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2008年1月31日 (木)

相棒・第13話「マリリンを探せ!」リタイヤウォーカーって?

マリリンちゃんには、意外な過去が!!!!

マリリンちゃんは、ブラウンのコッカースパニエルでしたね。(*'ー'*)

しか~し、このお話はなんとも頭が混乱するつくりでした。(笑)

これって私がはじめの3分を見逃しているからかしら。(6 ̄  ̄)ポリポリ

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犬のマリリンが失踪する。

薫(寺脇康文さん)は飼い主のヒロコママ(深沢敦さん)から捜索を依頼される。

右京と薫がいなくなった場所である公園でマリリンちゃんを探してると、かわりに刺殺体をみつけてしまう。

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この刺殺体は、被害者の携帯がみつからないことから、他の死体と共に連続殺人ではないかと疑われる。

第一の被害者: 21歳 男子大学生 鈍器で撲殺

第二の被害者: 25歳 女性店員 絞殺

第三の被害者: 28歳 男性フリーター 刺殺(公園で発見された男)

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そして、続けておきるもう一件。

第四の被害者: 27歳 男性 稲垣(北村栄基さん)

その横には第二の被害者の携帯があり、そこへ男から謎の電話がかかってくる。

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捜一トリオはその男が四人を殺した犯人ではないかと調べ始める。

そして、第四の被害者の固定電話に通話記録があったというこで、沖田(河合我聞さん)に話を聞きにいく。

だが、彼はただの友人だと説明。。。

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一方、殺人現場に居合わせたマリリンはその後、姿を消したまま・・・。

ヒロコママが言うには、第三の被害者になついていたらしい・・・。

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右京(水谷豊さん)が、あらためてヒロコママから話を聞くと、マリリンは10歳を越えた高齢で、最近お店の人から譲り受けた犬だという。(彼女は彼氏が動物アレルギーのため手放した)

その彼女に話を聞くと、近所のお婆さんが飼っていたのだけれど、3ヶ月前に亡くなったため引き取ったのだという。

さらに、右京と薫がそのお婆さんの息子を訪ねると、彼はマリリンは麻薬探知犬でリタイヤしたあと、母親が引き取って面倒を見ていたのだと話してくれる。

マリリンは麻薬探知犬だった・・・。

マリリンがなついていた第三の被害者。

右京は彼が麻薬を所持していたのではないかと推理。

角田課長にその旨を伝える。

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そのマリリンは、あっさり沖田のマンション内で保護された。

だが、まる一日、マリリンがどこにいたのかはわからないままだった。

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角田課長が調べると、第一、第二、第三の被害者は3人とも麻薬の売人だったことが判明する。

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だが、第四の被害者だけは共通点がみつからない。

右京たちは、その稲垣のマンションを調べる。

すると、同じマンションで、去年の7月にも大学生の女の子の転落死があったことがわかる。 それは麻薬による錯乱での飛び降りだった。

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捜一トリオは稲垣の友人であった沖田から再び事情を聞く。

彼らの調べで、沖田の妹は10年前、高校生の時に麻薬を飲まされ錯乱状態で転落死していることがわかったからだ。

捜一トリオは、彼が妹のことで麻薬の売人たちを憎むようになり、連続殺人を犯しているのではと疑っていた。

だが、沖田には立派なアリバイが・・・。

捜査が振り出しに戻る。

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そんな中、右京は、稲垣のマンションの女子大生の転落死と、同じ日にその近くで麻薬の売人、諏訪山が事故死してることに気づく。

沖田の妹も麻薬が原因での転落死・・・麻薬、売人、転落死・・・。

そして、沖田のマンションと、公園と、稲垣のマンション。その距離はマリリンが行き来できる距離・・・。

右京はこれらがすべてつながるのではないかと推理する。

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右京と薫も、沖田に話を聞きにいく。

彼が二人に話した真相は・・・。

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稲垣が第一、二、三の被害者を殺していた。

そして稲垣は自殺。沖田は稲垣の殺人を隠そうと彼が持ち帰っていた携帯や麻薬を隠蔽していた。

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稲垣が殺人をはじめたきっかけは、去年の7月、自分のマンション前での女子大生の転落死だった。

