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2006年6月 4日 (日)

クロサギ・第8話

~欠陥住宅詐欺~

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やばい。やばい。

山下くんがどんどんカッコよく見えてくる~っ。困りました。

歌番組もチェックしてるし・・・。

って、こんなことを言ってるってことは、もうはまってるという

ことなんだろうなあ~~。この年になって初めてジャニーズ

にはまるのか・・・。困った。。。。 (>_<)

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あっという間に終わってしまった・・・。

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今回は白石と黒崎、二人手を組んで、詐欺を成功させた。

その上、白石は本来の目的である欠陥住宅を販売する

大手建設会社を告発することができた。その影には、

長年、彼を想う澄子の手助けが。

白石は、その欠陥住宅で家族を亡くした「被害者」で、

澄子の父親は住宅を設計した「加害者」だった。

.

白石を想っている澄子は、氷柱に言う。

「・・・私もあなたと同じ立場なの。

大切な人がそういう仕事をしてる。

できれば私も彼を止めたいと思ったけど・・・、

・・・復讐に人生をかけるってすごいパワーがいるんでしょうね。

誰かと心が触れ合えば、弱くなる。

復讐なんか続けれなくなる。

それほどの覚悟をもって生きている彼を今止めるのはきっと無理。

だから、いつか彼が疲れはててしまったとき、

私がそばにいられたらいいなって、そう思った・・・」

そして、続ける。

「ねえ、シンデレラの話の続き、想像したことある?

・・・シンデレラと王子さまは結婚して、めでたし、めでたし。

人は満足して、そこで本を閉じるかもしれないけれど、

二人の人生はむしろ物語が終わってからはじまる。

なにか事件がおきたとき、たとえば、犯人がつかまったら、

世間は終わったような気になる。

でも被害者と加害者は、永遠に事件の中を生きるのよ。

黒崎くんもそうなんじゃない?」

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黒崎は、懸命に引越し費用を捻出しようと努力してる氷柱に

言う。(食べ物を削ってお金を貯めているので、黒崎の前でも

お腹が鳴ってうるさい。食べてる肉まん、じぃ~っとみつ

めてるし。(笑)でも、すごくかわいい)

「・・・おまえ、やっぱ引っ越さなくてもいいよ。

もう、俺に干渉しないならね・・・」

氷柱の努力を認めた黒崎は譲歩する。

「澄子さんから聞いた。シンデレラの話・・・」

でも、その氷柱は黒崎の詐欺の関係者の話をする。

「・・・ねえ、想像して。

家族が目の前で殺されています。

それを殺しているのも家族です。

自分ではなにもできない。

お前に想像できるか?

このまま終わらせるわけにはいかないんだよ。

テレビや新聞では過去かもしれない。

被害者が自分でけりをつけるまで、事件は終わらないんだよ。

.

もしお前がほんとうに俺のことを想ってくれてるなら、

俺のことを好きになるのはやめてくれ」

氷柱は言葉を失う。

でも、立ち去ろうとする黒崎に、

「・・・わかった・・・。

ただ、これだけは覚えておいて。

あなたは一人じゃない・・・。

もし、あなたがどこかで逮捕されても、

もし、あなたが遠いどこかで死ぬようなことがあっても、

あなたは、一人じゃないから・・・」

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今回は白石が大企業ばかりを相手に詐欺をしていることの

理由がわかったし、黒崎がクロサギになった思いもわかった。

というか、とてもわかりやすく解説してもらった感じ。

そして、氷柱が自分の考えを訴えるだけでなく、黒崎の思いを

理解し、一歩引いて見守ろうとするようになった回だった。

最後の「もし、あなたが遠いどこかで~」という言葉、

とても良かった。

ただ、黒崎、毎回泣いてるような気が・・・。

あまり泣かない男が泣くっていう方が、インパクト大で、グッと

くると思うんだけれど・・・。

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あと、「理系の私と文系の彼、二人のノートをあわせると、

完璧なノートになった」「二人あわせて完璧なノート」、

詐欺部分の伏線になってて、これも良かった。

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予告では、氷柱がお重に入ったご飯を、おいしそうに食べて

いて、空腹は解消ねって、それを見て思わず笑ってしまった。

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