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2007年7月 5日 (木)

女刑事みずき・第1話

クライマックスではもらい泣き。

今回のラストの頼子(若村麻由美さん)のセリフが、若村さんのプライベートとどうしても重なってしまって、胸に迫ってきて切ない気持ちになりました。

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10年間ふたりで営んできた無農薬野菜を売りにしたレストランを、夫(石橋健人さん)が辞めたいと言い出した。

妻はその言葉が理解できず反対した。

そこからぎくしゃくしだす夫婦。

夫は食事も一緒に摂らなくなり、外出しがちになる。

そんな折、夫の持ち物から若い女性の写真を発見して、妻(若村麻由美さん)は夫が浮気をしてると思い込む。

夫が浮気を認めてしまうと自分から離れていってしまう、だからその女性との関係を問い質せない妻。

ひとり悩んで悩んで、いっそ自分から離婚してやるとまで思いつめる。

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一方、夫は店で使っていた野菜が無農薬野菜でなかったことを知り、一時は店を閉めようと思う。けれど、妻の反対にあい、仕方なく、あらたな野菜の仕入先を模索していた。

その中で、八百屋をしている若夫婦から彼らの祖母の野菜を紹介される。

若夫婦は孫娘にあたる若い妻の写真の裏に、祖母の住所を書き記して夫に渡した。

そうすれば、夫がひとりで訪れても自分達が紹介したことがわかるからという心遣いからだった。

祖母のもとを訪れた夫は、彼女が高齢で畑仕事ができないことを知り、時間をつくっては手伝いにきては無農薬の野菜を育てていた。

夫は、レストランの存続以上に、自分の妻が野菜しか食べられないから、いいものを食べさせてやりたいと、願っていたのだった。

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夫が殺されても泣きもしないで、レストランを開ける妻。

けれど、夫の行動の意味を知った時、泣き崩れる。

「どんな料理でもあの人が私に作ってくれる。

それだけで良かったのに。

二人で食べるから、おいしかったんじゃないの。

あなた・・・。帰ってきてよ。

ひとりぼっちは寂しいよ」

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殺人事件はサイドストーリーになってしまいましたが、メインの夫婦愛にしみじみできました。

夫婦だからこそ、微妙な距離があるんだな~なんて想像してしまいました。

この写真の女性は誰?と聞けば、誤解はとけたのに。

なぜ、レストランを辞めたいのか、その理由を話せば妻は納得したのに。

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ところで、みずき(浅野ゆう子さん)宅は5日連続で夕食メニューが「肉じゃが」。それもずっと作り置きのもの。これは・・・きっとそのうち、息子のあすなろ君が料理をしはじめますね。その伏線だと思います・・・!(笑)

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みずきのお見合い相手だったけれど、すっぽかされてしまった徳永(野村宏伸さん)。彼がみずきの上司として赴任してきました。

今のところ、イヤミな感じの上司です。今後はもう少し、柔らかな感じになってくればいいんですが。

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みずきの後輩、竹尾(黄川田将也さん)。泥に足をつっこんでしまったみずきを、僕の車に乗らないでくださいよと、放置して帰ってしまうなんて、かなりおもしろいキャラです。

同僚の原田(松重豊かさん)はみずきとは一線をおいた存在。

鳴海(小林稔侍さん)はみずきの先輩。渋さ担当。

それから、洛西署の玄関に立つ警官。小林さんの息子さん、小林健さんです。シーンは少ないですが、アクセントになってていい感じです。

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そそ、ドラマで一番の存在感を放ってる玲子(高畑淳子さん)。

前回に続いて、今回もパワー爆発。

みずきとあすなろ親子宅で一緒にご飯を食べてるのをみて、喜んでしまいました。

みずきには玲子さんがいないと。

最高のコンビです。

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「女刑事みずき」は回によって不定期に感想を書いていきます。

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