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2006年5月に作成された記事

2006年5月31日 (水)

プリマダム・第8話

二人だけの発表会!同じ屋根の下、よみがえる永遠の絆

.

庶民の生活を体験するお嬢様ママ、嵐子。

スーパーのタイムサービスで卵をゲットするコツとか、

ラーメン屋さんでの割り箸の割り方とか、(笑)

息子の遥生と一緒に学んでる。 (^^)

.

倉橋バレエ団から追い出された嵐子は、佳奈の家に身を

寄せる。

いくらでもいてくださいと気持ちよく受け入れる高太郎。

ほんとに旦那さんとして、ポイント高い。いい人だあ~。

夜中、妻の佳奈と二人で、家計が苦しくても、遥生の留学費

用まで工面してやりたいと話してるところなんて男前すぎて

クラクラしてしまった。 (*^-^*) もちろん佳奈もだけれど。

.

その高太郎、無一文の嵐子を心配するのだけれど、

意外にも、バレエ仲間がたくさんの「貢物」を持ってやって

くるのを見て、一言。

 「嵐子さん、意外に生活力があるんだな~」

これには爆笑。

.

今回は、「夢」かなあ。

子供の頃、才能はあったのに経済的な理由でバレエをあきら

めざるを得なかった佳奈。

バレエが好きでオーデションを受けたけれど、才能がないと

言われ断念した店長。

心から好きなことでも、叶えられない「夢」がある。

そして、あきらめて年をとっていく・・・。

私にもあったなあ~。夢。(遠い目)

私は店長さんタイプで才能がなかったのだけれど。(笑) 

大人たちの「夢をあきらめさせない」という強い思いに支えら

れてテストに挑む遥生。 がんばれ~~。

.

ところで、高太郎演じる古田新太さん。

顔を強打されたのか、頬がずっと腫れていた。ドラマの中では

銭湯の帰りにぶつかったと遥生が説明していたけれど、

もしや、ギャルサーの方で何かアクシデントがあったのかな?

なんて思ってしまった。

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2006年5月30日 (火)

おいしいプロポーズ・第6話(後編)

続き。

.

ホテルに入っていく春樹の車。

春樹がそのホテルのレストランの個室にいくと、そこには彼の

両親と、ミチル、彼女の両親である浅倉財閥の会長夫妻がいた。

お見合いの席だった。

「ほんといい話だ。お前の結婚相手として、これほど、ふさわ

しいお嬢さんはいらっしゃらないし・・・」と道造。

「ミチルさんはまだ大学を2年残しているので、春樹とは婚約

しておくということで・・・」と継母。

一方的に話をすすめる両親に、春樹は憮然として、

「僕はそんな話は聞いてません!」

と話を遮り、部屋から出ていく。

ミチル、こうきたかって感じ。春樹の両親の許しを得て、外堀

を埋める作戦。浅倉家は葛城Gの筆頭株主らしいし。

無下に断るわけにもいかない。やり方によっては春樹を完全

追い詰めることになるのになあ。。。

春樹、適当に話をあわせておくかなって思ったけれど、退出

してちょっとすっきり。(笑)

