ノッティングヒルの恋人
ネットでラブコメ映画のランキングをやっていた。
1位がプリティ・ウーマンだった。ちょっと意外・・・。
私のおすすめは、ノッティングヒルの恋人。
プリティ・ウーマン同様、主役はジュリア・ロバーツ。
ヒュー・グラント共演。
この監督とスタッフで多分、先に「フォーウェディング」という
作品もあるんですが、それが良かったのでこちらも作られた
んではなかったかな・・・と。
とにかく、雰囲気のいい、かわいい作品。
エンディングの「SHE」って曲、いろんな番組でつかわれて
ます。
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今をときめく女優さんと、普通の本屋さんの恋の話なんですが、
日本でちょっと設定を変えて、2時間ドラマSPとかでやらない
かなあ~ってよく思います。もうやったのかもしれないけど・・・。
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女優さんの設定はそのままで、本屋さんをアンティーク屋の
青年とかにして想像してみると楽しいかも。
女優は、亡き祖母の思い出のブローチを叔母に売りはらわ
れて、人を使って探してもみつけられない。あきらめられない
彼女は、お休みごとに変装してはアンティーク屋をまわっ
て探してた。そんなある時、よく似たブローチをみつける。
ショウウインドウにあるそれをサングラスをはずして見入って
いると、その向こうに驚きの表情を浮かべて自分をみている
青年が。彼女も驚いて一度はその場を立ち去るけれど、
気になって再びやってくる。青年は大ファンであった女優の
訪問に緊張を押し隠しながら、彼女の質問に丁寧に答える。
ブローチは目当てのものではなかったけれど、女優は
古いものに囲まれたその店と、時代に取り残されている
ような古風な雰囲気をもつ青年に、親しみを感じて、
ふと祖母との思い出を語り始める。二人はしみじみとした
ひとときを過ごす・・・。
このあとは、ノッティング~のあらすじどおりに。(爆)
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~~∴~~∴~~ ネ タ バ レ ~~∴~~∴~~
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この映画の最大の見せ場は、女優さんが本屋さんに告白
するシーンだと思うんです。
ラブストーリーを何本も撮っている有名女優なのに、
本当に自分の好きな人の前に立つと、顔がこわばって、
口から心臓が飛び出そうなくらい緊張してる。
好きな人の前では、ただの一人の女性になっていて、
みつめられているだけで、恥ずかしくていたたまれないって
いう感じをジュリア・ロバーツがほんとに上手に演じてた。
彼女の精一杯の告白は、「女優のあなたと自分では釣り合
わない」とかいうような理由で断られてしまう。
その返事を聞いた後の、ジュリア・ロバーツがまた、素晴らし
い。 今にも、泣き出しそうなのを懸命にこられながら、
ヨロヨロと心もとない足取りでお店を出ていく。もうどこを
どう歩いて帰ったらいいのかわからないくらい頼りなげで。
見た目は完全な大人の女性なのに、ものすごくかわいい。
このシーンは、忘れられない。
このシーンがあるから、ラストシーンが生きてきて、
好きな人にぶつかって、幸せを掴み取った彼女を心から
良かったねって思える。ほんとに素敵なシーン。
はじめてこの映画を見たとき、自分にこんな風に告白する
勇気があればなぁ~、と思ったものでした。
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