ブラッディ・マンデイ・第6話
国立生物研究所に侵入した藤丸達を待っていたのは、テロリスト達だった。
蝶のイレズミのある男は容赦なく藤丸達を銃撃してくる。
藤丸(三浦春馬さん)は彼の目を逃れながら、ハッキングで研究所のシステムを乗っ取る。そして防犯カメラの映像を集め、テロリストの位置を特定、裏をかく作戦に出る。
そうこうするうち、彼は偶然、研究所の一室に敷村教授(神保悟志さん)とマヤ(吉瀬美智子さん)がいるのをみつける。
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ひそかに藤丸を警護していた五十嵐の応答がなくなり、サードアイは加納(松重豊さん)に行方を探らせる。
敷村はマヤと何やら取引をしたらしく研究所から脱出をはかり、藤丸らと合流。
救助に乗り込んできた加納らに守られ、入り口を目指す。
マヤも加納らと応戦する蝶の男を背後から撃ち殺し、逃走する。
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途中、藤丸らの行く先に立ちはだかったのは藤丸の父、竜之介(田中哲司さん)だった・・・。
「敷村!抗ウィルス剤の本当のありかを言え!」
「おやじ、俺たちのこと、裏切ったのかよ?」
そう問いかける藤丸に、「お前はもうかかわるな。俺のことは忘れろ」という竜之介。
彼は加納の姿を見て姿を消す。
「うまくやらないとあなたにも罰を与えることになる。蝶の男みたいに」
逃走車の中にいたマヤは竜之介に釘を刺す。
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マヤがね~~、何を考えてるのかわからん・・・。
Jの配下にいるんだろうけど、基本一匹狼みたい・・・。
抗ウィルス剤を手にしたとばかり思っていたテロリスト。またまた敷村はサードアイの元に。
良かったんだけれど、どちらも詰めが甘い気がしないでもない・・・。
サードアイに内緒で研究所に乗り込んだ藤丸達、でもきっちり警護がついていたのね。
いやあ~、、、良かった、良かった。加納、カッコイイ~
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サードアイでは、霧島(吉沢悠さん)が敷村教授から話を聞いている。
彼がいうテロリストのアジトにはすでに人影はなく。。。。
霧島の口調には敷村への疑惑がにじんでいる。
「なぜ、彼らはあなたが抗ウィルス剤を開発済みだとわかっていたんでしょうね。
2年前、あなたの研究を手伝っていた宗方助手の話を聞きました。その時あなたは抗ウィルス剤を完成させていた。
なぜ、あなたは我々にそれを伝えなかったんですか?」
さらに霧島のもとに報告書が届く。
「ロシアの諜報員の報告では、数ヶ月前、ロシア中の裏ルートを探りブラッディXのありかを探っていた日本人科学者がいました。
テロリストにウィルを手配したのも同一人物。
敷村教授、あなたですね?」
霧島の問いかけに敷村はニタリと笑い、あっさりと認める。
「予防薬にも治療薬にもなる、その抗ウィルス剤。
どうしたらそれを引き渡してくれますか?」
霧島の言葉に敷村は3の条件を出す。
「1つはテロリストにウィルスを手配したことは不問にふすこと。2つ目は24時間体制で私を警護すること。そして金だ。それを飲んでくれたら引き渡そう。」
霧島が了承。すべての手配を終えるまで時間が欲しいと伝えると、それに敷村は、「いいだろう。こちらも向こうの条件金額を聞きたいからな」と言ってのける。
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二人の会話をサードアイの課員とともに聞いていた藤丸は、部屋から出てきた敷村を非難する。
「私は科学者だ。ブラッディXをこの地球中から根絶やしにするのが私の使命だ。そのためにはブラッディXを世に出さないといけいないだろ?」
「すでに何人か死んでる・・・ひとりの命が救えないで、人類が救えるかよ!」
「・・・君はなんのために生きているんだ・・・思い出したよ。君の父親と昔よくこんな話をした」
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なんという衝撃的な事実!
敷村教授がブラッディXを探し出して、テロリストに渡したって・・・。
マヤにロシアでブラッディXを渡したのも敷村の指示を受けたロシア人ってこと?
諸悪の根源はこの人なの???
で、ブラッディXを世の中に出して、根絶やしにしたいからテロリストに手を貸したって・・・。
でも根絶やしにしたいのに、なぜ、テロリストサイドとも取引をしようとするのか・・・。
それと、マヤと敷村はどんな取引をしたのか・・・。気になる。。。
マヤは敷村を逃がした失態を蝶の男になすりつけるために彼を殺したんですね。
J(成宮寛貴さん)にはすっかり見破られていたみたいだけど・・・。
マヤって後ろにJではない黒幕がいるのか、それとも敷村と組んでJを出し抜こうとしているだけなのか、よくわからないですね。
藤丸やJに簡単にいろいろ見破られていて、彼女のすることはかなり浅はかなんですけど・・・。
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藤丸の取調べが終わる。
どうしてこんなことに巻き込まれるんだろうと落ち込んでいる藤丸に、南海(芦名星さん)は言う。
「あなたには才能がある。人に才能が与えられるのは、同時に使命を託されるということ。
使命はまっとうするもんだよ」
藤丸は意を決したように伝える。
「敷村教授のパソコンをハッキングをさせてください。
あんな男と取引しなくても俺が抗ウィルス剤のありかを突き止めてみせる。」
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この南海の言葉、好きですわ~。
才能と使命。
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一方、自分の研究室に戻った敷村を待っていたのは、マヤだった。
マヤはJに気付かれそうだとして、敷村の命を奪う。。。
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連絡を受けた南海は藤丸に伝える。
「教授が殺された。あなたには直接教授のパソコンを調べてほしい」
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教授の研究室に入っていくと、そこには敷村の助手をしていた宗方もいた。
藤丸はさっそくパソコンをみてみる。
そこで藤丸は、敷村が藤丸の自宅のパソコンに抗ウィルス剤の手がかりを隠していることをつきとめる。
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早速、自宅に向かう藤丸達。
藤丸宅に乗り込むのは、加納、南海、藤丸。。。そして怪しげな表情を浮かべる宗方。
同時刻、同様に藤丸宅に向かうJたち。
「ここからが本番だよ、頼むよ、宗方さん。」
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前半でJが会いにいった人ってこの宗方さんだったんでしょうね。
しかし、この宗方さんは出てきた途端、スパイじゃないの~?って思ってたから、あんまり驚かなかったですね。。。
敷村教授が抗ウィルス剤を発見してることをJに教えたのも彼女かもしれないし。
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それより、逃がしたのに、結局敷村を殺しにきたマヤ。
なんていうのかな・・・、当初、手強い女スパイに見えたのに、今は浅はかで軽い、、、撹乱要員ってところでしょうか。
ただただ軽いってだけなのは・・・ちょっと残念ですね。
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簡単に敷村を殺されてしまうサードアイも隙だらけだし!
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敷村は藤丸宅のパソコンに手がかりを隠していたんですね。
今度は藤丸に託していたのかも。
でも、竜之介はやっぱり裏切ってないと思うなあ~。
二重スパイでしょう?きっと・・・。多分・・・。
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さて、Jのいうこれからが本番って、どういう展開が待っているんでしょう。
ワクワクしますね。
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あっ、そうだ!
あのレクター神島(嶋田九作さん)、今回も本筋にからまず・・・。
もうここまでくると、最後まであのまんまで引っ張りそうですね。(笑)
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とにかく、土曜日が待ち遠しいです。
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