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2006年8月 8日 (火)

ノッティングヒルの恋人

ネットでラブコメ映画のランキングをやっていた。

1位がプリティ・ウーマンだった。ちょっと意外・・・。

私のおすすめは、ノッティングヒルの恋人

プリティ・ウーマン同様、主役はジュリア・ロバーツ。

ヒュー・グラント共演。

この監督とスタッフで多分、先に「フォーウェディング」という

作品もあるんですが、それが良かったのでこちらも作られた

んではなかったかな・・・と。

とにかく、雰囲気のいい、かわいい作品。

エンディングの「SHE」って曲、いろんな番組でつかわれて

ます。

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今をときめく女優さんと、普通の本屋さんの恋の話なんですが、

日本でちょっと設定を変えて、2時間ドラマSPとかでやらない

かなあ~ってよく思います。もうやったのかもしれないけど・・・。

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女優さんの設定はそのままで、本屋さんをアンティーク屋の

青年とかにして想像してみると楽しいかも。

女優は、亡き祖母の思い出のブローチを叔母に売りはらわ

れて、人を使って探してもみつけられない。あきらめられない

彼女は、お休みごとに変装してはアンティーク屋をまわっ

て探してた。そんなある時、よく似たブローチをみつける。

ショウウインドウにあるそれをサングラスをはずして見入って

いると、その向こうに驚きの表情を浮かべて自分をみている

青年が。彼女も驚いて一度はその場を立ち去るけれど、

気になって再びやってくる。青年は大ファンであった女優の

訪問に緊張を押し隠しながら、彼女の質問に丁寧に答える。

ブローチは目当てのものではなかったけれど、女優は

古いものに囲まれたその店と、時代に取り残されている

ような古風な雰囲気をもつ青年に、親しみを感じて、

ふと祖母との思い出を語り始める。二人はしみじみとした

ひとときを過ごす・・・。

このあとは、ノッティング~のあらすじどおりに。(爆)

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~~∴~~∴~~ ネ タ バ レ ~~∴~~∴~~

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この映画の最大の見せ場は、女優さんが本屋さんに告白

するシーンだと思うんです。

ラブストーリーを何本も撮っている有名女優なのに、

本当に自分の好きな人の前に立つと、顔がこわばって、

口から心臓が飛び出そうなくらい緊張してる。

好きな人の前では、ただの一人の女性になっていて、

みつめられているだけで、恥ずかしくていたたまれないって

いう感じをジュリア・ロバーツがほんとに上手に演じてた。

彼女の精一杯の告白は、「女優のあなたと自分では釣り合

わない」とかいうような理由で断られてしまう。

その返事を聞いた後の、ジュリア・ロバーツがまた、素晴らし

い。 今にも、泣き出しそうなのを懸命にこられながら、

ヨロヨロと心もとない足取りでお店を出ていく。もうどこを

どう歩いて帰ったらいいのかわからないくらい頼りなげで。

見た目は完全な大人の女性なのに、ものすごくかわいい。

このシーンは、忘れられない。

このシーンがあるから、ラストシーンが生きてきて、

好きな人にぶつかって、幸せを掴み取った彼女を心から

良かったねって思える。ほんとに素敵なシーン。

はじめてこの映画を見たとき、自分にこんな風に告白する

勇気があればなぁ~、と思ったものでした。

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