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2009年3月に作成された記事

2009年3月31日 (火)

冬ドラマ総括&原作マンガ:(メイちゃんの執事1)

冬ドラマはもうダントツで「メイちゃんの執事」でした。

こんなにはまったのは何年ぶりでしょう。

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ところで、原作マンガを読みました。

ドラマが終わるまで、読むのを控えていたんですが、最終回をむかえてあまりに寂しいので一気読み・・・。

原作は原作で大好きです。おもしろいですね~。

要所要所にいいセリフがあって、乙女心もくすぐられるし。

ドラマの方にも取り入れてほしかったシーンとかも結構あります。

このシーンをいれて、このシーンをはずしたのはなぜ?とかマンガを読みながら思いました。

ドラマとは主人公のキャラがかなり違うので、すべてを活かすことはできないのかな。

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ドラマでは、主人公のキャラを変えたことによって、舞台や設定は同じでも話を再構成しなおしています。別次元のお話になってるのがすごいです。

ドラマを見ているときに、昔ながらの少女マンガの王道をいってるなあ~としきりに思っていたんですが。

原作漫画より、ドラマの方がその方針で突き進んでいたんですね。

びっくりしました。

ブレない一本筋の通ったきちんとしたメッセージ性があり、それを完璧に構築されていたプロデューサーさんや脚本家さんには感動してしまいます。

私はそこに見事にはまって、大変元気をもらいました。

どこに行っても、何かをはじめても、逃げ出さず戦う姿勢を忘れず、人を信じてやっていきたいと思ってます。

年齢関係なく、こういう思いにさせてもらえるドラマにはなかなか出会えません。

もちろん、理人とメイの恋も素敵で、切なくなったりドキドキしたり・・・。

最近ではあまりドラマから感じることがなかった揺れる”恋心”にも酔わせてもらったし。

大切なドラマです。

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続編ができたらいいな。

一週間後が待ち遠しかったあの3ヶ月が、またやってきてほしい・・・。

スペシャルより続編でお願いします~♪

テレビ局がこんな多くのファンの願いを叶えてくれたらいいけれど。

テレビ局もドラマ好きでいてくれるかどうか、見届けたいと思います。

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それからこれを機に完全にマンガ復活です。

十年あまりマンガから遠ざかっていたんですが(その間、購入したのはのだめとデスノートくらい)、今回で私の中のマンガ好き細胞がバリバリガリガリと一気に目覚めてしまいました。

見事に大復活です。

ローズ様みたいマンガの山に埋もれることになりそう・・・。ブルブル。

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自分の好きなものを、わざと遠ざけるような真似はせず、死ぬまで好きでいようと決めました。

お婆ちゃんになっても、「メイちゃんの執事」みたいなドラマに喰い付く人でいたいです。

絶対に!(笑)

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2009年3月30日 (月)

映画相棒TV放送。冒頭に神戸登場&映画「米沢守の事件簿」

いやあ~、映画の相棒がテレビで放映されるにあたって、冒頭に5分ほど、新しい撮り下ろし部分が!

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外国に旅行にいっている右京のところに電話があり、出てみると神戸。

留守を預かっている神戸がひますぎて過去の事件を調べていたら、東京マラソンの事件が気になって聞きたいと連絡してきたのだ。

右京に自分で調べなさいと電話を切られ、神戸は捜一トリオや米沢に聞いてまわり・・・。

「まあ、これから日曜洋画劇場で放送されますから、神戸さんも見てください」とおすすめされる。。。

こんな感じです。

最後にもちょっとだけ登場。

「わかりましたか?ファイルはきちんと元にもどしておいてくださいね!」とかなんとか・・・。

右京に言われてました。

まだまだ全然打ち解けていない二人です。

ここからすこしずつ距離が縮んでいくのか・・・次シリーズも楽しみですね。

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私はなにげに神戸、好きなんです~。

右京の手を焼かせてくれそうだし、ツーショットを見るとほのぼのするし。

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それから!

「米沢守の事件簿」

さっそく観てきました~♪

平日朝一の回だったのに、席は満員。

映画の最後にもおまけ映像があるということが、周知されているようで、終わってもほとんどの方が席を立たれませんでしたよお~♪

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映画の方はもうちょっとこうしてほしいと、思うところもありましたが、楽しめました。

米沢さんのために相棒ファミリーが動くところは、ちょっとワクワクしました。

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2009年3月28日 (土)

おすすめ映画「ボーン・コレクター」

最近もテレビで放送されていたこの作品。

公開時にヒットしたのかどうかわからないですが、お気に入りで録画を消せずに、たまにリピートしています。

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何万冊という膨大な文献を読み、すべてが頭に入っていると言う天才的な頭脳を持つNY市警の刑事リンカーン(デンゼル・ワシントン)。

彼は数年前、捜査中の事故で全身マヒとなり寝たきりの生活を送っていた。

ベッドに縛られ、刑事達の持ち込む事件に解決のヒントを与える日々。彼はそんな自分の状況に絶望し、尊厳死を願っていた。

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警察官のアメリア(アンジェリーナ・ジョリー)は子供の通報で駆けつけた現場で砂利の中から男の遺体を発見する。

彼女は講習で学んだ鑑識の知識をいかし、現場を保護、証拠を丁寧に収集する。

その現場資料を見たリンカーンは鑑識としての彼女の才能を見出し、自分の手足となって証拠集めをする助手として抜擢する。

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再び同じ犯人による殺人が起き、それは猟奇的連続殺人事件の様相を呈しはじめる。

リンカーンの命令で現場に駆けつけたアメリアは、無惨に殺された被害者と対峙する。

被害者の腕を切り取ってでも犯人の手がかりを手に入れて来いというリンカーン。

鑑識経験の浅いアメリアはその冷徹さについていけず激しく反発するが・・・。

やがて、加速していくリンカーンと猟奇連続殺人との頭脳戦に、自らの意志で飛び込んでいく・・・・。

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アンジェリーナ・ジョリーは冒頭の死体発見のシーンがとても魅力的。

そして、もちろんデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーとのやりとりも。

どんどん起こる猟奇殺人を解き明かそうとしていくところなんて、弾き込まれてしまいます。

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まあ、テレビでの放送があった時には、見てみてくださいね。

ずっと思ってるんですけど、こういう設定のドラマを作ってほしいな。

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あと、ニコラス・ケイジの「ザ・ロック」もおすすめです。

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2009年3月26日 (木)

メイちゃんの執事・第10話最終回

遅くなりましたが、最終回のあらすじ&感想です。

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「メイちゃんの執事」は最高でした。

こんな素敵なドラマに出会えるから、私はテレビが大好きでいるんだと再認識しました。

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メイは、理人の部屋の前で、彼が支度を終えて出てくるのを待っていた。

剣人たちがデュエロを必死でとめても、深手を負った理人は聞こうとはせず、戦うと言い張ったのだ。

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支度を終えた理人が部屋から出てくる。

心配そうに自分を見るメイに、理人は矢傷のあたりをポンポンと叩いてみせる。

「お待たせいたしました。

では、参りましょう。」

けれど、その顔色はすぐれず、声のハリもない。

メイはそんな理人に思い余って抱きつく。

「・・・ひとつだけ・・・、約束して・・・。」

理人の表情が不安にゆらぐ・・・。

「・・・私のそばにいて・・・。これからもずっと・・・。」

理人は、メイの体をしっかりと抱き寄せ、いつもの優しい声でささやく。

「メイ様、私を信じてください。

信じてくだされば、私は必ずその信頼にこたえます。」

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この冒頭からデュエロ終了までがかなり好き。何度見返したか・・・。

すごいシーンの連続ですよね。深いなあ~と感動します。

最終回にきて、ロマンティックなシーンも満載です。

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デュエロがはじまる。

だが、初めから理人の剣は、忍に容赦なく弾かれる。

すばやく剣を拾い、体勢を立て直す理人だったが、忍の剣の受け・・・。

肩を切られ、血がにじむ・・・。

「勝負になりそうにないな。」

忍は、余裕の表情で嘲笑う。

さらに、理人のわき腹の傷を狙い、何度も攻め立てる。

理人は激痛に顔を歪め、苦しげにあえぐ・・・。

「がんばって・・・」

応援するメイの声も、か細くて・・・。

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そんなメイのそばにいつの間にかルチアが立っていた。

「メイさん、負けを認めなさい。このままじゃ、理人様が死ぬわよ。

あなたやクラスメートの退学は条件からはずしてあげるわ。

あなたが理人様をあきらめさえすれば。」

ルチアの提案をメイはきっぱりはねつける。

「あきらめません!あいつは負けません!約束しましたから。」

ルチアはメイの予想外の強気に驚く。

「バカなこと!・・・この状態でどうやって勝つというの?」

「リカとデュエロをした時に、あなたの執事が教えてくれました。

”執事は信じられなければ、力を発揮できません。”と。

あなたは自分の執事を信じていないんでしょう?

だから、多美にあいつを襲わせた。

そうでもしないと勝てるかどうか不安だったから。

ルチア様!

あなたは一番大切な人を傷つけたの。自分が手にいれるためだけに。

あなたには負けない!

絶対に!柴田理人を渡さない!

あいつは、私の執事だから!」

メイに激しく責められたルチアは逆上する。

「彼は、私のものよ!

忍!理人さまを始末しなさい!どうなってもかまわないわ!

はやく私のものにしてっっ!!!」

メイはルチアの言葉に目を見張る。

だが、ルチアは忍に命じるだけでなく、そばにいたメイを力一杯、突き飛ばす。

そして、隠し持っていたナイフを頭上に掲げる。

「あなたもよっ!

私に逆らった報いを受けるのよっ!!」

ナイフに気付いた剣人は咄嗟にメイに駆け寄ろうとするが・・・。

その直後、目を見開いたまま動けなくなってしまう。

ルチアのナイフがメイに向かって振り下ろされる瞬間。

その喉元に突きつけられる理人の剣を見たからだった。。。

柵の中で戦っていた理人が、振り下ろされる忍の剣から身をかわすこともせず、ただメイを守るためだけに自分の剣を差し出したのだ。

忍の剣を受けた理人の背中は、ざっくりと裂かれ、血がしたたり落ちている。

それでも、理人の剣の切っ先は、ルチアの喉元を狙い続けている。

理人はルチアに向かって叫ぶ。

「メイ様を、傷つけないでください!!

私のお仕えする・・・、私の、大切なお嬢様です!!」

理人が剣に身をさらしてまでメイを守ろうとした姿を目の当たりにしたルチアは脱力し、その場に崩れ落ちてしまう。

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目に涙をあふれさせながら、そんな理人をみつめているメイ・・・。

メイは体を起こすと、柵の中にいる理人に必死で顔を近づける。

吐息がかかるくらいの距離で、メイと理人の視線が重なる。

「・・・勝って、・・・理人・・・」

意地っ張りのメイが初めて理人の名前を呼ぶ・・・。

それを聞いて心からうれしそうに微笑む理人。

「・・・かしこまりました。メイ様!」

激痛の中、気力を奮い立たせると、理人は再び忍に立ち向かっていく。

今までとは違い、別人のような体のキレを見せる理人。

数度の攻撃の後、あっという間に忍の剣をはじいてしまう。

理人に止めの剣をつきつけられ、忍はうずくまってしまう。

「やれっ!遠慮はいらない。」

「負けを認めろ!」

理人はそれ以上攻撃しようとはしない。

「すべてはルチア様のため。」

「・・・もういいわ。私の負けよ。」

メイの隣で放心状態だったルチアがつぶやくように言う・・・。

それを合図に、ローズの声が響く。

「そこまでっ! 勝者、柴田!」

デュエロが終了する。

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メイは、ポロポロ涙を流しながら、ホッと深い息を吐く。

理人はすぐにメイのもとに駆けつけてくる。

「メイ様との約束、果たしました!」

メイは満身創痍の理人を見て、感極まってその胸に飛び込む。

細く長い腕が理人の体を大事そうに包み込む。

「・・・ありがとう。」

クラスメートの目をまったく気にしないメイの行動に、理人は少し戸惑いを見せた後、目を細めて彼女を抱き寄せる。

執事達が二人に駆け寄り、理人を称える。

「理人さん!その傷でよくやったよ!!」

それでも、メイは理人の体に腕をまわしたまま離れない。

理人はメイを抱いたまま、木場や大門と握手するのだった。

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デュエロの最中、固唾を呑んで兄の戦いを見守っていた剣人もようやく安堵した表情を見せる。

そして、すぐにルチアと忍の姿が消えていることに気付く。

それは理人とメイも同じだった。

「まさか・・・」

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今まではメイが危険な目に遭う時っていつも理人はいなかったんですよね。けれど、もしいたらこうやって身を挺して守ってたという姿が見られましたね。

剣人か、多美がメイを守るのかと思ったら、なんと理人!

こんな展開になるなんて思いもしなくて、ただただひたすらに感動してしまいました。

そして、いつも「あいつ」だったのが、やっと「理人」と名前呼び。

たった一回ですが・・・。効果絶大でしたね~(笑)。呼ばれた時の理人の表情がとても素敵です。

理人がクルクルとターンして忍を剣の柄で打つところ、体の動きがキレイ。見惚れます。

それから、デュエロに勝った後のメイの抱きつきがかわいい。好きって気持ちが素直に出ていてうれしくなっちゃいました。

もちろん前半のハグも、熱さを感じさせてくれますよね~。

どちらもメイの長い腕が理人の体に巻きついているのがなんとも色っぽくてキレイなんですよね。

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あと、要所要所に映る剣人の表情が、理人を心配したり、目の前の光景に圧倒されたりしてるのがこちらにも伝わってきました。いい表情。

剣人は理人のすさまじい闘志を見て男として何かを感じてそう・・・。

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デュエロの会場を後にしたルチアと忍はルチア宮へ戻っていた。

多美は、忍にルチアのいる寝室に入れて欲しいと懇願するが聞き入れられない。

理人を傷つけられてもメイは、「こんなことをしても自分が傷つくだけなのに・・・」と多美を責めなかった。そのことで多美は余計に自分の行動を恥じて、身の置き所がなかったのだ。

「あの方がそれを選ぶなら、私も・・・」

いっそ、死んだ方が・・・。

忍は、思いつめている多美を気絶させる。

「君ががいなくなると神田が悲しむ・・・。

それに詩織様のお供は私ひとりで・・・」

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そこへ、メイと理人、剣人が飛び込んでくる。

メイは、多美に駆け寄り、無事を確認する。

「忍・・・お前っ!」

その様子を見ていた忍は、理人に向かって静かに話しはじめる。

「・・・もう詩織様を休ませてあげてくれ。やっと解放されたんだ。

周太郎様のかわりに本郷家の後継者として生きる責任からも。

君への想いからも・・・。

本郷家で血縁でないという理由から冷遇され、支えてくれる者もおらず・・・。

孤独に苦しみ続けた詩織様は、執事である君への恋に救いをもとめた。

ただ自分だけを見て欲しいと。

結局、その思いは詩織様自身を壊してしまったがな。

だから、私は詩織様を取り巻くすべてを取り除いた。」

「じゃあ、今までのって・・・?」メイは忍にたずねる。

「すべては・・・詩織様への私の想いからです。

どうしても知っていただきたかった。

私が詩織様だけを見ているということを・・・。

理人君、君にとってメイ様がそうであったように。

私にとってはあの方こそが使えるべきお嬢様だったんだ

詩織様のためだったら、どんな罪だって背負うことができた。」

忍はそこまで話すと、ゆらりと体を翻し、ルチアのいる寝室に入っていこうとする。

「・・・それも今日で終わりだ。」

それを見ていたメイが、大声で叫ぶ。

「ふざけないでっ!! どいてっ!!」

メイは忍を突き飛ばし、寝室へ入っていく。

理人と剣人は後を追う忍を取り押さえる。

「行くな!はなせよお!!」

忍の絶叫が響く・・・。

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メイが寝室の扉を開けると、ルチアはベッドの上で、今まさにハサミで喉を突こうとしていた。

「ダメーーー!!」

メイはルチアからハサミを奪おうとするが、なかなか奪えない。

「はなして!!

お願いだから死なせて!

もう何もないの!もう、空っぽなの!

私なんてもう誰も・・・。」

ルチアの絶望の言葉を聞いたメイは、彼女を力いっぱい抱き締める。

「そんなことないっ!

そんなことないよっっ!!

あなたがいてくれたから・・・、私は、ずっと幸せに暮らしてた。

あなたが、今まで本郷家を背負ってくれたから・・・ずっとがんばってくれたから。

今の私がいるのは、あなたのおかげなの。

1人じゃないよ・・・。私がそばにいるから。

だから・・・だから、生きて! 

