ヒミツの花園・第6話
なんと!「花園ゆり子」は田中ちゃん(寺島進さん)が作ったんじゃないですか!
ビックリ。
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もともと、少年漫画を描いてデビューを希望してた次男、修(池田鉄洋さん)。
その夢にかけてた長男、航(堺雅人さん)、三男、智(要潤さん)。
でも、出版社まわりをしても相手にされない。
もうやめようかと言っていたところに、出版社で少女マンガ担当の田中ちゃんと出会い、修は彼に少女マンガに転向するようにとすすめられる。
そして、智にマネージャーをするようにすすめたのも彼。
四男、陽(本郷奏多さん)の才能を見抜いてマンガ原作を書くことをもすすめたのも彼。
そして、今の「花園ゆり子」が誕生した。。。
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今回、心に残ったセリフがありました。
修が「いつまでも俺の夢にみんなをつきあわせるわけにはいかねえよ」と弱音をはいていると。
いつの間にか田中がそばにいて・・・。
「そういうの、俺、好きじゃねえなあ。
誰かのためにあきらめられる程度の思いなら、それは夢とは呼べねえ。
あんたの夢が本物なら、黙ってたって、みんなついてくるんだよ。
知ってるか?
天才っていうのはな、その才能を見抜く人間があらわれてはじめて、天才って呼ばれるんだ。
少女マンガ、描いてみねえか?」
いい、セリフです。。。
夢をもってがんばっている人には、励みになる言葉でした。
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天才ってそれを見抜く人間がいてこそ、というところ、ものすごく頷くものがありました。
四兄弟にとっては、それが田中ちゃんだったということですね。
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田中の勤める出版社の副社長の妻が、自分の故郷で「花園ゆり子」のサイン会をしたいと言い出す。
サラリーマンのサガで断れない田中は四兄弟に泣きつく。
恩のある田中の窮地を救うため、四兄弟は「花園ゆり子」のサイン会をすることに。
「花園ゆり子」が男であることを隠してる彼らは新連載をエサに夏世(釈由美子さん)を「花園ゆり子」に仕立てる。
夏世も「花園ゆり子」になりきろうと努力する。
いよいよ、サイン会場で「花園ゆり子」としてサインをしようとする夏世。
けれど、漫画家を目指す少女の純粋な思いに、ウソをついているのがつらくなり、ファンの前で自分は「花園ゆり子」ではないと白状してしまう。
夏世のアシスタントとして参加していた四兄弟は仰天・・・。
咄嗟に長男が夏世をかばって「花園ゆり子」は急病で来れなかったと謝罪する。
そして、サインは郵送で送ることを約束し、そのうえ、アシスタントの自分たちが一人一人に似顔絵を描かせてもらいますと提案する。
ファンも大喜び、副社長の妻も一応満足し、田中と四兄弟はその場を乗り切る。
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けれど、その経緯を偶然見ていた亮子(真矢みきさん)にだけは、「花園ゆり子」が男だということに気づいてしまう。
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まあ、知られても、田中ちゃんの立場や夏世のこともあるので、ベラベラ、しゃべることはないだろうし・・・。
もしかするとここから、亮子は田中ちゃんに本気でぶちあたっていく展開かも。
うん!がんばれ!
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今回、タイトルバックまでの田中ちゃんと四兄弟のエピソードがおもしろくって、これでお腹いっぱい状態になった気が・・・。そのあとはなんだか淡々と進んでいった感じでした。
でも、最後の土下座で、夏世には航の優しさが身に沁みたでしょうね。
航、一歩リードか!
智も夏世が好きそうなんですけど。
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それと、智の部屋が映る時、いつも何気に本棚に置いてあるのが、山岸涼子さんの「日出る処の天子」なのです。
今回なんて、智が背表紙に触れてました。
このマンガ、名作中の名作マンガです。。。
私が一番、好きだったマンガ。 感激しました。
もう連載当時から随分時間がたっているので、いえ、ほんの20年ほど・・・(笑)、若い人は知らない人が多いんではないでしょうか・・・。
おすすめですので、ぜひ!読んでみてください。
素晴らしい作品です。
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数ある名作マンガの中から、このマンガをチョイスしてくれてうれしかったです。。。
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