マイ★ボス マイ★ヒーロー・第9話
お見事。 泣かせて、爆笑させて、すぐまた泣かせる・・・。
こんなことができるなんて・・・。マイボス、すごすぎっ!
∴
「みんなと卒業できますように」
「みんなが受験をがんばれますように」
「先生とクラスのみんなとうちの組のみんなが土羊・・・
幸せになれますように・・・」
初詣で、絵馬にそう書く真喜男。
「随分と欲張りになっちまったもんだぜ」 と、とても幸せそう。
.
そんな時、父ボスが襲われたという連絡が。
北極会の宣戦布告だった。
真喜男と美喜男が跡目争いでもめているという情報が流れ、
弱みにつけこまれたというのだ。
父ボスは無事だったが、これ以上、跡目争いが長引くと、
組が弱体化する一方、だからこの際跡目を決めることに。
「真喜男の頭は90秒以上、物事を考えることができない。
美喜男の体は90秒以上、激しい運動ができない。
跡目は・・・選挙で決めよう。
一ヶ月後の2月14日選挙で三代目を決めよう」と、父ボス。
.
また、真喜男が学校に行くと、百合子先生から、
試験を受けて合格しないと卒業できないと言い渡される。
「2月14日、卒業試験を受けてみんなと一緒に卒業しましょう」
.
そして、教室では、星野くんの提案。
「バレンタインのチョコレートの数を競おう。勝ったやつが
ミスター3年A組だ!」
.
「よお~~し! 選挙、卒業試験、バレンタイン、
みんな、まとめて戦ってやるぜぇ~!」 意気込む真喜男。
.
選挙の中間予想では、圧倒的に美喜男が有利。
真喜男は受験に行く桜小路たちを、ひかりと一緒に激励しに
行く。そしてそこで偶然美喜男と会い、兄弟二人きりだけで
話す機会を持つ。
「兄さんは欲張りなんだよ。
オモチャも、クワガワも、消しゴムもみんな、兄さんに持って
いかれた。小2の時に母さんが買ってくれたイチゴ消しゴム、
食べられたうらみは一生忘れない」
「すまん・・・、あまりにもいい匂いがしたからよ」
このうらみ、わかる気がする(笑)・・・。イチゴ消しゴムがいい
匂いなのも同感。かじってる子、いたなあ~。そういえば。
「母さんも兄さんにかかりきりだった。僕は体も弱かったし、
母さんを喜ばすには勉強していい子にしてるしかなかったんだ。
だから、この組ぐらい僕にくれてもいいんじゃない?」
「ふざけんな・・・」
「今度は兄さんがまともな大人になればいい・・・看板がないと
楽だよ。友達だって恋だって、人生を自由に選べる。
そうすれば、彼らともずっと友達でいられる、・・・彼女とも」
美喜男が立ち去った後、真喜男は自分に問うてみる。
「堅気になれば、このままの穏やかで優しい生活が続くかも
しれねえ、恋だってちゃんとできるかもしれねえ。
俺にもまだその道は残されているのか・・・」
けれど、「若頭の」真喜男が即座に否定する。
「残されてるはずがねえだろ。
俺はずっとあいつらをだましてきたんだ。
友情どころが、真実を知れば、失望する。
たかがこの1年で、今までやった悪いことが何もかもが
消えると思ってるのかよ。マッキーなんて人間は幻だ。
すぐに忘れ去られる。俺も忘れる。でもそれでいいんだ。
俺の夢はあくまでボスだ。誰かのヒーローなんかじゃねえ」
真喜男は決意する。
「・・・ああ、そうだった・・・。
俺はボスになれりゃあ、いいんだ。
俺は・・・、俺の道をゆく。
でもよお、でも、俺は、ぜってぇ忘れねえぞ。
こっから先、どんな人間になったとしても、俺はこの高校生活
をぜってぇ忘れねえ~。ぜってぇ忘れねぇぞ、こらあ」
陰から見守っている椿先生と和。
「そうだ、あと1ヶ月。俺はこの学生生活を精一杯過ごそう。
みんなと一緒に卒業しよう。
みんなと忘れられねえ、思い出をつくろう。
たとえもう二度と会えなくなったとしても一生胸に刻めるように」
泣かせます・・・。ほんとに。 (>_<)
.