生きて幸せになって!お願い!」

ルチアはメイの言葉にハラハラと涙をこぼす。

ハサミを握り締めていた手から力が抜けていく・・・。

それは本郷家で孤独だったルチアの心を融かす感謝の言葉。

同じ立場のメイだからこそ言える言葉だった。

そして、彼女が一番欲しかった言葉・・・。

1人じゃないよ。仲間だよ・・・。

メイとルチアは抱き合って泣く・・・。

「メイ様・・・」

自分や忍ではどうすることもできなかったルチアの心を癒したのはメイだった・・・理人はメイを誇らしげにみつめていた。

神田や多美、学園長から詩織の境遇を聞かされたクラスメートもルチア宮に駆けつけ、そんな二人を見守っていた。

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メイはメイの立場でちゃんと詩織の立場を理解していたんですね。あれほど憎しみをぶつけられて、それでも相手の根本的な寂しさを理解できて抱き締めてあげられるなんて。

きっと、詩織が今まで一番言われたかった言葉をメイが言ってあげたんだなと、言ってあげられたんだなと思いました。

だから、詩織は救われた。泣いて気持ちがまた潤いはじめた。言葉をかけることって大切なことですね。

メイの優しさやあったかさが宝物みたいに感じます。

詩織と和解できてよかった。詩織にも本郷家の中で仲間ができました。本来の優しい彼女に戻っていけそう。忍もいるしね。

こんなメイを見て、理人、ますますメイに惚れちゃいますね~。

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~~数日後~~

金太郎のもとに挨拶にきたメイと理人。

金太郎付きの執事がメイに伝える。

「延期していた後継者披露セレモニーを聖ルチア学園特設会場で行います。」

詩織は後継者の座を下り、メイが正式な後継者に決定したのだった。

「メイ、大変なのは これからだぞ!」

金太郎はニコリともせずに言う。

「わかってるよ。お祖父ちゃん!」

メイはキリッと表情を引き締めた後、ニッコリと微笑む。

メイと理人が立ち去った後、執事たちが金太郎に言う。

「メイ様は強くなられました。詩織様も順調に回復されています。」

「あの子も、これからはメイの力になってくれるはずだ。」

金太郎はメイの覚悟を試し、彼女はきちんとそれを乗り越えてくれた。

「お祖父ちゃん」と呼ばれた金太郎は、一息つくように満足気な表情を見せるのだった。

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ずっと「金太郎さん」呼びが「お祖父ちゃん」に。そう変化する二人のやりとりをちょっと聞きてみたかったような・・・。

金太郎は詩織のことも大事に思っていたんでしょうね。詩織では後継者の重責を果たせないだろうってこともわかっていて、メイに託していたのかもしれないですね。

次世代の二人の間で解決してくれたらと。

そのために二人が想いを寄せてる理人をコマのように動かしていたような・・・(笑)。

理人は9話ではもうそのことに気付いていたような。

メイが自分の力で詩織と仲良くなってくれて、本郷家を支えていってくれることになったんだから、お祖父ちゃんとしては万々歳ですよね。

メイとしては、逃げないで詩織の重責を背負う覚悟をしたって感じかな。

しかし、お祖父ちゃんの策士っぷりはまだまだ他にも・・・。

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金太郎のもとを辞したメイと理人は、仲本家への後継者になったことを報告にいく。

そこで剣人の留学を知る二人。

「剣人君、Sランク執事の資格を取るために明日からイギリスに行くんだよ~。」

寂しそうにいう夏美。

唖然とするメイと理人・・・。

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早速、メイと理人が教室の剣人のもとへ駆けつけると、そこではすでにクラスメートが送別会の準備の真っ最中・・・。

派手な飾り付けに驚く二人・・・。

メイは教室の真ん中にいた剣人に歩み寄ると、いきなり食ってかかる。

「あんたどういうつもり? 留学なんて私、聞いてないから!」

「・・・お前、理人につきっきりで、病院にいたじゃないかよ!」

「連絡くらいすればいいでしょ?」

「こっちだっていろいろ忙しかったんだよ!」

ケンカ越しの言い合いは互角で止まらない。

「そんなの理由にならないから!

大体あんたがSランク執事なんてお笑いだから!豆シバのくせに!」

「うるせえなっ!向こうでがんばるって言ってるだろっ!!」

「だったら、なんで黙ってたのよ!!」

「なんでお前にいわなきゃいけないんだよ!!!」

剣人に面と向かってそういわれて初めて絶句するメイ。

内心では自分がこんなにムキになっていることにも驚いていた。

「・・・そう、だったらフランスでもイギリスでも行けばいいじゃん!」

メイは、自分の中の複雑な感情もその場に置いていくように、ぷいっと教室から出ていってしまう。

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メイは結局、オンブラ寮の自室でふて寝し、剣人の送別会には参加しないまま・・・。

「送別会くらい行けばいいのに・・・何やってるんだろう・・・私。

・・・今の独り言だから気にしないでよ、多美。」

多美は、メイの部屋で反省の日々・・・。

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ほら、お祖父ちゃんの次の企みが・・・。剣人、留学決意。

これは続編でその後を見せてもらえるんですよね。行ったきりじゃ、剣人が気の毒な・・・(笑)。

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それと、聞き捨てならないことが!!

理人が入院中、メイがつきっきりで看病?そんなあ~、セリフだけで終わらせないで映像として見せてほしい~~。

しかし、理人、わき腹に矢が刺さったのに数日で快復って・・・超人的。

看病、見たかったなあ・・・。

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ところで、メイ。絶句してましたね。その前のケンカ越しのやりとりがまた息がピッタリ。

そばにいるのが当たり前だった剣人が遠くに行ってしまう・・・あの拗ね方、ちょっと心配ですわ~。ハッと剣人への想いに気付く時がきそうな気がして。恋かどうかはわからないけど。

剣人が留学から帰ってきたら、三角関係でひと波乱ありそう・・・。

その度、理人ががんばってメイを惹きつけておいてくれればそれでOKなんですけど。

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理人は教室にいる剣人に声をかけ、庭園へと連れ出す。

「まさか、お前が留学するとはなあ~。」

理人はリラックスした様子で剣人に話しかける。

「自分でも信じらんねえよ。」

剣人もあっさりと認める。

「執事なんか絶対にならないって言ってたのに。」

「ああ・・・けどよお、あんたら見てたら、執事も悪くないなと思っちまったんだよ。

だから、やるなら本気でやらないと。」

決意させたのは忍とのデュエロだったのだろう。

理人は剣人の決意を後押しするように言う。

「お前の方が才能がある。

メイ様も、俺のことも、お前が救ってくれたんだ。」

剣人は率直に話してくれる兄に打ち解けたように言う。

「・・・アニキってさ、不器用だよな。」

理人は気さくに笑ってみせる。

「ああ、自分でもそう思う。」

「そのくせ、おいしいところはもっていくしよ。」

理人も本音を語り出す・・・。

「俺は・・・、おまえがうらやましいよ。

メイ様は、おまえにしか見せない顔をもってる。

遠慮なく自分をさらけ出せる・・・お前は特別な存在なんだろうな。」

剣人は照れをごまかすように口を尖らせる。

「そんなもん!幼なじみだからだろ!

そんなところまでアニキに負けてたまるかよ~!」

そして、あらためて理人に向き直って宣言する。

「俺、あきらめてねえから!

今は負けてるかもしれねえけど。

男としても、執事としても、アニキのことを越えて、あいつのことを絶対にふりむかせる気でいるから!

だから、それまであいつを泣かせたら承知しないからなっ!」

理人もそれに受けて立つように言い切る。

「お前に言われなくてもそのつもりだ。

それに、お前に負ける気もない。」

理人の泰然と構えた余裕の返事を聞いて、剣人はおもしろくなさそうにつぶやく・・・。

「あ~あ、目を醒まさせるんじゃなかった・・・。」

理人はクスリと笑ったあと、男から兄の顔に戻って剣人を見守っている。

二人はしばらく並んで同じ景色をみつめていた。

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この兄弟のやりとり、すごく好きです。

理人も兄の顔を見せたりするし。兄弟で張り合ったりもしてるし。

理人の「お前に負ける気もない」っていうセリフ、グッときますね。

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翌日、聖ルチアで後継者セレモニーが開催される。

本郷家の正式な後継者となったメイのお披露目の会だった。

来賓が見守る中、メイは壇上に立ちスピーチをはじめる。

だが、本郷家の使いから手渡された台本は、でたらめの経歴が書き綴られ、メイの生い立ちや両親のことについては伏せられた内容で・・・。

メイは、偽りを話すことに耐えられず、次第に声が小さくなっていく・・・。

途方にくれたメイの視線は、そばで控える理人のもとへ。

理人はメイの気持ちを察しているかのように、微笑んでくれる。

それに勇気づけられ、メイは台本と閉じ、深呼吸をひとつして話し始める。

「・・・私は、ついこの間まで田舎の小さなうどん屋で暮らしていました。

お金もなくて、生活は苦しかったけど、両親と一緒に幸せな生活を送っていました。

でも、両親が死んで、その時にはじめて自分が本郷家の人間だと知って、それからここに、お金持ちの世界にやってきたんです。

最初はこんなところ、最悪だって思ってました。

お嬢様ひとりに執事がつくなんて有り得ないって思ったし。意地悪されたり、いきなりデュエロって言う決闘を申し込まれたりして。

こんなところ、来なけりゃよかったって・・・。

でも、こんな私を支えてくれる人がいて、クラスメートのみんなとも少しずつ仲良くなれて。

執事との絆とか、お嬢様の悩みとか、たくさん教わって、考えたり、悩んだりして・・・。

この場所にいることがどんどん楽しくなって、みんなのおかげで乗り越えることができたんです。

昔、お父さんが普通が一番だと言ってました。

私も今、心からそう思います。

大事な人を思ったり、感謝したり、信じあったり、支えあったり、そのためにがんばったりすることが、普通の一番大切なことなんだって。

そういう普通の当たり前のことを、ちゃんとしなきゃいけないんだって。

だから・・・だから・・・私・・・。

ごめんなさい!!」

メイは来賓に向かって深く頭をさげる。

メイの行動にどよめく会場・・・。

理人はすばやくメイをドレスから制服へと着替えさせると、手を差し出す。

メイはその手を握り、二人してセレモニーから抜け出していく。

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本郷家の使者が大勢、二人を連れ戻そうと追いかけてくる。

メイと理人の行く手を阻もうとする使者を、クラスメートが助けに入って逃がしてくれる。

まず、リカと青山が使者の前に立ちはだかる。

青山はフェンシングの剣を手にしている。

青山「リカ様、手加減は?」

リカ「必要ないわよ。青山。」

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続いて、凛と四谷。手には水晶のブレスレットが。

四谷「これ以上一歩でも進むと呪いますよ。」

凛「四谷の呪いはすごいわよ~。」

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メイと理人が廊下を走っていると、偶然ソーレ4人衆と出くわして・・・。

すかさず、根津が4人を誘惑。

根津「あっちでおれと楽しいことしない~?たまには乱れてもいいじゃな~い。」

4人を連れて行った先には不二子が待っている。

不二子「た~っぷり、乱れさせてあ・げ・る」

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会場出口には泉、木場が待機。

メイたちを外に出したあと、襲い掛かってきた使者を見事に投げ飛ばす泉。

泉「私は竜音寺家当主、護身術は心得てるわ。」

木場「泉様!」

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庭園に出た二人は、いつの間にか本郷家の使者に囲まれてしまう。

「これ以上、わがままは許されません。会場にお戻りください!」

メイは自分から理人を引き離そうとする使者を後ろからペシペシ叩く。

その大勢の中に割り込んでくる多美と神田。

二人はあっという間に、使者を倒してしまう。

多美「さっさと行き!

さあ、下手に動くと怪我すんでえ!」

多美と神田はすっかりいつもの調子に戻り、メイと理人が逃げるのを笑顔で手助けしてくれる。

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さらに、追ってくる使者を、バズーカ砲でドッカ~~ン。

使者をやりこめる大門。

みるくはエンジンを改造したヘリで、メイと理人を空港まで送りとどけてくれる。

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普通が一番。お父さんは言ってた。

これ、理人も同じことを言ってましたね。告白の時。

メイがそういう子だから仕えたいと思ったと。

お父さんから理人へとバトンを渡された、つながってる気がしますね。

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ずっと、ずっと楽しませてもらったお嬢様&執事のコメディシーン。

もう最後なんだなと思うとウルウル胸がいっぱいに。というか泣きました!

こんなにどのコンビも好きになるなんて。みんないい味だしてます。

リカの「青山」という言い方とか、泉の横で頼りなげな木場とか、根津&不二子のいちゃいちゃとか、定番になりましたね。

多美と神田も元気が復活したし、言うことないです~。

あと、大門の登場には思わず拍手!みるくのヘリ操縦もお馴染みになりました。

このほかにも京子様が送別会でわんこそばを次々と飲んでいたこととか(笑)、忘れられません。

お嬢様&執事のシーンでは一番、印象に残ってるのが、学園を去るメイを思いとどまらせようとして、プレゼント攻撃、かくし芸攻撃、そしてうどん作りに・・・という流れ。

このうどんオチで泣かされました。1話のは伏線だったんですね。大泣きしました。

ダンスの練習シーン、仲本家のシーンでのみんなの大騒ぎも最高に楽しかったです。

また、いつか絶対に見せてほしいな。

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メイ達が抜けた会場では、ローズと桜庭がマジックを披露し、来賓をもてなしていた。

その様子をカメラで見ている金太郎。

それまでのメイのスピーチも理人との逃走も、金太郎はすべて見ていたのだった。

その金太郎のもとに執事たちが駆け込んでくる。

「金太郎様、関連企業から立て続けに苦情に連絡が!」

「本当に後継者はメイ様でいいのかと・・・」

慌てた様子の執事たちをよそに、金太郎は心から愉快そうに笑っている。

「それでこそ、わしの孫だっっ!!」

豪快な笑い声が部屋に響きわたる・・・。

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ローズと桜庭も、送別会では誰も見ていなかったマジックがここでは大好評(笑)。

大好きなコンビでした。

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何があっても、もうメイが可愛くて仕方ないような金太郎。

メイは卒業まで3年。聖ルチアで過ごせそうですね。

いろんな行事があるんでしょうね。楽しそう。

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みんなの助けを借りて、メイと理人は無事、剣人が旅立つ前に空港に駆けつける。

「豆シバ!」

「お前、なにしてんだよ?」

少し照れたようにいう剣人。

セレモニーを抜け出してきてくれたことは口に出して言うまでもない。

「見送りにきたんだよ。文句ある?

散々、助けられっぱなしでそのまんま行かせるわけないでしょ?」

「よく言うよな。送別会、来なかったくせに!」

「だって!!」

いつもの調子で言い返したくなるところをメイはグッと堪える。

「・・・ごめんね。昨日。

ありがとう。

・・・つらいときずっとそばにいてくれて。

それとさ、あんたが私に言ってくれたこと。ちゃんと返事してなかったけど。

私・・・、私さ・・・」

「もどってきてからでいい・・・。

そん時にも一回、俺の気持ち伝えるから。

俺の気持ちは変わらねえけど、お前の気持ちは変わるかもしれねえだろ。」

「豆シバ・・・」

「じゃあ、またな。めがねうどん。」

剣人は珍しく穏やかな声でメイに別れを告げる。

メイもそれを受け、笑みを浮かべ頷く・・・。

「剣人!」

それまで黙って二人のやりとりを見ていた理人が剣人に声をかける。

「がんばれよ!」

兄のエールに思わず目を潤ませる剣人。

「首洗ってまっとけよ!」

懸命に笑顔を作ると、理人には相変わらずの憎まれ口を叩いてみせる。

「ありがとうな!」

剣人は最後に、二人に見送りのお礼を言って旅立っていく。

剣人の姿が消える間際、その後ろ姿を見送っていた理人が言う。

「あいつはきっと優秀な執事になります。」

その表情には弟への愛情があふれていた。

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ここはもう、剣人の表情がかわいくて・・・。

大きな目をシバシバさせて、泣かないように堪えてる様子がいいんですよね。

剣人はほんとに一途で気持ちが強くて優しい青年。

留学してどんな風になって帰ってくるのか、見てみたいです。

見習い執事をしていたリカ&青山がどんな反応をみせるのかも見てみたいな(笑)。

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ところで、ここで返事をしようとしたメイ。

いや、門出の時だから、ここでは返事はやめてあげて・・・って思ってしまった私。

結局は剣人が帰国してから聞くとして言わせなかったですけど。

今、聞かされたら行く意味がなくなっちゃいますよね(笑)。

.

「豆シバへ。

元気でやってますか?

学園があがっても、こっちは相変わらず賑やかだよ。

みるくちゃんがソーレランクに昇格したよ。

リカはうどんに凝っちゃって、今度コンテストに参加するってはりきってる。

不二子は根津さんが浮気したと大騒ぎ、凛と四谷さんがそんな二人をけしかけてる。

それから、泉が新しいルチア様に選ばれたよ。

学園を変えていくと、ビシビシやってる。

学園長は相変わらずさぼってばかり。

仲本家はみんな元気してる。

夏美はイギリスに留学したいって言ってたからそっちで会えるかもね。

それと、詩織さんは忍さんと一緒に少しずつ元気になってきてる。

今度、遊びにいくから写真を送るね。

お祖父ちゃんの許可をもらってお父さんとお母さんの骨もお墓にいれた。

私は相変わらずオンボロランクだけれど、本郷家にふさわしいレディーを目指してがんばってます。

あんたもたまには手紙をよこしなさいよ。

メイより」

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みるくがソーレ、泉がルチアに昇格は、想像できてましたよお。

理人、夏美に英語を教えてましたね。夏美は剣人を追っかけるのね。それも素敵。

詩織が笑顔満開で登場。忍と手をつないでいてラブラブ。

メイとの交流もしっかり続いていて、なんだか一緒に紅茶でも飲んでる姿が想像できました。

それから、両親のお墓が登場。でも「東雲家之墓」なんですね。。。

金太郎は周太郎の骨は本郷家の墓にいれるって言ってたのに、やはりユウの骨をいれるのは反対したのかな。それとも、メイが勝手に「東雲家」でお墓を作ってしまったのか・・・。

理人が後ろに控えているんじゃなく、メイと一緒に並んで手を合わせていたことが、なんともうれしかったです~。

メイ、学年があがってもオンブラランクなんですね。他の生徒はランクが戻ったのに。

しかし楽しそうな学園生活です。

両親を亡くして一人になったメイが築いてきた居場所なんですね~。感慨深いです。

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剣人への手紙を書き終えたメイが、ホッと一息ついて顔をあげる。

「メイ様、オンボロじゃなく、オンブラです。」

手紙を覗き込んでいた理人はすかさずチェックをいれる。

メイはそんな理人に驚いて、ササッと手紙を折りたたんでしまう。

「いいでしょ~、別に。それより見ないでよ。」

理人はあっさり謝罪する。

「失礼。

・・・何を書いているのか気になったもので。」

メイはその言葉を意外に思って聞く。

「そういうの、気にするタイプだったっけ?」

「きっと、メイ様にお仕えしてるせいですね。」

「ん?」

「以前は、執事として自分の感情を出すべきではないと思っていましたが・・・。」

「今は・・・?」

理人はふっと笑顔になる。

そして、メイと視線の高さをあわせるために机をはさんでかがみ込む。

「我々、執事にとって、お嬢様は太陽のような存在ですから。」

メイは理人にみつめられてのその言葉に恥ずかしそうに下を向いてしまう。

「いいよ、そういうことをいちいち言わなくても・・・。」

理人はそんなメイにより顔を近づけて訴える。

「言葉にしたくなったのです!」

「・・・なんで?」

メイは、次に何を言うのか知りたくて理人を見る。

でも、理人は寂しげに目を伏せてしまう・・・。

「・・・メイ様が・・・、私以外の誰かを見てるのが・・・つらいので・・・。」

その伏せられた目が、急に強い意志をもって挑むようにメイをじっとみつめる。

メイの胸の鼓動が急に踊り始める。

「・・・ですから、目を、逸らさないでください。」

自分のことだけを見ていて欲しい・・・、突然、想いを打ち明けられメイはうろたえる。

「なっ、何いってんの・・・」

理人は、そんなメイのおとがいをクイっと持ち上げると、唇をメイの唇に重ねる。

温かく柔らかな唇の感触に、メイは硬直したまま動けなくなる。

理人はそっと唇をはなすと、人差し指をたて、

「内緒ですよ。お嬢様と執事の恋愛は禁止なので・・・」と優しくささやく。

メイは理人の顔を見ることも出来ず、コクリと頷くのだった。

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そんな時、部屋の扉を開ける音がする。

メイの部屋に大挙してなだれ込んでくるクラスメート。

花火大会に行こうとみんなで約束していたのだ。

メイも理人も慌ててごまかすが、みんなは部屋に流れる甘いオーラにすぐに気付いてしまう。

「ああ~~!もしかしてぇ~~!」

必死に否定する二人。

やがて、メイはみんなの輪の中に引きずりこまれ、口々に冷やかされる。

友達に囲まれ楽しそうに笑っているメイを、

理人は穏やかな笑顔で見守るのだった。

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「メイちゃんの執事」 終わり

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最後にこんな素敵なキスシーンがあるなんて!!!