ところで、追いかけるミチルの振袖、すっごくかわいい。淡い

ピンク系で。今は振袖にピアスもOKなのね~。

浅倉会長一家が帰った後、春樹の両親が食事を続けている。

「あの態度、誰が今まで育ててきてやったと思ってるのかしら」

と、自分達の顔をつぶされて、春樹のことを苦々しく言う継母。

「育ててきてやった」って・・・なんていう・・・言葉・・・。

浅倉一家を前にしたときの表情と一変してるし。

ほんと外面がいいなあ・・・。

「まあ、いいじゃないか、あいつには私から話しておく」

妻をなだめる道造。

「あなた、春樹のことになると甘いんだから。春樹の亡くなった

母親のことを愛してらしたんですものねぇ~」と絡む妻。

「もういいじゃないか、何年前のことだと思ってんるんだ」

うむむ。わかりません。この継母。

奥さんって何年も前の夫の浮気を思い出しては文句をいうって

聞いたことがあるけれど。でも、いくら愛人の子でも愛人はすで

に亡くなり、春樹は5歳という幼いうちに引き取られ、20年ちかく

一緒にいる。その間に春樹という子自身を愛するようになってて

もおかしくないのに・・・。道造がいつまでも変わらず女癖が悪く

て、彼女を悩ませるから、受け入れられないのか・・・。

諸悪の根源は道造だ。きっと。

この継母が出てくる度、もうちょっと優しく接してあげて、と思っ

しまう。春樹の子供の頃の孤独が垣間見えるなあ。

社長室に呼ばれる春樹。

春樹が部屋に入ると、いきなり話し始める道造。

「先週、インドネシアで、わが社が養殖している海老を乗せた

船が、衝突事故を起こした。一年かけて養殖した海老が、

全部パーだ。おまけに衝突した相手から損害賠償を求められ

ている。

どれぐらいの大損か、わかるよな?

それに加えて、ある外資系のファンドが、うちの社の株を買い占

めにかかってるという噂もある。

それが事実だとすると、経営にまで口を出してくる可能性がある。

最悪の場合、社長の交代もありえる。

・・・ミチルさんと結婚しろよ。

そうすれば、浅倉財閥が後ろ盾になってくれる」

「金のために結婚しろと?」

「お前のためだ、この会社の経営者となるお前のためだ。

よく考えろ」

大損と株買占め。2点セットできました。会社が損害をこうむ

ったことが世間に知れると株価が下がって、買占めやすくなっ

てるってことかな。

会社(お金)のために人を道具のように動かしてきたら、きっち

自分にも返ってきたって感じだった。自分自身も道具のよう

扱われる。会社のために自分の人生を切り売りしていくことが

春樹にできるのかな。

「ついでにいっておくと、あのシェフはいい女だが、お前の結婚

相手にはふさわしくない」

「彼女とは別に・・・」道造がそっと春樹の頬をたたく。

今回は新聞紙のかわりにゲンコツで柔らかパーンチ。

道造は、春樹と鈴子がつきあってると思っている。どうしても

息子の恋人が気になってしまう様子。で、鈴子との交際を

邪魔しようとするし、ミチルとの結婚を進めてる。

後も手強い相手になりそう・・・。

「ああ、(鈴子と)別れたら、教えろよな。

・・・そういうことだよ」

ここ、私は、この最後の言葉で、猛烈にムカついた!

それまでだってムカついてたけど。

なんなのよっ、この言い方は~っ!卑劣なっっ!!

春樹が、鈴子と別れたら、どうするつもりよ?道造!!

また、愛人になれと、くどきに行くのかい!

ぐわ~~~っ!道造、腹立つぅ~~~!!

息子のネクタイなおしながらの、あの態度。いやらしさがにじみ

出てるじゃない!!

胃の底あたりで、怒りがとぐろを巻いてるよ。ったく!!

社長室から出てきた春樹。

『死んだ兄の修一も天国でなげくことになる』

兄のように、と目指してがんばってきた仕事。

『でもあなたはお兄さんじゃない・・・あなたはあなたでしょ?』

春樹は鈴子の言葉を思い出し、苦しそうに窓の外をみつめる。

.

春樹は、すごい修羅の道を歩いてきた気がする。

お金持ちとはいえ、育ってきた家庭環境は相当辛いものだった

だろうし、大好きな兄のためにその遺志を継いで後継者にな

うと努力しても、家族は彼のそんな心根に気づいてくれない。

求められるのは冷徹な選択道具として扱われ、自分の結婚

相手も知らないうちに決められる。

春樹の明るいきさくな面を前回、見ているだけに、葛城Gの中

で彼に要求されるものが、本来の彼自身ととても乖離してきて

て、しょってるものが重そうで、苦しいそう・・・。

バンビーナでは、みんなでミーティング中。

気持ちが一致して、裁判をすることに。

大河内のお酒癖の悪さと、マキの「撤収!」がおもしろい。

マキに言われて目が覚めた徹は、工事現場のバイトをしはじめ

る。そして、お金が入ったので、お礼の意味を込めて、彼女を

食事に誘う。ビールを飲んで、心から「俺、幸せだな」と言う徹。

微笑むマキ。

ちょっと前まで、「俺なんて、死んだ方がマシ」なんて言ってた

徹が、今は心から「幸せだな」と笑ってる。

指をパチンと鳴らして、魔法をかけられたように、一瞬で不幸

から幸福に。みじめな気分から晴れやかな気分に。

単純だけれど、人間ってこんなものだと思う。

.

