メイちゃんの執事・第5話
待ち遠しかった第5話。
今回も楽しませてもらいました!!
少女マンガ、最高! 少女マンガ、ありがとう!って感じです。
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あらすじと感想です。(敬称略)
理人(水嶋ヒロ)とメイ(榮倉奈々)が教室に行くと、普段はルチア宮にいて学園に顔を出すことのないルチア(山田優)と執事の忍(向井理)がいる。
ルチアが学園に復学し、メイたちのクラスメートになったというのだ。
そして、忍はクラスメートの前で、メイもルチア同様、本郷家の後継者候補だと暴露。さらに理人は1年前までルチアの執事だったことまで明かす。
クラスの全員がその事実に驚く。
リカ(大政絢)や不二子(中別府葵)たちは、尊敬するルチアからSランク執事の理人を奪ったのはメイだと言い出し・・・以前よりもっとメイは孤立する。
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剣人(佐藤健)は、ルチアがメイを追い出そうとしているのは、理人を取り戻したいからだということを知る。
剣人は理人に「メイが苦しんでいるのはお前のせいだろ!お前がルチアの元に戻れば済む話だ!かわりに俺がメイの執事になる!」と言い放つ。
理人は、忍にも同様のことを言われ、反論できない・・・。
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メイの前でルチアの執事だったことを話されて、思わず振り返ってメイの表情を確認する理人。学園長にもそんなにメイに知られたくなかったのかといわれてたし。
メイがどう受け止めるのかが気になって仕方ない感じ。
ルチアとどんな関係だったんでしょうね。
剣人はメイに降りかかる災難の理由を知って、理人に反発。カッコいいぞ~!
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剣人や忍から執事失格といわれ、その上自分のせいでメイが苦しんでいると聞いては・・・理人、なかなか返す言葉もありませんね。
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竜恩寺泉(岩佐真悠子)は、ルチアの復学に際して、太陽〈ソーレ〉生4人衆から1週間後の学力テストで基準点に満たない者を即刻退学にすることにしたと伝えられる。
メイを退学させたいという魂胆が見え見えなこの決定に、泉は激しく反発する。
そして、メイの学力を向上させるための特訓を開始する。
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一方、ルチアに昼食を一緒にと誘われた麻々原みるく(吉田里琴)は、執事を使って人を陥れるようなヤツは嫌いだ、取り巻きになる気はないときっぱり断る。
物陰からそんなみるくを見ている忍・・・。
しばらくすると、黒服の3人の男が現れる。男たちはみるくと執事の大門(鈴木亮平)の日常を監査するためにやってきたと言う。
みるくはIQ1300の超天才児。幼い頃から国内のとある研究所で技術開発に携わってきたという。その研究所は防衛省直轄という噂があり、大門もその組織の人間らしい。
メイは自分の勉強より、男たちに見張られ徹夜で仕事をさせられているみるくのことを心配する。
剣人もまた、みるくに暴言を吐く男たちと口論になる。
だが、みるくの執事、大門は上司である黒服の男たちに逆らえず苦悩するだけ。
みるくは自分のことで板ばさみになっている大門の気持ちを察して姿を消す。
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みるくを必死に探すメイと剣人。みるくはオンブラ寮のメイの部屋に隠れていた。
男たちから逃れるためにメイと剣人は彼女を連れて、田舎にある中本家で一泊する。
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メイの「豚肉が一番~♪」発言。見直す度、毎回必ず「なんであえて豚~?」と突っ込みをいれて笑ってしまいます。(笑)
剣人はものすごくいい感じ。
メイとお嬢様たちのやりとりで険悪な雰囲気になっても、彼が一言口を挟むと場の空気が一変するというか。軽くなって風通しよくなります。
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「2年以内に遊びに来る。この家には12箇所の欠陥があり2年もたない」などというみるくの発言に、「・・・何者なんだ?」という剣人に、大笑い!
