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2006年6月28日 (水)

おいしいプロポーズ・第10話(最終話)感想後編

~ あなただけを愛してる ~( 感想後編 )

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ここからが、好きなシーン。

藤森とのツーショットを見ても、やはりあきらめきれないで、

もう一度、話し合おうとやってくる春樹。鈴子を追いかけて

くれてるのが、うれしい。

翌日、再度、鈴子と話し合うために、新生バンビーナに

やってきた春樹。でも、厨房には、鈴子の姿はない。

接客の特訓中だったマネージャー大河内やマキが、

そんな彼に声をかける。

「どうしたんですか?」

「シェフは?」 

「ああ・・・店をやめてしまって・・・」とマネージャー大河内。

「やめた?」 

春樹は驚いて目を丸くする。

「鈴子から何も聞いてないんですか?」

マキの問いに言葉も返せない・・・。

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車に戻った春樹は、鈴子に連絡を取ろうとするが、逆に電話

がかかってくる。秘書大河内の困り果てた声・・・。

「常務、どちらにいらっしゃるんですか?

株主との懇談会がもうすぐ始まります」

「・・・わかった!」

仕事に追われ、鈴子を追えないことに、苛立ち、

春樹は携帯を助手席に放り出し、ハンドルを叩きつける。

ハンドルを叩きつけるところもいい!苛立ちが伝わってくる。

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鈴子はイタリア行きのチケットを購入。

その帰りに、公園に立ち寄る。夜に春樹とバスケをした公園だ。

思い出されるのは春樹のこと。

二人でバスケをして遊んだ夜・・・。

情熱的なキスをした夜・・・。

春樹からストラップを贈られて最高に幸せだった夜・・・。

そして、そのときの彼の笑顔・・・。

鈴子は、携帯を取り出し、ストラップを手に取る。

愛しさと悲しさの入り混じった表情。。。

この泣き出しそうな鈴子の表情がとても美しくて・・・。

(ここ、回想シーンで、号泣・・・)

宝物みたいに素敵なシーンの数々だったから。切なくて、

切なくて・・・。幸せになってほしいのにね・・・。

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株主との懇談会が終了した春樹は、再び、鈴子の携帯に

電話をかける。

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鈴子の手にある携帯が鳴る。

鈴子は、春樹からと知り、とまどいながら電話に出る。

春樹は、ようやく鈴子の電話とつながったことで、

意気込んで話はじめる。

「もしもしっ! 会ってもう一度、話がしたいっ! 

もしもしっ?」

「・・・聞いてるわ」

「いまどこにいるっ?」 春樹は必死で尋ねる。

「わたしはもう会いたくないの。会ってもはなすことないし・・・」

「どこだよっ!」

電話の向こうで、バスケをする音がする。

春樹にはそこがどこかすぐにわかった。

「・・・あの公園?すぐ行くっっ!」

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春樹は、車から降りると、急いで公園に駆け込んでいく。

でも、周りを見回しても、どこにも鈴子の姿は見当たらない。

春樹は携帯を取り出し、鈴子に電話をかける。

「・・・もしもし」

「もしもしっ!」

鈴子の姿を探しながら、春樹は必死に問いかける。

「どこにいるっっ?」

「もう会えないの。あなたとは。私達、わかれたのよ」

「俺はそんなつもりないっ!」

「困らせないで・・・」

「会って、ちゃんと、話そうっ!」

「だから、あなたとはもう会わないって決めたの。

あなたはミチルさんと婚約して、お父様の跡を継ぐのがいいの。

ミチルさん、ほんとにあなたのことが好きよ。

彼女とならうまくいくわ」

「俺が好きなのは、君なんだっ!