ドラマのキスシーンってあまりキレイに見えなくて困ったりするんですけど・・・。

理人のキスはほんとにキレイでセクシーでしたね。

やきもちを妬いての行動ってところもポイント高いですよね。

キスになる過程のシナリオも演出も、すごくロマンティックで、これはなかなか忘れられないシーンになりました。

ありがとうです!!

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キスをごまかす理人とメイに大笑い。羊も理人のそばで困ってます。

多美と神田は今後も二人の邪魔をしそうですね(笑)。

そして、最後は微笑んでいる理人・・・。

素敵なラストシーン。

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最高の最終回でした!!!

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こんなロマンティック満載のドラマ、なかなかないです。

続編で再び、ロマンティックに浸りたいです!!!

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さて、「メイちゃんの執事」もこれで終わりです。

こうやってあらすじ&感想を書くのは、とても楽しかったです。

つい調子にのって長くなるばかりでしたが・・・。

この10話をUPしてしまうと、もうほんとに「メイちゃんの執事」の世界とはお別れなんだな~と思うと、なかなか完了させる気になれず、ずっと引っ張ってしまいました。

寂しいです。ほんとに。

こんな下手な文章を読んでくださった方、ほんとにありがとうございました。

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また、スペシャルや続編がありました折には、元気よく復活したいと思います。

これで、ひとまず「メイちゃんの執事」とはお別れです。

ああ、でも2,3記事は書きます。

DVD発売の告知があれば、うちのブログでもお知らせしたいので。

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ほんとに、続編ができるといいですね。続きが見たいな~。

制作していただけるように、伝え続けていかないといけないですね。

願いを叶えるために戦わないと、ね!

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2009年3月24日 (火)

WBCとXの新聞広告

今日はなんといっても、WBC!!

すごかったですね。。。もう最後までドキドキハラハラの展開。

ドラマチックすぎますね。 

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ところで朝、普通に朝刊をめくっていたら、2面ぶち抜きの広告が!

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X JAPAN 東京ドーム公演 強行突破!!!!

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あんまり大きくて、初めはなんなのかわかんなかったですが。

文字の背景には、去年のドーム公演の写真が使われてました。

懐かしい・・・。

先週の韓国公演がキャンセルになり、ドーム公演もなくなるだろうと言われていたので、かなり安心しました。

そのことでここ最近、いろんなニュースが飛び交ってましたから。

問題もなんとかなるはず、だそうです。良かったあ~。

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ちょっとうれしかったので、新聞広告を自分の部屋の壁に貼って眺めてます。(笑)

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それから、もうすぐ公開される紀里谷和明監督の「GOEMON」という映画の主題歌にYOSHIKIさんの曲が使われるようです。

「ROSA」という曲で、聴いたファンにはとても評判がいいようです。

はやく聴いてみたいです。

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2009年3月20日 (金)

メイちゃんの執事・最終回と総括感想

ものすごく素敵な 大団円 でした!!!

こんなにキレイにまとまって、みんなが幸せになるいい最終回は今までなかったかも!

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3ヶ月通して、こんなにドラマにドップリとはまれるなんて幸せでした。

キャスト、スタッフの方、ありがとうございました。心から感謝しています。

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キャストの方達の魅力はすさまじく、ドラマ世界に引きずり込まれました。

緻密な脚本と、ロマンティックな演出に心を奪われました。

素晴らしかったです。

あらゆる総力を結集して出来上がった作品なんだな~っと感動しました。

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最終回がきてしまって、寂しくてたまらないです。

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それから・・・。

最後のメイの演説も心に響きましたが、

私としては、3ヶ月の間、頻繁に出てきたローズの言葉が、グサグサと胸に突き刺さって痛かったです。(笑)

「戦う意志のない者に、幸せはめぐっては来ないのよ。」

これですね。

9話ではメイの両親も加わって同じようなことを言っていて、グサグサ、グサグサと突き刺されまくりで悶絶しそうでした・・・。(笑)

もう何事にも戦おうという気力をなくしていたもので・・・。

というか、そもそも戦ったことなどあったのかと・・・ずっと敵前逃亡だった気がして。

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中、小学生にも人気のこのドラマ。

きっと10代向けに送られたメッセージだったんでしょうが、流れ矢に見事、あたり続けてしまいました。

これからは、一生懸命、戦っていきたいと思います。

このドラマのことを思い出してがんばろうと思います。

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また、いろんなひたむきな思いも、思い出させてもらいました。

夢を追いかけていた時のこと、その時どんなことを考えていたかということ。友人のこと、それから恋をしていた時のことなどなど。

どうして忘れていたんだろうと不思議に思うくらい、失くしていた思いがいっぱいありました。

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ひとつのドラマに出逢えて、こんなにたくさんの失くしていた思いが蘇ってくるなんて驚いています。

今は、あまり整理しきれず胸いっぱいの状態ですが、この思いをまた忘れることがないように大事にしたいと思ってます。

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ドラマを制作した方達、チームメイちゃんは、たくさんの夢を持った熱い熱い集団なんでしょう。

メイは両親を失くし、たった1人でお葬式を出した後、理人という大切な人と出逢い、たくさんの友達ができ、そういうまわりの人に支えられながら、自分の人生を切り開いていったんですから。

生きていくために大切にしてほしいこと、がたくさんつまった情熱的な作品でした。

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これからも追いかけて、他の作品も見せてもらおうと思ってます。

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さて、最終回を迎えて、私ができることと言ったら、公式HPに続編希望を伝えるしかないので、せっせと書き込みをしに行こうと思ってます。

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剣人が、Sランク執事の修行をしに行ったままですもの、その続きが見たいし、理人とメイの学園生活もまた見たいですものね!

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スペシャルより、続編を!願ってます!

続編希望の方が大変多いので、心強い限りです。

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いつものあらすじ&感想は、また後日。

かなり遅くなりますが、アップしたいと思ってます。

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2009年3月19日 (木)

相棒7・最終回SP・第19話「特命」&裏相棒、必見です!

まず、「裏相棒」、18日から配信開始しています。

相棒公式サイトにアクセスすると簡単に見られますので、ぜひ楽しんでください!

ドラマの中でも出てきた、捜一トリオの宿直風景が再び!! 

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/contents/ura/ ←どうぞ。一応貼っておきます。

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警察庁警備局、警備企画課警視であった神戸尊(及川光博)が特命係に左遷されてくる。

彼は上層部から特命係の実態を調査し、組織に必要かどうかを半年で判断するようにという命令を受けやってきたのだった。

だが、特命係に右京(水谷豊)はおらず、あちこち回っては挨拶をしてまわる。

そんな時、鑑識の米沢から、右京は馬頭刈村にいるのではと教えられる。

神戸はさっそくその村を訪れる。

・・・(敬称略)

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神戸が捜一トリオとか、いろいろなところに挨拶まわりしてるのは笑いました。

いい感じで馴染みましたね。

路上で寝ている男を放置せず、送り届けていたのも好感がもてました。

右京に文句を言われ、言い返すこともできず、1人でこっそり地団駄をふんでる神戸もかわいかったし・・・。

思っていることは口に出して言う人みたいなので、今後もおもしろい展開になりそう。

右京さん、神戸のお手並み拝見状態ですね~。

随所にいたぶってる(笑)シーンがあって、ふふふと楽しい気分になってしまいました。

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今回の馬頭刈村。

右京さんが、その後、神戸がやってきて、捜一トリオもやってくる。

「どんどん、(警察の)人が増える・・・」と頭を抱える村人がおかしかったですね。

全体的にコミカルな演出がワクワク感を増してました。

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しかし、保険金目当ての殺人でしたが・・・。

福助、運がないんじゃなくて、人が好いのと甘やかされてるだけなんじゃないかな。

5つの事業を失敗って・・・、なんでまたそんなに繰り返させるの?って思いますよね。

息子を思う両親の気持ち・・・ちょっと理解できなかったです。

妻を殺す夫の映像がちょっと怖かったし・・・。

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右京さんに罪を見つけ出されて、福助は救われたと思います。

これがなかったら、また同じことを繰り返していたでしょうから。

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「唯一、彼の心を救えるのは真実しかないんですよ。

たとえそれがどんなに残酷なものであろうと、真実ならば、

人はそれを受け入れ、そこから先に進むことができるんです。

しかし、偽りは人の心を硬直させ、やがて殺すだけですよ。」

右京さんのまっすぐさが出てます・・・。

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さて、神戸が特命係に加入しました。

で、今回でシーズン7は最終回。

月末は、いよいよ鑑識米沢映画が公開!

29日には、相棒の映画がテレビで放送されま~す。

楽しみです。

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キイナ・最終話「神隠し」

キイナ(菅野美穂)の目の前で、男が焼死する。

直前の様子を目撃した者の証言によると、1人で歩いていた男性の体が突然炎に包まれたという。

キイナは、「もしかして・・・人体自然発火?」と疑うが・・・。

現実味がないということで、捜査本部は死因については解剖の結果待ちになる。

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そんな折、真一郎の娘・莉子が団地に住んでいる友達3人と連絡がとれないとキイナに相談してくる。

キイナ、真一郎(塚地武雅)、莉子、そして尊(平岡祐太)も含めた4人で団地を訪れるが、そこでは莉子の友達3人だけでなく、団地の全世帯が姿を消していた。

キイナは、「もしかして・・・神隠し?」と疑うが・・・。

やがて、マスコミに犯行声明文が届けられ、それを警察で調べてみると、あの自然発火した男が出したものだと判明する・・・。

つながりを見せてくる二つの事件・・・。

・・・(敬称略)

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雅の過去の事件を前回にもってきた理由がわかりました~。

雅に認めさせたかったんですね。

まわりの批判を無視し、雅がキイナの考えを採用してくれました。

別班(べっぱん)として、冷遇されてきましたが、キイナも捜査本部の一員としてようやく雅も認めたってことですね~・・・。

感激してるキイナがかわいかったです。

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自然発火と神隠し、2つの現象を使っての最終回となりました。

ずっと、ず~~っと、テンションの低いドラマだな と思ってましたが、後半は見ていて楽しかったです。

ほんと、まったくひねりがないのはどうかと・・・。犯人は犯人として用意されているのが誰の目にも明らか~なんて・・・珍しいドラマでした・・・。

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ドラマの中のキイナのセリフです。

突然、誰かの手によって幸せが奪われた時、

奪われた本人と周りの人が、どんなに不安でたまらない思いをするのか・・・、

誰かにそんな思いをさせる人間を、私は絶対に許せません!

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そうそう、キイナにはこの正義感があるんですよね。

ポ~~としてるけど、この正義感から警察官になった人。

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そして、

アインシュタインの言葉に、生き方には2通りある。

奇跡などどこにもないっていう生き方、あらゆることは奇跡なんだと思う生き方。

だったら、私はあらゆることが奇跡なんだという生き方!

だってその方が楽しいから~。

という、柔らかく、楽しく生きてる人でした。

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今後、真一郎さんと結婚するのかも気になるなあ~。

いくらでも続編が作れそうなので、キイナとはまた会えそうかな。

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2009年3月18日 (水)

トライアングル・第11話最終回

郷田(江口洋介)は舜(稲垣吾郎)や丸山(小日向文世)の前で、確実な証拠を手に入れたといい、その犯人に自ら罪を認めさせるとどこかへ電話をかける。

そして、その人物と約束した野球場にやってきたのは葛城均(大杉漣)だった。

郷田は均と対峙し、彼を追い詰めていく・・・。

だが、そんな郷田を遠くからライフルで狙うひとりの男がいた。

舜はその男の背後から頭に銃をつきつける。

「何をしてるんですか?郷田さんを狙ってましたね!」

振り向いた男は、丸山だった・・・。

舜はすぐに郷田と連絡を取り、本命の犯人を確保したことを告げる。

郷田は均の協力を得て、犯人をおびき寄せるために一芝居うったのだった。

・・・(敬称略)

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25年前の佐智絵ちゃん、八ヶ岳で両親と兄、志摩野、サチを殺したのは丸山でした。

丸山の背後にいたという事件をうやむやにした警察上層部&代議士は、一度も登場しませんでした。

後日談として舜が突き止め、告発したという新聞記事が映ってました。

その人物が丸山とどういう利害関係があったのかは・・・説明されていませんでした。警察内部で起こった事件を隠蔽したということのよう・・・。

丸山の妹は均の会社で勤めており、横領の疑いをかけられ自殺。そのことを恨んで娘の佐智絵を殺し、第一発見者だった郷田の命を狙い続けたってことなんですね。。。

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ただ、サチの死は意味がなかったですね。

父は自分が原因で2人の娘を死なせた。

母は2人の娘を殺された。

サチはやはり生きていて欲しかったな。

事件解決後のテーマ「これからは自分の人生を生きていく」・・・それは郷田だけでなく、サチにもあてはまることだったから。。。

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10話で「中畑のカード」で、ちらっと犯人が丸山なんじゃないかと思ったんですが、今回早いうちにそれが表に出てきたので、もう一回どんでん返しがあるかな~と思って見ていたら、そのまんまの展開でした。

全体として、サスペンスとしては微妙でした~。

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でも、丸山の取調べシーンは魅せました。

黒木親子のやりとりも。

心情をじっくり描かれていて、最後にはなぜか泣けました。

音楽が良くて、これまた泣かせるんですよね。

最後、河川敷に花束を置いて手をあわせる郷田が、10才の男の子になって・・・。

胸がいっぱいになりました。

あのシーン、すごく良かったです。。。

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2009年3月17日 (火)

メイちゃんの執事・第9話

理人に覚悟ができたせいか、落ち着いていて素敵でした。

さすがSランク執事。メイを自発的に成長させていくなんて。

今回は特に雪山のシーンははじめから終わりまで、最高でした。

この先、長い間忘れることのない素敵なシーンでした。

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決闘の後、メイはオンブラ寮で理人の傷の手当てをしていた。

ベッドに並んで腰掛け、ふと無言でみつめあう二人・・・。

少し二人だけの時間を持てるかと思いきや、ドヤドヤと押しかけてくるクラスメート。

慌てる二人だったが、彼らはメイの学園復帰のお祝いにみんなで食事しようと誘いに来てくれたのだった。

リカは見習い執事の剣人の傷の手当てをしてくれているらしい。

メイは、剣人の傷も心配する。

理人は、そのメイの表情をどこか不安げにみつめていた・・・。

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冒頭のみつめあうシーン、理人、輝いてます(笑)、まぶしいっ!

メイが照れて目を逸らしたあと、無理矢理顔をあげて理人と視線をあわせるところ、何回見てもいいです!そりゃこの笑顔、キレイすぎて正視できませんよね。

今回、理人に熱烈にみつめられてメイの表情が硬直しそうになってるシーンが結構あったような・・・。ラブラブはうれしいですよね。

ずっとやきもきして見てきた、こちらとしては。

みんなオンブラにいるので、一緒にご飯を食べようなんて、うれしいですよね。

「甘いオーラ」とからかったばかりに、理人から香水をふきかけられるみんな。コンコン咳をしてたり、目を押さえてたり、、、見てると楽しい。空気があったかくていいんですよね~。ほんと大好きです。

あと、包帯ミイラが豆シバだとわかったとき、大門と根津が抱き合ってます~。

理人とメイもここでもちょっとラブラブです。お互い、腕をさわったり、肩に触れたり。

包帯をはずしてリカに怒られた豆シバ。「大げさなんだよ!バカ!呼吸ができません!」って最後だけ敬語!多分、手当てをしてくれているリカへの感謝の気持ちが反映されたんでしょうね。最後だけ。

それと、豆シバを心配するメイを見る理人の表情。

なんだか、メイ自身が気付いていない剣人への想いを見透かしているみたいにも見えてしまって・・・。

まあ、いつかひと波乱あったとしても、メイは理人を選ぶはずだけど。

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一方、理人が再びメイの執事にもどったことで、ルチアは荒れ狂う。

「ご安心ください。ルチア様のために必ず・・・・」

多美はルチアに駆け寄ってなだめようとするが、彼女に激しく突き飛ばされてしまう。

「私のため?あんただって今にいなくなるんでしょう!」

多美はガラスの破片に手をついて思わず顔を歪める。

ざっくりと開いた傷口からは血が流れ出している。

多美の傷を心配して屈み込んだ忍にルチアが言い放つ。

「忍!東雲メイを徹底的に苦しめなさい!手段を選ばなくていいから!

