クロサギ・第7話
クロサギ ~老人の敵、霊能力詐欺師と対決~
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今回の詐欺の部分がわかりやすくて、よかった。(^^)
占い師との対決や、その愛人を味方につけての結末は小気味
良く、楽しめた。
占い師神代・・・まさに漫画から出てきた人のようだった・・・。(笑)
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今回の好きなシーン
黒崎は、対決の後、お婆ちゃんの所に騙し取られたお金を
持って行く。そして、二人縁側に座って、お爺ちゃんの
「里芋貯金」のことを話す。亡き夫の思いを知って、
黒崎の肩にすがって泣くお婆ちゃんに、
「家族が突然、死んじゃったら、人間誰だって寂しくなるよ。
だから占い師に頼った、その気持ちはよくわかるよ・・・。
でもさ、婆ちゃん、
婆ちゃんは、ひとりじゃないんだから・・・」と言う。
そしてお婆ちゃんの娘が、そばにやってきたのを機に立ち去ろ
うとする。彼女はそんな黒崎の腕を掴んで、引き止める。
「ちょっと、ちょっと待って、
あんた、また遊びにきておくれねぇ。
待ってるよ。
ありがとう・・・」
その言葉に、ふいに泣き出しそうな表情になって素直に頷く
黒崎。お婆ちゃんに「一人じゃないよ。家族がいるよ」という、
そんな黒崎には、もう家族はいない。たった一人。どんな思い
でいただろう・・・。
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そんな黒崎が「桂」にやってくると、氷柱が泣きながら、
桂木に訴えている。
「あいつがどんな気持ちで詐欺師になったのか、
一番憎いあなたなのに、あなたから情報をもらってまで
復讐したい、そんな彼の気持ちがわからないんですか?
もう彼をこれ以上、苦しめないで。
彼に詐欺をさせないで、
もう情報を売らないで。
お願いします・・・」
自分の心の奥底にある悲しみや苦しさを理解して、救おう
としてくれる氷柱がいる。そんな氷柱を黒崎は愛しいはず。
彼も、一人じゃない。
お婆ちゃんとのシーンから「桂」でのシーンまでが、
黒崎の長い孤独と、希望の光のような氷柱の存在を浮き上が
らせていた。
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そして、ゆかり。黒崎を好きになればなるほど、嫉妬心も
とぐろを巻きはじめ、コントロールできないところまでいってし
まう、その気持ちはよくわかる。ましてや、氷柱は黒崎の隣
に住んでいて日常を共にしているし、明かりを落とした黒崎の
部屋から出てくるところまで目撃してる。
しんどくもなってくるでしょう。でも、破滅的な思いで、危うい。。。
彼女の暴走がゆかり自身や黒崎を危険にさらすことになり
そうで心配・・・。
ドラマでは、桂木、早瀬の真意とか、黒崎の詐欺師になった
経緯とか、あと神志奈、白石との対決などなどあるので、
ゆかりの暴走より、そっちの方をできたらじっくり見たいな、と。
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今回のつぼ!
喫茶店で、お婆ちゃんの娘と話している最中、注文したアイスが
テーブルに置かれて、それを見た黒崎が一言、
「なんとっ!ちっちゃ・・・」
縁側で、お婆ちゃんが煮た里芋を、ひとつ口に運んで、
黒崎が一言、
「なんとっ!おいしい・・・」
このびっくりの「なんとっ!」がお気に入り。
地味なんだけれど、こんな遊びが大好き。
定番になってるゆかり出現の時の「でたっ!」も楽しみ♪
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あと、その後、縁側に正座して、居間にいるお婆ちゃんと話す
シーン。和服を着て正座してる黒崎とその背景のたたずまい
がほんとに美しい。
セリフで言うと、
「神代先生はなぜそのことをおっしゃらないんでしょうね」の部分。
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★
ところで、歌番組で山下くんがクロサギの主題歌が歌っているの
を見た。歌を歌う山下くんを見るのはほぼ初めて。
さすがに踊りがとっても上手。
歌の振り付けがかなりセクシーで、魅せられてしまった。(*^-^*)
これからは歌番組もチェックせねば~♪
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