魔王・第2話「月のカード、動くほどに混乱する・・・」
2話も、おもしろかったです。
混沌としてきましたね。
なぞがいっぱいで、そのなぞを引きずりながら、ずっと最後までいくんでしょうね。
公式HPには、あらすじの完全版がUPされてますので、ここでは感想だけ。
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今回、直人(生田斗真さん)のところに送られてきたカードは月のカード。
「月のカードは待つことを意味します。今は夜で不安な状態だから明るくなるまで待てという意味で、なぞめいたことがおこる暗示です。
でもその謎に対してなす術はなく、動くほどに混乱します。」
ほんとだ、、、今回直人は動くほどに混乱してました。。。
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直人はまだなぜタロットカードが送られてきてるのかわからないんですね。
再度自分のところにタロットが送られてきて、すぐに父親(石坂浩二さん)が事業のことで恨まれているんじゃないかと即答してましたから。
今のところ殺されたのは顧問弁護士だけだから、自分の過去の事件に結びつかないのかな。
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しおり(小林涼子さん)はタロットカードに触れて、ぬいぐるみとか、ホテルとか、拳銃などと言ってますが、彼女は触れたものに残る残像を言ってるんですよね。
でも直人はそれを聞いて、父親が狙われていると思ってミスリードされた。「予知」と受け取ったってことかな・・・。
サイコメトラーをバカにしてた直人が、彼女の言葉に頼り切って、警備の要請・・・。
刑事がそんなことでいいのかと、ちょっと思ったり・・・。
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でもこれって、成瀬領(大野智さん)はしおりの能力を熟知していて、それを利用したってことですよね。
不自然に頻繁にしおりに近づいているし。
図書館で会う前から成瀬はしおりを知っていたってことなんですね。
わざとユリに触れてみせ、その後彼女がユリに触れて見た映像と、そのまんまのことを話してきかせた。彼女を信頼させるためなのかな・・・。
しおりの能力を積極的に利用したのだとすると、ほんとにすごいですね。どこまでの能力かを見切ってるなんて・・・。
さすが魔王だわ。
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あの借金苦の母親にタロットカードとともに送られてきたのは、拳銃だったんですね。
成瀬は、女の子にぬいぐるみをあげたり、公園から連れ出したりしてないみたい。
女の子がいなくなった時間にはもう教会のしおりのところにいて、「仕事は・・・ゆうべのうちにすべてすませておきましたから」って言ってましたものね。
ということは、母親以外にもう一人、誰かが成瀬に操られてるってこと?
誰だ~~。それは。。。
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顧問弁護士の次に殺されたのが、父親でなく陽介(脇知弘さん)だったなんて。
この展開、かなりビックリしました。
パズルの一つがはまって、やっとなんの絵なのかわかったという感じ。
ほお~~~~~っとため息が出ました。
でも、転職して居酒屋をやろうと思っていた矢先に殺されるなんて・・・。
成瀬の冷酷さとか悪意が、ビシビシ伝わってきました。
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それと、陽介が倒れていた部屋に直人と薫(上原美佐さん)が踏み込んだとき、「何?この匂い!」って叫んでいたのはなぜ?
陽介は銃で撃たれていたようにも見えなかったし。。。
喘息のクスリを破壊されたのかなと思ったんですけど・・・。
でも、母親はどこにいったんでしょう・・・。
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ところで、麻里(吉瀬美智子さん)。生ハム触った手で、葛西(田中圭さん)の頬を挟んでキスしてましたね。
気になるわあ~。。。匂いそうだわ、あの手。あの頬。(笑)
2話連続でおんなじようなキスシーンだし・・・。
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それと、直人の喫煙シーン。もう気になって、気になって。
タバコをくわえてるか、持ってるか、でも実際に吸ってるシーンはないんですよね。
なんというか、ちゅ~とはんぱで・・・。無駄にそのシーンが多いから気になるし。
そうまでして喫煙者であると見せておかないといけないってことなのかな・・・。
このタバコ、今後の展開に何か意味が出てくるんでしょうね。
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あれやこれやと考えられる楽しいドラマです。「魔王」
しおりの能力までコントロールするんだから、成瀬が直人をふりまわすことなんて簡単なことなんでしょうね。
でも、陽介の死で、直人もようやく子どもの頃の自分達の事件と結びつけて考えるようになりそうですよね。
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来週が楽しみです。
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