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2008年5月24日 (土)

おせん・第5話「悪徳住宅メーカー退治」

金継ぎ・・・これは「拝啓、父上様」でも、大女将が割れた皿にしてましたね。

今回は、その価値や解釈もわかって、大変勉強になりました。

大事な皿が破損して、残念でならない気持ち。捨てるには忍びない気持ち。

それを金継ぎという手法で別の魅力を加えて再生させる。

それも格別の器として、より大切にするために。

茶道の考え方は素敵ですね。。。

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今回はお話としては、箸休め的な感じ・・・でした。

でも、よっちゃんがとても一升庵になじんでました。これは良かったかも。

「よっちゃん、知ってか~?ジョージ・ワシントンはな~」

みんな、口を揃えてのジョージ攻撃に大ウケの私でした。

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朝から一生懸命雑用をこなす江崎(内博貴さん)。

でもそのがんばりが災いして、大切な美濃の大皿を割ってしまう。。。

愕然とする江崎だったが、その直後地震が襲い、皿もそのせいで割れたことに・・・。

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江崎は、大皿の破損したカケラを手にしたまま、言いそびれてしまう。。。

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常連の木下が一升庵にやってきて、おせん(蒼井優さん)に頼みごとをする。

外国にいた娘が帰国して一緒に住んでくれることになった。それはうれしいのだが、娘は代々守ってきた日本家屋を壊して、二世帯住宅を立てたいと言い出した。手入れの行き届いた立派な屋敷を壊すなど忍びない・・・。

娘の考えがかわるように、おせんに娘を説得してほしいというのだ。

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だが、住宅メーカーの営業マンを連れて現れた娘は、どんどん話をすすめ、誰の話にも聞く耳をもとうとしない。

大工の丁子(もたいまさこさん)は、先々代の建てた木下の屋敷を「仕立て直し」することを楽しみにしていたのだが、取り壊しの話を聞いて、ショックを受ける。

丁子は木下に抗議し、二人の間には深い溝ができてしまう。

おせんはその状況を見て、自分の出る幕ではないことは承知の上で、あえて人肌ぬごうと決意する。

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そして・・・、

娘は、おせんと一升庵の面々の企てで、建て直しを思いとどまる。

その後、木下は丁子と和解する。。。

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よっちゃんは、木下の件が落着したのを見計らって、おせんに実はあの皿は自分がお皿を割ったのだと土下座して謝罪する。

犯人は地震ではなく、よっちゃんじゃないかと疑い、ジョージを出しては諭していた若手たちもこれで納得。

おせんはあっさり江崎を赦し、彼の差し出したお皿の破片を受け取る。

破片をすべてあつめて、金継ぎをすると言う。

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「金継ぎするんだ。

割れ目を漆でくっつけて、継ぎ目に金粉をのせるんだ。

世界でも珍しい独特の修理法だよ」と珍品堂。

「金継ぎされた器は、

茶道の世界では、割れていないものとみなされて逆に格があがると言われてるんだよ。

だから大切なお客さまをもてなすときに使われるんだ」とシゲさん。

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金継ぎされた器は、金粉で飾られてかなり華やかになりました。

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さて、来週はおせんのお見合い。

ドキドキ。どんなお話になるんでしょうね。 

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