後悔させるの。私を怒らせたことを!」

「・・・はい。」

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忍、何かを企んでいるはずなのに、でもルチアの状態を見るのは悲しそう。

多美の後ろにいる忍、様になってますわあ~。

.

メイは剣人にはっきりと返事をしようと庭園に呼び出す。

「なんだよ。」ふてくされた様子で剣人はメイを見る。

「まだ、ちゃんとお礼言ってなかったなと思って・・・」

遠慮がちに話すメイを見て、剣人は口を尖らせる。

「別に何もお礼を言われるようなことはしてねえよっ。」

「でも、また学園にもどってこれたのは、あんたのおかげだし、それに私・・・。」

「勘違いするなよ! 別に俺、お前のことをあきらめてないから。

ちゃんとアニキと勝負してからじゃないと意味ねえんだよ。

それでお前が俺のことを選んでくれないと。だからそんな辛気臭い顔をするなよ。

ブスがますますブスになるぞ!」

メイは弾けるように笑って言い返す。

「悪かったわねえ! ブスで!」

神妙な話は似合わない。

気心がしれているせいか、少し話すとすぐにいつもの調子に戻ってしまう二人だった。

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メイは何度も理人が好きって伝えようとしてるんですけど、豆シバにうやむやにされてますね。。。

たとえ、はっきり言ったとしても、剣人は「俺はあきらめねえ!」って言いそうですよね。(笑)

まあ、メイが言えないのはちょっと引っかかりますけど・・・。

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ただ、兄と勝負して勝ったとしても、メイが選ぶとは限らないと思うんですよね。

成長して理人よりいい男になってみせるってことなんでしょうか。きっと。

これが中盤の金太郎の留学話につながるんですね。

「ブス」のやりとり、幼なじみの気安さが伝わってきました~。

.

メイが学園に戻った日から、クラスメートにはいろいろな災難がふりかかっていた。

メイと剣人は慌てた様子のクラスメートに教室に戻るように言われる。

「メイ! うちのクラスが大変なの!すぐ来て!」

二人が教室に戻ると、クラスメートは次々と起こっている災難を報告しあっていた。

学園内で襲われる者がいたり、実家にトラックが突っ込んできたという者がいたり、中には親の会社が買収されたという者まで出てきたり・・・。

そして、クラスメート全員の意見が一致する。

「こんな大規模な嫌がらせができるのは、、、ルチア様しか・・・」

教室が重苦しい空気に包まれる。

.

オンブラ寮に戻ったメイは、自分のせいで周りに迷惑をかけていると落ち込む。

理人はそんなメイを励ます。

「メイ様のせいではありません。

今はただ金太郎お爺様に認められるレディーを目指すことです。」

「こんなにたってもまだステラ1個だけどね。」

ステラを手にとって苦笑いするメイ・・・。

「卒業まで、まだ3年もございますから。」

理人の言葉にかぶさるように、部屋をノックする音が聞こえてくる。

理人がドアを開けると、金太郎付きの執事たちが立っていた。

「お迎えにあがりました。

本郷金太郎お爺様がお呼びです。」

.

メイはまだ卒業まで3年あるんですね。新事実ですわ!!

ということは、少なくとも3年は理人と一緒にいられるってことなんですね~。

まだまだみんなと学園生活が楽しめますね~。。。

続編も充分、作れそう~♪ 

と思ったんですが・・・。

.

メイは理人と共に金太郎のもとへとやってきていた。

初めて会う祖父。メイはその威光を放つ風貌を見て、緊張で顔が強張る・・・。

「メイ、よく来たな。・・・周太郎に目元がそっくりだ。

緊張することはない。ワシが憎いか?」

「・・・そんなことはありません。」

メイは懸命に首を振る。

「そうか・・・。お前は優しいな。」

その金太郎との初対面の場にルチアと忍が加わる。

ルチアは、メイと理人の姿を見てとまどう。

金太郎は2組が揃ったのでさっそく本題に入る。

「今日、ここに呼んだのは本郷家の後継者を決めるためだ。

わしの腹はすでに決まっておる。それはお前だ。

詩織。

本郷グループの後継者は、詩織だ。」

メイと理人に衝撃が走る。

金太郎についている執事が、今後は世界中の関連企業にこの後継者決定の報告がなされ、詩織はアメリカで行われるセレモニーに参加することになると伝える。

金太郎が続ける。

「理人。お前も詩織とともにアメリカに行くように。3日後だ。

メイ、学園に残るも、本郷の名を捨てるも、自分で決めろ。」

「お待ちください!それでは、あんまり!」

金太郎の冷たい言いように理人は思わず口を挟もうとするが、金太郎は聞く耳をもたない。

ルチアは先ほどの不安な面持ちから一転、明るい笑顔でメイに話しかける。

「やっと決着がついたわね。メイさん。

安心して。あのときの約束はちゃんと守るから。」

.

せっかくあと3年あると思っていたら、すぐに理人と離されそうな・・・。

お爺ちゃん、ほんとに酷なことをします・・・。メイの立場がまったくなくてかわいそうじゃない・・・。 

でも、後継者候補でなくなっても、このまま学園に残ることはできるんですね。理人は奪われてしまうけれど・・・。

ちらっと思ったんですけど、ルチアの嫌がらせが度を過ぎていて、それをやめさせるために後継者決定をはやめたのかな・・・と。

金太郎は何か企んでますね。

.

呆然としたまま、メイはオンブラ寮に戻ってくる。

「お気をしっかりお持ちください。」

「無理だよ。今まであったこととまったくレベルが違うじゃん。金太郎さんにはっきり言われちゃったんだから。どうしようもないよ。」

「そう、どうしようもないんだよ。」

いつの間に侵入したのか、部屋の中で多美の声がして、メイと理人は驚く。

「警戒するなよ。もう襲う必要もないんだから。

後継者争いで負けてへこんでいるところを笑いに来ただけだから。

私のことも憎いだろ。」

メイは多美の憎まれ口を相手にしない。

「豆シバから聞いたよ。ルチア様があんたの恩人だって。」

多美は自分の過去をメイ達が知っていたことに動揺する。

「だからなに?許してくれるっていうの?

だったら、ルチア様のことも恨むなよ。ルチア様はほんとは優しい方なのにあんたのせいで・・・。

残された時間、せいぜい別れを惜しみなよ。」

一方的にしゃべって出ていこうとする多美。その手の包帯に気付くメイ。

「ねえ、その手どうしたの?」

「あんたには関係ないだろ・・・。」

.

多美がメイの部屋から出てくると、執事の神田が腕組みをして彼女を睨みつけていた。

「東雲メイがもっと嫌な人間だったら良かった、そう思ってますね?

その方が、罪悪感を持たずに済む・・・。」

言われたことが図星だったようで、多美の表情がゆがむ・・・。

「・・・ルチア様のためなら私は罪悪感なんて感じないよ。

あの人がいなかったら、私は今こうして生きてられないんだから・・・。」

「施設の園長先生の言葉をおぼえてるか?

人を傷つける者は、いずれ自分も傷つけられる。」

多美は神田の言葉に泣き出しそうになる。

.

相当、揺れてるんですけどね・・・。多美。

神田にがんばってもらうしかないしなあ~・・・。

.

本郷金太郎の決定を聞いたクラスメートは、メイに駆け落ちをすすめるが・・・。

メイ自身は「どうしたらいいのか、わからない」と首をふるばかり。

また、理人は執事達から、「本郷家の当主の命令に逆らうのは無理か・・・。世界中どこにいってもすぐにみつけられる。一体、どうするんだ?」と心配される。

「理人さんだって、東雲さんと離れたくないんでしょ?」と同情しきりの木場。

だが、理人は予想外に明るい表情で言う。

「メイ様次第だ。」

誰の目にもメイが気落ちして途方にくれていることは明らかだったが、理人は覚悟を決めているせいか動じない。

「俺はメイさまが立ち上がるのを待つ。」

理人の言葉をそばで聞いていた剣人がつい口をはさむ。

「あいつと離れたくなけりゃ、アニキがなんとかしてやればいいじゃないか!」

「これは、メイ様が乗り越えるべき試練だ。

メイ様が本郷家にふさわしいレディーになれるかどうかの。

俺の意志はメイ様に示した。

今度は、メイ様の番だ。」

理人の瞳に、試練に挑むような強い意志が宿る。

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理人、他の執事達との距離がグッと近づいてました。

今までとは違って、みんなを仲間として話してたし。

ちょっと思ったんですけど、もし剣人だったら、俺がなんとかしてやらないとって動きまわりそう~。でもそれではメイの成長は中途半端。

理人の対応は、やはりSランク執事だからなんでしょうね。

本人に乗り越えてもらうって、本人に乗り越えさせるってことでしょう。

なかなかですわ。惚れ惚れ~~。

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ルチアの心は喜びで包まれていた。

金太郎が後継者に選んでくれたこと、理人をそばにつけてくれたこと、思わぬ援軍に彼女の声が弾んでいく・・・。

「お爺様が私を選んでくれた。勝ったのね。私。

忍、本郷家後継者としてどんな望みでもかなえてあげるから。なんでも言って。」

「望みでございますか?ルチア様のそばで私は満たされておりましたから。」

「そう・・・、でも、もうお別れね。」

ルチアのその素っ気ない言葉を聞いて、忍は寂しげな表情を見せる。

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ほんとに辛そう表情の忍。

忍はルチアを心底想ってるんですね。

ならなぜルチアを癒そうとしないのかわからないですけど・・・。

ルチアは理人ばかりを追いかけて忍のこと、まったく眼中にないから仕方ないのかな・・・。

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メイは学園長の隠れ家をたずねる。

大抵、そこで漫画を読んでいるのに、その時ローズは不在だった。

隠れ家から出ると、ルチアがひとりメイを待ち構えていた。

メイはルチアの挑戦的な視線にたじろぐ。

メイを探しにきた理人は二人をみつけて、とっさに扉の後ろに身を隠す。

「憎みなさいよ。人から嫌われることも嫌うことも私は慣れてるの。

ずっとひとりでここまで来たから。」

「私はルチア様のことを嫌ったり、傷つけようなんて少しも思ってません。」

ルチアの迫力に気圧されて、そう答えるのが精一杯のメイ。

「あなたのご両親のお骨も一緒になんかしないわよ。

ご両親の骨は粉々に砕いてどこかに捨ててあげる。別々にね。

私。あなたのこと大ッキライですもの。」

ルチアのあまりの言い様にいたたまれなくなった理人が、二人の間に割り込んでメイを連れて行こうとする。

「メイ様、行きましょう!」

だが、ルチアは二人の背中に追い討ちをかけるように言う。

「もうひとつ、いいことを教えてあげる。

学園長はあなたの味方なんかじゃないのよ。むしろあなたを憎んでいるかも。

学園長は元々、メイさんのお父さんの婚約者だったのよ。

それをあなたのお母さんが学園長から奪ったの。ひどい人よね。

あなたの親って。」

「ルチア様、あなたは!」

理人は激しく抗議するが・・・。

「私もその犠牲になったのよ!!」

ルチアは嫉妬で燃え盛った瞳で理人をにらみつける。

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自分の両親とローズの関係を知ったメイは、心底ショックを受ける。

メイは自室に飾ってある両親の写真を悲しげに見る。

学園に来た時からずっと励ましてくれたローズ・・・その彼女を自分の両親が一時期苦しめていたなんて・・・。

友達に迷惑をかけ、後継者として用済みとなり理人とも離される・・・。その上、自分がローズを苦しめているかもしれないと言われ・・・。

メイはついに自棄になってしまう・・・。

「もういいよ。もどってきた意味なかったよ。

もうレディーなんて・・・。」

「おやめください!メイ様らしくありません!」

理人のその言葉に、メイは苛立ちはじめる。

「あんただって、もうすぐいなくなっちゃうんでしょ?

残った時間でステラを全部集めたら、金太郎さんの気が変わるの?

立派なレディーになったら、あんたと離れないで済むわけ?

違うでしょ!!」

もう自分が努力したらなんとかなるという話ではないのだ。

誰しもが金太郎に運命をゆだねないといけない立場にいるのだ。

ふつふつとこみ上げてくる苛立ちをどうすることもできず、メイは理人にぶつけてしまう。

「こんなの、もうどうでもいいよ!!!」

メイはステラを掴んで、床に放り投げる。

いつも大事に枕元に置いてあったステラが、床に鈍い音をたてて転がる・・・。

理人は、そんなメイを嘆くようにじっとみつめると彼女の頬を叩く。

突然、理人に叩かれたメイは目に涙をため、部屋を飛び出していく。

そして、そのまま学園から姿を消してしまう。

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理人はここにきて、メイの扱いに迷って揺れるってことが全くないですね。

はじめの頃は、メイが姿を消すとオロオロして走り回って探していたのに、今はまったく慌てない。

なんだかこの変化はすごいです。

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それと、メイの「立派なレディーになったら、あんたと離れないで済むわけ?」という言葉。

素直になったなあ~~、メイ。(笑)「あんたと離れたくない」と理人に言うなんて。

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メイが行方不明になって、クラスメートは一生懸命探してくれます。

美冬から迫られた木場、またまた「泉様~~」と助けを読んでました。引きずられるようにして泉に連れてかれましたね~。

あと、京子の「お腹すいたあ~」も、ガリガ~リ同様、大笑いしました。

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その夜、理人はルチア宮を訪れる。

「メイさんがいなくなって大変な時になんの御用かしら?」

ルチアは理人の突然の訪問を喜ぶ。

「ルチア様に私の意志を伝えておくべきかと。

・・・私の心は、今も、これからも、メイ様とともにあります。」

ルチアは嘲笑う。

「お爺様に逆らうことなんかできると思ってるの?」

「メイ様がその意志を示めされるのであれば。」

メイが望めば、金太郎にさえ歯向かうという理人の覚悟を聞いたルチアは激昂する。

「バカバカしい!あの女は逃げたのよ!」

「逃げているのはあなたです!ルチア様。

ご自分の苦しみから逃げるために、人を傷つけ、心を踏みにじろうとする。

メイ様は・・・、あなたとは違います。」

理人はきっぱりと言い切り、部屋を出ていく。

ルチアは理人に面と向かって拒絶され、悔しさのあまり唇を噛む。

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理人、言いましたね~。

今までどこか遠慮して決定的なことは言わないできた理人でしたが、ここではっきり、きっぱりさせました。

金太郎に逆らう覚悟も。こういわれるともうルチアにはどうすることもできないですね。

ルチアの傷ついた顔をみて、ちょっとかわいそうでもありましたが、でもはっきり言うことが結局はルチアのためになりそう。

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ルチア宮を後にした理人は学園長に会いにいき昼間の出来事を報告する。

「そう・・・知っちゃったの?あの子・・・。」

「はい、相当ショックを受けておられました。」

「婚約者をとられたからって、その娘を憎むほど暇じゃないわよ。」

しかし、いつも陽気なローズの表情がふと陰る。

「・・・まあ、でもユウちゃんのことは憎んだわよ・・・。

私の実家、四国の小さなうどん屋なの。」

そばにいた桜庭はローズの突然の告白に驚き、すかさず補足する。

「ローズ様は中学生の頃、本郷金太郎様に見初められたのです。

そして・・・周太郎様の婚約者候補として、この聖ルチアに。」

ローズは、過去の思い出が押し寄せてくるのか、声のトーンが沈んでいく。

「・・・それからユウちゃんと親友になって。

・・・周太郎さんとユウちゃんの仲を知ったときは、散々嫌がらせしたわ。

ちょうど・・・今の詩織みたいにね。」

その頃をローズと一緒に乗り越えてきた桜庭は辛そうに目を伏せる。

「でも、周太郎さんが本郷家を捨てるって決めて、悟ったの。

自分には二人の仲を引き裂くことはできないって。

むしろ、あの人を失ってふっきれたのかもね・・・。」

「・・・ローズ様はそのあと、見事ルチアの座につかれました。」

桜庭は気をとりなおして、自慢げにそう付け足すのだった。

ローズは理人をみつめて言う。

「メイは今・・・、試されているのよ。」

その言葉に同意するように理人は大きく頷く。

そんな理人に、ローズはあるものを託してくれる。

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ローズの過去が明らかに。なるほど~。

うどん屋の娘だったからなんですね。

メイの両親がローズのうどんの味を受け継いだってことなんですね~。

しかし、金太郎はルチアだけでなく、ローズの運命まで変えてしまっていたんですね。そして、周太郎の人生も・・・。罪深いな・・・。

後継者選びでは、金太郎は迷走状態ってところなんですね。

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短いシーンでしたが、ローズの苦しさがほんと伝わってきました。

ついでに、よく似た境遇のルチアの苦しさも理解できますね。。。

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翌日、剣人の前に金太郎付きの執事たちがあわられる。

彼らは金太郎の使いできたといい、パソコン画面を見せる。

画面の中の金太郎が剣人に話しかける。

「剣人、イギリスに留学しろ。

留学して、Sランクの執事を目指せ。

理人を目覚めさせたお前の力を買った。お前には執事としての才能がある。」

まったく眼中になかった執事修行を金太郎から一方的にすすめられて、剣人はムッとする。

「そんなもん、誉められてもうれしかねえよ!

大体!なんでメイじゃなくて、ルチアってヤツが後継者なんだよ!

目が節穴なんじゃねえのか!」

その言葉に金太郎は笑う。

「小僧、威勢がいいなあ~。

メイにもそれくらいの元気があればいいんだが。

たしかに詩織は病んでおる。

だがメイにはそれ以上に足らないものがある。」

「なんだよ?それ。」

「覚悟だ。

求めるものを戦ってでも勝ち取る覚悟だ。

おまえはどうだ?剣人。

メイの心を掴むために兄、理人を超える覚悟があるか?」

金太郎の言葉に剣人は黙り込んでしまう。

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剣人に留学をすすめる金太郎。

なんでまた?とビックリ。

でも、剣人は理人と勝負したいと思っているし、メイの心を掴むための覚悟があるか?なんて聞かれ方をされたら、勢い留学しそうな雲行きですよね。

ただ、剣人が留学するっていうことになったら、その流れで理人は剣人と勝負するまでメイと学園にいることになりそうですね。

Sランク執事になって理人と勝負するために留学するんですから。

その戦いは見せてもらわなくては!