目の前でそれを目撃した彼は、同時にマンションから飛び出してきた諏訪山も目撃する。

稲垣には即座にそれが10年前、沖田の妹で恋人だった女性に麻薬を飲ませ転落死された張本人だとわかった。

10年たった今も諏訪山は同じようなことをして被害者を出している・・・。

稲垣は必死に諏訪山の後を追いかけるが、彼は途中でバイクに轢かれ死んでしまう。。。。

呆然としている稲垣のそばで、諏訪山の携帯に鳴る・・・。

稲垣はその携帯の履歴を手がかりに、諏訪山と同じような売人達を見つけ出しては、次々と殺害していたのだった。

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マリリンは、公園で麻薬の匂いをかぎつけ、売人に寄っていった。

その売人を殺した稲垣が麻薬を持ち去ったために、今度は彼のあとについていく。

そしてその後、稲垣の自殺を知り、証拠を隠蔽しようとした沖田が、麻薬を自宅へ持ち帰ったために、沖田のマンションにいたのだった。。。。

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「気づいてないだろうけど、お手柄だったね」

一件落着して、薫はマリリンにご褒美のビーフジャーキーをあげる。

「あんたね~、働く女は卒業して、のんびりと過ごしなさいよお~」

ヒロコママは笑って、マリリンを優しく撫でるのだった。

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パラパラの点が、ひとつの線になりました。

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なぜ、私が混乱したのか書いているうちにわかりました。( ̄∇ ̄;)

まず、時期が10年前、去年の7月、現在と交錯するんですね。

その時々で人が死んで・・・。

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あと、登場人物、特に死んだ人が多いんですね。(笑)

見てるうちに、どの時に死んだ人なのかが、わからなくなることが、しばしば。(≧m≦)

「あ~、、、誰だったかな?この人・・・」

とか、

「この時に死んだ人と、あの時に死んだ人は同じ人??」

などなど・・・。

ぼ~っと見てるアホな私には、見分けがつかなかったりして・・・。

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私・・・ほんとに人の名前と顔を覚えられないんですよね。(TwT。)

ひどい方向音痴だし・・・。 (ノω・、)

あんまり気合いれないで生きているせいか、いろいろ見逃してることが多いんですよね。普段でも。 w( ̄Д ̄;)w

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でも、最後にひとつの形が見えた時には、すっきりしました。

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幾重にも話を重ねた、かなり工夫を凝らした作品でした。

複雑系のお話として、かなりおもしろかったです。

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ところで、もうひとつ。

いいな~と思ったのが、マリリンのこと。

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このドラマで、「リタイヤウォーカー」をいう言葉を初めて知りました。

盲導犬や麻薬探知犬などで働いていた犬がリタイヤしたあと、その老後を預かり世話をしてくれるボランティアの方のことを言うんですね。

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名前は知りませんでしたが、以前、新聞でそのボランティアをしている女性の記事がありました。

その方は、犬がとても好きだけれど、年を取ってから子犬を飼うのは、その犬の一生を見届けてあげられないと躊躇されていたそう。

でも、引退した高齢の盲導犬を引き取って世話をしてあげられるかもと思い立ち、ボランティアになりたいと申し出られたそう。

老いていく犬を看るのは、つらくなることもある。けれど、人のために働いてきた彼らに幸せな余生を送ってほしい。

その方は、いろんなボランティア活動がありますが、これが私なりのボランティアですと、おっしゃっていました。

記事は慈愛に満ちていて、朝、新聞を読みながら胸がいっぱいになりました。

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マリリンは、リタイヤウォーカーのお婆さんが亡くなって、いろんな人の手に渡った。でもどこにいってもその人の元で大事にされてる。

現実はそんなに甘くないのでしょう。

けれど、このドラマでは、とても幸せ感が漂う描写になってました。

ヒロコママがすっごくマリリンを愛してるのを見て、こちらまでほっこりしました。

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同じ犬を扱うにしても、麻薬探知犬にリタイヤウォーカー。

やはり相棒は、相棒らしく。 粋な「ひとヒネリ」がありました。

相棒のこういうところが大好きです。

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