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2006年5月15日 (月)

おいしいプロポーズ・第4話(前編)

おいしいプロポーズ~片思いのスープ~

冒頭、葛城家の別荘で、ダンスを踊る春樹と鈴子。二人とも

とっても上手。春樹、鈴子に「君は運命の人だ」と告白。

そして二人・・・キス・・・しようとした矢先、

目覚ましが鳴り、目を覚ます鈴子。

どうやら、酔っ払い春樹のキスに相当、刺激された模様。

自分の見た夢に激しく動揺する鈴子。

もう、このシーン、年甲斐もなく取り乱してしまった・・・。

照れちゃうシーンだ~。

春樹、ぴっちり七三分け・・・かっかわいい・・・。

4話はここでちょっと壊れました・・・。

.

このやりとり、ドラマの真ん中あたりで相手が変わって正夢と・・・。

春樹の兄、修一の三回忌の法要が行われる。

沙織は、修一の遺影の前で、一人たたずんでいる。

声をかけることができず、それをじっと見守っている春樹。

沙織はそんな春樹に気づき、振り向いて、微笑む。

4話での私の一番のお気に入りシーン

沙織は兄の修一と話してる。それをそっとみつめている春樹。

多分、兄が生きていても、亡くなった今も。

沙織が兄と話すその空間を春樹は守りたかったのかもしれない。

彼はそのすべてを愛しているように見えた。

その後、春樹と沙織は、春樹の父母のいる部屋へやってくる。

父、道造は、修一が香港で亡くなってから中断していた向こう

での事業を再びはじめると告げる。そして、沙織にもそろそろ

修一のことを忘れて、新しい旅立ちをするようにと話す。

それを横で聞いていた母親は、「忘れるなんてこと!修一は

私のたった一人の息子よ!・・・いい年をして、まだ何人もの

女とつきあって・・・!」とヒステリックに叫ぶ。

「かあさん!」春樹が思わず母親に声をかけると、彼女は、

「今日だけは母さんなんて呼ばないでちょうだい!!」

ときつい言葉で春樹を拒絶する。辛そうな春樹。

そんな春樹の心中を慮る沙織。

・・・どうも、春樹は母の実の子じゃないみたい。パーティー

でも春樹には冷たい言い様だったしなあ。でも、春樹はごく

普通に「母さん」と呼んでいるところを見ていると、そんなに

ひどいことばかり言ってる人ではなさそうだったり・・・でも

沙織の様子をみたら、この母親ずっとこんな調子で春樹

につらくあたってきたのかもしれないし・・・。

ともかく単なるお坊ちゃんじゃなく、すごく複雑な環境で育っ

てきた感じの春樹。

あら?もしかして、春樹が大声を出す女性が苦手なのは、

このお母さんのヒステリックな声のせいかなあ・・・。

.

ところで、春樹、香港へ行かされるってことはないよね・・・??

父母の部屋から出て、庭園を散歩する沙織と春樹。

「・・・時々思うんだ。兄さんのかわりに俺が死んでればって。

そしたら母さんも君も今ほど苦しむことはなかったのにって」

「そんなこと言わないで!2度と言わないと約束してちょうだい!」

春樹の言葉に、やさしい沙織が珍しく声を荒げる。

沙織にとっては春樹もとても大事な人なのだとわかる。

叱り付ける沙織の表情がとってもいい。

「・・・この前言ったことなんだけれど、俺との事、考えてほしい」

「よしましょ、その話は。私は春樹さんとはこのままがいいの」

「だからほかの男とつきあうの?

兄さんが死んでからずっとあなたのことを見てきた。

あなたのことが好きなんだ。

俺と結婚してください」

真剣に沙織をみつめて結婚を申し込む春樹。

ここも好きなシーン

ふと、修一や沙織が(ミチルも?)春樹を大事にしてきたから、

彼は葛城の家でいられたのかな~なんて思ったりして。

自分が死んでいれば、という春樹の言葉、

怒る沙織の背後で、修一兄さんも怒ってる気がしたよ。

娘のちはるに声をかけようとした徹。痴漢と間違われ捕まり、

とうとう鈴子の前に姿を現す。

「一緒に事業をやろうと言ってた人がいなくなりまして・・・」

事業をやる仲間にお金を持ち逃げされたと、泣きながら、

土下座して娘と鈴子に説明する徹。

「この前も借金だけが残ったでしょ!!そのせいで父さんの

店をとられたのよ~!!!」鈴子、怒り心頭に達している。

「今回の借金は俺がちゃんと働いて返すから・・・」

「当たり前でしょ!!!!」娘と鈴子が一緒に怒る。

捕まった徹は、嗚咽を繰り返し泣きながら真相を語る。

この様子に大爆笑!!おっかしすぎるっ。天野さん、最高!

