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2008年7月20日 (日)

監査法人・第6話最終回「会社、救えますか」

監査法人、最終回でした。

じっくり見ていたんですが、お話がどうなったのか正直わかってないような・・・。

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前半、プレシャスドーナツの井上(阿部サダヲさん)が失脚していくところなどは、すごいなと圧倒されて見てました。

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井上に「会社は、あなたのものではない。応援して資金を出してくれた人たちのものだ」と説き伏せた若杉(塚本高史さん)はほんとカッコ良かった~。

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その後、井上は会社の粉飾が明らかになり警察に連行され、上場を承認したエスペランサ監査法人は財政監督庁から処分をうける。

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これって、まあ処分なんですけど、小野寺(豊原功補さん)の苦渋の表情しか映ってないので、世間的にエスペランサがどうなったのかがイマイチわからなかったです。

ニュース映像とかなんかが挿入されていたらなあ~と。

なんだかわからなくて、ぽや~んとしたまま、ドラマの展開が進んでいくのを見守っているしかなかったというか・・・。

エスペランサは信用をなくし、規模も縮小したとはいえ、小野寺は代表の座を降りてるわけでもないし、財政監督庁による無理矢理だったあすなろ監査法人との合併話も消えたし・・・。

あすなろ監査法人との合併話が向こうから断られたのは、危機を回避したともとれるわけで・・・。小野寺的には、経営者としてつまづいたというだけみたいな・・・。

あと、井上、彼の秘書、そして会社がどうなったのかとか、小野寺の秘書はどうなったのかとかもちらっとでも描いてほしかったです。

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後半は、小野寺のやり方に反発してエスペランサを辞めた若杉の成長。

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若杉は妻と子に会いに行って、自分が妻に対して厳格すぎたことを詫びてました。

彼の正論に妻は息がつまるような日々だったとか。

一体、どんな生活だったんでしょう・・・。具体例をセリフでいいから出してほしかったな。

夫婦の会話を聞きながら、たとえばどんなことだったんだろう?と想像しようとしてたんですが、浮かんでこなかったです。

こんなに大変な仕事を一生懸命してる旦那さんなのになあ~と、あれだけでは妻の心情を推し量ることができなくて・・・。

若杉の仕事や生き方が、妻さえもついていくのにきつかったということなのでしょうけど。

ど~も、若杉が一緒に生活するのにしんどいタイプの男性に見えなくて。。。

妻との会話のシーンとか、娘との別れのシーンでの若杉が思いやりにあふれていたので、余計いろいろ知りたくなってしまいました。

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あと、篠原(橋爪功さん)が最終回、登場したのが良かったな。

目標にしていた人が再び助言してくれる。カッコいいおじさまですわ。

あと吉野にも出てきてほしかったな。彼のその後がまったくわからなかったのも残念。

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最後は、小野寺の依頼に応じて茜(松下奈緒さん)はエスペランサに戻ったのにビックリ。

さらに小野寺が、企業の顧問会計士をしている若杉にも戻ってきてほしいと誘っていたのにもビックリ。

小野寺のもとに若杉も戻るかもしれないですね。

それぞれがより大きくなって集結する、パート2がすぐに作れる形で終わりになりました。

ほんと、すぐにでも続きがみたいです。

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「監査法人」、とてもおもしろいドラマでした。

なにより公認会計士の仕事とか、監査法人の役割とか、このドラマを通して勉強させてもらったことがいっぱい。

見てほんとによかったです。

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2008年夏ドラマ」カテゴリの記事

コメント

とわさん、こんばんは。

上手くまとめたとは思いますが消化不良で・・・。
>夫婦の会話を聞きながら、たとえばどんなことだったんだろう?と想像しようとしてたんですが、浮かんでこなかったです。
娘への接し方を見ているとアノ忙しさの中でよくやっていたと思いますし、
それにしては妻が娘を置いて家を出るというのもピンと来ないし・・・。
むしろ若杉のプライベートの話はなくても良かったと思うのですが。

>世間的にエスペランサがどうなったのかがイマイチわからなかったです。
そうなんですよね。
プレシャスドーナツの件でのエスペランサへの影響などを
あすなろ監査法人への移籍を口にしていた田代(光石研)に語らせるとかなんとか。
前回と今回を3話にするとかすれば完成度も変わったと思うのですが。
(吉野さんのその後も気になるし)

公認会計士の役割など知らない世界を見せて頂きました。
篠原の芯の通ったカッコよさは流石でした。

投稿: sannkeneko | 2008年7月21日 (月) 19時25分

こんばんは~!お久しぶりです

>むしろ若杉のプライベートの話はなくても良かったと思うのですが。

そうですよね。もしプライベートの話をいれるなら、もうちょっと時間をかけて描写しないと、若杉の大変さはわかっても奥さんの辛さまでは伝わらないですよね。

>プレシャスドーナツの件でのエスペランサへの影響などをあすなろ監査法人への移籍を口にしていた田代(光石研)に語らせるとかなんとか。

そうそう。なんでもいいので、第3者の評価をいれて欲しかった~。なかなか全体像をつかめなくて放置されたような気分になりました。

>前回と今回を3話にするとかすれば完成度も変わったと思うのですが。
(吉野さんのその後も気になるし)

カットされた部分が多いんでしょうか・・・。6話は詰め込まれてるような気がしました。あと1話分あればきっといろいろ描写してくれていたと思います。
大体6話完結って短いですよね。8話くらいにしてじっくり描いて欲しいです。。。

特にこれだけおもしろいドラマだったら、もっと見たくなりますよね。

>篠原の芯の通ったカッコよさは流石でした。

カッコ良かったですね~。
自信をもって生きてきた人はどうなったとしても後輩に素敵なアドバイスができるんだな~と思いました。

とりあえず「監査法人」は、お話の内容についていけてよかったです。見始めたのはいいけれど、難しくて理解できなかったらどうしようと心配していたので。
続編あったらいいなと願っています。

投稿: とわ@きなこ庵 | 2008年7月21日 (月) 20時48分

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