コールセンターの恋人・第2話「わけありタラコ」
※コールセンターの恋人は1話のレビューはありません。2話からレビューしはじめます。
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南極アイス(名取裕子)が今回テレビショッピングで紹介したのは「わけありタラコ」。
わけありだから限定500。
コールセンターには視聴者からの注文が殺到する。
その反応を見た南極アイスは追加1000パックを北野水産に発注する。
だが、わけあり商品は、たまに出るからわけあり。そんなに崩れたタラコがあるわけもなく、北野水産は取引を打ち切られるのを恐れ泣く泣く、わざとタラコを崩してわけあり商品を作ることになる。
僻地にあるお客様相談窓口のメンバーはみんな、どうしてこんなに「わけありタラコ」が存在するのかと首をかしげるのだった・・・。
そんな折、お客様相談窓口に、変わった苦情の電話がかかる。
その若い女性は南極アイスの悪口を言っていたかと思うと、次はわけありチョコでお腹を壊したといい・・・。
青山(ミムラ)のかわりに都倉(小泉孝太郎)が話を聞いていると、結局は「わけあり商品」が気にいらないようで・・・。
いつものように同僚たちが女性の心情を推理していると、その電話の向こうで彼女と母親と思われる女性との会話が聞こえてくる。
都倉は、その内容からすぐにそれが北野水産からの電話だと気付く。
そして、彼女が何を訴えたかったのか知りたくなって、自腹で北海道へと飛ぶ。
・・・。
(敬称略)
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第2話は、とてもおもしろかったです!
どうして、1話を「高枝切り鋏で立てこもり」なんて、トッピな話にしちゃったんでしょう・・・。
金属の看板を高枝切り鋏で切りたいなんて・・・理解できないですよ。
もったいない・・・。
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今回の「わけありタラコ」は、とても現実的で共感を呼ぶ話。
また、風刺もきいていて気持ちのいい話でもありました。
1話よりずっと丁寧に作られていたと思います。
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ネット通販でも、「わけあり商品」は当たり前になっていますけど、その販売量があまりに多いと、どうしてそんな商品が多いのか疑問に思うことがあったんですよね。
当然、今回の話のようなことはありそうですものね。
だから、タイムリーなお話だったと思います。
都倉に諭されて、反省した南極アイスが考え出したのは、通常タラコに「わけあり」を入れた商品。
みんなが丸くおさまって良かったです。
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「わけあり」で安くないなら買わないという視聴者の苦情には、青響(あおきょう:青山響子の略)が珍しく吠えてました。
怒る時は怒るんですね。
彼女の新しい面が出てきました。
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北海道の北野水産で「通りすがりの都倉です」と言う都倉に思わず大笑いしてしまいました。
都倉の後を追いかけてきた女の子がお礼を言うシーン。
笑顔がよくて、ジ~ンとしてしまいました。
北野水産が取引を打ち切られなくて良かったですわ。
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1話を見た後、今後は青響(あおきょう:青山響子の略)対南極アイスの戦いになるのかと思っていたんですが違いました。
このドラマでの都倉の役割が見えてきました!!
とってもいい感じです。
苦情に対して、ほんとに親身になって動いてあげるのは都倉なのかもしれないですね。
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また、青響がほとんどコールセンターに泊まっているのは誰かからの電話を待っているから・・・みたいですね。
お客様相談室の面々はみんな「わけあり」だけれど、青響も何かを胸に秘めているんですね。
無言電話を受けた時の横顔・・・。
なんだかちょっと切なげで恋愛色?も帯びてきたみたいです。
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都倉もその待ち人が気になるよう。
青響に崖でたずねて、「2時間ドラマじゃないんだから・・・」と茶化されて答えてもらえませんでした。
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みんなの素性もわかり、いろいろと深みも出てきました。
楽しくなってきましたわ!
うれしいっっ!
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このドラマだけでなく、夏ドラマを見るこちらもエンジンがかかってきました。
来週も楽しみにしています!!
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