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2007年12月 9日 (日)

半落ち

重かったけれど、良かったです。

いろいろ考えさせられました。

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前半、警部(渡瀬恒彦さん)の犯した罪をできるだけ世間の同情をかうものにしようとする警察サイドと、真実を知りたいと葛藤する警部の部下(椎名桔平さん)、そして、警察のやり方に反発する検察サイドの3つ巴が、迫力満点でぐいぐい引き込まれました。

反面、本筋の警部の話がどこへ~と思ってたんです。

でも、後半、部下の家族と警部の家族をリンクさせて、本筋にもどっていったので、これまたそちらに引き込まれてしまいました。

前半と後半がちょっと乖離してるといえば、乖離してるかもしれないですが。

もう少し時間があったら、最後の種明かしをじっくり見せて欲しかったです。

真実を知っての警察サイドとか、検察サイドの反応を見て見たかったです。

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ずっしりと重い余韻を残して終わりました。

悲劇を回避する方法がなかったのかと考え込んでしまいました。

土曜ワイド劇場30周年・放送1500回記念「半落ち」

原作は横山秀夫さん、出演はほかに風吹ジュンさん、高嶋政伸さん、渡辺いっけいさん、  森口瑤子さん、竜雷太さん、東幹久さん

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» 土曜ワイド劇場『半落ち』 [三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 〜ドラマ編(仮)]
妻を殺したと自首した警部の取り調べをする刑事が、 警部が話そうとしない犯行後2日間の空白を迫う。 テレビ朝日系土曜ワイド劇場横山秀夫作『半落ち』 [続きを読む]

受信: 2007年12月 9日 (日) 11時27分

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