おいしいプロポーズ・第10話(最終話)感想前編
終わってしまった・・・。 (T_T) 寂しい。。。
良い最終回でした。ほんとに。1回目見た時より、2回、3回と
見直した方が良さがにじみ出てくる。泣いたよ~~。。。
ただ、本音を言えば、鈴子のウェディング姿が見たかった。
春樹と鈴子の結婚生活も見たかった。それは、ファンだから、
やはり望んでしまう。。。 (>_<)
続編をぜひ!作ってください!!
この最終回だと、続編、ありそうですよね。だから余計に期待で
胸がふくらんでます。お願いです! ドラマの神様!
続編決定の情報が流れるのを、ずっと、ずっ~と待ってます。
「おいしいプロポーズ」は、私の最愛のドラマの1つになりました。
.
~ あなただけを愛してる ~( 感想前編 )
...
道造が入院したため、春樹は社長の代理をすることに。
秘書大河内は、鈴子に社長の容体は落ち着いているので
心配しないようにと告げにやってくる。そして、春樹が多忙を
極めるため、彼のためにオフィスまで昼食を運んで欲しいと頼む。
.
鈴子は春樹のオフィスに昼食を持っていく。
彼女がそれを少し離れたテーブルにおいて出ていこうとすると、
電話中の春樹が呼び止める。
電話を終えた彼は、テーブルへとやってくる。
「大変そうね・・・」 鈴子は春樹に声をかける。
「何をつくってくれたの?」
春樹は、うれしそうに昼食のお皿をのぞきこむ。
「カルツォーネ。これだったら仕事しながらでも食べられるでしょ」
「じゃあ、いただきます!」
おいしそうに頬張る春樹。「うん!いけるっ!」
鈴子はそんな彼を見て微笑む。
「あと何か用ある?」
「じゃあ、座って」
鈴子は春樹の言葉に首をかしげる。
「座る?」
「そこに」
鈴子は言われるがまま、椅子に腰掛ける。
春樹はそばにいる鈴子をうれしそうに見る。
「5分でいいからそばにいてよ」
鈴子は、春樹の言葉に照れたように微笑む。
・・・けれど、その笑顔は時折、憂いを帯びる。。。
でた~~! 「5分でいいから~」 これぞ、春樹の真髄!
春樹はこうなのよね。これだから、春樹なの~。(笑)
言った後、うれしそうに笑ってて、鈴子がそばにいるのが、
何よりの幸せって表情をしてる。
何も心配することがない時に、これを言われたら鈴子も
どんなに素直に、うれしいだろうにって思ってしまった。。。。
○
昼の時間が終わって、後片付けをしていると、社員食堂に
ミチルが来て、鈴子に声をかける。
「ちょっといい? 話があるの」
マキは鈴子を思って、ミチルに文句を言うが、鈴子はそんな
彼女を止める。
「私も、あなたに話があったの」
.
誰もいなくなった食堂で、鈴子とミチルは話す。
「おじ様が倒れたのはあなたのせいよ。なんとか言いなさいよ」
「ほんとに申し訳ないと思ってる・・・」
「本気で、そう思ってるなら、じゃあ、春樹さんと別れて。
どうなの?」
もう勘弁して・・・。ミチル・・・わがまますぎる・・・。
「そんなに好きなの? 彼のこと?」
「そうよ。あなたが春樹さんと出会う前から、わたしは、ずっと
ずっと春樹さんのことが好きっだったの。いつか春樹さんの
お嫁さんになりたいって、小さいときから思ってた。
春樹さんだって大人になったら、あたしのこと、お嫁さんにして
くれるって言ってくれたことだってあったの。
なのにもう全然わすれちゃって。
あたし、絶対にあきらめない。
春樹さんがあなたのことを好きだってわかっても、
絶対にあきらめない。
だってそんなことをしたら、ずっと春樹さんのことが好きだった
あたしがかわいそうじゃない」
「よくわかったわ。あなたの気持ち」
鈴子はミチルに優しく微笑む。
「なに言ってるの?