明日、こんな笑顔になれるかも、そう思うから生きていけるの

かも。

ここからが今回のお気に入りシーン

道造から強力なプレッシャーをかけられた春樹。

たった一人、夜の公園で黙々とバスケをする春樹の背中は

泣いているように見えた。。。鈴子と会わないかな、と思って

たら、二人が、ばったり。

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ミーティング(飲み会)の帰り、鈴子は公園でひとりバスケをする

春樹をみつける。ケンカのことを思い出して、その場を立ち去ろ

うとする鈴子だが、そんな彼女に春樹が気づく。

ファンス越しにボールを当てて、その向こうにいる鈴子に気づ

せる春樹。 こういうの、好き。 

「こんな時間にひとりで何をしてるの?」 声をかける春樹。

「店のみんなと飲んでたの・・・」

「そう」

「どうせわかることだから言っておくけど。私達、戦うことにし

たから」

「戦う?」

「あの店、つぶさせないから。だからこれからは、お互い、敵」

複雑な表情から、やがて納得したように、

「まあ、やってみるがいいさ」と爽やかに笑う春樹。

再び、バスケをはじめる。

.

鈴子は、裁判のことを伝えて、会話が終わったので、その場を

去ろうとする。けれど、ひとりでひたすらバスケをする春樹の

様子に引っかかりをおぼえる。

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「・・・ねえ、何かあったの? ねえ・・・」

やさしい鈴子、春樹の様子がおかしいことに気づいてくれる。

鈴子、前回は「なあ~に?」だったけれど、今回は「ねえ~」、

甘えた感じが、なんかいい。

自転車を置いて、公園に入ってきた鈴子に背中を向けながら、

気持ちを吐き出す春樹。

「プロのバスケ選手になりたかった。

マジに考えてたんだけれどな。

けど、しょうがない。あの会社、俺が継ぐしかないんだし。

・・・なんか兄さんがいなくなってから、

いろんなこと、あきらめ続けてる。

言っただろ?

あなたはお兄さんじゃない。あなた自身でしょ?って」

「ああ、あれはちょっと言いすぎちゃったかなって・・・」

恐縮する鈴子。

「いや、そのとおりだ。けど・・・、

俺がどう思おうが、

何を感じようが、

何ひとつ思うとおりにはいかない。

みんなが思っているほど、

たいした男じゃないんだよ。俺は 

ここのセリフ、いいなあ。泣けてくる。。。

いろんなことをあきらめて、兄のかわりにがんばってる。

けれど、誰も春樹自身を見てはくれない。望むことは

なにも思いどおりにならず。人生さえ会社の組織の中に組

み込まれてる。

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春樹は鈴子の方をむいて寂しげに微笑む。

「でも、なんでだろうなあ。

なんで、あなたにはこんなこと、話すんだろう。

誰にも話したことないのに・・・」

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春樹が鈴子のそばにやってくる。

「言われたんだ・・・。

アメリカに行く前に・・・」

「沙織さん?」 不思議そうに尋ねる鈴子。

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春樹は鈴子をじっと見て言う。

「あなた、きっと彼女のことが好きなる・・・って・・・」

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ふと、笑顔になって、

「・・・まあ、有り得ないって、言ったけどね・・・」

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突然の言葉に驚きながら、

「そうよ、そんなこと、有り得るはずないじゃない」

鈴子も即座に否定する。

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そんな彼女の言葉に間髪いれずに、

「そうかな?」 と真顔に尋ねる春樹。

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「・・・そうよ・・・」

春樹に真剣にみつめれて、口ごもる鈴子。

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みつめあう二人。

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「そうだよな・・・」

納得しようとするように応じる春樹。

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「そう・・・」

二人は、お互いの瞳の中に答えを探すように視線を重ねてる。

.

