牛に願いを・第6話「お願い殺さないで」
1時間、泣きっぱなしでした。
このタイトルと設定を見たときから、この展開があるのはわかっていたので、覚悟してみていたんですが、やはり大泣き。
食べ物を粗末に扱わない、感謝していただくということを教えてくれた6話でした。
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グリーンの母牛の容態が急変する。
獣医、加藤(中村獅童さん)の指示を受け、6人はつきっきりで母牛の世話をする。
そんな中、何をやっても中途半端な彩華(相武紗季さん)は一層、奮起して、いい加減だった態度を改めようと努力しはじめる。
一方、広志(大杉漣さん)は、乳の出ない母牛をおいておくのは赤字がかさむばかりだと母牛の淘汰を決意する。
その決断を知って動揺する6人。6人それぞれに母牛を救いたいと考えをめぐらせる。中でも彩華は、広志に思いなおしてくれるように必死に頼む。そんな彩華の強い思いを知り、他の5人も彩華と共に行動する。
しかし、みんなの願いも虚しく、母牛は淘汰されてしまう。
トラックに乗せられ、連れて行かれる母牛を追いかけて、彩華は「グリーンのことはちゃんと育てるから、約束するから」と叫ぶ。
その夜、食卓にならんだステーキ。とても食べられないという女子達に、高志(玉山鉄二さん)は「残すのは簡単なこと、無理してでも食べよう」と言う。
みんなは自分達が食べているものは大切な命をいただいているということ、そう深く感謝して口にする。
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彩華が広志に訴えるところから、泣きっぱなし。
彩華がワラ運びをひとりでしているのを見て、他の5人が助けに行くところとか、牛を追いかけて彩華が叫ぶところとか・・・。
ポロポロ・・・。
夜、食卓にならんだステーキを、6人が手をあわせて深く感謝して食べるところでも号泣。
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ほんとは、広志が思いなおして、母牛が殺されることはないのかなと思って見ていたんですが、最後のシーンで、ああ、これが言いたかったんだなあ~と泣きながら納得しました。
とても大切なことですよね。
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ほかは、加藤役の中村獅童さんは出番がちょっとしかないのに、かなりインパクトあり!豪快で、でも気が小さいというかわいいキャラ。奈津美(中嶋朋子さん)が好きなのに何年も言えないままでいるんですね。
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あと、唯一の笑うシーン、和美(戸田恵梨香さん)は統平(小出恵介さん)に告白しようとしたけれど、地面にわらで書いた「スキ」が風で「牛」に、ちょっと笑えました。
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美帆子もみんなに打ち解けていて、よかったです。
彼女の「長いこと、好きって言えないから長引くのよ。恋愛なんて簡単。好きって言えば、あとはなんとかなるんだから」
妙に、説得力がありましたね。(笑)
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来週もまた見ます。。。
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