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2008年12月15日 (月)

ブラッディ・マンデイ・第10話

サードアイにマヤ(吉瀬美智子さん)がブラッディXとその抗ウィルス剤を持って出頭してくる。

また、彼女は神島(嶋田九作さん)の遺体の場所も伝える。

マヤは取り調べで、「私は今回の計画のためにお金で雇われていただけ。でもミスをしたので、このままではJに命を狙われる。だから匿ってほしい」と言う。

そして、取調べ室にやってきた藤丸(三浦春馬さん)に、「あなたの父、竜之介(田中哲司さん)が友達の真子(徳永えりさん)を誘拐した」と伝える。

ショックを受ける藤丸を前に嘲笑うマヤ。。。

「・・・真子は偶然知ってしまった。テロリスト達の重要な秘密を。

J(成宮寛貴さん)の奥には隠れているもうひとりの人物がいる、Jの兄弟、11番目のK。

教祖がとらわれ、バラバラになった教団をJとKが束ねていた。

表向きのリーダーはJに見えるけど、後継者ではない。ほんとの後継者はJの奥に隠れていたK。

竜之介はそのKが誰かを知った真子を口封じするつもりなの」と。

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別室で藤丸は霧島(吉沢悠さん)にJから聞かされた音弥(佐藤健さん)は自分の兄弟だと聞かされた話をする。

その上、父がクラスメートを誘拐しているという話に藤丸は取り乱す。。。

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なんだか今まで回を重ねて築いてきたお話が、一気にマヤによってかき混ぜられてしまったような・・・。

緻密な計画をたてて奪った教祖を殺すし、必死に手にしたブラッディXと抗ウィルス剤はサードアイに持ち込むし・・・。

普通に、教祖もウィルスも、藤丸とサードアイで解決してほしいんですけど・・・。

JとKと神島っていう充分な敵キャラがいるのだから、マヤはいなくてもいい気がする・・・。

いない方がお話がスッキリしてわかりやすいのでは・・・。

マヤ、何を考えてるのか・・・わかりませんわ。

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霧島は音弥の素性を洗いなおせと部下に命じる。

加納はマヤから教えられた竜之介の携帯電話から現在地を特定、廃ビルに突入するが、すでにもぬけの殻・・・。

加納(松重豊さん)の突入を見届けるように立ち去る竜之介の車。。。

携帯の電源は切られ、竜之介と真子の行方は完全に消えてしまう。。。

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藤丸は霧島から音弥の調査結果を知らされる。

音弥の母は神島の教団におり、2年前、教団のテロ未遂事件の直後に自殺していた。

霧島は音弥から事情を聞く方針だと言う。

音弥を信じたい藤丸は取調べに同席させてほしいと頼み込む。

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サードアイに音弥がやってくる。

音弥は、霧島と藤丸を前にして母はたしかに教団にいたが自分が生まれる前に辞めたと聞いていると話す。

霧島は問う。

「サードアイは君とJがテロ計画をたてたのではという疑惑を抱いている。

君の母の自殺は、教団のテロ未遂があった直後。原因は教団の解体や神島の逮捕だったのかもしれない。だったら、親のかたきとして、それを暴いた藤丸やサードアイを恨んでいてもおかしくない・・・」

霧島や藤丸は彼の返答を待つが、口を開こうとしない音弥・・・。

藤丸は、音弥に自分の父が真子を誘拐し逃走していることを打ち明け、なんでもいいから情報を話してくれと頼むが、彼はただ傷ついた表情を浮かべるだけ・・・。

「お前、俺のことを信じてないんだな・・・。

真子のことは何も知らない・・・」

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真子が誘拐されたことを知っても驚きもしなかった音弥。

なぜ??普通、驚くでしょうに。怪しい。。。

黙り込んでしまうし・・・。

このドラマ、音弥サイドから見たら、また別の話ができそうな感じですね。

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真子は竜之介が車からはなれた隙に、自分の携帯の電源を入れる。

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それと時を同じくしてマヤは霧島に条件を出す。

「私は自分のためにも国のためにもKの組織を壊滅してほしいだけ。

霧島さん、私を教団に戻すのよ。

そうすれば、やつらが何かしでかす前に組織を空中分解させてあげる。

宝石箱のアリカも、竜之介のアリカも。すべて調べてあげる。

内部を知ってる私でないとできない、でないとすべて一瞬で終わってしまう。

宝石箱が開く。それはウィルスよりももっと怖ろしいこと。

その中身を知っているのは、JとKのみ。

兄弟はやがてくるこの世の終末を特別な言葉で信者達に伝えていた。

・・・ブラッディ・マンデイ。」

霧島はその取引を受け入れる。

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匿ってほしいと言ってやってきたのに、今度は戻してほしいって・・・。

釈然としないですわ。。。

その提案を霧島が受け入れたことに、もうビックリ。。。なぜ?

ところで、ブラッディXの話はこれで終わりなんですね?

今度からはそれより怖ろしい宝石箱の話へ。

その宝石箱の開ける時が、ブラッディ・マンデイ?

