おいしいプロポーズ・第4話(前編)
おいしいプロポーズ・~片思いのスープ~
★
★
冒頭、葛城家の別荘で、ダンスを踊る春樹と鈴子。二人とも
とっても上手。春樹、鈴子に「君は運命の人だ」と告白。
そして二人・・・キス・・・しようとした矢先、
目覚ましが鳴り、目を覚ます鈴子。
どうやら、酔っ払い春樹のキスに相当、刺激された模様。
自分の見た夢に激しく動揺する鈴子。
もう、このシーン、年甲斐もなく取り乱してしまった・・・。
照れちゃうシーンだ~。
春樹、ぴっちり七三分け・・・かっかわいい・・・。
4話はここでちょっと壊れました・・・。
.
このやりとり、ドラマの真ん中あたりで相手が変わって正夢と・・・。
★
春樹の兄、修一の三回忌の法要が行われる。
沙織は、修一の遺影の前で、一人たたずんでいる。
声をかけることができず、それをじっと見守っている春樹。
沙織はそんな春樹に気づき、振り向いて、微笑む。
4話での私の一番のお気に入りシーン
沙織は兄の修一と話してる。それをそっとみつめている春樹。
多分、兄が生きていても、亡くなった今も。
沙織が兄と話すその空間を春樹は守りたかったのかもしれない。
彼はそのすべてを愛しているように見えた。
○
その後、春樹と沙織は、春樹の父母のいる部屋へやってくる。
父、道造は、修一が香港で亡くなってから中断していた向こう
での事業を再びはじめると告げる。そして、沙織にもそろそろ
修一のことを忘れて、新しい旅立ちをするようにと話す。
それを横で聞いていた母親は、「忘れるなんてこと!修一は
私のたった一人の息子よ!・・・いい年をして、まだ何人もの
女とつきあって・・・!」とヒステリックに叫ぶ。
「かあさん!」春樹が思わず母親に声をかけると、彼女は、
「今日だけは母さんなんて呼ばないでちょうだい!!」
ときつい言葉で春樹を拒絶する。辛そうな春樹。
そんな春樹の心中を慮る沙織。
・・・どうも、春樹は母の実の子じゃないみたい。パーティー
でも春樹には冷たい言い様だったしなあ。でも、春樹はごく
普通に「母さん」と呼んでいるところを見ていると、そんなに
ひどいことばかり言ってる人ではなさそうだったり・・・でも
沙織の様子をみたら、この母親はずっとこんな調子で春樹
につらくあたってきたのかもしれないし・・・。
ともかく単なるお坊ちゃんじゃなく、すごく複雑な環境で育っ
てきた感じの春樹。
あら?もしかして、春樹が大声を出す女性が苦手なのは、
このお母さんのヒステリックな声のせいかなあ・・・。
.
ところで、春樹、香港へ行かされるってことはないよね・・・??
○
父母の部屋から出て、庭園を散歩する沙織と春樹。
「・・・時々思うんだ。兄さんのかわりに俺が死んでればって。
そしたら母さんも君も今ほど苦しむことはなかったのにって」
「そんなこと言わないで!2度と言わないと約束してちょうだい!」
春樹の言葉に、やさしい沙織が珍しく声を荒げる。
沙織にとっては春樹もとても大事な人なのだとわかる。
叱り付ける沙織の表情がとってもいい。
「・・・この前言ったことなんだけれど、俺との事、考えてほしい」
「よしましょ、その話は。私は春樹さんとはこのままがいいの」
「だからほかの男とつきあうの?
兄さんが死んでからずっとあなたのことを見てきた。
あなたのことが好きなんだ。
俺と結婚してください」
真剣に沙織をみつめて結婚を申し込む春樹。
ここも好きなシーン
ふと、修一や沙織が(ミチルも?)春樹を大事にしてきたから、
彼は葛城の家でいられたのかな~なんて思ったりして。
自分が死んでいれば、という春樹の言葉、
怒る沙織の背後で、修一兄さんも怒ってる気がしたよ。
★
娘のちはるに声をかけようとした徹。痴漢と間違われ捕まり、
とうとう鈴子の前に姿を現す。
「一緒に事業をやろうと言ってた人がいなくなりまして・・・」
事業をやる仲間にお金を持ち逃げされたと、泣きながら、
土下座して娘と鈴子に説明する徹。
「この前も借金だけが残ったでしょ!!そのせいで父さんの
店をとられたのよ~!!!」鈴子、怒り心頭に達している。
「今回の借金は俺がちゃんと働いて返すから・・・」
「当たり前でしょ!!!!」娘と鈴子が一緒に怒る。
捕まった徹は、嗚咽を繰り返し泣きながら真相を語る。
この様子に大爆笑!!おっかしすぎるっ。天野さん、最高!