ということは、続編とかSPはありそうな流れではありますよね~。

ちょっと予感を感じることができて、うれしかったりして・・・。

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雪が積もった山上からメイは眼下に広がる湖をみつめていた。

雪が音をさえぎっているのか、鳥の鳴き声以外まったく音がしない・・・。

静かで穏やかな時間が流れていく・・・。

ふと、背後から雪を踏みしめる足音がする。

少し警戒しながら振り向くと、そこには理人がいた。

自分のところに近づいてくる理人を、メイはうれしそうにニッコリ微笑んで迎えた。

「よくわかったね。ここにいるって。」

「メイ様の執事ですから。」

ちょっとイタズラっぽく上目遣いでそう言うと、理人もニッコリ笑う。

前日のわだかまりは一切なく、二人の間にはただただ優しい空気が流れている。

メイは理人がそばに来るのを待って、再び、湖に目を移す。

「ここね。去年の冬にお父さんとお母さんと一緒に来たんだ。

3人で遊びにきた最後の場所だった。」

「ええ、以前お聞きしました。」

理人はそれを覚えていてくれて、まっすぐにここへと迎えに来てくれたのだ、メイは静かに頷く・・・。

「なんか急に来たくなっちゃってさ・・・。」

彼女の隣に立ち、同じようにその景色を眺めながら理人は語りかける。

「・・・本郷家の血を受け継いでいることは、メイ様にはただ辛く、苦しいことでしょうか・・・。

私は、メイ様が本郷家の血を受け継ぐ方でよかったと思っています。」

理人はメイの横顔をそっとみつめる。

「・・・そのおかげで、メイ様と出会えました。

・・・執事として、お仕えすることも。」

理人の視線を感じ、その優しい声が胸に響いて、メイはふいに泣きそうになる。

だが、次に理人の発した言葉にハッとする。

「・・・私は、戻ります。」

思わず顔をあげ、理人を見るメイ。

「明日、旅立つための準備をしなければなりません。」

メイの瞳に小さな失望がよぎる。

何か言いたいけれど、どう伝えたらいいのかその言葉がみつからない。

理人はそこまで話すと、胸のポケットから一通の手紙を取り出し、メイに渡す。

「学園長がこれを。」

手紙を手にとり、差出人をみるとそこにはメイの両親の名前が・・・。

理人はメイをしばらくみつめた後、何も言わず頭を下げる。

そして、ひとり、来た道を帰っていく。。。

メイは、理人の後姿を名残り惜しそうにみつめている。

息が詰まりそうな学園から出て開放的な空間に身をおいても、自分を取り巻く現状は何も変わっていない・・・。

そして、どこかに逃げようとしても、理人は・・・ついてきてくれるわけじゃないのだ・・・。

メイは理人を見送った後、手紙に目を落とす。

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その内容を読み進むうち、メイの瞳からはポロポロと涙がこぼれ落ちていく。

その手紙は、両親が書きローズに預けたもの。ローズはそれを理人に託してくれた。

その事実が、過去のことは親の世代ですべて終わったことなのだと、教えてくれていた。

手紙を読み終えたメイは、理人のあとを追って走り出す。

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メイへ。

周太郎より

元気でやっているか?

お父さんとお母さんに万が一のことが起こり、メイが本郷家のことを知った時のために、この手紙を残します。

本郷家のことを知って、きっとメイには自分がどうすべきか決断をしなきゃいけない時がくる。

どのような選択をする場合も、そこにはきっと何かを得て、何かを失う覚悟が必要になるだろう。

お父さんは大切な人を守るために家を捨てる覚悟をしました。

自分にとって大切なものは何か。

それがわかれば、どのような覚悟を持つべきか。答えはきっとでるはずです。

その答えが出たときは、勇気を出して戦いなさい。

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ユウより

メイ、優しくて強いあなたなら、大丈夫。あなた自身のために。

そして、あなたのそばに大切な誰かが・・・、一緒に戦ってくれる誰かがいるなら、その人のためにも精一杯戦いなさい。

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理人はメイに手紙を渡したあと、あっさりとその場を後にした。

けれど、背中ではずっとメイの気配を探っている。

自分の想いが伝わって、いつ自分に向かって走ってきてくれるかと待っている。

だが、そのメイはなかなかやってこない。

ふいに足は止まり、山上の方を見上げてしまう。

メイなら立ち上がってくれる・・・信じるしかないのだと、理人は再び歩き出す・・・。

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「待って!!!」

理人を呼び止めるメイの声がする。

振り返ると、まっすぐに彼のもとへと走ってくるメイがいる。

理人はひととき愛しそうにメイをみつめるが、すぐにその想いを仕舞い込んでしまう。

メイは少し手前で立ち止まると、意を決したように叫ぶ。

「戦うよっ!私っ!

望みをかなえるために戦うっ!!」

理人はメイの決意を見定めるように彼女を見ている。

・・・やがて、

自分からメイに歩み寄ると誇らしげに微笑みかける。

「それでは、私は・・・」

理人は小雨に濡れたメイの手を取り、自分の大きな手で大事そうに包み込むと・・・。

「・・・メイ様が戦うための、剣に。」

さらに、一歩近づき、メイの手を自分の胸に押し当て上からそっと手を重ね、

「・・・メイ様を守るための、盾になりましょう。」と共に戦うことを誓う。

その仕草は執事としてのものだったが、理人の想いはメイに伝わり、彼女の胸は高鳴っていく・・・。

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この雪山のシーン。最初から最後まで、素晴らしすぎ!!

メイと理人が会った時の笑顔。すごい信頼関係ができているんだな~と感動。

理人の語りはものすごく優しくて、私まで泣きそうになるし・・・。

それだけ話して、ひとり帰っていく理人がこれまたいいんですよね。

メイに戦う気になってほしくて、あえて突き放すなんて。

道を下りながら、心配そうに山上を見上げてる理人の表情が切なくてよかった~。

メイに声をかけられて振り向くときも切ない表情をしていたし。

すぐに執事の顔になってしまってたけれど・・・。

あの手での誓いは、執事としての最大限の愛情表現ですよね。

素敵でした。手の動きだけであんなに色っぽく感じるなんて感動、感激しました。

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メイは理人と学園へ戻る。

二人が教室に入っていくと、そこにはメイのことを心配していたクラスメート全員と、ソーレ達に囲まれるルチアがいた。

メイは、堂々とした足取りで、ルチアの前に出る。

「ルチア様、いえ、本郷詩織さん!

あなたにデュエロを申し込みますっ!」

ルチアは突然の申し込みにも驚かない。

「なるほどね~。

聖ルチア伝統のデュエロの勝敗で決まったことは誰もくつがえすことはできない。

たとえお爺様でも。

それで後継者の座を奪おうというわけ?」

メイは即座に反論する。

「後継者の座はいりません。

執事、柴田理人をかけた勝負です!

私が負けたら、この学園を立ち去ります。」

「ふざけないで!私にはなんの得にもならない話よ。」

ルチアはあきれてその場を立ち去ろうとするが、メイの傍らにいる理人を見て思いとどまる。

「理人様。

私が勝ったらこの女のことは忘れて、生涯、私に仕え続けると約束できる?」

理人はルチアを見てきっぱりと言い切る。

「それがデュエロの条件ならば。」

ルチアはメイに向き直る。

「それならすべてをかけて勝負しましょう。

私が負けたら、理人様のことはあきらめる。後継者のことも辞退して、この学園から去ってあげる。

あなたが負けたら、このクラスのみんなにも学園から去ってもらうっていうのはどう?

優しいあなたはお友達が苦しむのはいやなんでしょう?

この条件が不服なら、デュエロは無理ね。」

メイが答えに窮していると、その隙間を埋めるように、すかさず泉が承知する。

「その条件で構いません。」

続くリカも、「スリルがあっておもしろそうじゃない?」と挑戦的に微笑む。

次々とそれに続くお嬢様たち、そして執事達。

「みんなあなたの仲間よ。メイ。」

「みんな・・・」

メイはみんなの応援に胸が一杯になる。

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メイが戦うと言ってはいるけど、どうやるのかと思ったら、なるほど~。ここでデュエロが出てくるんですね~。

デュエロの条件は絶対です!て以前も言ってましたし。。。

金太郎の決定を無効にしようとするんですね。

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ところで、メイ。はっきりと「柴田理人をかけた勝負です!」と言いましたね。

他のお嬢様と同じく、ちゃんと自分には理人が必要なのだと宣言しました。

正直、聞いた時は、ドキドキしましたよお。あまりにストレートで。

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「望み」が両親のお墓云々から、理人へと変わりました。

後継者決定後、ルチアにお墓の約束を反故にされていたので、当然、メイの「望み」の候補にはあったはず。

でも、理人を選んだんですね。

メイの成長が見られました。

ほんとに大切なもののために戦えと伝えたのは両親ですものね。

お墓にこだわられるより、絶対に喜んでいると思います。

両親は家を捨てて駆け落ちしてるくらいですもの。

あの両親の手紙にも泣きました。。。

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あとは、またクラスメートの友情に泣きそうに。泉たち、気持ちがいいったら!

お嬢様たち、みんな強いです。ああ、もっと見たいよお~。。。

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ルチアはメイを囲むクラスメートの輪を忌々しげに見た後、傍らにいる忍に命じる。

世界中のありとあらゆる武術をマスターしていると噂される忍が、前に出てメイと理人に伝える。

「では、ルチア様の代理として私がデュエロをお受けいたします。

デュエロは真剣での勝負だ。いいな。」

「いいだろう。」

理人が頷く。

ルチアと忍は教室を出ていく。

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デュエロの申し込みが成立して、メイと理人は顔を見合わせ微笑む。

この勝負で自分達の運命を変えられるかもしれないのだ。

だが、その安堵感を引き裂いたのは一本の矢だった。

「では、メイ様・・・」

理人が何か言おうとした直後、突然窓ガラスを割って飛び込んできた矢が理人のわき腹に突き刺さる。

理人は自分の腹に刺さった矢を抜こうとするが抜けず、体のバランスを崩して倒れそうになる。

メイはとっさにそんな理人の体を抱え、衝撃を受けないように自分の体に乗せるようにして床に横たえる。

理人が手で押さえているわき腹から血が流れ出す。

メイはわけもわからず、理人にすがりつく・・・。

「いやあ~~~!」

メイの絶叫が教室に響き渡る。

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ああ、ビックリ・・・。矢が刺さってしまった・・・。

倒れ掛かる理人を自分の体で支えるメイ。優しい~~。

しかし、多美かあ~。やったのは。

まさかここまでやるとは・・・。

忍はロシア兵100人でも倒せないという強さを持ってるんでしょう?何もこんなことしなくても・・・。深く刺さってそうなので、こんな状態でデュエロができるとはとても思えず・・・。

ああ・・・瀕死の状態で戦うのか・・・。理人は・・・。

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さて、あとは最終回を残すのみ。

寂しい・・・。

寂しすぎるっっ!

大切な最終回、ドキドキしながら見たいと思います。

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2009年3月13日 (金)

キイナ・第9話「死者からのメッセージ」

★UPし忘れてました。。。

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係長、雅は、15年前の死体なき殺人事件をずっと追い続けていた。

その被害者は宮内真理子という女性で、大量の血痕があったため死亡しているだろうと推測されたが、死体は発見されず犯人もわからずじまいなのだった。

雅がその事件をひきずっているのは理由があった。

真理子は雅の幼なじみで、彼を兄のように慕っていたのだ。事件当日も、雅に相談があると留守電にはいっていたのだが、駆け出しの刑事だった雅は忙しくそれに気付く遅れたのだった。

悩みがあったのに、聞いてやれなかった・・・雅は15年間、ずっとそのことを後悔しつづけていのだった。

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その雅が真理子の幽霊を見たという。

そして、その幽霊目撃現場のすぐ近くで、ついに死体が発見される。

時効まであと10日での発見。

みつかった真理子の遺体は15年の時を経ているのに、まるで生きているかのようだった。

・・・。

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雅の事件、長くひっぱってきたのに、今回であっさり解決しました。

てっきり今回と最終回の2話連続になるかと思ってたんですが・・・。

おもしろかったので、これで2話やってほしかったなあ~と思います。

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雅にものすご~~く気を遣いながら、話すキイナ。

彼女なりに、懸命に励ましていて・・・。

いつ、「ありがとう。」と言うのかな~と、雅の言葉を待ってしまいました。

しみじみ、いい感じの「ありがとう。」でした。

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長年の事件が解決して、すっきり雅。

行列しないと買えないという人気のドーナツをみんなに差し入れ。

このドーナツ、めちゃめちゃおいしそうでしたね~。

食べたいわあ~~。。。

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2009年3月12日 (木)

相棒7・第18話「悪意の行方」

右京(水谷豊)と陣川(原田龍二)は襲われ拉致監禁される。

なんとか脱出をはかろうとするものの失敗。

そんな時、警察官が駆けつけてくれる。

無事、助け出された右京と陣川は捜査を開始する。

調べていくと、どうやら「特命係」が狙われた模様。

また現場で発見された携帯電話は中学教師、真央のもので彼女はいろいろな嫌がらせを受けていた。

真央は生徒から学校裏サイトでのイジメの相談を受け、その管理人である生徒を退学に追い込んだことから恨みを買っていた。

拉致監禁に関係がないように思われたが、右京は真央に怨恨の線が出たことから興味をもって調べることに・・・。

・・・。(敬称略)

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今回は陣川とのコンビでした。

あの陣川の微妙に右京の調子を狂わす感じ、好きですわ~。

陣川、交際に発展しそうだったのに、残念でしたね~。

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特命係に突然あらわれて、ヒマ課長と右京を飛び上がらせてたのも笑いました。

右京の驚き方がおかしい。

あと、久しぶりに「花の里」が登場。

ああ、まったりしていて落ち着きますわ。(笑)

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また、お話もおもしろかったです。

ネットの掲示板から広がる悪意。

こんな感じで増幅していくんですね~。

優子は真央が自分の実家の本屋にいやがらせした本人だとすぐに思ったみたいですが、そんなに安易に決め付けていいのかと思っていたら、やはり人違いというオチ。

こういうことってありそうですね。

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ところで、予告の中で新相棒が及川光博さんだと発表されました。

二人でいる映像を見ていたら、悪くない感じ。

あとは、新相棒がどんなキャラなのか、それ次第ですね~。

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来週は、相棒としても異色な感じ。

八つ墓村みたいな雰囲気でしたよ!!!(笑)

期待しちゃいます!!

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2009年3月11日 (水)

トライアングル・第10話「十字架を背負う者たち」

ヴォイスはここにきて脱落しました。とほほです。。。

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サチ(広末涼子)が郷田(江口洋介)をかばって撃たれる。

死ぬ間際、サチは郷田に「真実を明らかにしてもあなたは救われない。今以上に重たい荷物を背負うような気がする・・・」そう言って亡くなっていく。

郷田は自分が殺したも同然だと自分を責めるが、サチの母(風吹ジュン)は郷田自身のためにも犯人を捜してこの問題に決着をつけた方がいいという。

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一方、八ヶ岳での郷田家の火災事件を調べていた舜(稲垣吾郎)は父、信造(北大路欣也)に自分の推理をぶつけていた。

「火災事件は子供の火の不始末とされていましたが、現場付近では不審者が目撃されていました。それが新堂です。新堂の名前が捜査線上にあがると、捜査が中断される。

警察上層部に圧力をかけているものがいます。」

信造はようやく本心を吐露する。

「25年前の事件を解決できなかったことをずっと後悔してきた・・・」と話し出す。

(敬称略)

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一気にスピード感が出てきました。

今回は信造サイドの種明かし?がされました。

しかし、信造より上の警察上層部って・・・。誰?

それならもっと早くから出して怪しさを振りまいてほしかった・・・。

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それと、釈然としないのは、サチが死んだこと。志摩野もそうだけど。

これから、あらたな人生を送ろうとしていた人を殺してしまう必然性があるのかな・・・。

真相がわかったとき、サチはその先の希望の光になりえた存在なのに・・・。

最終回で納得できる真相が出てくるといいんですが・・・。

いや、納得させてほしいです。

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次週は最終回!

