鉄板少女アカネ・第8話
今回も、おもしろかったです。
アカネがひとり立ちし、鉄板料理をほんとに自分のモノにする件は、見ていて気持ちが熱くなりました。そのせいか、心太の真相告白が納得できてしまったし。(笑)
「アカネ」には、B級のおもしろさが宿ってる。すっごくおもしろいです。
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鉄馬と会う権利を争っての伊勢海老対決で、エレナ側料理人としてあらわれた心太。
心太の裏切りにアカネは呆然とし、本領を発揮することができない。
その上、心太が料理人と共に作ったのは、この対決用にアカネと考えた伊勢海老料理。
アカネは驚くが、なんとか自分を励まし、料理を続けようとする。でも、鉄板”一鐵”もいつもの「龍」を放出することはなく、窮地に陥る。
そんな状況を目の当たりにした黒金はこの戦いに異議をとなえる。
それを聞いた心太は「では、一週間後、肉料理で再勝負をしましょう」と提案する。
「でも、勝負は見えている。君は俺がいないと何もできない」と心太はアカネに冷たく言い放つ。
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アカネは放心状態で店に戻る。
常連客や友達は話を聞いて、心太に憤慨するが、アカネは「心太さんが裏切ったのには、きっと理由があるはず」と、あくまでも彼を信じようとする。
だが、そんなアカネに、心太はますます冷たい。
「そうやってすぐ人を信じたり、頼ったりする人間の作る料理がおいしいはずがない。
すぐに人を頼ったりするから、うまい料理が作れないんだよ。
そういうところなんじゃないか?鉄馬さんが、お前を捨てて出て行った理由だよ。
なんでもかんでもおんぶに抱っこで。それで嫌気がさしたんだよ」
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心太の言葉に傷ついたアカネは、「父さんにも、心太さんにも、一徹にも嫌われた・・・。
一人じゃなにもできない。うざいヤツだって・・・。
私が料理人をやめれば、嫌われなくてすむのかな?
・・・一人ぼっちは・・・耐えられないよ・・・」
アカネは料理人をやめる決心し、”一鐵”を捨ててしまう。
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これからは普通の女の子として過ごすんだというアカネ。
そんなアカネを黒金は「デート」に誘う。
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二人が帰宅すると、お店の前に小さな男の子が座っている。
男の子はおこずかいで貯めたお金を持って、母親に内緒で、アカネのお好み焼きを食べに来たという。
お好み焼きを頬張り、「おいしい」と喜ぶ男の子の笑顔に、アカネはポロポロと涙する。
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「私はなんのために焼いてきたんだろう。誰かのためじゃなく、自分のために焼いてきた。私の料理をおいしいって食べてくれる人の笑顔を見るのが、私の幸せだから。
私には父さんと母さんが残してくれたこの店がある、この「ちゆき」がある。”一鐵”もいてくれる・・・。
あっ!一鐵・・・」
アカネは、店を飛び出し、捨てた”一鐵”を探しにいく。
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無事、ゴミ収集車から、”一鐵”を取り戻したアカネは、心太との戦いの準備をはじめる。
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対決の日。
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アカネは鉄馬が好きだったまかないのハンバーグを作る。
「一鐵、行くよ!」アカネの声で、”一鐵”の「龍」も再び炸裂する。
対決はアカネの勝ち。
心太は潔く負けを認め、アカネのハンバーグを絶賛する。
「アカネ、お前の料理は泣けるよ。食べる人間を思う気持ち。
アカネの料理にはそれがこもってる。
すまない。アカネ。いままでのは全部芝居だ。
2週間後、嵐山先生と対決するのに俺に頼りきったままのアカネでは絶対に勝てない。負けたら「ちゆき」を失ってしまう。
料理人は食材と一対一の真剣に向き合わなければ、人を感動させる料理なんて作れない。それをアカネが実感しないと勝負どころじゃないと思ったんだ。
俺がそばにいることで、アカネがダメになってしまう・・・。だから俺は・・・。
・・・ほんとに申し訳なかった。
もう俺はアカネの前に二度と顔を出さないよ。2週間後の対決、アカネが勝つと信じてる」
アカネは、去ろうとする心太を引き止める。
「ありがとう。心太さん。
私なんかのためにこんなに苦しんでくれてありがとう」
心太の深い思いを知ったアカネは泣いて彼にお礼を言う。
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一方、戦いに負けたエレナは、蒼龍に、「先生の提案で心太を味方に引き入れたのにとどういうことですか!」かと詰め寄る。
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アカネはすべて蒼龍の仕組んだことだと知り、驚く。
そんなアカネに、蒼龍は「この男に勝ったらすべてを話そう」と・・・。
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そういって紹介した、「この男」は・・・黒金だった。
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アカネが自力で見つけ出した自分の大切なもの。。。
それを心太は守ろうとしてくれてたんですね。心太の大きな愛ですね。
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でも、その心太の裏切りを元々、提案したのは、蒼龍。
ずっと昔から蒼龍の美食列伝に心酔してきた心太ですもの、蒼龍の言い出したことなら従うでしょうね。
それがアカネのためになることならもう、一も二もなく。
そう考えれば、心太の裏切りは無理のない展開ですね。
親とか料亭とか心太側の理由で裏切るなんてことがなくてよかった。
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ということは、1話からすべてを仕組んできたのは蒼龍ってこと?
エレナを上手に動かし、鉄馬の借金も作り話かも・・・そして、黒金、心太を敵にして。
アカネを一流の鉄板料理人として成長させるために?
それなら、すばらしい。。。
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でも、エレナ様は・・・750億の事業ともども、アカネのために蒼龍に振り回されているのか・・・。(笑)
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で、来週の対決相手は、黒金。
なんか心太が敵にまわったときの方がインパクト大だったので、今回はまったく驚かなかったです。。。(笑)
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鉄馬の謎、黒金の腕のやけどの謎など、来週解明されるらしいです。
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今回、アカネが暗い部屋で「一人は耐えられないよ」って言ったシーン。泣けました。
その後、自分にはお店と鉄板があると再認識するシーンも。
そして、最後のハンバーグを作るシーンも。
見ごたえがありました。
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バックで流れる曲がいい!!
男の子もかわいかったし。
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それから、エレナ様!もう絶好調~!
おもしろいです。笑わせるバージョンがいろいろ出てきてますね。
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1話短縮がなければ、どんなお話になっていたんでしょう。
本来の「鉄板少女アカネ」が見られないのがとても残念です。
ドラマの現場のスタッフの方達は全話、完走したかったでしょうね。きっと。
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とりあえず最終回、楽しみにしています。
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ところで、最近、鉄板焼きに凝ってるんです。
この土日のお昼なんて豚玉、作ってたし。(笑)
一応、大阪人なので「お好み焼き」は極めておかないと、意気込んでおります。
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