どうしようもない兄なのに、笑ってしまって仕方ない。。。
あきれかえる娘と鈴子。ちはるも逞しい。鈴子というしっかりし
た叔母がいて、心強いね。
★
そんなことがあって職場で荒れる鈴子にシェフ達はビクビク。
機嫌が悪くてあたり散らす鈴子。ビビるシェフ。はじめてちゃん
とシェフ達の顔が映った気がする・・・。ここらへんの厨房の
雰囲気良かった。見ていて楽しくなった。
そのバンビーナへ春樹父・道造がやってくる。彼はマネージャ
ーの大河内に、別荘でパーティーをするので鈴子に料理を担当
して欲しいと申し出る。葛城グループの社長に料理が気にいら
れれば店全体の存続になるのでは?と考え、大河内は独断で
その申し出を受けてしまう。
当日、一人、仕方なく出発する鈴子。
同じ日、たまたまバンビーナに訪れた春樹は父の魂胆を察し、
慌てて別荘へ。
彼が到着したとき、まさに道造が鈴子を口説こうと追い掛け回し
ている真っ最中。おかしそうにそのやりとりを見ていた春樹だが、
状況が怪しくなってきてその場に割って入る。
ここからのやりとり、おもしろい。
今回の楽しくて、グッとくるシーン♪
ダンスを踊って言うセリフは夢のとおり。けれど相手は道造・・・。
かわいそうに、鈴子。道造って、ほんとに女性に手がはやい・・・。
「あの店に関しては私が一任されているはずです。いくら社長
とはいえ、こういう駆け引きに利用されるというのはどういう
ことですか」 よく言った!!!春樹。(笑)
「うむむ~~」春樹の抗議に、ぐぅの根も出ない道造・・・。
「彼女は僕が連れて帰りますから」
しかし~、すばやく復活。ここで負けてない道造。
「こらあ~!ちょっと待て。これは、彼女と私との問題だ。
おまえは余計は口をだすなっっ」
それを聞いて春樹は、鈴子とこそこそ相談する。
「どうするの?愛人になるの?」「なるわけないでしょ!!」
二人の背後にやってきて、さらに食い下がる道造。
「何、こそこそ二人で話してるんだ」
「彼女はその気はないみたいで」と相談の結果を伝える春樹。
「だからくどいてるんだろっっ」息子を説得する道造。
「たしかにそうですね~・・・」説得されそうになる春樹。(笑)
春樹をひじでつついて怒る鈴子。
「お前、もう帰れ・・・」さらに邪魔者、春樹を追い返そうとする
道造。食い下がる、食い下がる。
「ちょっとせっかちすぎたようだね。あの~もう一度ゆっくり話し
会いましょう」
あきらめずに口説こうとする道造に、鈴子は意を決したように、
「私・・・息子さんとおつきあいしてるんです。先日のパーティー
の後も、海沿いのモーテルに。ねえ?そうよね??」
すがるような目で春樹に救いを求める鈴子。
「そうなのか??春樹???」
鈴子の突拍子もない発言に目を丸くして驚く春樹。
これが一番いい手よ。頷くんだ、春樹っ!頷くのよ!
これなら誰も悪者にならないもん。。。
春樹は、いきなり鈴子を抱き寄せ、
「彼女の言うとおりです。
じゃなきゃ、東京から車、飛ばしてきたりなんかしませんよ。
彼女とは、本気でおつきあいしたいと思っているんです」
「・・・・・・・」
息子の恋人に手を出すわけにはいかないと、即座に降参する
道造。
春樹の言葉にうっとり、彼の横顔をみつめて、もう周りなんか
目にはいらない状態の鈴子。
腕を掴まれて、部屋から出ていくのもされるがまま。
敗北して、椅子に崩れ落ちる道造。。。
鈴子に「さっきの言葉、本気にしないように」と念を押す春樹。
でも、鈴子の身を案じて、いてもたってもいられず別荘まで
来てることには変わりなく・・・。
ベタだけれど、こんなシーンはやっぱり大好き!
○
別荘から出てくる春樹と鈴子。
「これからは気をつけた方がいい。父のような男はたくさんいる」
年上の鈴子にこういうことをあらためて注意する春樹。
なんかおかしかった。あなたは人を信用しすぎると、スキが
ある鈴子を怒ってる・・・。でも、道造は巧妙よ・・・。
もしお店がお休みの日だったら、マキやシェフ達にサポートと
して同行してもらってたでしょう。でも営業日だったからなあ。
しかも仕事がらみだし。道造ってほんと考えてる。
「愛人になれなんてバカにしてる」と思い出して怒る鈴子。
「でも世の中にはお金で寄ってくる女性もたくさんいる。僕の
母も父の愛人だった。・・・僕が5歳のころ、母は病気で
亡くなり、その後、僕は父に引き取られたんです。だから、今
の母とは血がつながってないんです」
突然のプライベートな話に驚く鈴子。
春樹は5才で葛城の家に来たのね。実の母の顔や思い出は
あんまり覚えてないのかな。葛城の家でどんな風に育ったん
だろう・・・。居場所はあったのかな。
1話で「あなたがムキになるなんて」と沙織が言っていたけれど、
マイペースであまり動じない感じの男の子だったのかな。。。
○
そこへ沙織からの電話。
途端に春樹の表情がぱっと明るくなる。うれしそう・・・。
鈴子でなくても、この表情の落差にはちょっと妬いてしまうなあ。
(^^;
続きは明日~。
★
★
★
★
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 深い夜のおすすめ番組「映像散歩」(2010.10.06)
- テレビで放送!映画「レッドクリフ Part1」(2009.04.13)
- 映画相棒TV放送。冒頭に神戸登場&映画「米沢守の事件簿」(2009.03.30)
- おすすめ映画「ボーン・コレクター」(2009.03.28)
- 映画「チーム・バチスタの栄光」(2009.03.02)
「おいしいプロポーズ」カテゴリの記事
- 「おいプロ」公式BBS閉鎖!&アンフェア映画化など(2006.09.25)
- おいしいプロポーズDVD-BOX発売!(2006.08.26)
- 今夜のドラマ&おいしいプロポーズDVDーBOX(2006.08.19)
- 「おいプロ」ざるそば。(2006.07.18)
- おいしいプロポーズDVDBOX、特典内容決定!(2006.07.11)
コメント