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2008年9月11日 (木)

魔王・第10話「謝罪」

葛西(田中圭さん)が宗田殺しを自供する。

それを知った麻里(吉瀬美智子さん)は、直人(生田斗真さん)の説得もあり、葛西のアリバイを証言する。

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成瀬(大野智さん)にあらためて過去の事件の謝罪する直人。

「真中友雄さん。すみませんでした。

あなたにずっと謝りたかったんです。

11年前のあの日から。あの事件のあと、俺は家を訪ねていったんです。

死んで償うことも考えました。でもここまで生きてきてしまいました。

刑事になって悪いやつらを捕まえて、人の役にたてていれば、それが許されるような気がしていたんです。でも、それは間違っていました。

あなたをこんな目にあわせたのは全部、俺の責任です。」

直人の真摯な態度に心を揺さぶられる成瀬。

「今更何を言われても結末はかわりません。

答えはもうすぐそこまできています」

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成瀬が去るのと同時に直人のもとに赤い封筒が届く。

その中には・・・写真が。

そこには宗田の殺されていた倉庫から出てくる典良が写っていた。

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直人は宗田の殺害現場でみつかったペンをしおりのところへ持っていき、残像を見てほしいと頼む。

しおりは言われるがまま、ペンに手をかざし・・・典良(劇団ひとりさん)が宗田を殺した様子を見てしまう。

そのことを告げられた直人は自分の中の不安が的中し愕然とする・・・。

真犯人は兄だった。

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一方、将来を心配した栄作(石坂浩二さん)は成瀬に遺言書を渡していた。

そのやりとりの中で、成瀬はとうとう自分が真中英雄の兄であることを打ち明ける。

言葉をなくす栄作をだったが、11年前の事件の真相を話し始める。

「11年前の私にはあれが正しい選択だと思えた。

正当防衛に仕立てることが最善の選択だった。今また同じ立場にたたされたら同じ選択をするだろう。それが親というものだ。

・・・自分の事はどうなんだ。

君もまた自分の目的のために他人を不幸にしている。

君も曲がった線をまっすぐだと信じているだけだよ。

11年の前のあのとき、直人は英雄くんを刺してはいない。

あれは不慮の事故だったんだよ。だが、あの状況から見てあれが事故だと世間に通用するわけがない。だから正当防衛にするしかなかった。

でもあれは事故だったんだよ」

そして、栄作もまた成瀬をまっすぐに見て「すまなかった・・・」と深く頭を下げ謝罪する。

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成瀬は、直人と栄作の謝罪に心が激しく揺れ動く。

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直人は兄の典良を重要参考人として事情聴取することに。

そんな直人のもとに再び赤い封筒が届く。

中にはタロットカードが。次のターゲットは直人だった。

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最終回は、成瀬の迷いとは別に復讐がひとり歩きしていきそうですね。

それがどんな展開になるのか、見るのが怖いような気がします。

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今回、激しく動揺した成瀬が教会に行くと、そこにはしおりがいて。

思いとどまるように説得してましたが・・・。

二人の頬を涙が次々と流れ落ちる様子がとても美しかったです。

しおりの言葉は成瀬だけでなく、直人にとっても大いに癒しになってますね。

直人へのしおりの言葉を聞いて、こちらがホッとしました。

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さて、次回は最終話。

じっくり見たいと思います。

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