トライアングルのタイトルの意味もわかるかな。

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2009年3月10日 (火)

メイちゃんの執事・第8話

いやあ~~、すごかった~。

もうずっと入り込んで見てしまって、疲れた疲れた。

前半はメイの恋する苦しさにグッタリ。後半は戦う二人にグッタリ。

こんなに夢中になって見たのは数年来のことかも。

でも、ほんとに良かった~~。

これでもう理人は揺れることはないだろうし、メイとの絆はがっちりできましたね。

もう二人は別れることはないでしょう。

次回からはちょっと安心して見られます・・・。ふぅぅぅ~。。。

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(敬称略)

メイは聖ルチア学園を去り、仲本家に世話になる。

剣人もメイを追いかけ、執事見習いをやめ故郷にもどる。

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今回エンディングが先に流れたので、ちょっとオロオロ。

こんなやり方もあるんですね~。。。

メイ、うどん屋でバイトしてるとき、すごくかわいかったですね。

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メイは近所のうどん屋でバイトをはじめ、以前の高校への復学も考えるようになる。

でも、剣人とは浜辺での彼の告白にとまどい、以前のような二人には戻れないまま・・・。

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そんなメイを待ち伏せして、勇気を出して話しかける剣人。

「あのさ、この間のこと・・・」

メイはぼんやりとしたまま剣人の話を聞いている。

そんなメイの表情が一変する。

剣人の背後からやってくる理人の姿をみつけたからだった。

メイは自分に向かって歩みよってくる理人を、ただただじっとみつめている。

理人も一瞬たりともメイから視線をはずさない。

メイの前に立った理人を、剣人は不満そうに見る。

「失礼いたします。東雲メイ様。

本郷家よりメイ様にお伝えしないといけないことがありまいりました。

1週間以内に学園に戻らないと学費の支払いを停止し、今後復学は不可能となります。

また、本郷家との関わりを断ち、財産分与の権利もすべて放棄していただくことに。」

メイは話を途中まで聞いたところで目を伏せてしまう。

「用件はそれだけ?」

「はい。」

「・・・そう・・・、ご苦労さま。」

理人の答えに失望を隠せないメイはバイトがあるからと、さっさとその場から去っていく。

そんなメイの後ろ姿を、理人はそっと振り返ってみつめている。

メイと対峙していたときの冷静な仮面ははがれ、そこには今にも泣き出しそうな表情の理人がいた。

そのあふれる想いを湛えた視線は小さくなっていくメイをひたすら追いかける・・・。

それを見た剣人は理人への文句を言えなくなってしまう。

「アニキ・・・」

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遠くからメイの元に来るまで、ずっとメイをみつめ続けてる理人にドキドキ。

なのに事務的な用件だけなんて、心が折れそう・・・。

でも、メイを見送る理人の表情を見て、彼の本気度がうかがえてホッとしました。

メイがこの表情を見ていないってところが、なんとも・・・。

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理人は本郷金太郎のもとへと戻る。

金太郎はメイだけでなく理人にも、あっさりと冷酷な決定を言い渡す。

「お前は詩織のもとに戻れ。

柴田家の執事は本郷家の後継者に仕えるのが慣わしだ。

メイがいない今、お前のいる場所はそこにしかあるまい・・・」

理人は動揺しながらも、その命令に従う。

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金太郎は理人をいたぶってますね~。絶対に全部わかっているはず。

メイのところへの使いをわざわざ理人にさせているし。

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メイが仲本家にもどると、そこには学園のクラスメート達が大挙して押しかけていた。

学園からメイがいなくなって、どうも調子が出ない彼らはとうとう田舎までやってきたのだった。

12箇所の欠陥があり、2年もたないとみるくに診断された仲本家は、大勢のお客の到来にも案外問題なく耐えていた。

「あんた達、何をしに来たのよ?」目を丸くしてたずねるメイ。

「あんたを連れ戻しに来たのよ!」と泉。

「納得できないの。あんなやめ方されて!」とリカ。

「それは・・・」

メイは言いよどむが、そばにいた剣人がついに真相を暴露する。

「脅されてるんだよ!ルチアって女に。

メイはあの女にずっと嫌がらせを受けてた。

このまま学園に残っていたら、まわりのお前らのことも狙うって言われて。やめるしかなかったんだ。」

剣人の言葉をにわかに信じられないクラスメート達だったが、本郷家の後継者争いが背景にあるならそういうこともあるかもしれない・・・と思いはじめる。

さらに泉とみるくは自分たちの経験から剣人の言葉が間違っていないことを告げる。

「バカみたい。私達のことを気にしてやめるなんて!」

リカは文句を言うが、「それだけじゃない・・・」とメイは口ごもる。

そんなやりとりの中、不二子は理人がルチアの執事にもどったことを伝える。

メイはショックを受ける。

「このままでいいの?あなたが帰れば、理人様だって・・・」

「私には関係ないよ!私だってこっちでうまくやってるんだから!」

「まさか彼氏できたとか?」

「仲良くしてる男ぐらいいるから~!ほらっ!」

指差した場所には剣人がいた。

それでも、クラスメートにまったく相手にされず、メイは苦し紛れに剣人の腕をとり、「デートの約束もしてるしっ!」と口走ってしまう。

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ここのお嬢様&執事の一連のドタバタがおもしろい~!!もう大好き!!!

みるくがお世話になったので、春平にお礼をする大門。さっすがの気配り。

「片手で失礼」とことわりをいれて受け取る春平。(笑)

みんなの中に割って入ってイケメン執事に大興奮の美冬。

美冬に抱きつかれた六本木と木場はどちらも自分のお嬢様「京子さま~」「泉さま~」って助けを求めてるし。(笑)いざとなったらお嬢様を頼るのね。

美冬を引き離した母、秋子も木場に「かわいい~」と抱きついて一緒に倒れて、どこからともなく・・・「ああ、奥さま~」の声。(笑)

不二子にもたれかかられた春平は、デレ~として、「いいんですか~(ドキドキ)」。これがもう大笑い!

よろけた青山に突き飛ばされて、ふすまに頭から突っ込むリカ・・・。

リカは爆発頭が多いですね~。7話では青山が扉に首をはさんでいたので、今回はリカが災難に遭うと・・・。なんかこのペアはギャグが迫力を増してます~。(笑)

再び、美冬が乱入してきた時、大門がみるくを後ろからハグしてましたね~。小さなみるくになにかぶつかるといけないと盾になってあげてたみたい。大門~やさしい。

ああ、このドタバタを見るのもあと2回。寂しい・・・。

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メイの言うことが本当かどうか、クラスメート達はデート先まで確かめにくる。

遠巻きに監視し、背景に同化し、デートの様子を探ろうとする。

メイは思いつめた表情で剣人の待つ、そのデート場所にやってくる。

剣人を成り行きでデートに誘ったことを後悔していたのだ。

「あのね・・・豆シバ・・・」

メイの気持ちを察したかのように、剣人は言葉をさえぎり、

「よし!今日は俺様が最高におもしろいところに連れてってやるよ!」と元気に言い放つ。

メイは思いなおして、歩き出した剣人の後をついていく。

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ここでもお嬢様&執事達、大活躍。

もう京子お嬢さま・・・独壇場。

仲本家では間違ってストーブに腰掛け、やかんを持って飛び上がってましたが。遊園地では、次々と食べる食べる。最後はちくわを持ってましたね~。

時々、羊のアニメが入るのもかわいくて、みつけては楽しんでます。

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遊園地で遊ぶうち、メイは少しずつ明るい笑顔をみせはじめる。

剣人はそんなメイにホッとする。

前方に一面の菜の花畑をみつけたメイは、見にいこうと剣人を誘って先に歩き出す。

剣人はそんなメイに追いつき、そっとメイの手を握る。

メイは、突然、剣人に手をつながれ、ためらうが・・・。

その手をふりほどくこともできず、ひたすら前を見て歩き続ける・・・。

菜の花畑で隠れて見守っていたクラスメート達は、その様子を見てそっと立ち去る・・・。

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なんだか切ない展開です・・・。

メイはそんな心境じゃないのに、剣人だけ恋してる。。。

こういうときは見守ってあげるのが一番なのに・・・。

でも、メイも手をふりほどくことができないから、剣人の想いが強ければ今はなくても将来は引きずられそうな部分もあるのかも・・・。

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メイが家に戻ると、クラスメート達からの寄せ書きが置いてある。

そのどれもこれもが、メイのことを思っての温かいメッセージだった。

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ここでやってくるローズと桜庭。はあ~、もう大好き!

「やっぱりいいわね~、コタツは~」とスルリとこたつの中に入って横になるローズ。

どうしたのか・・・ものすごく庶民的。(笑)

「ローズさま、みかんなどいかがでしょう?」と人のうちのみかんをすすめる桜庭・・・。

「むいてちょ~~だい!」 ローズ、かわいすぎっ!

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ルチア宮にいる理人に多美が話しかける。

「東雲メイ、あなたといるよりずっと楽しそうよ。」

多美は遊園地でのメイと剣人の手つなぎ写真を理人に見せる。

「詩織様は彼女とは違う。あなたのかわりなんていないの。

はやく詩織様だけを見てさしあげて。」

理人は、うつろな視線を窓の外へと向けるだけ・・・。

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多美、恐るべし。

きっちり手つなぎ写真を隠し撮りして理人に見せてる・・・。

自分はルチアの執事になってしまっているし、それを知ったらメイが自棄になって剣人とデートしててもおかしくはない・・・と思ってるのかな・・・。理人。

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クラスメート達は、学園を抜け出しメイに会いに行ったことで処分を受け、全員オンブラランクに落とされる。

執事たちも規則どおり、ジャケットなしの姿になる。

そんな彼らをよそに、理人はルチアの世話をそつなくこなしている。

「理人さん、あとでちょっといいですか。」

木場は、いつになく真剣な面持ちで理人を別室に呼び出す。

そこでは執事全員が待っており、理人は口々に責められる。

「見損なったよ。」

「どうして、東雲さまを迎えに行かない?」

「どうしてそんな平然とルチア様の執事ができるんだよ!」

そんな言葉に理人は平然と言い返す。

「本郷家の執事としての仕事だ。」

「心を偽ってまで執事を続けることが本望か。」

「前に君は俺に走り出す勇気をくれたじゃないか?」

「執事として正しいかどうかはわからないけれど、あのときの姿が本当のおまえなんじゃないの?」

「僕は泉様のためならどんな苦しいことでも耐えられる。東雲様はその気持ちが一番大切だと言ってくれた。」

木場の言葉に続いて、青山が執事全員の総意として毅然と言う。

「俺たちは今のお前を認めない!」

その言葉を最後に、執事達は次々と部屋から出ていく。

ひとり残っていた神田は、去り際、理人の肩を叩いていく。

理人は誰もいなくなった部屋で、重く深い溜め息をつく・・・。

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執事達、すごい連帯感です。

理人にビシッと言うところはほんとカッコ良かったです。

2話で青山、3,4話で木場、5話で大門、6話で根津と、それぞれお嬢様への想いを試されているんですよね。

そしてみんな、堂々と自分の気持ちをさらけ出して、お嬢様との絆を深めてる。

今は理人が。みんなの言葉は執事達からの激励ですよね。

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あと、普段、ほのぼの系の木場がこういうことになると俄然しっかりするのはなんかいいです。泉はとてもしっかりしてるので、いつもは彼女の癒しに徹してるんでしょうね。

ところで、神田。

理人の肩を叩いてる場合じゃないですよ。理人もメイも剣人も、きっと神田が多美を立ち直らせるのを待ってるはず。がんばってもらわないと。

今後、神田も試されるんでしょうね。

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仲本家には、学園長のローズと執事の桜庭も訪れる。

ローズはしばらく居座って繰り返し学園に戻る気はないのかとメイにたずねるが、彼女は「ありません。」と答えるばかり・・・。

そんなメイにローズはうどんを作って食べさせる。

「うちの味に似てる。」と驚くメイ。

「まだ腕はなまってないわね。」その言葉になぜか満足気なローズ。

その後、彼女はメイの母親、ユウとの関係をはじめて話してきかせる。

ユウとローズは聖ルチアの同級生で大親友だったというのだ。

ユウは名門東雲家の令嬢だったが、事業に失敗して学園にいることができず、一緒に卒業することはできなかったという。

「でも、彼女は一番大切なものを手にいれたの。あなたのお父さんよ。」とローズは懐かしそうに続ける。

当時、周太郎には許婚がいた。それにもかかわらずユウは絶対にあきらめずアタックし続け、結局、周太郎はすべてを捨てて結婚したのだという。

ローズは、幼いメイと若い父母が写った写真をメイの前に置く。

メイにも母のようにあきらめるなと言いたいのだ。

「あらためて言っておくわ。戦う意志のない者に幸せはめぐってこないのよ。」

ローズはそういい終えると、桜庭を従えて聖ルチアへ帰っていく。

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周太郎の許婚が実はローズだったってこと、メイが知ったらどうなるんでしょう。

きっと、仲本家に居座って説得しようとしてくれたことを感謝するでしょうね。。。

しかし、メイの家のうどんの味はローズの味?

これってどういうことなんでしょう。気になるぅ~。

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聖ルチア学園の教室では、理人がルチアの本を探していた。

背後にやってきた忍は、ルチアが好きそうな本を理人に手渡す。

本を受け取り、教室を出ていこうとする理人に忍は声をかける。

「君がそばにいて、ルチア様は本当に幸せそうだ。

この数年の中で最も穏やかな日々を過ごされている。」

「だからなんだ?」

忍の言葉に理人は苛立つ。

「君はどうなのかと思ってね。明日が過ぎればメイ様はもうここには戻れない。」

「メイ様が選ばれたことだ。」

理人は苦しげに答えるが、忍は一段と、理人の心に立ち入ってくる。

「そういうのを言い訳という。

逃げたのは君だろ? 理人君。 

自分の苦しみから。」

「やめろっ!」

理人は図星をつかれたのか声を荒げる。

忍は知らぬ顔で続ける。

「そして、空っぽの自分を求めてくれる詩織様を選んだ。」

「だまれっ!」

「メイ様のそばにいると、彼女を想う自分がつらいから。」

「だまれと言ってるだろっ!!」

忍は冷たい笑みを浮かべ止めを刺す。

「腰抜けめ!」

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忍、もっと言ってやって~~!

他の執事よりSランクだけに自分に課しているハードルが高いというのもあるでしょう。自分がいてもメイを守れなかったという自責の念もあるでしょう。学園にいては危険だということもあるでしょう。

でも、そんな思いをひとつひとつ取り除いて、その本質をのぞいてみたら、忍の言うとおりなんでしょうね。

ただ、今は自分のメイへの想いを自覚してるけど、理人って、3,4話あたりからメイに避けられたり拒否されたりすると、途端に動揺して、溜め息をついたり、金太郎やローズのところに筋違いの話をしに行ったりしてましたから。

メイが自分の意志で理人の前から去ったという事も、理人を腑抜け状態にさせてる一因ではあるんでしょうけれど・・・。

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メイはバイトを終えて、剣人と共に家に帰ろうとしていた。

いつもの海岸どおりを歩きながら、剣人は共通の友人の話をしはじめる。

けれど、メイは上の空。

適当な返事が、いつも遅れぎみに返ってくる。

そんな状況に剣人はついに耐えられなくなってしまう。

「・・・お前、今どこにいるんだよ。」

「・・・えっ?」

メイは驚いて立ち止まる。

「どこにいて、誰としゃべってるんだよ。

今、お前が見てるの、俺じゃねえだろ。」

メイは心を見透かされて、泣き出しそうな表情になる。

「豆シバ・・・」

「今のお前、俺が知ってるメイじゃねえよ。俺の好きなメイは・・・。」

剣人は、そんなメイを残して帰ってしまう・・・。

日常の生活を送るだけで精一杯・・・、泣かないでいるだけでいっぱいいっぱい・・・。

ふいにどこかで理人の名前が出ると、切なさがこみあげてきて途方にくれてしまう。

剣人のまっすぐな想いを感じることさえ、今のメイには困難なことだった・・・。

メイは自分の態度に剣人がずっと傷ついていたことを知り、うなだれたまま動けなくなってしまう。

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その夜、メイはこたつでひとりローズや剣人の言葉を思い返していた。

もう終わったこと・・・考えれば考えるほど、メイは答えを見出すことができなくなっていく・・・。

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この切なさ。。。つい自分が恋してた時の苦しさを思い出して、たまらない気持ちになりました。

ほんと、しんどかった~・・・。

メイからすれば、理人はすでにルチアの執事になっているし、やってきた時も冷たい態度に見えたでしょうし・・・。ローズから戦えといわれても動けないのは当然です・・・。

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同じ頃、執事達や忍から責められた理人は、メイと暮らした部屋で、思い出の中にひとり身を置いていた。

押し寄せる葛藤に揺さぶられ、その苦しさに涙が溢れてゆく・・・。

夜の帳はそんな理人を包み・・・飲み込んでしまう・・・。

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仲本家で悩んでいるメイの顔に、オンブラ寮にいる理人の苦悩の顔が重なるシーンが、ロマンティック~。お互いに相手を求めて苦しんでいるんですよね。

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そして、剣人は夜の砂浜にやってきていた。

闇に染まった視界からは途切れることなく波音だけが届けられる。

そこは数日前、剣人がメイに思いのたけをぶつけた場所だった。

けれど、メイはまるで学園に魂を置いてきたようで・・・。

剣人は、田舎でのメイの寂しげな姿を次々と思い出す。

「どうすりゃいいんだよっ!」

砂浜に勢いよく体を投げ出して寝転がる剣人。

目を閉じると、金太郎の伝言を伝えに来た兄の表情が浮かび上がる。

いつも先を歩いていた優秀で完璧な兄。その兄が誰の目もはばかることなく、愛しそうに去ってくメイの後ろ姿を追いかけていた。

それは、紛れもなく恋に焦がれる男のものだった。

剣人は・・・漆黒に染まる海原を力強くみつめる。

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その日は、メイが聖ルチア学園に復学できる期限の最終日だった。

剣人はひとり学園の門をくぐる。

そして迷うことなくルチア宮に辿りつくと、理人を連れ出し教室にむかう。

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教室で、剣人は理人と対峙していた。

不穏な空気を察し、クラスメート達は続々と駆けつけてくる。

「ちゃんとケリをつけないと消えねんだよ!

メイの中にいるお前も、お前の中にいるメイも。

はっきりしろよっっ!」

「・・・剣人・・・」

理人はどこか遠くで起こっていることのように、剣人の言葉にも反応できずにいる。

「いつまでもすました顔してるんじゃええよっ!」

剣人はそう叫ぶと、理人を殴りとばす。理人の体が床を滑ってゆく。

「何をしてるのよ!」

殴りあいを止めようとしたリカや泉を制止したのは執事達だった。

「男には戦わないといけないときがあるんです。」

「彼は今試されているんです。自分の心を・・・」

剣人はたて続けに理人を殴る。

けれど、理人は殴られるがまま、まったく反撃しようとはしない。

「ふざけるなよっ!

もうメイのことなんてどうでもいいっていうのかよっ!

俺は、ずっとメイのことを見てきた。

メイのそばにいれるなら、なんだって耐えられるんだよっ!

