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2006年5月28日 (日)

クロサギ・第7話

クロサギ ~老人の敵、霊能力詐欺師と対決~

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今回の詐欺の部分がわかりやすくて、よかった。(^^)

占い師との対決や、その愛人を味方につけての結末は小気味

良く、楽しめた。

占い師神代・・・まさに漫画から出てきた人のようだった・・・。(笑)

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今回の好きなシーン

黒崎は、対決の後、お婆ちゃんの所に騙し取られたお金を

持って行く。そして、二人縁側に座って、お爺ちゃんの

「里芋貯金」のことを話す。亡き夫の思いを知って、

黒崎の肩にすがって泣くお婆ちゃんに、

「家族が突然、死んじゃったら、人間誰だって寂しくなるよ。

だから占い師に頼った、その気持ちはよくわかるよ・・・。

でもさ、婆ちゃん、

婆ちゃんは、ひとりじゃないんだから・・・」と言う。

そしてお婆ちゃんの娘が、そばにやってきたのを機に立ち去ろ

うとする。彼女はそんな黒崎の腕を掴んで、引き止める。

「ちょっと、ちょっと待って、

あんた、また遊びにきておくれねぇ。

待ってるよ。

ありがとう・・・」

その言葉に、ふいに泣き出しそうな表情になって素直に頷く

黒崎。お婆ちゃんに「一人じゃないよ。家族がいるよ」という、

そんな黒崎には、もう家族はいない。たった一人。どんな思い

でいただろう・・・。

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そんな黒崎が「桂」にやってくると、氷柱が泣きながら、

桂木に訴えている。

「あいつがどんな気持ちで詐欺師になったのか、

一番憎いあなたなのに、あなたから情報をもらってまで

復讐したい、そんな彼の気持ちがわからないんですか?

もう彼をこれ以上、苦しめないで。

彼に詐欺をさせないで、

もう情報を売らないで。

お願いします・・・」

自分の心の奥底にある悲しみや苦しさを理解して、救おう

としてくれる氷柱がいる。そんな氷柱を黒崎は愛しいはず。

彼も、一人じゃない。

お婆ちゃんとのシーンから「桂」でのシーンまでが、

黒崎の長い孤独と、希望の光のような氷柱の存在を浮き上が

らせていた。

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そして、ゆかり。黒崎を好きになればなるほど、嫉妬心も

とぐろを巻きはじめ、コントロールできないところまでいってし

まう、その気持ちはよくわかる。ましてや、氷柱は黒崎の隣

に住んでいて日常を共にしているし、明かりを落とした黒崎の

部屋から出てくるところまで目撃してる。

しんどくもなってくるでしょう。でも、破滅的な思いで、危うい。。。

彼女の暴走がゆかり自身や黒崎を危険にさらすことになり

そうで心配・・・。

ドラマでは、桂木、早瀬の真意とか、黒崎の詐欺師になった

経緯とか、あと神志奈、白石との対決などなどあるので、

ゆかりの暴走より、そっちの方をできたらじっくり見たいな、と。

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今回のつぼ!

喫茶店で、お婆ちゃんの娘と話している最中、注文したアイスが

テーブルに置かれて、それを見た黒崎が一言、

なんとっ!ちっちゃ・・・」

縁側で、お婆ちゃんが煮た里芋を、ひとつ口に運んで、

黒崎が一言、

なんとっ!おいしい・・・」

このびっくりの「なんとっ!」がお気に入り。

地味なんだけれど、こんな遊びが大好き。

定番になってるゆかり出現の時の「でたっ!」も楽しみ♪

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あと、その後、縁側に正座して、居間にいるお婆ちゃんと話す

シーン。和服を着て正座してる黒崎とその背景のたたずまい

がほんとに美しい。

セリフで言うと、

「神代先生はなぜそのことをおっしゃらないんでしょうね」の部分。

ところで、歌番組で山下くんがクロサギの主題歌が歌っているの

を見た。歌を歌う山下くんを見るのはほぼ初めて。

さすがに踊りがとっても上手。

歌の振り付けがかなりセクシーで、魅せられてしまった。(*^-^*)

これからは歌番組もチェックせねば~♪

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