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2007年11月27日 (火)

しゃばけ・シリーズ第一弾

すごく良かったです。こんなに泣くとは思わなかったです。

オ~~イ、オ~~イ、号泣につぐ号泣。

要所、要所で、みんなの思いが深くて、感情移入しすぎてしまいました。

こんなに泣いたのは久しぶりかも・・・。

金糸、銀糸、鮮やかな色糸をつかって、豪華な布を、細やかで緻密な手さばきで織り上げていくような、そんな演出とお話でした。

それに、音楽が大変良くて、ムードを盛り上げてくれました。

音楽が流れるたびに、泣いていたような気がします。。。

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しゃばけ・・・とは、「俗世間の名誉やさまざまな欲望が離れない心」だそうです。

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江戸、文政の頃。

日本橋の回船・採種問屋を営む長崎屋の跡取り息子、一太郎(手越し祐也さん)。

薬を飲んで床についているのが常という病弱で、そんな一太郎を両親(岸部一徳さん、真矢みきさん)は溺愛していた。

彼には不思議な力があって、江戸に潜む様々な妖怪と話ができる。一太郎の強力なお守り役の仁吉(谷原章介さん)と佐助(高杉亘さん)も妖怪だった。

そんな一太郎がはじめて、たった一人で外出をした。

帰りが遅くなって夜道を小走りに急いでいると、なんと殺人を目撃してしまう。

それ以来、一太郎の身の回りで奇妙な殺人事件が起こり始める・・・。

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一太郎が病弱なのにも理由があったんですね。

一太郎が、そこにいるのにも、深い深い理由があって。

今回は一太郎の「原点」を描いたお話でした。

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母と幼い一太郎との会話、両親の会話、母と一太郎の会話、祖母と母の会話、祖母と仁吉の会話などなど、交わされるセリフがほんとに良くて、それぞれの深い思いがあふれていて泣かされました。

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私も小さな頃は虚弱体質で、まわりに心配をかけどおしだったので、一太郎の思いが難なく理解できました。 

そんな息子を励ます父母の気持ちも。祈る祖母の気持ちも。。。

ふと、小さな頃の自分の気持ちや周囲と重なって、余計切なくなったのかもしれません。。。

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真矢みきさんや十朱幸代さんも素晴らしかった。

谷原さんも高杉さんは、凛としていて引き立っていましたし。

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最後の対決のシーンも、泣けました。

「物にも心がある」 こういう考え方、とても好きです。

だから、物を捨てられない・・・私・・・。(^^;

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「しゃばけ」

私の心の琴線にふれまくったお話でした。。。

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元々、時代劇に妖怪付きのこういう世界は大好きなんです。

魑魅魍魎のオドロオドロしい妖怪と、CGでの小さなかわいい妖怪と、そして、笑いを誘う楽しい妖怪と、妖怪も各種そろっているし。(笑)

鈴彦姫は妖艶で魅力的。野寺坊、かわうそ、鳴家(やなり)は愛嬌たっぷり。良かったです。

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ただ、時折、すごい妖怪登場で、「どっひゃ~」と引くこともありましたが。

冒頭、宮迫さんの屏風のぞきで、見るのをやめないで良かった!すぐに慣れましたけどね。(^^;

あと、ベンガルさんの妖怪は、漫画チックすぎでした。まあ、引きながらもその直後の十朱幸代さんのセリフで、そんなことはすっかり忘れて号泣してましたが・・・。

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それから最後のNG集は、ぜぇったいにいらないです!!

爽やかで、淡く優しい余韻がふっとんでしまった。(T_T)

あのまま鳴家(やなり)のかわいらしい踊りだけで良かったのに。

主題歌も本編とはあってない気がしました。

ちょっと残念でした。

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それから・・・、ドラマのセリフがいいなと思ったので、原作のせいでは?と思い、ちょっとそちらにも興味をもってしまいました。

原作は、畠中恵さんの「しゃばけ」と「ぬしさまへ」 新潮社刊だそう。

調べて見ると、文庫本が出ているので、早速買って読んでみることにします。

また、読書感想文を書いてみたいと思います。。。

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ドラマの脚本は永田優子さん。演出は宮本理江子さん。

そして、音楽が高梨康治さん、水谷広実さん。

サントラが欲しくなるくらい感動しました。

お名前を覚えておきたくて、メモがわりにブログに書いておきます。

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シリーズ1ということなので、続編もあるのかもしれないですね。

こういう世界観のお話は大好きなので、楽しみに待ちたいと思います。

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どらま(2007年秋以降)」カテゴリの記事

コメント

初めまして!高梨さんでヒットしてやってきました☆
しゃばけ良かったですね~!怖い話かと思いきや感動致しました!高梨さんの音楽がとても良くてさらに感動が増し、とても楽しめました♪それで当方は高梨さんのファンでいくつかCDを持っていますが、ブログ主さんにオススメなCDがあります☆高梨さんが今年担当されました「モノノ怪」と「怪~ayakashi~」という作品です。どちらもサントラが出てますのでよかったら聴いてみて下さい♪かなり良いですよ~☆
それではまた拝見させて頂きますね!では~♪

投稿: KEN | 2007年12月 2日 (日) 17時08分

こんばんは!
高梨さんの情報ありがとうございます。

教えていただいた「モノノ怪」と「怪~ayakashi~」、私、どちらかを深夜に偶然見たことがあります。ほんの十数分のことでしたが。あまりの美しいアニメに圧倒されたのを覚えています。
そうですか、あの作品の音楽も担当されていたんですね。すごいですね。
ぜひ、お店でチェックさせていただきます。
ありがとうございました。(^^)
また、よろしければお越しくださいね。

投稿: とわ@きなこ庵 | 2007年12月 2日 (日) 22時42分

お返事有難うございます♪
そうですか!偶然にも見てらしたのですね☆
それは何かの縁ですかね~♪♪
それと通販サイトでも視聴できる所もございますよ♪それでもし気に入って頂けましたら感想を教えて頂けますと嬉しいです!それと当方のサイトにもよろしいければ遊びに来て下さい☆何も無い所ですがご自由に書き込んで頂いて構いませんのでよろしければ是非一度♪それではお言葉に甘えさせて頂きましてまた是非足を運ばせて頂きますね☆では失礼します~☆

投稿: KEN | 2007年12月 4日 (火) 14時58分

KENさん、お返事ありがとうございました。

視聴できるところがあるんですね。
それは良かった♪

サイトにもまた遊びにいかせていただきますね♪

投稿: とわ@きなこ庵 | 2007年12月 6日 (木) 22時38分

そうなんです♪喜んで頂けて良かったです♪
もし聴いて頂けましたらご感想なども教えて頂けますと嬉しいです☆
はい!何も無いサイトですがよろしければ遊びに来て下さいね☆ではまた~♪

投稿: KEN | 2007年12月 9日 (日) 16時37分

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病弱な心優しい若旦那の命を守る為に祖母が集めた可愛い妖たちと笑えて泣ける愛あふれるVFX推理時代劇・・・だそうです [続きを読む]

受信: 2007年11月29日 (木) 02時08分

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