、絶対に何か隠してると闘志を燃やすことに・・・。

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そんな折、欄干崩落事故の犯人が逮捕されたというニュースが。

犯人はスミレの密会相手、西園寺だった。

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週刊アンタッチャブルはスミレが西園寺を使って自分の予言を実行させたのだという記事を掲載する。

週刊誌が飛ぶように売れて喜ぶ遼子たちだったが・・・。

取調べ中の西園寺が服毒自殺する。

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スミレは記者会見して週刊アンタッチャブルを批判するとともに、「これからも全国各地で悲惨な事故が起こらないとも限りません」とあらたな予言をする。

数日後、予言は現実になる。

そのどれもが双津葉建設の製造したもので起こった事故だった。

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編集部にはさらに「名無しの権兵衛」からのファックスが届く。

「最悪の連鎖、有栖川スミレの電波に乗せた言葉は人を殺す」という内容が。

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そんな時、事故現場や西園寺の体内からバッジが発見される。

公安部にいる遼子の兄(小澤征悦)はそのバッジがカルト教団、日の出教団のものであることを教えてくれる。

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遼子はその教団の集いに参加する。

彼女が国民ジャーナルの記者だと思い込んだ教祖代理(篠井英介)は、双津葉建設の不正工事を裏付ける資料を渡す。

「これを報道すればあなたは正義のジャーナリストになれる。

あなたが書いたとおり世の中は動く。真実になります」と言いながら。

教祖代理の言葉に遼子は、スミレの予言のカラクリを知ることになる。

信者たちに追いかけられながらも、なんとか逃げ切って外へ出る遼子。

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編集部に戻ると、テレビではスミレが週刊アンタッチャブルを批判していた。

それを聞いた遼子は今度は私が殺される番なんだわとわかってしまう。

何度もスミレのVTRを見ているうちに気付いたのだった。

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遼子はスミレに会いにいく。

そして、彼女にファックスを見せる。

「わかったんです。私。

あなたの予言は、あなたが最悪という言葉を使ったときだけ実現する。

予言は日の出教団と対立する企業を攻撃していただけ。

その予言の実行は信者たちがやっていた」

遼子は日の出教団の信者に取り囲まれ、ビルから落とされそうになる。

それを阻止したのは遼子の兄や鷹藤だった。

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「フリーのジャーナリストなんて、大きな事件を扱わない限り注目もされない。

でも、2年前のある日、日の出教団の西園寺が現れた。

この資料を報道したらあなたの言葉どおりに事件が起きます。

誘惑に負けてテレビで発言してみたらそのとおりになった。

それ以来、麻薬のように教団から逃げられなくなった・・・」とスミレは白状する。

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遼子は気になっていることをたずねる。

「名なしの権兵衛が何者なのか知りませんか?」

「もしかしたらどこかの組織が、教団と私をつぶすために動いたのかもしれない・・・。

深入りしない方がいいわよ。世の中には知らない方がいいこともあるの」

スミレはそういい残し、ビルから飛び降りてしまう。

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その後、遼子はそのすべての経緯を記事にまとめる。

だが、発売された週刊アンタッチャブルには最後の「名なしの権兵衛」に関する件はカットされていた。

カットしたのは編集長。

猛抗議する遼子に彼は、「触れちゃいけない闇もある。闇に近づけば闇に飲み込まれるだけだ」と意味深な忠告をする。

だが、遼子も負けてはいない。

「でもその闇を白日のもとにさらすのがジャーナリズムじゃないでしょうか!」

彼女は鷹藤とともに手がかりを求めて街へ出ていく。

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闇の存在を知った初回でした。

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(敬称略)

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なんといっても遼子のキャラがおかしい!

恋愛に関してはあつかましく、交際してたわけでもないのにそうだと匂わせるし。(笑)

「恨みノート」をつけていて、いつか、ギャフンと言わせてやるリストを増やしていっているし。これはおもしろすぎっ!

遼子のファッションもユニークですしね。

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それに兄との夕食のメニューはチキンラーメンとカレーライス。

兄も不思議に思っていないところを見ると、鳴海家は代々こんな食卓だった模様。

私はこんな取り合わせの夕食初めて見ました。

あと、兄に恋愛指南本を読まれて、小さくなってるのもかわいかったし。

この兄妹はいい味出してます。

兄はちょっと怪しさもふりまいてますが・・・。

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あと、編集部でみんなと一緒にテレビを見ていたときのこと。

ベテラン記者の中原が、各局同時の生放送を利用して、チャンネルをパラパラ変えて、いろんなアングルから見ようと遊んでましたね。

私もよくやります。

「どのチャンネルを見る~?」なんて聞きながら。(笑)

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さて、闇の正体は永倉HDの社長なんでしょうか?

この社長、冒頭欄干崩落事故の近くにいて、子供たちに風船を渡してるんですよね。

彼は闇の番人みたいな存在で、その奥に本当の闇の組織があるんでしょうか。。。

編集長も怪しいし・・・。

まあ、それよりまず1話1話のお話を楽しみに見ていきたいと思います。

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アンタッチャブル、想像していたよりおもしろくて視聴決定です。

できたら、毎回感想を書きます。

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