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2007年2月23日 (金)

拝啓、父上様・第7話

「坂下」の取り壊し問題が再浮上してきて、前半のしっとりとした雰囲気にもどってきた感じでした。 

全体に漂う物悲しさ。 今回もとても良かったです。

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今時の高校生なのに、卒業したら、芸者になるか結婚かって、エリちゃん、私はビックリよ~。

18歳で結婚って。。。若女将(岸本加世子さん)も18歳で保(高橋克実さん)をゲットしたなんて。押し捲られたのか・・・保さん。(笑)押し捲られて、今はお尻に敷かれて・・・。

でも、若女将、心底困った時は「あんた、どうしよう~」みたいに不安げな表情で保を頼ってました。

あの表情を見て、やっぱり夫婦っていいなあ~と、最終的に頼れる人がいるのはうらやましいなと思いましたよぉ~。

まあ、大女将(八千草薫さん)が一番、頼れる存在でしたが・・・。二番目は竜次(梅宮辰夫さん)でしたが・・・。

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今回も冒頭は時夫(横山裕さん)の夢の話。

「もうすこしいって、楽になっちゃおう~」

意味深な寝言に、再び悶々とする一平(二宮和也さん)。

内容を覚えてないという時夫に、「今度は覚えてろ!覚えてて話せ!」という一平。

「うっすっ!」と時夫。

このやりとり、おもしろい。。。おもしろすぎるっ!

いつも楽しそうな夢を見てる時夫も、おかしい~。ゴキゲンですよね。

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「竜次さんくらいの名人になれば、仲間とどこか勉強会をやって互いに腕を磨きあってるようで。こういうことが板前の世界で・・・。店のことよりそっちが大事で・・・」

技を極めることが板前の本分みたいなセリフが印象的。職人さんは素敵です。

一平も竜次みたいな渋い大人の料理人になってほしいもんです。

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若女将は従業員の前で、「坂下」が来年3月に店を閉めると伝える。

大女将の夢子は聞いておられず、席を中座する。

全員が継続して雇われるわけではないことに、従業員達の間に動揺が走る。

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仕事が終わった後、一平は、自分が7年も修行した「坂下」が消えることにショックを受け、夜の街をさまよう。

そして、ナオミ(黒木メイサさん)の店に辿りつく。

ナオミを家まで送っていく一平。特別話すこともなく、ただ一緒に歩いているだけで、一平の気持ちは弾んで気分が軽くなっていく。

彼女を送った帰り道、一平はもう「坂下」のことをすっかり忘れている。

「人生は時々、すごく素敵です。俺はこの街が大好きです~」と。

うれしそうな一平を見ているとこちも、ホッ。

恋する男の子って感じです。

もうナオミとラブラブでいいよ。(笑)

彼女とのことがとっても一平の息抜きになってるのがよく伝わってきます。

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店の昼休み、一平は一人だけ若女将に呼び出される。

それで、一平には店が新しくなっても今までどうり働いてもらうので、と伝えられる。

威圧的な若女将に、萎縮してるような一平。つい大きく頷いてしまう。

他の従業員仲間の処遇がわからないのに、自分だけ職を確保したようで、「明日の自分のために平気で人を裏切るようなところが自分にはある・・・」と一平は若女将と別れた後、自己嫌悪に陥る。

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帰る途中、今度は大女将に会って、クリスマスにエリ(福田沙紀さん)をよろしくね~と念押しされる一平。

一平とエリは、大女将がプレゼントしたチケットで、コンサートに出かけることになってるのです~。。。

でも、大女将はエリは若女将に似て手が早いから迫られないように監視はつけておくから~と一平に「ぐふっっ」と笑う。

・・・なんだか爆笑! なんかおかしなことを言ってるし、リアクションも変な大女将。(笑)

そして、エリが高校卒業後、芸者になるか結婚をするかの進路で迷ってると言う。

結婚なんてまだまだ先のことと思っていた一平は驚く。

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若女将と大女将の話を一平から聞いた雪乃(高島礼子さん)は、「あんたあの家に狙われてるよ。エリさんの婿に」と忠告する。

そういわれて、今更ながらに仰天する一平。

このままいけば、確実に「坂下」の婿だと思うよ。一平。。。

自分の置かれた立場にようやく気づくなんて・・・どうするぅ~?一平。

一平としては、もし結婚するなら、ナオミさんのような人が理想らしい。

私としては~、新「坂下」もいいけど、竜次の下で修行をしてほしいな。

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それまで一見さんお断りの店だった「坂下」は、取引先のすすめで新しい客を受け入れることになる。

けれど、その客は料亭に似合わない無作法な大騒ぎを起こす。

大女将や「坂下」に無礼を働いたお客に飛びかかっていく時夫。

若女将がとりなしてお客に帰ってもらう。

時夫は落ち込むが、「坂下」の若女将を除く女性陣からは英雄扱いされる。

・・・なんというか・・・客を殴りに行って英雄はちょっと。。。

反省してる姿はちょっと可哀想だけれど・・・。

それより竜次のカッコいいことといったら!

一平、手が大事にならないで良かった~。。。

ここまでで今回は終わり♪

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今回もルオーさん登場。

でもルオーさんの喫茶店はご近所の溜まり場なんで、大女将も、若女将もひそひそ話をしたいときは別の喫茶店になるんですよね。

ルオーさんのところ以外なじみがないので、喫茶店がバラけてる印象になってしまう。(笑)

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今回のエンディングのモノクロ映像。

ちょっとずつ毎回変えてあるから、新しい映像を探すのに集中して見てしまいます。

竜次の後姿や、若女将の拝んでる写真、シャク半とエリのツーショットとか、今回もいろいろみつけて、ニンマリ。

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モノクロってあったかい。

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来週も楽しみです。

南くんの恋人 DVD-BOX
中園ミホ 内田春菊 深田恭子
B0002L2X2U

優しい時間 DVD-BOX
倉本聡 寺尾聰 二宮和也
B0008GGTXS

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拝啓、父上様ですが、料亭・坂下移転が岸本加世子から正式に発表されます。女将である夢子(八千草薫)は途中で席を外してしまうわけですが、一平(二宮和也)たち従業員は、規模縮小の為の人員削減を予想して穏やかではありません。(拝啓、父上様、第7話感想は、以下に続きます)... [続きを読む]

受信: 2007年2月23日 (金) 16時50分

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