とにかく、今日はこれをもってきたの。
よかったらあなたも出席して。
歓迎するから」
ミチルは、春樹との婚約披露パーティーの招待状をおいて帰る。
結局、憎めないんだけれど、疲れる・・・。
○
鈴子がアパートに帰ると、マキやちはるが徹を交えて楽しく
団欒している。
徹は小さな輸入会社に就職が決まったのを機に、マキの
すすめで引越ししてきたという。
ちはるも父親と暮らせる事を喜んでいる。
鈴子は徹の就職を心から喜び、同居を歓迎する。
「今度こそ、まじめに働く。ちはるのためにも。お前(鈴子)や
マキちゃんのためにも・・・」 と、徹の決意表明。
癒し系カップルだ・・・。徹って結局は本筋には何もからんで
こなかったな。兄としての役割はナシなのね・・・。
.
その夜、みんなで引越しそばを食べていると、ちはるが、
なぜ、急にマキが徹との同居を許してくれるようになったのか
と尋ねる。
マキと徹は、ちはるに自分達が交際してることを言えずにいた。
うろたえる二人。鈴子は、恥ずかしがらずに、ちはるにちゃんと
説明した方がいいと促す。
そんなところに、自室に置いてある鈴子の携帯が鳴る。
鈴子は3人をおいて、自室へと向かう。
電話は春樹からだった。
「・・・ああ、おれ。今、ひと段楽したところ」
まだオフィスにいる春樹が仕事の合間に電話をしてきたのだった。
「そう、お疲れさま」
鈴子は労いの言葉をかける。
「なにしてたの?」
「お兄ちゃんが、うちで暮らすことになったの。それでみんなで
引越しそばを食べてたとこ」
「へえ、楽しそうだね」
鈴子は、リビングにいる3人を見る。
自分達のことを説明するマキ&徹。
「パパの好きな人ってマキちゃん・・・」
「えっ~~~~!」
驚いて声をあげるちはる。
鈴子はその3人のやりとりに微笑む。
「もしもし、どうかした?」
「ああ、ううん」
鈴子は自室の扉を閉め、春樹との会話に集中する。
「ねえ?」
「うん?」
「会いたいな」 春樹の言葉にうれしさがこみあげる。
「今日はもう会ったじゃない?」
「ふたりっきりで、もっとゆっくりとだよ。
不思議だな~。
心の中で思ってることがちゃんと言えてる。
君といるとさ、自分のことが好きになれそうな気がするよ。
・・・じゃあ、また、かけるね」
「うん・・・」
春樹とだけなら、幸せを感じていられるのに・・・、
ミチルからの招待状のことを思い出しているのか、
電話を切ったあとの鈴子の表情は暗い。
「会いたいな。ゆっくりと」 いいなあ~。
このシーンみたいに、徹とマキの姿を鈴子が見ていて、
携帯で春樹とも話してるみたいな、そんな、なんてことない
普通のシーンももっと見たかったな・・・。
★
春樹は、困惑した様子の秘書大河内から、婚約披露パーティ
ーの招待状が知らないうちに発送されていて、出席の返事も
すでに続々と届いていると聞かされる。
驚いた彼は道造に会って、もう一度取り消しを訴えようとする
が、役員の定例会が入っていて、身動きが取れない。
.
その定例会の場に昼食を運ぶ鈴子。
秘書大河内が会議室から出てきて、その昼食を受け取る。
その際、鈴子は、春樹の社長代理としての仕事ぶりを垣間見る。
役員達の疑問に答え、自分の方針を貫こうと説得を繰り返す春樹。
役員達の非難にもまったく怯まない。
自信に満ちた実業家としての姿・・・。
鈴子は、まぶしそうにその姿を見て、・・・ひとつの決心をする。
ここは、かっこいい春樹。代理でも十分仕事をこなしてる。
こういうのを見ると、春樹にこのまま大きな仕事をしていてほしい
って思ってしまうよね。鈴子の悲しそうな表情がつらい。。。
.