今回、コメディシーンが多くて楽しかったです。泉の「理人さんはどこ~!?」もあったし。「飛んでるぅぅぅ~~」も。
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中本家でくつろいでいるメイと剣人を見ていると、ほんとに幼なじみって感じがよく出てます。 遠慮がなさすぎ、気楽すぎで・・・。メイなんて耳掃除してるし・・・。
でも剣人は本気モードでメイを守っているので、彼の気持ちもメイには早く知ってもらいたいような・・・。剣人の想いを知ったあとのメイの反応がみたいな。
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3人がいなくなったことで、学園は大騒ぎになっていた。
理人と大門は太陽生の命令で監禁され、他の執事達は連帯責任として二人を監視することに。
理人は、メイを心配して苦悶の表情を浮かべる。
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泉はメイやみるく達のために嘆願書を出そうとクラスメートを説得する。
特にリカには、毅然として言う。
「メイは今も麻々原さんを救おうとがんばっているのよ。
私もあなたもデュエロで負けた後、助けてもらったでしょう。
メイは好きで素性を隠してきたわけじゃない。
みんな、彼女がこの学園でがんばってきた姿を見てるでしょう。
いい加減、彼女に対してそんな態度をとるのはやめたらどう。」
太陽生の泉に諭され、お嬢様たちもようやく納得顔。
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泉、大好き!ほんとにフェアな人なのね。それに引き換えリカったら。
でも、ルチアについてるわりには、ずっとおもしろくなさそ~な表情で。ほんとに単にメイに隠し事があったことが気にいらないっていうだけみたい。
2話のエピソードがあったので、もう憎めないんですよね。
ほんと泉がここまで尽力してくれるなんて、見ていて感激しました。
単純だけれど、スッキリ。よく言ってくれたって気分ですわ。
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みるくのたっての希望で遊園地にやってきたメイと剣人。
メイは大門さんも心配してるから一度、学園に帰ろうとみるくに言う。
はしゃいでいたみるくがふと、寂しげに言う。
「大門にはもう会えない。
もう捜索隊が出てる。私を研究所に連れ戻すために・・・。
あいつは私を名前で呼んでくれた。私を人間として、子供として扱ってくれた。
私の家族になってくれた。でもいつかいなくなるとも思ってた。だからもういい。
私のそばにいない方が大門のためになるから。
私は・・・大門をあきらめる。」
メイはみるくを叱り付ける。
「何言ってんだよ。ガキンチョ。
カッコつけたこと言ってんじゃないよ。
なんでその年で、あきらめちゃうんだよ。」
「お前に私の気持ちなんかわかるか!」
「わかるよ!いつか、いなくなっちゃうんじゃないかっていう不安も。
自分じゃどうにもならないってあきらめたくなる気持ちも。
でもあきらめたら、それでおわりなんだよ。
一緒にいたいんでしょ?そばにいて欲しいって思うんでしょ?
なら必死にがんばればいいんだよ。
がんばろうよ。あきらめないでさ。」
泣きながら頷くみるくを、メイはしっかり抱き締める。
そばで聞いていた剣人は、メイの言葉から彼女が理人を強く想っていることを察する。
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メイはほんとにいつの間にかしっかり覚悟をきめているんですね。
忍に吹き込まれてすべてを信じたわけじゃないでしょうけど、ルチアと理人が抱き合ってるのは目撃してるわけで・・・。
理人の「メイのそばにいる」という言葉だけを胸に覚悟をしてるわけで・・・。
不安なんてまったく見せないで気丈にふるまってるメイが健気で・・・。
こういう状況ってつらいし切ないですよね。。。
まあ、意地っ張りなところは1話から表現されてましたが。
みるくに大門をあきらめさせないように励ますのは、自分に対して言ってることでもあるようで・・・。理人と一緒にいるために必死にがんばる。あきらめないって感じ。
理人と離れていてもまったく彼を思い出すシーンがないから、まさか彼女がここまで想っているとは。
それからみるくちゃんの涙もグッときました。かわいかった。
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監視されている理人と大門のもとに男たちがやってくる。
「居場所がわかった。これから捕獲に向かう。誘拐犯が抵抗しなければいいがな。」
男たちの不敵な笑いに、メイに危害が加えられるかもしれないと理人は居ても立っても居られなくなる。
自分はメイのそばにいるといい続けてきたのに・・・。
理人は大門と共にメイやみるくのところへ行こうと立ち上がる。
「どいてくれ!俺はメイ様のもとへ行く!」
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監視役の執事達を振り切って走り出す二人。
だが、それを阻むようにあらわれるルチア。
理人は大門を先に行かせ、自分はルチアと対峙する。
「今から行っても手遅れよ。
理人様。私ならメイさんを助けてあげられるの。
あなたが、私のところに戻ってきてくれれば・・・」
「・・・お断りします。私はメイ様の執事ですから。」
理人は心のままに・・・。ルチアの申し出をきっぱりと断る。
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メイのことを思い出す理人。
まだ学園にきてすぐの料理対決でのメガネ姿が出てきました。
あの笑顔。うどんを食べてもらったことがうれしくて思わず理人を見て微笑んだんですよね。はじめて一緒に協力して成果をあげたから理人にもうれしい笑顔だったんですね~。
メイが理人にほんとに馴染んでくれた瞬間だったし。
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この後のルチア宮でのルチアのニヤリ顔が怖いんですけど・・・。