渡さねえっ! お前なんかにメイを渡してたまるかよっ!」

剣人の必死の叫びが、ようやく理人の心に火をつける。

理人はゆっくりと立ち上がると、剣人に向き直る。

そして、殴りかかってくる剣人の動きをすばやくかわすと殴り返す。

理人の反撃に剣人の体は吹き飛ばされる。

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みるくに導かれて学園にやってきたメイは、二人の殴りあいの場に飛び込んでくる。

「メイは渡さねえ!」

聞こえてきた剣人の言葉が心に突き刺さる。

メイは二人を止めようとするが、その前を執事達が壁のように立ちはだかる。

木場が断固とした調子でメイに言う。

「東雲様のためです。」

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理人はジャケットを脱ぎ捨て、二人は本格的な殴りあいをはじめる。

激しいぶつかり合いの中で、理人の膠着していた心身が一気に解き放たれていく。

メイは真剣な殴りあいについ逃げ腰になる。

だが、そばにやってきたローズは「しっかりと見ておきなさい」とメイに目を逸らすことを許さない。

メイは泣きながら二人をみつめる・・・。

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長い殴り合いの末、力尽きる剣人。

理人は、顔面から崩れ落ちる剣人をとっさに両手で抱きかかえる。

剣人は兄の腕の中で、涙ながらに叫ぶ。

「負けられねえんだよっ、俺はっ・・・!」

理人はそんな剣人の背中を、ポンポンと優しくさすりながら言う。

「俺もだ!」

理人のその言葉を聞いた剣人は、全身の力を抜き、床に転がる。

ケンカを仕掛けたのに、負けてしまった自分を不甲斐なく思う反面、兄から狙いどおりの答えを引き出したことはどこか満足気でもあり・・・。

・・・再び二人を結びつけようとしている自分はとんだバカだと思ったり・・・。

「ああ、何やってんだあ~俺は・・・」

剣人の周りには、彼の健闘を讃えるかのように執事達が駆けつける。

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剣人、いいヤツだ~。

恋のライバルとしての決闘だと思いつつ、結局は兄の目を覚ますためにしたんだろうなあ~と思いました。

メイが何より苦しんでいるから・・・。

剣人が崩れてきたとき、理人ががっちり抱きかかえたのも良かった。背中ポンポンも。兄弟愛が見られました。

そんな剣人の思いを執事達が理解してくれていたのもうれしかったです。

倒れたときに剣人に駆け寄ってくれましたもんね。男ばかりじゃ、寂しいかもしれないけど・・・。

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理人は剣人の様子を伺った後、その場にメイがいることに初めて気付く。

「・・・メイ様・・・。」

理人はまっすぐにメイをみつめたまま動かない。

二人の壮絶な戦いを目の当たりにして放心状態のままでいるメイにローズがたずねる。

「もう一回だけ聞くけど、戻るの?やめるの?」

メイは目を伏せたまま、その問いかけにすぐには答えらない。

その様子を見た理人は、足を引きずりながらメイの前にやってくる。

メイは、そばに来た理人を見る。

メイにだけ発せられるいつもの優しい声がその場に響く。

「・・・このような姿で、申し訳ありません・・・。

お迎えに、あがらなかったことも・・・。」

理人の言葉にメイは懸命に首を振る。

一切の迷いが消えた理人の涼しげな目元には強い意志が宿っている。

「・・・ですが・・・、やっと目が覚めました。

もう二度と、メイ様のそばを離れませんっ!」

理人はメイの眼前で片膝をつき、

「私は、メイ様の執事ですからっ!」

そう宣言すると、ありったけの笑顔と共に彼女に向かって手を差し出す。

理人の眼差しは柔らかな光をたたえ、メイだけをみつめている。

二人以外、他には誰もいないかのように・・・。

メイは、理人の手に自分の手を重ねる。

理人はそのメイの手をしっかりと握り返す。

「おかえりなさいませ。」

メイは心から安堵し、涙が頬を静かにこぼれ落ちていく・・・。

その涙を拭い、彼女はもう一方の手も理人の手に添え、両手でそっと握り締めた。

他の誰より、あなたにそばにいてほしい・・・。

その手こそが、メイがずっと待っていたものだった。

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このラスト、めちゃめちゃ良かったです。

目が覚めた後の理人の目がとっても素敵です。

生き生きしてます。今までどんだけ抑圧されていたのかがよくわかりました。

これからはメイのそばを離れないって、宣言したし、ホッとしましたよお。

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あと、メイが照れながら、理人の手を両手で握るところも好きなシーンです。

剣人の時のと対比してしまって、その違いがよく出てます。

ほんとに、理人だけを求めていたってことがあらわれてました。

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それとこれ、リンクになってるんですね。

後ろハグはまず、理人がして、それを多美の写真で見た剣人が続いて後ろハグ。

今回、手つなぎデートを剣人がして、それを多美の写真で見た理人がラストの手つなぎ。

今回は大きな決闘もしましたが、兄弟の静かな戦いも行っていたのかなと。

こういう作りこんだところがこのドラマのすごいところのひとつだと思います。

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それと、手つなぎは、3人の関係が如実にあらわれてました。

剣人は突然、手をつないでメイを戸惑わせるのに対して、理人は、手を差し出してじっと待つ。メイが手を出したら握ってあげる。

メイはというと、理人の手がうれしくて、両手で握り締めてしまう。

こんな細かい描写がうれしくて、ほんとに何度見ても飽きることがないドラマになってます。

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それと、この結末に忍がニンマリしてましたが、どうも何か企んでいるというより、いい人に見えてしまいました。どうなんだろ・・・。

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さて、今回は剣人のまっすぐで誠実な気持ちが、考えすぎてがんじがらめになっていた理人とメイを救ってくれました。

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次回はどうなるんでしょう。

とりあえずは、聖ルチアでの制服姿のメイと彼女のそばにいる理人が見られそうですね。

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ものすごく、楽しみです。。。

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2009年3月 6日 (金)

相棒7・第17話「天才たちの最期」

右京(水谷豊)は出版社の瑛子(黒川芽以)から詩人安原(三浦涼介)の死の再捜査を依頼される。

安原はステージ上で詩の朗読をしていた時に飲んだ水に毒薬が入っており亡くなったのだった。

捜査一課は自殺と断定するが、瑛子は毒殺されたのだと右京に訴える。

右京は安原の師である城戸(中島久之)と安原を自宅に住まわせていた詩壇の重鎮・五十嵐(西沢利明)に会いに行く。

・・・。(敬称略).

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作りこんだお話でした。

登場人物が多くて、ちょっと混乱ぎみです。

結局は、捜査一課の結論のとおり、自殺だったってことですね。

でもそこに盛り込まれたメッセージを右京が読み解いたということで。

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そろそろ新相棒が登場してきて欲しいですね~。

それとも、レギュラー陣を相棒にしてもっと作ってほしいな。

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キイナ・第7話「偽りの記憶」

捜査一課主任・津田(金田明夫)の妻、真美子(宮崎美子)が、投資会社経営の田所を襲ったという連絡が入る。

上司にあたる津田の妻の犯行にキイナ(菅野美穂)やタケル(平岡祐太)は衝撃を受ける。

真美子から事情聴取を行うと、架空の投資話で2千万ものお金を騙し取られ、そのことで思いつめた上の犯行だという。

涙ながらに田所への怒りをぶちまける真美子は、普段の穏やかな印象からは想像できない、まるで別人のようだった。

裏づけ捜査を行うと、驚いたことに真美子にはお金を騙し取られた形跡はまったくない上、田所も彼女に会ったことはないと証言する。

キイナは捜査からはずれている津田のもとをたずね話を聞くことにする。

そこで、彼女が飛行機恐怖症を克服するため、心療内科に通院していることを知る。

・・・。(敬称略)

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話の筋は予想できましたが、それでも結構楽しめました。

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ところで真一郎とキイナはどうなるんでしょうね。

真一郎の子供も応援してるということですけど。

キイナに伝えたら、一足飛びに話が進展しそうかも。

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しかし、ずっとほのぼの系で最後までいっちゃうのかなあ~。

見ていると平板な感じなんで、ここらで、タケルと本気の恋に火がついてほしいところ。

結婚に漠然とあこがれてるだけの状況から変化を見せて欲しい。

キイナのあのぼんやりキャラのままで恋させてほしいなあ~。

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来週からはいよいよ雅の15年前の事件が登場しそうですよ~。

エンジンがかかってくるかな!

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トライアングル・第9話「真実の向こう側」

佐智絵の殺害現場にやってきた亮二(江口洋介)は、同じくそこへやってきた信造(北大路欣也)と会う。

亮二はそこで、彼と均が志摩野を殺したのではないかとぶつけてみる。

そして、25年前の佐智絵の事件にも関与しているのではと。

信造はそんな亮二に「今のままでは君のゴールは幻に終わる。確実な証拠がない限り、真実とは言えない。」そう言うと去っていく。

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一方、舜(稲垣吾郎)は父、信造から15年前の八ヶ岳での火災事件の資料を渡される。

その記事には、別荘の火災で亮二の両親と兄がなくなり、亮二が唯衣(相武紗季)を救い出したことが書かれてあった。

舜は唯衣にそのときの状況を聞こうと電話をするが、彼女は信造からも同じ質問を受けたと不思議がる。舜は父がこの事件に注目していることを知り、火災事故と亮二との関連を探りはじめる。

・・・。(敬称略)

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サチが撃たれてしまいました。

はじめ郷田が撃ったのかと思ったんですが、あれは均ですよね。

均は郷田を殺すつもりでいたのに、かわりにサチを撃ってしまった。。。

前もって信造に電話していたところを見ると、やはり信造と均が殺害事件に関わっていそうですね。

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それと、あらたに出てきた郷田の15年前の火災事件。

これがどうからんでくるのか、まったく想像ができません。

15年前に起きた火災事件は、郷田を殺そうとした佐智絵の事件の犯人がしたことなのかな。

郷田が怪しいなんてことないですよね・・・。

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最終回まであと2話。

クライマックスが近づいてま~す!

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2009年3月 5日 (木)

ヴォイス・第8話

今回は「チーム・バチスタの栄光」を録画したので、ヴォイスの方はリアルタイムで見ました。

録画できてませんので、あらすじは省略させていただきます。

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今回は哲平がB型肝炎に感染したかもしれないというお話で、ゼミ生みんなが心配する中、大己だけが火災現場で死亡した男性の死の真相を捜査していたんですが・・・。

羽井くんにいつ殴られるかとヒヤヒヤしましたよお~。

大己のみつけてきた真相が、哲平の法医学からの脱退をとめる結果になって・・・良かったです。

でも、大己ならどんな遺体でも調べていたはず。

哲平を励ますこの結果につながらなかったら・・・、ほんと殴られてましたね。

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羽井くんが同じお守りを10個も買ったのにびっくり。

あの発想はなかなかないです・・・。

私なら10の神社をまわってしまうと思うから。

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2009年3月 2日 (月)

メイちゃんの執事・第7話

いやあ~、今回が一番切ない展開でしたね。

クラスメートと別れ、理人と離れ、海辺にやってきたメイが、「ごきげんよう~」と言って泣くシーン、もうたまらなくて、私も一緒に泣きました。

つらいですね、メイ。理人のそばにいたいのに。

それから、学園を辞めると言い出したメイを引き止めるためにお嬢様&執事たちが悪戦苦闘するシーン。

プレゼント攻撃、かくし芸大会に手を叩いて大笑いした後、

まさかのうどんオチに、まさかの号泣!

何度見ても泣けて、みんなが大好きになります。

1話から見ていれば、うどんが来るのはわかるんですけど、でもこのタイミングでここにうどんを持ってきたことに、意外性があってものすごく感動しました。

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(敬称略)

多美(谷村美月)に誘き出され「時間のない館」にやってきたメイ(榮倉奈々)と剣人(佐藤健)。

お嬢様と執事が心中したという「時間のない館」の伝説になぞらえて、多美は暴漢に二人を襲わせる。

部屋の一室に追い込まれた剣人はメイを必死に守ろうするが、扉を突き破って入ってきた暴漢の殴られ意識を失い倒れてしまう。

横たわったまま動かない剣人にすがりつくメイ。

多美はそんなメイに言う。

「あんたってほんとバカだよな、メイ。

この学園に来なきゃ、そいつもあんた自身も傷つくことはなかった。

いろんなヤツが苦しまずにすんだんだよ。

デュエロをすることになった泉も、あんたと仲良くしたことで危ない目にあったみるくも、他のクラスメートもみんな。

全部あんたが悪いの。あんたがルチア様(山田優)の大切なものを奪おうとするから。

柴田理人のことも、あんたが苦しめてるんだ。

もうすべて手遅れだ。」

多美に命じられた暴漢がメイに向かってこん棒を振り下ろす。

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メイが目覚めた時、そばには心配顔で自分の顔をのぞきこむ理人(水嶋ヒロ)がいた。

一瞬、ホッとするもののすぐに剣人の身を案じ医務室に向かうメイ。

そこには元気そうな剣人とその怪我の処置する忍(向井理)がいた。

メイはそこに忍がいることに驚く。

「なんで、あんたが・・・」

「医師の資格を持つものとして救える命は救うのが当然のことです。

・・・大事にいたらなくてよかったですね、メイ様。 

今回は・・・」

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あのメイの夢。抱きつきシーンが続いたので、てっきり目覚めたメイが理人に抱きつくのかと思ったら違うかった~。

2度目見ると、理人、ルチアを抱きしめて笑ってるんですね。あれじゃあ、目覚めたメイが理人を前にしてもさして感動しなかったのもうなずけます。(笑)

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館で、メイを必死で守ろうとうする剣人。やっぱりカッコいいですね。

いつも暴漢には勝てないんですけど、こんなに体を張って守ろうとしてくれること自体がうれしいですよね。

理人は強いとわかってるせいか、彼が離れてるときばかりメイは危ない目に遭うし・・・。

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理人は、自分がそばにいなかったから危険な目にあわせてしまったと、あらためてメイに謝罪する。

「いいじゃねえか、ちゃんと間にあったんだから。

なんなんだよ!さっきから!ちょっと脅されたぐらいでえ~」

剣人は兄の沈んだ様子を不審がる。

そこへ、メイのことを心配していたクラスメートがぞろぞろとやってくる。

みんなはメイをみつけてホッと安堵するが、剣人の腕の包帯やメイの首のシップを見て、何があったのかとたずねる。

理由を聞かれた剣人は、さっそく多美の裏切りを話そうとする。

だが、そのクラスメートの輪の中に、何事もなかったかのように溶け込む多美の姿をみつけ、「おっ!おまえっ!!」と声を荒げる。

その途端、多美の執事、神田(阿部進之介)に怪我した場所をつかまれ悲鳴をあげる。

理人は、剣人の傷を掴んでいる神田の腕をつかみ、「やめろ!」といい、何も知らない剣人には「何も言うなっ!」とすばやく口止めする。

一連の流れを見ていたメイは、理人のその対応に驚く。

そして、心配そうに自分をみつめているクラスメートの目を盗んで、挑戦的な笑みを投げかけてくる多美に愕然とする。

みんなも、理人も、あんたが苦しめてる・・・。あんたがこの学園に来なきゃ・・・。

メイは多美の言葉を思い出す。

自分がいてはこの先もクラスメートに何が起こるかわからない・・・、理人だって板挟みで苦しんでいる・・・。

メイは、みんなの顔を、そして事件に対して沈黙を選んだ理人を見て・・・決断する。

「みんなには関係ないから。

私、やめる。

私、この学園をやめるから。」

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あんなことを起こしながら、いまだ正体を隠しクラスに溶け込んでいる多美。

あの挑戦的な笑みは脅威ですね。悪意がすごく感じられてゾッとしました。

彼女があのままでは、これからもいろんな悪い出来事が続くってことですものね。

メイが他のみんなを巻き込みたくないと思った気持ちもわかります。

メイ自身、真相は知らなくても、理人もルチアとメイの板挟みになってることはわかるでしょうし。自分がいなくなればといいんだと思っちゃいますよね・・・。

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メイが学園をやめることに納得がいかない剣人はオンブラ寮へもやってくる。

だが、理人は剣人をメイに会わせようとしない。

剣人はそんな理人の本心がわからず食って掛かる。

「なんで止めねえんだよ!このまま、まじで辞めさせるつもりか?

俺が怪我したことであいつが責任を感じることじゃないだろ!」

「俺じゃない!

助けたのは俺じゃないんだ!

執事として、・・・メイ様を守れなかった・・・。」

思いのほか傷ついている兄の様子に剣人は言葉を失う。

「・・・アニキ」

.

メイを守るために夜はずっとオンブラ寮で見張りをしていたというのに、スキをつかれてしまった理人。

それに隣室の多美のことはずっとノーマークだったんだろうし・・・。

多美ならメイのこと、いつでも狙えますね。一緒に寝てたりもしてたんだから・・・。

ほんとに殺されていた可能性もあると考えれば、メイを守る自信を失くすのもわかるかも。執事としての誇りもズタズタですね・・・。

理人も、自分のそばにいない方が安全だと思うでしょうし。

メイも理人を苦しめたくないと思ってるわけだし。

.

理人が部屋に入るとメイは荷造りの真っ最中だった。

手伝おうとする理人をとめるメイ。

「いいよお~手伝わなくて、あんたがやるとあっという間に終わっちゃうから。」

「・・・かしこまりました。」

メイは自分のそばで待機する理人の表情をそっと見上げる・・・。

.

メイ、、、きっと理人に引き止めてほしいんでしょうね。

でも何にも言ってくれないし・・・。寂しい・・・。

.