道造の病室。
ベッドから抜け出し、お菓子をつまみながら、新聞に目を通して
いる道造。体調はすでに回復し、とても退屈そう。
社長秘書から、社長の代理を務めている春樹が、順調に仕事を
こなしていると報告され、「あいつが?そう~それはなによりだ」
と、ちょっとおもしろくなさそうな反応。
「それで・・・どうされます?そろそろ退院なさいますか?」
秘書は尋ねる。
道造は、苦々しく言う。
「今、元気だとわかったら、まぁ~た、あいつが何を言い出すか
わからない。
何が会社を捨てて、彼女を選ぶだっ!ばぁ~かっやろう~!」
春樹の言葉を思い出したのか、怒り出す道造。
「また血圧があがりますよ」 と秘書にたしなめられる。
「そんなことより、婚約パーティーの準備は進んでいるんだろ
うな?」
「はい、招待状はすでに出しました」
影で婚約パーティーの推し進めていたのは道造だった。
そんな時、病室の扉をノックする音が。
道造は突然の来客に慌てて、ベッドに滑り込む。
その様子を確認して、秘書は、病室の扉をあける。
と、そこには花束を抱えた鈴子が立っていた。
強い覚悟をもって、道造に頭を下げる鈴子。
.
道造って・・・。最後は息子の恋を応援する立場になるかなって
期待してたけれど、これが、病室からも着々と婚約を推進して
る始末。それも「ばかやろう」だって。。。息子の活躍はあまり
おもしろくなさそうだし。まだまだ現役でいたい、脂ぎったワン
マン実業家ってところなのかな。 もう少し良いイメージを
もっていたけれど、意外に辛口だったな。
それに、9話で凝りもせず、しつこく鈴子の肩を触ってたことを
思うと、かなりの女好きだし、息子が「いい女」の鈴子と交際し
てるのに嫉妬してる部分もあるのかも。それが、交際反対、
婚約推進に拍車がかかってるのかも・・・。
要するにおもしろくないのね。
★
秘書大河内は、バンビーナの面々を、改装したレストランへと
案内する。その店の名は、バンビーナ。
春樹が気を利かせて、そのままの名前にしてくれたのだった。
これは春樹の鈴子への愛ね。 思い出のレストランだもの。
大喜びするスタッフ達。
さらに、秘書大河内は、新生バンビーナのメインシェフになる
イタリア人、アンソニーを紹介する。
なんか懐かしい・・・アンソニー。(笑)あの頃は最高に楽しか
ったな。イタリア出張に情熱的なキスの回。
マネージャー大河内が早速、挨拶をして、そのあと、鈴子を
紹介しようとすると、
「あなたのことは春樹から聞いてます。
優秀なシェフだということを。おいしい料理は料理人の心でつく
るものだと、私もそう信じ、料理をつくっています」 とアンソニー。
「白石です」
鈴子はうれしそうに微笑む。
その後、バンビーナの男性シェフ二人は、アンソニーに腕前を
試され、合格。新生バンビーナで働けるようになる。
.
ここのやりとりがジーンとくる・・・。特にマネージャー。。。
その夜、バンビーナの面々は、新生バンビーナで新しい門出
を祝う会を開く。スタッフ達はみんな一緒に働けることを喜ぶが、
そんな中、鈴子は自分の決心を告げる。
「私・・・みんなに話したいことがあるの。
私は、この店をやめようって思ってる」
「何をいってるんだ」 と驚くマネージャー大河内。
ざわめくスタッフ達。。。
「勝手なことを言ってごめんなさい。
でも、もう決めたの」
マネージャー大河内は、ためらいがちに尋ねる。
「オーナーが・・・婚約することと、何か関係あるのか?
・・・いろいろ噂もはいってくるし、・・・気になってったんだ・・・」
「どうなの?鈴子」 隣にいたマキが心配気に尋ねる。
「みんなにも心配かけちゃってたんだね。
でも、その事と、私が店をやめることとは関係ない」
「じゃあ、なんだ?」 とマネージャー大河内。
「私は、私の味で勝負したいの。
私のつくった料理をおいしいって思ってくれるお客様のために
自分の料理をつくりたいの。
ちっぽけなプライドだって、わかってる。
でも、その誇りだけは、守りたい・・・」
「わかるよ。鈴子の言ってること。だけどさ・・・」 とマキ。
「シェフの好きなようにさせてやろうじゃないか」
マネージャー大河内は鈴子の気持ちを受け入れる。
「俺はシェフの料理が好きだ。
その味に惚れ込んだ。
そのシェフが自分の味で勝負したいっていってるんだ。
おおいに結構!
さすが、おれが選んだシェフだ!
今日まで、ありがとう。シェフ!
そして、いつかまた一緒に店に立とう。
必ずもどってこい!」
「はい・・・」 瞳に涙をためて、大きく頷く鈴子。
「よし、シェフの旅立ちを祝って、今夜は大いに飲もう!
