BOSS・第6話「天才少女の罠」
女子高生、沙織が男を殴打している・・・。
翌日、学校の廊下で沙織は由貴に怯えながら相談している。
「沙織、大丈夫よ。証拠はすべて私が隠滅したんだから。」
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名門進学校、英明女子学院の体育教師、増岡が頭部を殴打、殺害される。
女子高の聞き込みをスムーズに行うために絵里子(天海祐希)のチームがその事件を担当することになる。
殺害現場になった増岡のマンションには、凶器らしきものを含め一切の遺留品はなく、部屋はすべてがキレイにふき取られていた。
犯人は徹底的に痕跡をなくすため、増岡の体に漂白剤をまいていた。
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絵里子は、犯人は相当に頭が切れ、几帳面、かつ粘着質な性格だとプロファイリングする。
対策室の捜査がはじまる。
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絵里子は増岡の職場である女子学院へ出向く。
そこで、学校一の秀才であり、増岡と交際していたという由貴(志田未来)に注目する。関係者の中でアリバイがないのは由貴だけだった。
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絵里子は由貴を任意で呼び出し事情を聴く。
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そんな時、化学の教師、二宮の自宅付近から凶器や漂白剤など続々とみつかる。
二宮も増岡と交際していたことから、一時は疑われるが、絵里子は彼女はシロだと断言する。
それは、あれほど証拠を隠滅しようとした犯人が自宅近所に遺留品を捨てるわけがないというのだ。誰か別に犯人がいて偽装しているのだと。
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絵里子はやはり由貴を疑うが、由貴のコンビニでのアリバイがあることがわかる。
増岡宅とコンビニは遠く、死亡推定時刻に由貴が彼のマンションにいることはできないのだ。
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その上、増岡のマンション前に犯行時刻に由貴の親友、沙織がいたことが判明する。
絵里子は沙織にウソ発見器を試したいと言い、そばにいた由貴はその立会いを申し出る。
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だが、取調室で沙織がウソ発見器にかけられている間、別室にいた由貴は沙織より自分の表情を絵里子たちに探られていることに気付く。
沙織や二宮でなく、なぜ私が疑われているのか、アリバイがあるのに。
由貴は絵里子達に抗議する。
絵里子は死亡推定時刻が1時間ずれていたため、由貴のアリバイがなくなったのだと告げる。
由貴の表情に焦りが見え始める。
・・・。
(敬称略)
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なんか、悲しくなってしまった・・・。
後味が悪いというより、可哀想で・・・。
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ずっと生意気全開だったのに・・・。
彼女の敗因は絵里子を見くびったことかな・・・。
絵里子に本気で罠にかけられるとは思ってなかったんでしょうね。
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絵里子と由貴のやりとりは固唾をのんで見守ってました。
特に、後半の絵里子に容赦なく追い詰められるシーンは息苦しくなるくらい。
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話は、焦った由貴が、絵里子達が探している増岡の日記を二宮のロッカーに置きに行ったことで、犯人とバレてしまいました。
沙織は自分が殺したと思っていましたが、実は増岡はまだ生きていて証拠隠滅をはかっていた由貴によって殺されたのでした。
動機は、日記に自分の事が何も書かれていなかったから。他の女性のことは悪口であれ、なんらかの記述があったのに・・・自分は女性としても見られてなかったから。
証拠隠滅最中の自分を当の増岡に目撃され冷静さを失ったからもありますね。
こんな風に書くとピンとこないな・・・。
学校一の秀才なのに・・・そんな動機なのは、ちょっと虚しかったです。。。
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こんなにお話がしっかり作られていると、その中心の絵里子と由貴のやりとりでいっぱいで、他のキャストの出番が少なくなっちゃいますね。
それがちょっと残念かも。。。
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片桐は、少しずつチームに馴染んでますね。
真実は前回で吹っ切れて、今回からは捜査に率先して参加してるし。
山村のことを「ヤマム~」って呼んでいてかわいかった~。
岩井VS由貴もおもしろかったです。
野立は相変わらずトボケた感じのセリフが好き。サマンサタバサはまったくわからなかったけれど・・・。
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あと、天海さん、カツゼツがめちゃめちゃいいですね。
きちっと口元が動いて発音していて、聞き取りやすいったら!
気持ちいい!!
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来週の犯人も手強そう~。
すっごく楽しみです。
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