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2006年11月 9日 (木)

役者魂!・第4話

本能寺のキャラが「お父さんとして」しっくりなじんできたような・・・。

アントーニオも。和気藹々という感じがして見ていて和みます。

ベタなお話なんですが、心に沁みてくる、何度も見てるとはまりまくります。

このドラマのキャラはみんな大好き。苦手な人がいない。こういうのはとっても珍しいことなんですよね。。。

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毎朝、瞳美は桜子と忠太を学校へと送り出すのに大騒ぎ。てんてこ舞いの忙しさ。でも母親のように子供達の面倒を見て楽しそう。

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ヤナギサワエキスプレスの社長は、本能寺との契約は今年いっぱい、来年は契約更新しないつもりだと瞳美に告げる。それが嫌なら、舞台以外の仕事をして儲けてくれと。

今回、社長はパスタではなく、バナナをパクパク。ドラマ全体がバナナ特集でしたね。(笑)なぜ?? しか~し、この社長、ツボです。出番は少ないけれど出てくるとワクワクします。

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危機感をつのらせた瞳美はマモルとともに、本能寺に稼いでもらうためバラエティの仕事をくれるようにCM制作会社に出向く。だが、なかなか思うようにはならない。

会議室でお願いしてる間に、妄想に突入する瞳美。目の前で指をならして、正気に戻させるマモル。瞳美の妄想はどんどん他の人の知るところとなってます。そして「ポカンですね」なんていわれて理解されてません。(笑)

今回の妄想は、「うどん粉をこねる人」と「美少女系フィギアマニアの人」。あら?妄想シーンが減ってきてる。それに2つとも結末がわからず終わってる。やはり瞳美の心境と重なってるみたい。

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そんな時、忠太を引き取りたいという青森の女性、京子が弁護士とともに現れる。

京子は、忠太の父親の妻。父親は先月亡くなったのだが、そのとき、不倫相手との間に子供、忠太がいると告白。京子は自分に子供がいないことから引き取って育てたいと言い出したのだった。

複雑な存在にあたる女性に本当に忠太を渡していいのか?瞳美とマモルは本能寺に相談しにいく。

事情を聞いた本能寺は忠太は自分の子供ではないから関係ないととぼけるが、マモルはすかさず抗議する。

「この前、桜子と忠太を分けて接したりしないと言ったじゃないですか?忘れちゃいましたか?年のせいですか?子供を作るくらいご達者でいらっしゃるのにっっ!」

「この経理は口が過ぎるな!」耳をふさいで首を振る本能寺。爆笑!

おもしろい!!本能寺を挟んで、瞳美とマモル、同じ動作をするんですよね。息がぴったり。 

しかし、いつの間にか、本能寺と桜子と忠太と瞳美がしっかり「家族」になってる。マモルもその状況を守ろうと一生懸命ですね。

本能寺は、明日やってくるという先方と会うことを二人に約束する。

また、瞳美は桜子にも事情を説明する。桜子は驚きながらも忠太が幸せになるなら仕方ないけれど、そうでないなら別れたくないと言う・・・。

「明日はどうなるかわからない」と明日に期待しないで生きてきた瞳美の気持ちが、少しわかるようになったという桜子に、瞳美は最近の心の変化を語る。

「私さあ、最近、ちょっと変わってきたんだ。明日のこと考えるようになってきた」

・・・瞳美の心の変化が愛しい。

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そんな折、本能寺との舞台共演で注目されたリナがCMに起用されることになる。それを聞いたマモルは、彼女の相手役のオーデションに本能寺も参加しては?と瞳美に提案する。そして、本能寺はオーデションに合格する。

CM撮影では、バナナの着ぐるみを着る本能寺。

なぜだろう?バナナを着ててもあまり違和感がない・・・。リチャードがすごい格好だったからか・・・。(笑) よく考えると本能寺、毎回コスプレ多いですね。

マモルや和子やリナとのやりとりもジワジワとこみ上げてくるおかしさが。

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瞳美の家にやってくる京子。忠太はすっかり彼女に懐く。

その様子を見ていたアントーニオは瞳美と本能寺に「裏表のない人。忠太の面倒をみようなんて、なんて慈悲深いの」と京子を絶賛する。お金持ちだし、自分がかわりに青森に行きたいと言い出し、桜子に2度も叩かれる始末。桜子とアントーニオ、何気に仲良し。(笑)