乾杯!」
鈴子がバンビーナにいられるわけがない。。。
それともみんなは春樹と別れてシェフに専念すると思ってた
のかな。鈴子が説明したこと、ある程度は本心だろうけれど。
鈴子の気持ちを察して大河内は反対せずに早々に受け入れ
た気がする。いられるわけがないよね・・・。
.
スタッフとの晩餐が終わり、やがて、店内から人気が消える。
鈴子は、厨房で一人、心をこめて料理をつくっている。
.
その新生バンビーナの扉を、春樹が開ける。
店に入ると、すぐ目の前に鈴子がいて、彼を笑顔でむかえる。
「いらっしゃいませ」
少し、たじろぐ春樹。
「・・・なんだよ。急に電話をかけてきて・・・」
ここら辺、恋人同士って感じ。(^^)
「ごめんね。仕事がいそがしいと思ったんだけれど。
さあ、座って。もう用意はできてるの」
春樹は鈴子に案内されてテーブルにつく。
テーブルには「片思いのスープ」が。
「・・・これって・・・」
「どうぞ」
「じゃあ、いただきます」
一口、口に運ぶ春樹。
「たしか、このスープのいわれはさ。
その昔、ナポリの貧しい船乗りがひとりの美しい女性に
恋をしたのが始まりじゃない?
ああ、違った・・・、美しいシェフだ!」
春樹はゴキゲンでスープを口に運ぶ。
鈴子はそれを受けて、先を続ける。
「けれど、その女性は別の男性を選んで、結婚してしまった
んです。その船乗りの悲しみの涙が、ナポリの塩となり、
この片思いのスープが生まれた・・・」
「よく、作ったよな。そんな話」
楽しそうな春樹。
そんな春樹に、鈴子は・・・それまでとは打って変わった冷たい
表情で話しはじめる。
「・・・ロマンチックでしょう?
でもね、ほんとの結末はそうじゃないの。
その女性は別の男性を選んだんじゃない。
現実を選んだのよ。
このスープが、私があなたに作る最後の料理・・・」
鈴子は、バッグから紙切れを取り出し、春樹の前に置く。
紙切れは、3000万円の小切手だった。
「この小切手、あなたのお父様からいただいたの。
前に話したでしょ?
私の夢は自分の店をもつこと。
これだけあれば十分、その夢がかなうわ」
「どういうこと?」
春樹は、鈴子の言ってることがまったく理解できない。
「わかんないの?
この小切手と引き換えに、あなたと別れることにしたのよ」
春樹は食い入るように鈴子をみつめる。
「うそだっ!まさか本気で?」
「本気よ」
「うそだっっ! 俺は信じないっ!」
「もうおしまいなの。私達。
あなただって、その方がいいでしょう?
来週ここで婚約パーティーがあるんだから。
いつまでも、私と別れずにいたって仕方ないじゃない!」
「それはなんとかするってっ!!」
「できるの?!あなたに?」
口ごもる春樹。
「私、もう信じられないの。
だから現実を選んだの。
・・・話はそれだけ」
突然、鈴子の背後から藤森が現れる。
彼に気づいて、唖然とする春樹。
「・・・どうして?」
「彼女に呼ばれてね」
「これからのことをいろいろ相談にのってもらおうと思って。
その小切手は、まずは現金化しないといけないし、
藤森さんだったら、すべて安心して任せられるでしょう」
鈴子は藤森のそばに行くと、その隣に寄り添うようにして立つ。
「もう話はすんだ?」 と藤森。
「ええ。」 鈴子は突き放したような視線を春樹に向ける。
「じゃあ、お引取り、願おうか・・・」
混乱したまま、立ち尽くす春樹。
.
やがて、春樹は、一人、車を走らせる。
車を運転している春樹を見て、
鈴子~、こんな気分で春樹を帰すなんてひどいよ~事故ったら
どうするのよおって思ってしまった。。。
.
しかし、キツイ別れ方・・・。小切手だけじゃなくて、藤森まで
ついてて、ダブルパンチだよ・・・。
言いたいことだけ言って、話しあう余地がないタイミングで、
藤森登場。彼を頼るって言われたら、ただでさえ藤森には
妬いてるのに。。。こっちの動揺の方が激しそう・・・。
鈴子、考えてる・・・。
★
★
後編へ。
★
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