ヴォイス・第6話「予期された入院患者」
夜中、中学生の朋子(志田未来)が、亮介(生田斗真)の父が経営する病院に緊急に運ばれてくる。
朋子は偽膜性大腸炎と診断されるがすぐに容態は安定し、付き添っていた兄泰人(石田卓也)はホッと胸をなでおろす。
兄妹は両親を早くに亡くし、普段から大学生の兄が1人で彼女の面倒を見ているという。
それを知った亮介や看護師はよくできた兄だと感心するが・・・。
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朋子の担当医師は、亮介に法医学教室で朋子を診てもらえないかと相談する。
朋子にはミュンヒハウゼン症候群の疑いがあるというのだ。
それは他人の関心を得ようと偽の症状を作り出し通院や入院を繰り返す症状で、法医学教室で検査して意見書を作成してほしいと依頼されたのだった。
法医学教室で生きた患者も診ると聞き、驚く亮介や大己(瑛太)だったが。
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さっそく、血液のデータ解析などを行うと、血中に偽膜性大腸炎を発症するペニシリンが発見される。
中学生がペニシリンを入手できるはずがない・・・。
当然、疑いは薬学生の兄へと向けられる。
・・・。(敬称略)
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兄のように世話をする立場の人間が起こす場合は、代理ミュンヒハウゼン症候群というらしいです。
今回は、とてもいい勉強になりました。
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朋子は、兄のしていたことに気付いてたんですね。
どうしてこのままじゃいけないの?と大己に訴えてましたが、一時兄は離れて暮らして自分の事だけを考えて生きてみることが大事なんでしょうね。
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徐々に気持ちが蝕まれていって、自分が苦しんでいることにも気付かないままだと、もっとひどい過ちを犯してしまいそうですものね。
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虐待から立ち直って・・・、生きているからやりなおせる。
大己のセリフが良かったです。
「ほんとに誰かの力になれるひとってさ。
ちゃんと自分のために生きてる人だと思うんだよね。
自分を傷つけてまでお兄ちゃんのことを支えることは優しさじゃないよ。
・・・
この前の姉弟の話、おぼえてる?
姉ちゃんの方が言ってたんだよね。
弟にのぞむことはただ健康で生きててくれることだけだって。
そばにいて心配したり、べったり一緒にいることだけが優しさじゃないんだよ・・・。」
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最後の朋子と大己の会話から、もう ポロポロ泣きました・・・。
とどめは、佳奈子が弟のために作ったお弁当。
佳奈子は亡き母と同じことをして弟を応援してるんですね~。
ほんと、なんで私は、お弁当に弱いのか・・・。
泰人と朋子、佳奈子と弟くん、形は違うけれど、それぞれの深い絆が表現されていて感動させられました。
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ゼミ生の会話のテンポもよくなってきたし、笑えるセリフが随所にあって、今回が一番良かったかも。
恋も大己と佳奈子だけでなく、亮介と玲子もなんかありそうだし~。
華やかになってきて、うれしい限りです。
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ところで花男の弟くんが出演してましたね~。
大人になったなあ~~。。。
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あの、納豆+ツナ+マヨネーズ、一度やってみたいと思います!
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