ルチアはメイを始末できなかったことを残念がる。

忍は「申し訳ありません」と頭を下げながら、いつもとは違う複雑な表情を浮かべる。

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ルチア、怖いです。ほんとにメイを殺そうとしてるんですね。

忍の反応が意外。医師としてなんて言って剣人の手当てをしていたけど、そういう人はメイ達を始末するなんてことできないんじゃないかと。

メイを追い出すか、自分がかわりに執事になろうとか、そういうソフトなやり方を模索してきたのかな~と。今後、忍も変化が起こってきそうかな。

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理人の態度に釈然としない剣人は苛立ちを隠せない。

そんな剣人の前に神田があらわれる。

そして、剣人は自分達が気絶した後に起こったことを聞かされる。

メイと剣人が殺されそうになっているところを止めたのは神田だった。

多美はそんな彼に怒って刃を向けたが、それを止めたのは忍だった。

「これ以上、多美姫様に手を汚させないでくれ。」と頼む神田に忍はこう言ったという。

「この二人が戻れば、あなたのお嬢様の正体が学園中に知られることになる・・・。

どうしますか?それはそこにいる東雲メイ次第・・・」

この状況をおさめたいなら多美の正体をメイがバラさないように取引しろと言うのだ。

神田は倒れているメイに目をやる。

・・・理人はそんな現場にやってきたのだった。

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神田は大事に持っている1枚の写真を剣人に見せる。

それは施設の前で写した幼い頃の多美と神田だった。

「多美姫様はルチア様に恩義がある。

俺と多美姫様は子供の頃、同じ施設で育った。

そこがなくなって俺たちは離れ離れになった。路頭に迷っていた多美姫様を救ってくださったのはルチア様だった。

多美姫様はルチア様のためならなんでもする。

ずっとオンブラ寮に留まっているのもそのためだ。ルチア様の邪魔になる生徒かどうか、その監視と排除、それが多美姫様の役目だった。」

「ずっと以前からそんなことをさせてたのか!

あんた、それをずっと見逃してきたのかよ!

手を汚させたくなかったら、おまえがそんなことをさせるなよ!」

剣人は神田の胸倉を掴んで怒りをぶちまける。

反撃するかと思われた神田はされるがまま、苦しげに顔を歪めるだけだった。

「・・・期待してたよ。

メガネうどんになら変えられるんじゃないかってな・・・」

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助けたのは神田だったんですね。

これって、理人も神田から同じような説明を受けたってことですよね。

理人がどういう取引をしたのかまでは描かれてませんが・・・。

やっと理人の態度の理由がわかりました。

剣人が何も言えなくなったように理人もそうだったのかな。

しかし、神田のアクションは安定感がありました。強い~~。。。

神田も多美やルチアと闘わないといけないですね。

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剣人がやるせない気持ちを抱えて教室に行くと、クラスメートは全員で占いの真っ最中。。。

メイを引き止めたいのに、理由も言ってくれないから、どうしたらいいのかわからないと・・・結局、凛と四谷の占いに頼ることになったのだという。。。

まず、プレゼント攻撃で喜ばそう~という占断がおりる。

全員がプレゼントを持ってオンブラ寮に押しかけるが、メイはあまりいい反応をしめさない。

次は、かくし芸を披露して笑わせよう~という占断が。

泉&木場の腹話術、みるく&大門のものまね、リカ&青山のコント。どれも玉砕。

敗北感漂う、お嬢様&執事たち・・・。

そして、3度目の占いでは、凛がひらめく。

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お世話になった場所だからキレイにしないと、と掃除をするメイ。ちゃんとしてますね。

できるだけ長く理人と一緒にいたいのかもしれないなあ~とそんなところがとても健気。

で、理人に紅茶をいれてもらいながら、ベッドでゴロン~と休憩。ものすごく自然で笑ってしまいました。ノックがして、誰だろうと顔を見合わせる時も穏やかな感じでよかったな。。。

こういうシーン、あまりないので、あるとうれしい限りです。

ていうか、なさすぎです。

そして、クラスメートのプレゼント攻撃。

不二子の「みんなのき~も~ちっ!」が、かわいい~。

京子のお肉のプレゼントもなかなか・・・。

そして、かくし芸がおもしろい!

もうバッキ~君が最高!泉と木場は二人でこんな練習しているのかと。。。(笑)

ちょっと恥ずかしそうな泉がまたかわいい。

大門とみるくのモノマネもおかしいし。リカと青山のも。青山の首挟みのダメ押しに大笑い。

それぞれみんな仲良しで、いろいろ想像すると楽しくなります。

あと、かくし芸を見ながら、理人が笑いをこらえてるのもツボでした。

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剣人に引き立てられて教室へとやってきたメイは、クラスメートがメイを喜ばせるために一生懸命うどんを作っている様子を見せられる。

ためらい、その場から立ち去ろうとするメイを引き止める剣人と理人。

やがて、みんなのあまりの手際の悪さを見兼ねたメイは腕まくりをして、その中へと入っていく。

「あ~あ、見てらんない!」

メイの厳しい指導で本当のうどん作りが始まる。

メイにいつもの調子が戻ってくる。

そして、笑顔が絶えない大試食会。

「せっかく教えたんだから、これからも作ってよね~」そういうメイに、凛が口火を切る。

「あんたがいないと無理。だからやめるなんていわないでよ。」

他のみんなも「やめないで欲しい」と真剣な表情で訴える。

「ありがとう、みんなっ!」

弾けるような笑顔を見せたメイに、クラスメートの訴えが通じたかに思われたが・・・。

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ここで、まさかまさかの号泣。

思い返せば、1話。お嬢様はうどんなんて食べ物は知らない。お嬢様はうどんなんてものは食べないと、メイの作ったうどんは捨てられてましたよね。

それが、ここにきてお嬢様&執事、みんなでうどんを作って食べてしまう!なんてね~。

誰か好きになったり、この人に友達でいてほしいと思ったら、相手の価値観まで丸呑みできてしまったりしますよね。

お嬢様たちの気持ちもそんな風に動いていてメイとほんとに友達でいたいと思ってくれてるってことですものね。

うどん作りが出てきたとき、ここにこれをもってくるか~と、感激しました。

みんなに引き止められて、メイだけでなく、いろいろと尽力してきた理人もほんとにうれしそうでした。

理人はやはりメイに学園にいてほしいんですね。

あと、その間、口いっぱいうどんを頬張り、ずっとず~っとモグモグさせながら成り行きを見ていた剣人がかわいかった~。

剣人のキャラがすごく出ていたと思います。

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陰ながらその様子を見ていたローズと桜庭は、オンブラ寮へメイが戻るのを待ち、退学届けを破棄させようとする。

が、メイは「最後にいい思い出ができました。」と気持ちが変わっていないことを伝える。

そんなメイに桜庭は、「たとえクラスメートに迷惑がかかったとしても、みなで力をあわせればなんとかなるのでは?」と勇気づけるが・・・。

メイは、「それだけじゃありませんから。」と言い置いて、自分の部屋に入ってしまう。。。

うどん作りでのメイとみんなの交流をうれしそうに見守っていた理人も、メイの心が変わらないことを知り一転、哀しげな表情になる。

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ローズと桜庭がいいです。今回、登場シーンが多くてうれしかったです。

メイの意志での退学でないことをわかってくれていて、意外と生徒達をしっかり見守ってるんですよね~。学園長はああでなくちゃ!

それと、この前のメイの退学届けをめぐってのやりとりがおかしかった~。

「ローズ様、ご本が逆さまです!」と言われ、退学届けも逆さま。二人して天を仰ぐ・・・。

味わいのある笑いです。(笑)

「それだけじゃない」って言ってましたけど、これって理人のことかな・・・。

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出ていく支度を整えたメイは夕陽が入り込む部屋を眺めている。

「いろいろあったね~。ここにきてから。

忘れないよ。みんなのことも、ここでの生活も。」

メイは何も言わない理人に笑いかける。

「・・・じゃあ~、私、行くわ。」

メイが理人のそばに置いてあるスーツケースに手を伸ばすと・・・。

理人はメイよりも先にその取っ手に手をかける。

「いいよ~、自分で持つから。」

執事として荷物を運んでくれようとしているのだ、そう思ったメイは笑顔で断るが・・・。

理人は取っ手を掴んだまま動こうとしない・・・。

理人の真剣な気配に気付いたメイの表情から笑顔が消えてゆく・・・。

やがて、理人はゆっくりと口を開く。

「・・・私は・・・一年前から、メイ様を存じ上げていました。」

「・・・えっ?」

意外な言葉にメイは一心に理人をみつめる。

理人は体を起こし、そんなメイの視線を全身で受けとめる。

「・・・周太郎様とユウ様がお亡くなりになるずっと前。

私が詩織様からはなれたすぐあとに。

その頃、私は執事をやめるつもりでした。

お仕えしていた詩織様が心を病み、どうすることもできなかった私は・・・、

・・・私は・・・逃げ出したのです。

私は変わっていく詩織様が怖かった。

あの方が私にむける想いに執事として、どうしても応えることができなかったのです。

そしてあの町を訪れた時、登校する剣人とメイ様をお見かけしました。

・・・それからほんの少し、メイ様の暮らしを見させていただきました。

本郷家の血をひくメイ様がどのような方なのか。」

理人の言葉につい焦ってしまうメイ・・・。

「豆シバとか夏美とかとバカばっかりやってたでしょ・・・。」

「お友達を大切にされていること。

ご両親のためにいつもお手伝いをされていることも。」

「そんなの普通だよっ。」

「メイ様のおっしゃるその普通こそが、私にとって何よりも美しく感じられたのです。

そんなメイ様だから私はお仕えしたいと思いました。

・・・メイ様は本郷家のことを何もご存じない。

その穏やかな生活が続くことを願いながら、それでも私は思っていました。

もしも、メイ様を誰かがお守りする必要があったなら、それは自分の役目なのだと。

私にとってメイ様こそ、心からお仕えしたいと思える本当のお嬢様だったのです。

・・・ですが、私は執事として、メイ様をお守りすることが・・・。」

涙をこらえながらメイは否定する。

「ううん、守ってもらったよ!ちゃんと!」

理人は首を振り、苦しげな表情を見せる・・・そして、続ける。

「・・・私は、この学園で、がんばり続けるメイ様を・・・、いつの間にか・・・、

執事としてではなく・・・」

理人の視線に気付いて、メイが顔をあげ、二人の視線が一瞬重なる。

だが、理人の口からその先の言葉は出てこず・・・。目は伏せられてしまう・・・。

メイは理人の中の葛藤を察し、スーツケースを持つと部屋を出ていこうとする。

そして、背後で呆然と立ち尽くす理人に、

「ありがとう、ずっとそばにいてくれて・・・」

精一杯の笑顔を残して出て行く。

メイのいなくなった部屋に理人はひとり・・・取り残される・・・。

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学園を出ていく時、メイの足をとまる。

メイは深く目を閉じ、理人への想いを振り切るように再び歩き出す。

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理人がいろいろ言ってくれました。最後には告白まで。

1話からメイはずっと「金太郎さんの命令でここにいるんでしょ?」とか「仕事でいるんでしょ?」とか、どうして理人がずっとそばにいてくれるのかという問いを投げかけてましたよね。

泉とのデュエロで「覚悟を決めた」けれど、でも、まだ忍に何か言われるたび、揺れてましたし。

その問いに理人がきちんと自分の口で答えてくれましたから、納得でしょう。

理人としては真相がどうであれ、ルチアの元を「逃げ出した」と思っているわけで、メイに過去のことを話すのはそこから触れなければならなくて言いづらかったんでしょうね。

ルチアとの関係はずっと隠したがってましたものね。

それと、ハグの理由も、教えてくれました。

前回、謹慎したこともあり自分の気持ちは封印するのかと思っていたので、告白までいったのは予想外でした。

理人がここまでいってくれたのはうれしかったです。

メイとしては聞きたいことを全部教えてもらったんですものね。

なのに、理人のそばから離れないといけない、この状況はつらいですよね・・・。

.

それと今回もまたドキっとさせられました。

理人って理性の人というか執事体質なのに、たまに本能で行動するというか、そこが魅力的なんですよね。

行かせたくない気持ちからスーツケースの取っ手を握ってみるとか、言葉ではない、こういう行動はグッときますよね。

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しかし、切ない・・・。「だから行かないで欲しい」とは言えないんですね。

そこにまで踏み込めない理人の気持ちも十分すぎるほどわかるんですけどね。

.

メイが学園を去ったことに気付いた剣人は部屋に駆けこんでくる。

暗い部屋に、ひとりいる理人に詰め寄る。

「ほんとに止められなかったのかっ!?

なんでだよっ・・・なんでっ・・・!?」

剣人の声は、最後には涙声に変わっていく。

壊れた人形のように動かない理人を激しく突き放すと、剣人は吐き捨てるように言う。

「・・・二度と、メイにかかわるなっ!」

.

この剣人、悔しそうなんですよね。涙声だし。

本来なら、メイが学園を去って田舎にもどってくれた方が、彼にとってはいいはず。

なのに、メイの気持ちを一番に考えて行動してるんですから。

メイが理人を好きだとわかっているから、兄に託す気持ちもどこかであったでしょうに。

何もできないでいる理人に失望してしまって・・・。

.

同じくメイが学園から去ったことを知ったルチアは静かに微笑む。

「満足した?彼女がいなくなって・・・」

ルチア宮にローズの声が響く。

久しぶりに古巣にやってきたのだった。

「あの子を失った理人は、ただの抜け殻よ。

そんな彼を手許において、それであなたは幸せなの?」

その問いかけにルチアは負けてはいない。

「婚約者を奪われたあなたは、幸せだったんですか?

ほんとに手にいれたい存在なら、抜け殻でもかまいません。」

過去に出来事に触れられたローズの表情にゆらりと怒りがにじむ。

「・・・私もそう思ってた・・・。・・・でも、それって、つらいわよ。」

ローズの忠告はルチアの心には届かない。

.

メイパパとローズは婚約してたんですね。ひょおお~。

でも、手紙の交流があったみたいだから、和解はしていてメイのことも見守っているんでしょうね。

.

聖ルチア学園をあとにしたメイは、別の執事に付き添われて仲本家へやってくる。

夏美の家族はメイを快く受け入れてくれる。

夜、なかなか寝付けないメイに夏美が声をかける・・・。

「メイ・・・、本当にこれでいいの?」

翌日、学園ではメイがこっそり退学したを知り、クラスメートはショックを受ける。

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この右近、左近はきっと理人から頼まれて迎えにきたのかと・・・。

二人とも、メイの事情を知ってそう。歩きだすメイをじっと待ってる姿が優しくてよかった。

あと、仲本家でのこの右近、左近のやりとりがもう最高!

ずっと金太郎のところにいてクールそうに見えたから、仲本家のこたつで定番柄の湯飲みを手にしてる姿に激しく違和感が。(笑)

でも、美冬にからまれて気さくな感じが垣間見えて一気にそのお茶の間に溶け込みました。

理人のかわりに田舎にいるメイを守ってくれたら登場シーンも多くなりそうですよね。

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メイの部屋を訪れた忍は、床に崩れたまま高熱にうなされている理人をみつける。

忍は理人をルチア宮に運ぶ。

「おかえりなさい。理人様・・・」

ルチアがにっこり満面の笑みで理人を迎える。

.

とうとう、理人はルチアのところへ。。。

何かされるんじゃないかとヒヤヒヤ、ドキドキ。(笑)

理人、寝ているときの服装はなんだか着物?ガウン?かな。

ちょっと変わった感じでしたね。

.

地元に戻ったメイはひとりで両親が営んでいたうどん屋の周辺を歩いてみる。

海辺まで足を運んで砂浜に腰をおろすと・・・。

風に舞い上げられた砂がメイのところまで飛ばされてくる。

メイがメガネをはずし、砂を取り除いていると、ふっと理人の言葉が蘇ってくる。

「メガネをはずした方がおキレイです。」 

そこから、次々とあふれ出す理人との思い出。

いつもそばにいてくれた・・・。

お嬢様になろうと努力する自分をいつも微笑んで支えてくれた・・・。

「・・・ごきげんよう・・・」

そうつぶやくと、ポロポロと涙が溢れ出す・・・。

.

理人はメイの前にあらわれる1年前から彼女を知っていて、誰の命令でもなくメイ自身を見て仕えたいと思ってくれていた。

どんな時も喜んで自分のそばにいてくれた。

メイも今はもうそれを知っているから、思い出されるすべてが切なくて、理人が恋しくてたまらないでしょうね。

メイの「ごきげんよう」はそういう思いが凝縮されているようで、何度見ても泣かされます。。。

.

人のいるところでは笑っていて、1人になった時、こっそり泣くメイが愛しいです。。。

理人も剣人も見ていてくれてるけれど・・・。

.

「何がごきげんようだ、似あわねえ!」

メイがゆっくりと振り向くとそこには剣人が立っていた。

「今日から俺も執事を辞めようと思って、驚かねえだろ。別に。

こんなところで泣いてると風邪をひくぞ。

ああ?バカは風邪ひかねえか~。」

遠慮のない元気な幼なじみの声がポンポン飛んでくる。

「どっかいって~!」

「いやだ。ここにいてえんだよ、俺は。お前がいるここに。

執事みたいか?」

「全然!」

剣人は、座り込んでいるメイの背後に歩み寄ると、後ろからそっと抱き締めた。

「離れねえからな、俺は。

執事じゃねえけど。俺はお前のそばにいる。

お前が泣いてる間も、泣き止んだ後も、

俺はずっとそばにいるから。」

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「メイは俺が守る」という剣人の思いが伝わってきて、感動するんですけど・・・。

でも、話すことは1話の雨のシーンで理人がメイに言ったことと似てるし・・・。

後ろハグも理人がしてたことだし・・・。

理人を想って泣いていたメイにとっては、余計理人を思い出させてしまう状況でつらさ倍増ですね・・・。

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さて、8話はもう明日。

いやあ~、めちゃめちゃ楽しみ~♪

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映画「チーム・バチスタの栄光」

「ジェネラル・ルージュの凱旋」、図書館で借りてきてあるんですが、最初だけ読んで置いたきり。。。

ああ、最後まで読まなくてよかった~~。。。

映画を観に行く気になりました。(笑)

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チーム・バチスタの映画ですが、テレビ放送のはカットされてる部分があるんでしょうか。

なんだか白鳥の出番が少ない・・・。

全体的に物足りない気が・・・。

どうしてだろ・・・。2時間にまとめるとやはり削ぎ落とされる部分が多いせいかな。

それとも私がすでに内容を知っているせいか・・・。

ドラマ版はこの映画の結末から、オリジナルの追加部分があったので、結構見応えがあったんですが・・・。

映画の俳優さんと、ドラマ版の俳優さんを比べて楽しむのもいいかも。

いろんなチーム・バチスタが楽しめますね。

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新作はまったく内容を知らないので、ワクワクできそう。

観に行ってきます。

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あと、原作もおすすめです。。。

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