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藤丸のところに電話が入る。

あおい(藤井美菜さん)からだった。

一度、電源が落とされたままのはずだった真子の携帯が通じるというのだ。

藤丸は、それを聞いて早速真子の居場所を特定する。

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マヤがサードアイから解放されて、Jのアジトへやってくる。

多くの信者達がマヤに銃を突きつける。。。

「・・・Kが監禁されています。

Kが監禁される前から直接の指示を受け、あることについて調べていました。

導師さまが何者かによって殺害されました。

すでにサードアイがその遺体を収容しています。

サードアイの内部にある死体検分書をハッキングして見てください。」

ハッカーにより大画面に表示された書類を見て、信者に激しい動揺が走る。

「マヤ、もしかして君の仕業かな?」

Jはマヤを疑うが、マヤは平然と続ける。

「J、あなたよ。導師さまを殺したのは・・・。

それをみんなに教えようと思ってきたの。あなた達は騙されてるの。」

検分書の続きにはJの目撃情報があると書かれていた。

「そうか・・・サードアイとグルになったんだ。

いや、Kか・・・。

まあ、いい。

みんな、僕を信じるかは自由だ。僕らには時間がない。

僕らにはKがいるんだ。Kの指示なら僕は従う・・・宝石箱を開けよう。」

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これって、KとマヤがJを罠にはめたってことなんですよね。

というか、失敗したJを不安視したのはKで、それを利用してるのはマヤってことかな。

考えてみるに、Jは罰を与えるといいつつ、誰のことも手にかけてない。

もしかして穏健派なの?

Jは宝石箱をできるだけ使いたくなかったみたいだし。

でも、これで信者のJへの忠誠は崩れてしまった。

JもKのやり方に逆らうわけにはいかなくなったってことですね。

マヤの目的は、Jの権威をおとしめるために、教祖を殺しサードアイと取引をしてあの死体検分書を作らせることだった。

Kって策士ですね。

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マヤは霧島に連絡する。

「すべてうまくいったわ。

宝石箱のアリカを教えるから、彼らより必ず先に取りにいってよ。」

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多分、加納が行くのかな・・・。

宝石箱を開いて待ってたりしたら、危ないことに・・・。

マヤがサードアイに寝返るなんて有り得ないことですもの。

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南海が霧島に声をかける。

復元した「クリスマスの虐殺」を宗方に見せたところ、彼女が何か発見したというのだ。

宗方は霧島に言う。。。

「この映像が本物なら、ここにすべてが隠されています。」

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ここから宝石箱の正体がわかるのかも。

マヤの姿が映ってるってだけじゃなかったんですね。きっと。

だから、遙を誘拐して藤丸に削除させようとしてたんですね。

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音弥の祖父、九条法務大臣はサードアイの局長にすべてを話し始める。

「Jと音弥は兄弟だが、音弥は神島の子ではない。

娘と私の秘書との間にできた子だ。

テロリストとはまったく関係がない」

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あおいを置いて、竜之介達がいる古い教会に入っていく藤丸。

教会では、竜之介が真子に銃を向けていた。

入ってきたのが藤丸だと知った竜之介は、今すぐ出て行くように言うが、彼は言うことをきかない。

その時、一発の銃声がして、竜之介の銃が空に弾き飛ばされる。

撃ったのは、マヤだった。

その隙に竜之介を取り押さえようとする藤丸。

だが、竜之介は逆に「逃げろ!」と藤丸に叫ぶ。

振り向くと、そこには竜之介の銃を持つ真子。。。

「ありがとう、高木くん。また助けてもらっちゃった。

でも、バイバイ」

躊躇することなく、藤丸を撃つ真子。

咄嗟に藤丸をかばって銃弾を受けてしまう竜之介。

瀕死の状態で床に転がる竜之介を見て驚愕する藤丸。

「どういうことなんだ!! 安斉!!!」

ニヤニヤと笑うマヤ。。。

「お友達が呼んでますよ。

・・・ K 」

真子がKだと知って驚きで声も出ない藤丸だった。

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Kは音弥らしいと、ずっと引っ張った末に、なんと真子がKと判明。

音弥と祖父の大臣、相当怪しい雰囲気を出してたのに。(笑)

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真子は実はまったくのためらいもなく、藤丸を撃つような子なんですね。。。

ヒデのことも彼女がやったんでしょう。

それにしても、2年前に藤丸は教団のテロ計画を防いだ。

その教祖の子供、真子と、教祖の元恋人?の子供、音弥がクラスにいて、その上仲のいい友達だったなんて・・・。

これは偶然?それとも何か裏があるんでしょうか。

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それと、とにかく竜之介は生きてますよね。

遙には父親が必要だもの。死なないでほしいな。

まあこれで、竜之介の汚名返上、藤丸、遙もひと安心。

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ところで、宝石箱のアリカを霧島に伝えたマヤは、真子のところに。

結局、マヤは真子サイドの人間なんですね。

ああ、藤丸と竜之介が心配ですわ~。。。

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さてさて、来週は最終回。

どんな結末をむかえるのかとっても気になります。

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