ぼくの妹・第11話最終回「兄と妹」
颯(長澤まさみ)のところから九鬼(千原ジュニア)が姿を消して数日後。
大学病院で診察中の盟(オダギリジョー)のところに電話が入る。
箱根の旅館からだった。
妹さんが一人で宿泊していて、部屋に閉じこもったまま泣いているというのだ。
自殺を心配した旅館側がなんとか盟の名前を聞きだして連絡してきたのだった。
驚いた盟が旅館に到着すると、元気そうな・・・ふてくされた颯が待っていた。
旅館の豪華な食事をつまみながら、「お兄ちゃんが私と九鬼さんの仲を壊した」と盟に再びぶつぶつ文句を言う颯だったが・・・。
やがて旅館で知り合った庭師に教えられた花の話へと話題が変わっていく・・・。
そして、時折、笑顔が弾ける。
颯の新しい恋のはじまりだった。
・・・。
(敬称略)
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10話の感想で、颯にも九鬼にも感情移入できなくて、でも盟の気持ちはよくわかると書きましたが・・・。
最終回を途中まで見て気付きました。いまさらですが・・・。
颯が新しい恋人を盟に紹介しているシーンを見ていて、「盟は一体何人の男性をこうやって紹介されてきたんだろう?」と思ってしまい・・・。
あら?もしかして、弁護士の瀬川と、九鬼と、庭師の築山に関しては、視聴者である私も一緒にふりまわされたってこと?と。。。
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そういえば、どうして不倫なんかしてるのよ~とか、借金の多い人じゃない~とか、マザコンっぽいわよ~と思ってハラハラして見ていたんですよね。
盟の心境と一緒だ・・・。
このドラマって、盟と一緒に颯にふりまわされよう~!っていうのが目的だったんですね。
そう結論が出たら、妙に笑えて仕方なかったです。
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颯・・・。
次から次へと結婚相手、みつけすぎっっ!
それも数珠つなぎ・・・。
結婚願望の強い世の中の女性ってこんなんなのかな。
しかも、出逢う人、出逢う人、高確率でつきあってる・・・。
有り得ないですよね、普通、こんなの。
まあ、ドラマだからなんでしょうけど・・・。
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そう思いつつ、築山のマザコンが確定的になり・・・。
またまた、颯に呼び出されてる盟。
診察中でも、指が骨折してても、一切気遣ってもらえない盟を不憫に思っていると・・・。
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颯のウェディングドレス姿を見せられて、感動して目を潤ませている盟の表情で・・・。
思いがけず、私の涙腺が決壊。
あの表情だけで、大泣きしました。
不意打ちで泣かされた~~。
お兄ちゃんだけに見て欲しかったって・・・。かわいすぎるっ。
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肝心の大事なことは決められない颯。
もうね、結婚相手はお兄ちゃんに決めてもらいなさい。
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突然、ホテルで築山を紹介されて、「ねえ、どう思う?」と繰り返し聞かれる盟がおかしくてたまらなかったです。
「どうってわからないよ・・・、会ったばっかりだから・・・」
それしか言えまい・・・。(笑)
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結局、人生は旅。
颯は、築山との結婚をとりやめ、もう男はこりごりで、しばらくは一人で花畑を切り盛りしていく・・・らしい。
盟は、大学病院で働きながら、土日に田舎の診療所に通うという日々を送っていくらしいです。
この兄妹はずっとこんな感じでいくんですね。
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変に納得できた最終回でした。
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