どうしようもない兄なのに、笑ってしまって仕方ない。。。

あきれかえる娘と鈴子。ちはるも逞しい。鈴子というしっかりし

た叔母がいて、心強いね。

そんなことがあって職場で荒れる鈴子にシェフ達はビクビク。

機嫌が悪くてあたり散らす鈴子。ビビるシェフ。はじめてちゃん

シェフ達の顔が映った気がする・・・。ここらへんの厨房の

雰囲気良かった。見ていて楽しくなった。

そのバンビーナへ春樹父・道造がやってくる。彼はマネージャ

ーの大河内に、別荘でパーティーをするので鈴子に料理を担当

して欲しいと申し出る。葛城グループの社長に料理が気にいら

れれば店全体の存続になるのでは?と考え、大河内は独断で

その申し出を受けてしまう。

当日、一人、仕方なく出発する鈴子。

同じ日、たまたまバンビーナに訪れた春樹は父の魂胆を察し、

慌てて別荘へ。

彼が到着したとき、まさに道造が鈴子を口説こうと追い掛け回し

ている真っ最中。おかしそうにそのやりとりを見ていた春樹だが、

状況が怪しくなってきてその場に割って入る。

ここからのやりとり、おもしろい。

今回の楽しくて、グッとくるシーン♪

ダンスを踊って言うセリフは夢のとおり。けれど相手は道造・・・。

かわいそうに、鈴子。道造って、ほんとに女性に手がはやい・・・。

「あの店に関しては私が一任されているはずです。いくら社長

とはいえ、こういう駆け引きに利用されるというのはどういう

ことですか」 よく言った!!!春樹。(笑)

「うむむ~~」春樹の抗議に、ぐぅの根も出ない道造・・・。

「彼女は僕が連れて帰りますから」

しかし~、すばやく復活。ここで負けてない道造。

「こらあ~!ちょっと待て。これは、彼女と私との問題だ。

おまえは余計は口をだすなっっ」

それを聞いて春樹は、鈴子とこそこそ相談する。

「どうするの?愛人になるの?」「なるわけないでしょ!!」

二人の背後にやってきて、さらに食い下がる道造。

「何、こそこそ二人で話してるんだ」

「彼女はその気はないみたいで」と相談の結果を伝える春樹。

「だからくどいてるんだろっっ」息子を説得する道造。

「たしかにそうですね~・・・説得されそうになる春樹。(笑)

春樹をひじでつついて怒る鈴子。

「お前、もう帰れ・・・」さらに邪魔者、春樹を追い返そうとする

道造。食い下がる、食い下がる。

「ちょっとせっかちすぎたようだね。あの~もう一度ゆっくり話し

会いましょう」

あきらめずに口説こうとする道造に、鈴子は意を決したように、

「私・・・息子さんとおつきあいしてるんです。先日のパーティー

の後も、海沿いのモーテルに。ねえ?そうよね??」

すがるような目で春樹に救いを求める鈴子。

「そうなのか??春樹???」

鈴子の突拍子もない発言に目を丸くして驚く春樹。

これが一番いい手よ。頷くんだ、春樹っ!頷くのよ!

これなら誰も悪者にならないもん。。。

春樹は、いきなり鈴子を抱き寄せ、

「彼女の言うとおりです。

じゃなきゃ、東京から車、飛ばしてきたりなんかしませんよ。

彼女とは、本気でおつきあいしたいと思っているんです」

「・・・・・・・」

息子の恋人に手を出すわけにはいかないと、即座に降参する

道造。

春樹の言葉にうっとり、彼の横顔をみつめて、もう周りなんか

にはいらない状態の鈴子。

腕を掴まれて、部屋から出ていくのもされるがまま。

敗北して、椅子に崩れ落ちる道造。。。

鈴子に「さっきの言葉、本気にしないように」と念を押す春樹。

でも、鈴子の身を案じて、いてもたってもいられず別荘まで

来てることは変わりなく・・・。

ベタだけれど、こんなシーンはやっぱり大好き!

別荘から出てくる春樹と鈴子。

「これからは気をつけた方がいい。父のような男はたくさんいる」

年上の鈴子にこういうことをあらためて注意する春樹。

なんかおかしかった。あなたは人を信用しすぎると、スキが

ある鈴子怒ってる・・・。でも、道造は巧妙よ・・・。

もしお店がお休みの日だったら、マキやシェフ達にサポートと

して同行してもらってたでしょう。でも営業日だったからなあ。

しかも仕事がらみだし。道造ってほんと考えてる。

「愛人になれなんてバカにしてる」と思い出して怒る鈴子。

「でも世の中にはお金で寄ってくる女性もたくさんいる。僕の

母も父の愛人だった。・・・僕が5歳のころ、母は病気で

亡くなり、その後、僕は父に引き取られたんです。だから、今

の母とは血がつながってないんです」

突然のプライベートな話に驚く鈴子。

春樹は5才で葛城の家に来たのね。実の母の顔や思い出は

あんまり覚えてないのかな。葛城の家でどんな風に育ったん

だろう・・・。居場所はあったのかな。

1話で「あなたがムキになるなんて」と沙織が言っていたけれど、

マイペースであまり動じない感じの男の子だったのかな。。。

そこへ沙織からの電話。

途端に春樹の表情がぱっと明るくなる。うれしそう・・・。

鈴子でなくても、この表情の落差にはちょっと妬いてしまうなあ。

 (^^;

続きは明日~。

おいしいプロポーズ・第4話(後編)

おいしいプロポーズ第3話うだうだ~♪

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