2月14日の朝。
「あ~あ、どうしてこんなことになったんだろうなあ~。
天国の母さんもきっと悲しんでるぞ」
・・・兄弟で選挙になったことに今更ながら嘆いている父ボス。
真喜男も美喜男もいたって冷静。
.
まず、真喜男は卒業試験に挑む。
「はにゃ!問題がちょっとわかる・・・。わかるぞ~。
今、頭の中の小人たちが、脳みその引き出しを開けたり、
閉めたりしている。。。。」
かっかわいい♪
引き出しを開け閉めしてる小人を思わず想像。かわいすぎっ!
・・・そして、卒業試験は合格。
「8ヶ月間、よく勉強したね。来月みんなと一緒に卒業です」
先生達が真喜男のがんばりを拍手して喜んでくれる。
「先生、先生のみなさん、本当にありがとうございました」
深々と頭を下げる真喜男。 そっと涙ぐんでいる百合子。
真喜男の机の中には、ひかりからの「卒業試験、合格おめで
とう」の言葉とバレンタインチョコが。
クラスのみんなの受験では、ひかりと共に応援にまわってい
た真喜男。その真喜男の卒業試験を、ひそかにひかりが
応援。バレンタインのチョコと一緒にお祝いのメッセージを
贈ってくれました。みんなで応援しあって、とても素敵な関係。
.
さて、次は跡目を決める選挙。
選挙会場にやってきた真喜男は黒井たちの作成したスピーチ
原稿を和から渡される。真喜男はそんな和を見て言う。
「なあ、黒井、和を高校に行かせろ。
今からでも遅くねえ、ちゃんと高校に通え。
今度は生徒としてな。俺みたいに正体を隠してじゃなく、
ちゃんと入れ。俺のそばにいてわかったろ。
学校ってのはなあ、ちゃんと通えばキラキラしたもんがみつか
るんだよ」
これは1話で百合子が真喜男に言った言葉でした。
ここで涙が・・・。うるうる。。。 (>_<)
「・・・兄貴、たしかに卒業してボスになれば、
3-Aのマッキーは消えてなくなります。でも思い出は兄貴の
胸の中だけじゃなくて、あいつらみんなの心の中に永遠に残る
と思います。絶対にきっと」
「・・・だと、いいな」
真喜男の言葉に、和も自分の気持ちを伝えたくなったんで
しょうね・・・。
.
美喜男のスピーチが終わり、真喜男の番がやってくる。
「若、健闘をお祈りします!」 黒井たちが彼を送り出す。
堂々と壇上に立って、スピーチをはじめる真喜男。
「まず、第一に卵をボールにいれかき混ぜます。
ここでポイント、すげえ、よく混ぜること。
混ぜれば、混ぜるほど、できあがりのマイルドさがアップする。
続いて鍋に牛乳を・・・いれ・・・??・・・」
・・・和のプリンレシピを読んでいた真喜男・・・。
おかしすぎるっ!!お腹が痛くなるくらい笑ってしまった。。。
泣いてたのにぃ~~! (>_<)
.
気持ちを立て直して、演説をはじめる真喜男。
「俺はこの世界しかしらねえ。
そんな俺が毎日学校なんかに通うなんてマジかったるかったぜ。
でも、バスケも分数もABCもやってみたら案外おもしろかったぞ。
学校なんてクソだって思ってたけどよお。
でも今、俺はその学校が、そこにいる仲間が、
いとおしくてたまんねえ。
俺は今でもバカだよ。バカだけどよお。
俺はもう空っぽじゃねえぞ。
愛だの、恋だの、友情だの、そんなことで毎日胸がいっぱいに
なってる俺はなあ、・・・今すげえ、強いんだよ。この野郎!
