島根の弁護士
土曜プレミアム~島根の弁護士~日本一弁護士が少ない県の新人弁護士奮戦記!
人気漫画のドラマ化だそうです。
香川まさひとさん、あおきてつおさんが原作。十川誠志さん脚本。
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弁護士が一番少ないという島根県。そこに志願してやってきた新任弁護士、水穂(仲間由紀恵さん)。
弁護士として腕を磨くことはもちろんだけれど、彼女が島根にやってきた本当の目的は、生きているかもしれない自分の母の行方を捜そうとしてのことだった。
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事務所所長、秋田役の香川照之さん。存在感ばっちしで、厳しくもあったかい、しなやかな大人の上司を好演されてました。素敵でした!
「徹夜で川べりを這いつくばれなんて言ってない!警察犬か!お前は!!」
とか、
「警察犬の後は、アベベか!」
とか、水穂を叱るセリフで笑わせてもらいました。
ちなみに水穂には「アベベ」が理解されず、ぶつぶつ文句を言って去るシーンで、画面の下に「アベベは~~」とアベベを説明する長いテロップが出てました。(笑)
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そそ、「怒鳴る男ほどケツの穴が小さいのよ~」という事務所の女性陣の言葉を遠くから聞きつけて、わざわざ文句を言いにやってきて、
「見たことあんのかよっっっ!」と抗議。
爆笑!
この所長が唯一笑わせてくれる存在でした。
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ドラマ内で水穂の担当する事件が3件。その3件とも思いがこもったお話でしたが、ご近所で起こった嘱託殺人には泣かされました。
ただ、夫のDVの件のが解決されてないというか、その後の描写がなかった。なくても先はわかるのでいいのだけれど・・・。ちょっと引っかかりました。
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あと、一番の疑問が、水穂がよく行くお店の女将(樋口可南子さん)が彼女の母だったんですが、なぜあんな突き放すような告白の仕方をしたのか、ということ。
裁判が終わった水穂を呼び出して、「私が母よ」って、あっさりと。
「好きな人ができたから(夫と水穂を)捨てたの」と。
母からすると、人の気持ちがわかるいい弁護士になったのを見届けて、自分が真実を話しても乗り越えていけると判断したんでしょうが・・・う~ん。
最後の方での告白だったので、水穂が母に言われっぱなし、傷つきっぱなしで終わったのに、唖然としたというか・・・、え?これで終わり???って感じでした。
もしやこれも、パイロット版?で、好評だったら連ドラ化するつもりなのかしら~と邪推してしまいました。
しっとりとした優しい女将だったのが、最後の水穂とのやりとりでは妙にテキパキ。
水穂の実家には六法全書が置いてきたといっていたので、彼女も弁護士なのかも。
その恋した相手って?所長かもと思ったんですが、年齢からみても違うみたいだし、そこら辺はまた別の事情とかもあるのかな。ちょっと知りたくなってしまってます・・・。
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仲間由紀恵さん、ほんとにスタイルが良くて、キレイでした。
私が一番好きだと思っている、あの潤いのある優しい声がいっぱい聞けて大満足でした。
それと、お酒を飲む姿が、ものすごくたおやかで、見惚れてしまいました。
この冬、女性用の日本酒のCMなんかに出てほしいです。ご本人はお酒は飲めるのかな。知らないけれど・・・。
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ほかに水穂の下宿先の親子に、梶芽衣子さん 、八嶋智人さん。
水穂の父に竹中直人さん。
水穂を応援してくれる事務所の女性陣に鷲尾真知子さん、眞野裕子さん。
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