君を愛してるっ!!」

少し離れたところから、春樹の様子を見ながら話していた

鈴子は、彼の真剣な言葉に激しく心が揺れる。

「・・・私は、・・・あなたの人生を変えたくない!」

「たとえそうなったとしても、君のせいじゃないっ!」

「私のせいよ!! そうなったら、私、この先、

ずっとあなたに責任、感じ続けることになる。

そんなの耐えられない。

それだったら、今ここであなたと別れた方がよっぽど気が楽なの。

私が、あなたと別れたいのよっ!」

「愛してるっ!」

「もう二度と電話してこないで・・・」

「愛してるっ!」

「迷惑なのよ・・・」

「愛してるんだよっ!!」

「もう、切るわ・・・。さよなら・・・」

鈴子は電話を切る。

春樹はショックで、ベンチに座り込む。

鈴子は、声を押し殺すようにして泣いている。

振り返ると、そこには春樹の後姿・・・。

鈴子はその春樹の背中をしばらく名残り惜しそうに見ている。

その表情には、春樹の幸せを願うように、守るように、笑みが

浮かんでいる。

そして・・・やがて、思いを断ち切るように、その場を去る。

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春樹が、とぼとぼとした足取りで、ようやく車に戻ると、

ワイパーに、春樹が鈴子に贈ったストラップが・・・。

ほんの少し前に、その場にいた彼女・・・。

それは、本当の訣別の意味・・・。

春樹は、鈴子の覚悟を実感し、ポロポロと涙を流し・・・

・・・泣き崩れてしまう。

ここまでが好きなシーン。

話し合おう、別れたくないと自分を追ってくれる春樹に、思わず

冷たい態度が崩れそうになりながら、必死で気持ちを立て直し

てる姿が切なかったな。

「愛してる」の連呼は、何を言ってもダメだから、一番伝えな

いといけないことを連呼してるって感じだったなあ。

このやりとりの時、春樹が鈴子をみつけて、後ろから抱き締

めるんじゃないか、とドキドキしてしまった。そうしたら、どうだ

っただろう・・・。

電話を切ったあと、ベンチに座る春樹を見ている鈴子に涙が

止まらなくなった。こんな苦しいことはない・・・。

愛しい、大事な人、その人への想いを断ち切って、将来の幸せ

を願うような笑みを浮かべて。どうしてそんなことができるんだろう。

手を離してしまったら、その人は他の人と結婚してしまうのに。

捨てるものが多すぎるから・・・。大きすぎるから・・・。

幸せでいてほしいから・・・。ぐっ。。。(T_T)

(もう盛大に号泣中。。。)

(この後、春樹の涙で、余計に拍車がかかって、大号泣・・・)