・・・親父・・・学校に通わせてくれて、ありがとな。
俺は跡目を継ぐために来月卒業する。
絶対に後悔させねえから、みんな俺についてきてくれ」
泣かせる・・・。 (>_<)
.
「後悔しない?その友達も、何もかも、失うことになる」
美喜男が真喜男に尋ねる。
「ああ、しねえ、これが俺の道だ」
投票の結果が出る。9票という僅差で真喜男の勝ち。
「兄さんの勝ちだ。おめでとう。兄さん。
でも仕事は手伝わないよ」
「もったいねえなあ。でもお前は堅気があってる。お袋も
きっと喜ぶよ」
兄弟でのいろんな思いはあっても、結局は「いい奴」だった
美喜男。気持ちのいい戦いでした。 (>_<)
.
こうして、2つの戦いが終わる。
バレンタインのチョコの数を競う戦いは、なんとキモロン毛くん
が圧勝。ミスター3年A組はキモロン毛くんに決定~♪
.
ある放課後。保健室にやってくる父ボス。
椿先生は驚きながらも、微笑んで迎える。
「ひさしぶり。気づいていんだね。真喜男が私の息子だと」
「ええ。驚いた。まさか、高校生の息子がいるなんて」
「実際には28だけれどね。
こっちこそ驚いたよ。君が南の高校で働いてるなんて」
「もう随分長いのよ。勤めて20年になるかしら」
「変わらないなあ。今でも、か、か、可憐だ」
「やめてよ。あなたこそかわらない。
真喜男くんを見ていると、
あなたに恋してた高校時代を思い出すわ」
「どうやら、あいつは私に似たようだ。卒業したら私の後を
継いで関東鋭牙会のボスになる。立派な跡目になってくれる」
廊下で立ち聞きしていた百合子は、その言葉に心底驚く。
椿先生は全部わかった上で、真喜男のあの決意を見守って
いたんですね。。。
.
卒業まで一週間。
真喜男は寂しげにアグネスの制服を撫でる。
そして、百合子との交換日記を思い出す。
翌日、真喜男は百合子に、
「もしよければ、卒業まで心のキャッチボールなど・・・」と交換
日記を渡すが、真喜男の秘密を知った彼女の反応は冷たい。
百合子はどういう気持ちなんでしょうね。最終回の来週、それ
もわかりますね。
.
そんな時、教室の窓ガラスが割られ、北極会の襲撃が・・・。
どうなるぅぅぅ~~。
来週はとうとう最終回。
マイボスらしい圧巻のラストになりそう。きっと。
.
頭の引き出しを開け閉めしてる小人・・・かわいかったなあ~♪
真喜男にふられても、彼に変わらず優しい眼差しをむける
ひかり。ほんとに素敵な女の子。真喜男とはどうなるんでしょう
ね。それから、百合子。真喜男への想いはどう変化したんで
しょうか・・・。恋がメインじゃないと思うけれど、素敵なラスト
を楽しみにしています♪
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コメント
こんにちは~!
>お見事。 泣かせて、爆笑させて、すぐまた泣かせる・
泣いて笑って、楽しませてくれて
ホント♪お見事ですよねー!
学校に行く素晴らしさや
青春時代の懐かしさ(年を取りましたので、、笑)を
思い出させてくれて
視聴して良かったなぁ、と思っています!
最終回はじっくり楽しみます(^・^)
投稿: ルル | 2006年9月11日 (月) 13時27分
青春時代の懐かしさ!
ほんとに思い出させてくれます。
真喜男が3-Aの生徒でいる日々を大事に大事に
過ごそうとしてる気持ちがよくわかります。。。
あと、今回は椿先生と父ボスの会話もよかった。
「かっかっ可憐だ」なんか素敵な二人でした。(^^)
最終回、私もしっかり楽しみます~♪
投稿: 都羽子 | 2006年9月11日 (月) 22時02分