官僚たちの夏・第4話「アメリカの罠」
※内容が難しく、調べながら書いていては時間がかかりすぎるのであらすじはパスしています。
この記事は感想のみです。(敬称略)
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おもしろい!!!!おもしろです!!!
こんなドラマをもっと見たいです!
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まあ、一週間に何本もこんなドラマがあったら、胸焼けしてしまいそうですけど・・・。
でも、時間をかけてじっくり描いてほしいです。
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さて、国内産業派と国際通商派の対立が表面化してきました。
風越(佐藤浩市)VS玉木(船越英一郎)です。
そこに政治家が加わって、ドロドロしてきました。
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アメリカの要求に応じて、綿製品の対米輸出規制を行ったため繊維業界は瀕死状態。
連日のように中小の繊維会社の社長さんたちは通産省の前で窮状を訴える。
でも、無視されるばかり。
風越は池内通産大臣(北大路欣也)の政敵である大蔵大臣の須藤(長塚京三)に会いにいき、繊維業界への融資を頼む。
なんとかして倒産する会社を少なくしようとするのだけれど・・・。
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追い討ちをかけるように、GATTでアメリカやヨーロッパ各国は貿易自由化をさらに要求。
池内通産大臣は、まず繊維産業の自由化を通産省に求める。
国際通商派である繊維局長の玉木はそれに応じようとする。
だが、風越たちは猛反対、池内は多数派工作をして、風越ら国内産業派を封じ込めてしまう。
一室にこもって局長?以上の人たちが集まっての会議は息がつまりそうでした。
ドラマとしてみているから気楽ですが、実際にこんな中にいたらストレスで体を悪くしてしまいそう。
ほんとにタフな人達です。
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それと見ているうちに、風越の方針がいいのか、玉木の方針がいいのか、わからなくなりました。
国の行く末を決めるって怖いことなんだなと思いました。
前回、真(吹石一恵)も言ってましたが・・・。
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この会議の決め手となったのが、事務次官(春田純一)の過去の出来事・・・。
昔、事務次官が作成した文章を読み上げ、池内が大臣の職を辞したことがあり、そのことで借りがあり・・・。
だから、多数決になったときには次官が最後には自分の味方につくと池内は読んでいたんですね。
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それに、なぜ貿易自由化で一番に繊維業界が狙われたのかというと・・・。
自分の政敵である須藤の献金先である繊維業界の勢いをつぶしておきたいという池内の思惑があったんですって。
政治家のドロッとした黒い部分が垣間見えました。
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政治家のパワーゲームで、これ以上自分たちが育ててきた業界をつぶされてたまるか!と風越たちは、自分たちで法律を作ろうとする。
ここで、ずっとフランスにいた牧(杉本哲太)が帰国。
来週からは牧も加わったお話になります。
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今回も繊維会社の社長さん(桂ざこば)にジ~ンとしました。
従業員や家族を守るため、自分の看板を捨て大手に吸収されることを選ぶ社長さん。
一番、気持ちがわかりやすい人物でした・・・。
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あと、片山(高橋克典)。
彼は言葉が少なくて際立って冷酷な人に見える。
どうせなら、私のようないろいろと疎い人間のために、世界からみた日本とか、貿易自由化がどう大切であるかということを噛み砕いて説明してもらえたらなあ~と思います。
国際通商派の考えはあまり語られてないので。
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今回のお話は1959年あたりのお話でした。
ほんと、それぞれの思惑が交錯するので理解しようと一生懸命見ています。(笑)
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来週も楽しみにしています。
いつか、大河ドラマで近代をやってほしいなとちょっと思いました。
1年かけてやってくれたら、しっかり見たいです。
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コブクロの主題歌もいい曲ですね。
やっと主題歌まで気がまわるようになりました。(笑)
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