仕事に復帰した道造。代理を務めた春樹を誉めている。

「秘書から聞いたんだが、私の入院中、お前も随分がんば

っていたらしいな」

「社長が退院して、僕もほっとしています」 と春樹。

「まあ、これでミチルさんとの婚約パーティーが進めば、

万々歳だ、わが社としても。私も何も心配することはなくなるし。

いつ引退してもいいってことだな。

お前もずいぶんと成長したみたいだな、いろんな意味で・・・」

引退する気なんかさらさらないと思うわ。

頬を叩く真似をする道造。

春樹は、力なく深々と頭をさげる。

象徴的なシーン・・・。

棒新聞で叩かれていた春樹が、鈴子と恋に落ちてからはカップを

投げつけれても平気にまでなっていた。なのに鈴子と別れた後

はまた、道造に頬を殴られる真似をされてる。

それまでの父の言いなりに戻ったということ。

道造からすると、恋人ができて自立し、自分の思い通りには

動かせなくなっていた息子がまた手駒になったという感じかな。

息子の幸せなんてなんにも考えてないんでしょう。弱ってる

隙にさっさと婚約させてしまうつもりなんでしょうね。

鈴子が去った途端、元にもどる春樹。鈴子の存在がどれだけ

大きかったか物語ってるけれど。腑甲斐ない・・・。

失恋直後で、つらそうだけどね・・・。

婚約披露パーティーの日。

鈴子は、イタリアに旅立つ。

藤森は、空港にいる彼女の見送りにやってくる。

「やっぱりいくのか?イタリア」 

「ええ。

2年前、修行の途中で帰ってきちゃったから、もう一度ね」

「ほんとに、このまま行っていいのか?彼、知らないんだろ?」

「・・・いいの。このほうが・・・。

私ね、・・・一生怨まれてもいいの。

彼が、私のために苦しむ姿なんて見るくらいなら、

・・・私と出会ったことなんか、後悔してほしいの・・・」

イタリアへ旅立っていく鈴子。

新生バンビーナ。婚約披露パーティー会場。

道造と継母が、浅倉一家を迎える。

「いやあ、これはこれは。これで我が社も浅倉財閥との関係が

より強固なものになると喜んでおります。宣伝にもなりますし・・・」

おしゃれしたミチルは、会場に春樹の姿を探すがいない。

「あのう・・・春樹さんはまだですか?」

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春樹は、まだオフィスで仕事をしていた。

そこへ、鈴子を見送ったばかりの藤森がやってくる。

春樹は、藤森を見て、少し動揺する。

「なにか・・・?」

「・・・今、彼女を見送ってきた。イタリアに行ったよ。

もう一度、修行をやりなおすって」

「そうですか・・・」

「それだけか?」

「それ以上、何を言えと」

春樹はパーティーに出席するために、オフィスを出ていこうと

するが、そんな彼の前に藤森は立ちはだかる。

「彼女、ひとり悪者にするつもりか?

彼女は、君と別れる条件として、

小切手なんか最初から受け取るつもりはなかった。

自分が日本をはなれたら、君の父親に返してほしいって、

俺は言われてる。

君の苦しむ姿は見たくない、そう言ってたよ・・・。

そのために一生、怨まれてもいいってな・・・」

藤森が去った後、春樹はじっと小切手を見ている。

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藤森にどれだけ感謝したことか・・・。

この人はやはり、鈴子を愛していて、いい人なんだなあ。。。

フェアな人。傷つく前に別れろって、鈴子に忠告してたのに、

その鈴子は自分が悪者になっても春樹の幸せだけを願った。

鈴子がどれだけ春樹を深く愛してるか、理解したからこそ、

動いてくれたんだろうなあ・・・。鈴子の幸せを願って。

しつこいけれど、藤森&鈴子のときは徹はこの役割してくれ

なかった。藤森はそれをしてくれたってことなんだな。・・・。

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上の藤森のシーンを入れてラストまでが好きなシーン。

回想シーンがずっと連なっていく。そのすべてを春樹と

一緒に思い出してる気分になる。 (かなり泣いてます・・・)

