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2008年4月13日 (日)

くいだおれ太郎、どこにいく?

道頓堀に行くと、当たり前のようにあのお人形がありました。

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そのお人形に「くいだおれ太郎」という名前があったことも、

そのお店が「大阪名物くいだおれ」という名前であったことも、

はっきりとは知りませんでした。

でも、子供の時から、あの派手で楽しい雰囲気はそのままで。

道頓堀を通るときは、あの場所で記念写真を撮ろうとする観光客の方達を眺めるのがいつもの習慣でした。

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くいだおれ太郎と一緒にパチリ。

怒ってる人などいないんですよね。旅の思い出にみんなニッコリ。

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そのにぎわいの光景がなくなることなどないと思っていました。

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グリコの大きな看板と、かに道楽の蟹と、くいだおれの人形は、道頓堀のシンボル。

どのお店も商いにつながる大事な大事な看板として、代々受け継がれ、手放されることなど絶対にないと思っていました。。。

それが、無くなるという・・・。

道頓堀にかかる戎橋が美しく整備され、より人々が集えるようになったというのに。

ほんとに、ほんとに、寂しい話です。。。

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観光シンボルであるだけに、すでにお人形を引き取りたいという申し出は100件を超えているらしいです。。。

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ただ、くいだおれ太郎は、あの道頓堀にあってこそ、、、。

昔ながらの歌と、チンチン、ドンドンという音を鳴らして動いてこそ・・・。

そして、何かおめでたいことがある度に、くいだおれ太郎が粋なコメントをする、今の形があってこそ。。。

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あの演出込みで、そのままを誰か続けてくれる人はいないでしょうか・・・。

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ウィットに富んだ美人の女将さんの会見を見て、この方のほかに誰かを探すのは難しい気がして・・・。

いいスポンサーを得てお商売を続けてもらえたらなあと思わずにはいられないです。。。

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これから、まだ3ヶ月ありますから、行く末を見守りたいと思っています。

道頓堀からシンボルがなくならないように・・・。

おさまるところに、おさまって欲しい。そう願っています。

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ちなみに、私、一度だけですが、中でお食事したことあります。

一度だけだから、こんなことになったのか・・・。

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もひとつ。

ちなみに、道頓堀(どうとんぼり)という名ですが、

今から400年ほど前、道頓さんという人が私財を投じて運河を作り、その功績を讃えて、のちにその名前を地名にしたということです。

道頓堀、いい名前ですよね。

数年前、それを題材にしたドラマがお正月に放映されました。

道頓さんを西田敏行さんが、弟?を筒井道隆さんが演じられました。

筒井道隆さん目当てで見たのですが、昔の大阪人の心意気に感動したのをおぼえています。

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