でも、本能寺がなぜかきっぱりと忠太の青森行きを反対する。とまどう瞳美やアントーニオ。 忠太は「パパがそういうなら」と本能寺に従う。

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京子の弁護士は、瞳美に家庭裁判所に仲裁をもとめると言い渡す。

瞳美は、裁判になったりしたら忠太が傷つくんじゃないかと心配で、再び本能寺のところに相談に行く。

本能寺の自宅前で待っていた瞳美の「相談にきました」にうなづく本能寺。

このシーンでなぜかとってもあったかい気分に。素直に本能寺に頼っている瞳美がなんだかとても愛しい。

家庭裁判所から調査官がやってくるという話にも、本能寺はひるまない。その調査官に、忠太が満足に暮らしている姿を見せて、こちらで引き取れるようにすると言う。

唖然とする瞳美に本能寺は「演じるんだ!人生は舞台だ!人はみな役者だ!」と叱咤し、4人は調査官を前に「幸せな家族」を演じることになる。

しかし、そのお芝居の最中、忠太は調査官と共に来た京子とともに青森に行くと言い出す。これ以上みんなに迷惑をかけられないと思った忠太の遠慮から出た言葉だった。

忠太は京子とともに瞳美宅を出ていく。

その忠太を乗せた車を、ひとり追いかける瞳美。

かと思ったら・・・なんと瞳美の後ろから「行かせてはならん、行かせては~」と叫びながら本能寺と桜子が!あっさりと瞳美を追い越していく。

大笑いしました。なんて元気な本能寺。何度見ても笑える。

河川敷でしっかり車に追いついて、忠太を取り戻すし。。。

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結局、その京子は優しいふりをしていただけだった。

本能寺は、彼女の一瞬の素の表情に気づいていたのだった。忠太は、私にとって「恨みの子」、かわいいわけがない、青森に連れ帰っていじめてやろうと思っていたと告白し、去っていく。

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「瞳美、・・・(ここに)いてもいい?」

瞳美は涙目で忠太をぎゅう~~っと抱き締める。

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みんなで手をつないで帰る道。夕焼けに染まってる・・・。

「・・・ただ、私には困ったときにすがれる親のような人ができて、困ったときにすがってくる子供ができた。」

すがる・・・頼る、よりなんだか切実で、温かい温度を感じさせる言葉。

このラストの言葉が効いてます・・・。

ベタなんだけれど、こういうのは泣けます。うるうるしました。

ホームドラマは苦手だけれど、これは気づいたらホームドラマだったというノリですね。(笑)

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去っていく忠太を、放っておけず一人、部屋を飛び出していく瞳美に感動しました。その後しっかり本能寺も追いかけてたのには爆笑して、ラストの大団円でうるうる。

それと・・アントーニオは見る目がない!というのがはっきりしましたね。京子を絶賛してましたもの。子供達は最初から彼が頼りないとしっかり見抜いてましたが・・・。でも、瞳美宅にうれしそうにシチューを運んでくる姿はとってもチャーミングで大好き!

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エンディングは、リナ編でした。ラブラブの相手、マモルも登場。

かわいい~♪

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来週はマモルとリナの恋がメインの回になりそう。対立する両家の親も出てきて、大騒動。 

瞳美が忠太のことで頭がいっぱいだったせいで、そのスキにカップルになってしまっていたマモルとリナ。リナの裏キャラも出てくるらしく、ますます楽しみ。

また、本能寺が引退? これから少なくとも10年は子供達を養育しないといけないのに?引退してる場合じゃないのに? どうなのよ~。気になって仕方がない。。。

それから、ドレスアップした瞳美にくどかれてマモルが「好きです」って告白してるような・・・リナから瞳美に気持ちが揺れるのかな・・・それも気になるぅ~。

来週が待ち遠しい~♪

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