婚約パーティーに行くため、車を走らせている春樹。

鈴子との思い出が次々と蘇ってくる。

それぞれの携帯にストラップをつけて、二人で喜びあった夜。

一緒に料理した夜、

一緒にワインを飲んで、・・・抱き締めあった夜。

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思い出すのは、彼女が自分に言ってくれた言葉・・・。

『 おいしい料理はお金では作れません。

料理人の心でつくるものです 』

『 でも、あなたお兄さんじゃない。あなた自身でしょ 』

『 信じてたいの。あなたのこと・・・ 』

あふれ出す思いに心が乱れ、春樹は車を運転できなくなり、

停止させる。

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思い出すのは、自分が彼女に言った言葉・・・。

『 大事なのは自分の気持ちだって、

あなたがそう教えてくれた 』

『 きみといると俺はほんとうの自分になれるんだ 』

『 彼女と出会って、自分らしく生きようとそう決めました 』

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見失っていた交わした言葉の数々、 

見失っていた思い。

二人で築いた大切な思い・・・。

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春樹は、瞳にはっきりとした決意を秘め、車を発進させる。

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葛城家、浅倉家の婚約披露パーティーの会場。

春樹が到着すると、入り口で道造が待ち構えている。

「なにしてたんだ?遅いじゃないかっ!」

「社長。これ、お返しします。」

春樹は、スーツのポケットから小切手を取り出し、道造に渡す。

「これは、おまえ・・・」 

道造は、鈴子に渡したはずの小切手を見て絶句する。

「それと、

俺を首にしてください。

親として、息子の勘当も、お願いします」

「・・・・・・」

『 では、ここで、本日の主役である、葛城フードコーポレーション

の常務取締役、葛城春樹氏より一言、

ご挨拶をちょうだいしたいと思います 』

道造の不安な視線を無視し、カメラのフラッシュの中を歩き

出す春樹。

「春樹!!」 

道造の声はもう届かない・・・・。

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ミチルは、そばにきた春樹の表情から、彼の決意を悟る。

春樹はマイクの前に立って、静かに語り始める・・・。

「今日は、みなさんにお話しなければならなことがあります・・・」

カメラのフラッシュを浴びながら、歩いていく後姿。ものすごく

かっこいい。ほんとにすごく素敵。そしてマイク前の、肝の座った

表情も、素敵。こういう演出ってかっこいいな。。。

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鈴子の本心を聞いた春樹には、もう迷いがない。

愛した女性がまた心に戻ってきた。

道造はあっさり負けた。

~~~ 一年後 ~~~

小さなビルの一室。

春樹は、秘書大河内と二人で、事業をはじめていた。

「日高物産の海産物は安くて、品がいいらしいですよ。常務」

「やめてくださいよ。常務は。

今は社員二人だけのこの会社が仕事場なんですから」

少し大人っぽくなった春樹。

明るい屈託のない笑顔。

「つい、また・・・」苦笑いする大河内。

「でも、よかったんですか?大河内さんまでやめてしまって」

「この大河内、秘書として、どこまでもついていくことに決めま

したから」

「後悔しても知りませんよ」 

「大丈夫です。

高級レストランのチェーン化も大成功したし、先見の明が

おありなんですよ。常務は。あっ。また・・・」

大河内の手には新聞が。

『成功者』というタイトルで、インタビューを受けている道造の

写真。記事は高級レストランチェーン化の成功を紹介している。

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「こんにちは~」

オフィスにミチルがお土産を持ってやってくる。

「また来たのか?」 

と、あきれながら笑ってる春樹。

「だって会いたいんだもんっ」 と笑顔のミチル。

「懲りませんね~。婚約をことわれたのに」 

ミチルを歓迎する大河内。

「いいの。私は延期しただけって思ってるから~」

「そんなこと、言ってるのか」 笑う春樹。 

「私はあきらめることがきらいなの」と相変わらず強気のミチル。

「じゃあ、行ってきます!」

春樹は、元気に営業に出て行く。

「いってらっしゃい!!」

春樹を見送った後、

大河内とミチルはお土産のケーキを食べる。

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初めて見た時は、突然1年後になった上、春樹の状況が激変

していたんで把握するのに必死になってしまった。その上、

振り向いた春樹のヘアスタイルも激変。びっくりしてしまって、

それまで泣いてたのに、むりやり気分転換させられてしまっ

た。(笑)(2回目からはカッコ良く見えた~。おでこを見せて

る春樹もいいね・・・)

で、この短いシーンに情報が盛りだくさん。

大河内は一緒にやめてそばにいるし、ミチルは変わらず、

春樹を追っかけてる。ということは浅倉家との間も良好という

ことで。それから春樹の常務時代の仕事は大成功。それの

おかげか?、道造はまだ社長で大活躍してるらしい。

ということは、春樹が政略結婚しなくても大丈夫だったという

ことみたい。春樹の決断は正しかったということね。

営業に出ていく春樹の表情がとても明るい。自分らしく生き

