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2007年10月13日 (土)

歌姫・第1話「記憶を持たない昭和のスーパーヒーロー登場」

相武紗季さんの鈴、すっごいかわいい。まわりからかわいがられ、すくすく素直に育った女の子って感じが良く出てました。土佐弁も良かった。

中盤、客相手に啖呵を切るところなんて、素晴らしい。

お腹に力をいれたドスの利いた声で、巻き舌で、惚れ惚れしました。

長瀬さんの男っぽい、一本筋の通った太郎も良かった。

鈴や太郎、鈴の母父、4人の食卓の雰囲気も、テンポ良くて楽しくて。

これはちょっとはまりそうかも、です。

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物語は現在からはじまります。

”昭和の歌姫”と言われたさくら(ジュディ・オングさん)は引退を発表する。彼女の付き人?をしていた息子の旭(長瀬智也さん)は職を失くしてしまう。

母に勝手に仕事をみつけろと突き放され、これからどうしたらいいのかと途方にくれる旭だったが、そんな彼に母は言う。

土佐清水の映画館から、「今度閉館する」という案内がきた。自分のかわりにそこへ行き、最後に上映されるという、さくらの父がこよなく愛したある映画を観てきなさい。そうすれば、これからのお前に何か役に立つだろう・・・と。

土佐清水の映画館、オリオン座にやってきた旭。

旭が、そこで映画のパンフレットを見ていると・・・。

ふと、その一場面が動きだし、ドラマは昭和30年代の土佐清水に。

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映写技師の太郎(長瀬智也さん二役)は、オリオン座の館主の岸田勝男(高田純次さん)と妻の浜子(風吹ジュンさん)、娘の鈴(相武紗季さん)とともに暮らしていた。

太郎は、10年前、海岸で倒れているところを鈴と勝男に助けられた。その出で立ちから復員兵のようだったが、それまでの記憶をすべて失くしていて、戻る場所もわからない状態だった。

人懐っこい娘の鈴は、このまま一緒に暮らしてほしいと願い、彼は岸田一家のもとに滞在し続けているのだった。

10年のうちに太郎は町にすっかり溶け込み、鈴からはほのかな恋心を寄せられるようになっていた。

岸田家が営むオリオン座は、平穏な漁師町で次々と映画を上映し、人々に娯楽を提供していた。

そんなある日、狡猾で名を轟かせている山之内一家が映画の興行権を狙って、オリオン座に嫌がらせをしはじめる。

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山之内一家サイドには、古谷一行さん、佐藤隆太さん、秋山竜次さん。

近所の旅館の女将に斉藤由貴さん、そこに住みつく青年に大倉忠義さん。

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斉藤由貴さんの、得体の知れないパワーをもつおばちゃんの役は、迫力がありましたね。

鯖子さん。そう、鯖子さん。今後どうなっていくのか、このまま計り知れない人のままなのか、それを見届けるのもおもしろいかも。

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それに、やはり不気味な山之内一家の動向も気になります。

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鈴の恋心に気づいて、見守ってる母の浜子。

鈴がかわいくて仕方ない太郎と勝男。

一家団欒は、はじける、はじける。

そのやりとりを見ていると、ウキウキしてしまうくらい楽しいです。

来週も楽しみにしています。

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