理人にはっきりと断られて、悔しいとか、哀しいとかいう表情ならわかるけれど、残酷そうな笑顔って・・・。
この先の展開が怖いですわ。。。
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遊園地で突然、武装した男たちに囲まれるメイ達。
剣人は1人で男たちに立ち向かうが、多勢に無勢。あっさりみるくを奪われそうになる。
そこへ大門が突撃してくる。大門は傷だらけになってみるくを守る。
「自分はずっとみるく様のそばにいます!」
男たちに銃口を向けられ、剣人は「メイは絶対に俺が守る!」身を挺してメイを守ろうとするが・・・。
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剣人は、前回のデュエロのときもそうだったけれど、必死にメイをまもっているんですよね。こういうのを見ると、剣人もいいなあ~とつくづく思います。
メイの危険なときにいつもいない理人。いつもいる剣人。
剣人にメイがひっぱられそうでちょっと心配。
理人のいいところももっと見せて欲しいもんです・・・。
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橋の欄干でぼんやりとたたずむメイ。
ルチアと別れ、現場にかけつけた理人はメイをみつけホッと安堵する。
武装した男たちはなぜか急に引き揚げたという。
「遅くなりました。」と詫びる理人にメイはにっこり笑う。
「いいよ~。助かったから。」
けれど、その手は小刻みに震えている。
「今になって震えてきちゃった・・・。安心したからかも。」
理人は思わず、そんなメイを抱き寄せる。
我に返った理人は自分のしたことに驚いて平謝りしたまま・・・。。
メイもまばたきするのも忘れ、硬直したまま・・・。
剣人がやってきてメイに話しかけても、言葉も出ない、動けない二人だった。
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後ろからのハグ、すごく素敵。
もっと好きなのは二人とも硬直してしてしまうところ。
特にメイが。ハグされた時のまま、ちょっと傾げた首がいいです。
普通ならごかましたり、うろたえたりが常道なのに、まさか固まったままなんて。
もうほんとに素敵で、うれしくなっちゃうシーンでした。
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気丈にふるまっていたけどほんとは心細かった、そう言われてるようなもんですものね。
ルチアとのことを目撃してもまだ必要としてくれてる。だから思わず抱き締めちゃったんでしょうね~。
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あと、理人を許す時のメイの「いいよ~」が優しくていいな。
普段、ちょっとぶっきら棒な話し方なのに。何度聞いても好き。
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学園に戻ったメイにはまったくお咎めがなかった。
泉が嘆願書を集め、太陽生に取りなしてくれたのだ。
感激するメイに、「勉強しなさい!」と、冷たかったクラスメートが次々とノートを貸してくれる。
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良かった~。優しいじゃない!みんな。リカも元通りだし。
泉のおかげだね~。メイのがんばりをみんなに気付かせてくれました。
ドラマなのに、ホッとしました。
みんながルチアの方についた時はメイが孤立しちゃって可哀想だったもの。こっちまで息苦しかったですわ。良かった~~。
何気にかなり好きなシーンです。
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みるくがルチアに宣言する。
「監査を呼んだもの撤退させたのも全部お前の仕業だ。
お前は支配欲の塊だ。だが、私達はお前のいいなりにはならない!」
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今回の騒ぎで、みるくと大門は降格してオンブラ寮にやってくる。
そして、みるくは学力テストを控えているメイの勉強を厳しく指導してくれる。
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オンブラ寮がにぎやかになりそう。(笑)
ルチアに騙されない泉とみるくもいるし、この強力な二人は相当頼もしいです。
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理人がメイを意識してうろたえるのは結構見ものでした。
あきれて理人を見あげるメイの表情が結構楽しそうでツボですわ。(笑)
メイとみるくを後ろから楽しそうに見守ってる理人もいいです~。
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みるくの研究所を動かしていたのは、ルチアだったんですね。
これからは手段を選ばない、理人が壊れてもいいなんて・・・。
あんな理人からハグしてる写真、ルチアにとっては血が逆流するような衝撃でしょうね。
どうなることやら。
できたら、もうちょっとメイと理人が一緒にいるシーンをみたかったんですけど・・・。
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来週は理人のハグ写真が教室に大量に貼り付けられてしまうようで・・・。
なんだか、またまた二人は離れてしまいそう?
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予告にあった大門の鼻血シーンも楽しみにしています。(笑)
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ああ、火曜日まで待ち遠しいです。。。
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