てるって感じが良く出てた。

その午後、

春樹は営業先を訪問し終え、オフィスに電話をかけている。

「僕は、このまま日高物産の方へまわりますんで、

戻りは夕方くらいになると思います。じゃあ~」

独立して、今の仕事に手ごたえがあるのか、充実した表情。

手にした携帯には、二つのストラップが揺れている。

かつて鈴子のものだったものと、春樹のもの。

鈴子を思い続けていて、離れていても共にいると感じてる。

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春樹が、次の営業先へ向かうために歩いてると、

視線の先に看板が。その看板にはバンビーナの文字。

「?? バンビーナ?」

驚いた春樹は、看板の矢印のさす方へと歩いていく。

視線の先には、移動レストランが。

その中で料理をしている女性がいる。

お客に声をかけるため、かがんだ瞬間、ヒョイと顔が見える。

鈴子だった。

春樹は、1年ぶりの彼女に目が釘付けになる。

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鈴子は、イタリアンのお弁当を作った後、外に出てくる。

外にあるテーブルを拭いてると、声がかかる。

「小さいけど、いい店だ」

「グラッチェ! おいしいわよ。味には自信があるの」

ふと、その声をした方に目をむけると、

そこには、自分に微笑みかけている春樹の姿・・・。

鈴子は吸い込まれるように春樹をみつめる。

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春樹は、鈴子に言う。

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「 注文していいかな?

      片思いのスープを、ひとつ 」

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鈴子は、一瞬、とまどいの表情を浮かべるが、

やがて、輝くような美しい笑顔を見せて、頷く。

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「ベーネ!」

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春樹の、あふれるような愛情いっぱいの眼差しを受け、

照れくさそうに、いつまでも彼に笑みを返す鈴子だった。

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テーブルには、

片思いのスープ。

そして、

ストラップがついた2つの携帯。。。

春樹の携帯についていた鈴子のストラップは、

再び、鈴子の携帯に。

.

2つ、寄り添うように並んでいる。。。

.

.

.

終わり

ヒョイと鈴子の顔が見えたところで、春樹が鈴子と再会でき

たことに、うれし泣き。

最後、鈴子の満面の笑みに、鈴子が春樹を愛し続けていた

ことと、これからは春樹と一緒に生きていけるんだということ

に、大号泣。

そして、2つの携帯とストラップでまた号泣。

(まさか携帯の映像で泣くとは思わなかった・・・悔しい・・・)

でも、最後、二人がみつめあって微笑むところ、やっぱり、

春樹と鈴子で、キレイに視線が溶け合っていて、すごく素敵。

1年後の偶然に、こっちがホッとしたよ。。。

というか必然でも良かったかもね。

はあ~、良かった。ハッピーエンド!

「片思いのスープをひとつ」=「おいしいプロポーズ」だったのね。

正直、私は鈍くて、それに気づいたのは2回目見た時だった。

すごくおしゃれな終わり方。でも、ひとつの山場を越えて春樹が

少し成長して、再び出会ったんですもの、今度はもう絶対に離れ

ない、離さない、また起こるいろんな出来事をケンカしながら、

仲直りしながら、乗り越えて最後にはハッピーウェディングに

なるっていう続編が見たいな。(2話で赤いドレスを着た長谷川

京子さんは最高にきれいだった。次はウェディングドレス姿が

ぜひ!見たい) ミチルは変わらないし、道造もおそらく継母も

心情の変化はなし。二人の交際が再びはじまっても、

前途多難(笑)は予想できるし、再び、鈴子と春樹に会いたいな。

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ドラマは、とても丁寧に描かれていて、1話1話にほんとに素敵

なシーンがいくつもあって、こんなシーンが見たかったの!と

感激したことがいっぱいあった。そのシーンに重ねて流れる

曲も素晴らしかった。

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私は、婚約撤回後、春樹は会社で奮闘し、問題を回避できた

時点で、イタリアの鈴子のところに飛んでいって即プロポーズす

ると思ってた。それまでは鈴子の動向はマキから聞いて把握

しておいて。春樹って握力の強い人だと思うから。

でも、会社をはなれ、独立している方がもっと成長したってこと

だし、特に道造がああいう人なら、距離をおいた方がいいよね。

それなら直後にイタリアに行ってもいいようなものだけれど、

それでは鈴子は納得しないかな。自分のためにって苦しむで

しょうしね。いつか絶対に一緒になると信じて仕事をがんばって

きた春樹。ほんとにいい男だった。

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とにかく音楽がとてもよかったので、サウンドトラックを購入する

予定。ドラマのサントラを買うのはこれが初めて。(笑)

あと、DVDも。小説もいつか欲しいな。

おいしいプロポーズ・第9話

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