「うん・・・」

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春樹は、鈴子に微笑む。

ふと、二人、視線をそらす・・・。

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短いセリフのやりとりだけれど、二人の心が深く絡まっていく

のが見えて、ほんとに素敵なシーン。。。

(私、大泣き中・・・)

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春樹は、鈴子の背後からボールをゴールに向かって投げる。

ボールは見事にゴールに入る。

二人のこの距離感がまた素敵で、ドキドキする。

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「有り得ないよな・・・」と言った後、ボールが遠くのゴールに入る。

「有り得ないことが起こる・・・奇跡」

奇跡が起こるよ。。。そういうことかな。

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春樹がかわいそうで、もっと鈴子に甘えればいいのに、と

思いながら、、、でも、決してそうはしない彼に、切なさが

こみあげた。

(ここら辺は、もうティッシュを目にあて、泣きじゃくり・・・)

.

春樹は鈴子にボールを渡し、投げるように言う。

嫌がりながらも春樹に促されて、ボールを投げる鈴子。

そのボールを拾い、楽しそうにボールを扱う春樹。

少しずつバスケを楽しむようになる鈴子。

しばらく、二人でバスケをして遊ぶ。

.

楽しいひとときを過ごして、公園から出てくる春樹と鈴子。

「もう遅いし、送っていこうか?」

「ああ、いい。自転車があるから」

「そうだね。これからはお互い敵なんだから」

一緒にいて、少し癒された感じの春樹だった。

ここまでが今回のお気に入りシーン。

このあと、ミチルと藤森が、春樹と鈴子にアタックするんだけれ

ど、どうでもよくなってしまった。(笑)

(私、泣き疲れ放心状態中・・・)

春樹が帰宅すると、ミチルが部屋にあがりこんでいる。

「どうして? どうしてあたしじゃダメなのよ!

春樹さんのご両親も賛成してくれてるのに。何がいけないのよ!」

子供のように駄々をこねるミチル。

「ミチル、お前のことは妹のようにしか思えないって・・・」

「だからそれでもいいって!」

あら?このやりとり、どっかで・・・。ああ、春樹と沙織だ。。。。

「いいか、お前が幸せになるには、お前のことをちゃんと愛して

くれる人と結婚しないといけない。その相手は俺じゃないんだ」

ここのセリフもいいなあ~。沙織のことで成長した感じの春樹。

「あたし、真剣なんだから。小さい頃からずっと春樹さんのことが

好きだったんだからっ!」

ミチルに言い含める春樹はほんとに優しい。すごく冷静な兄と

いう感じ。だから、ミチルも困らせて甘えたくなるのかもね。

自転車で帰ろうとする鈴子には藤森が声をかける。

「どうしたの?」

「弁護士の資料を届けに・・・」と藤森。

彼は春樹と鈴子のバスケを見ていた。

「ああ、じゃあ、預かっておくわ」

「あのさ、もう一度、やり直さないか?俺達、もう一度・・・」

驚く鈴子。

( 第6話、終わり )

いつも1話、1話に心に沁みてくる素敵なシーンがあって、

このドラマの最大の魅力だと思ってる。

毎回、春樹の思いがヒシヒシと伝わってくる。

今回は夜のバスケシーン。良かった。

でも、きっとこんなに切なくて、春樹がかわいそうに思える

のは、道造演じる橋爪さんの名演技のおかげもあるんだと、

泣きながら、ひそかに感謝した私だった。

来週、ますます楽しみ。

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2006年5月29日 (月)

おいしいプロポーズ・第6話(前編)

おいしいプロポーズ ・~予期せぬ三角関係~

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ほとんどセリフのないシーンで、ポロポロ号泣してしまった。

泣かせてくれてありがとう。ドラマの神様。 (*^-^*)

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バンビーナの面々は春樹から、店は閉店、全員解雇を言い

渡される。みんなに動揺が走るが、鈴子の掛け声で、

いつものようにランチの支度に取り掛かる。

一方、春樹は会社に戻り、苦渋の表情で鈴子に買ってもらっ

た携帯ストラップをみつめている。

さっそく先週、出てきたストラップが登場。マキも、「いくら成り

行きでも、ああいう男はその気のない女の部屋には来ないもの

よ」なんて言ってるし、その気があるのかな。春樹。

翌日、マネージャー大河内が葛城コーポレーションに出向くが、

会ってもらえず、帰ってくる。そして、一人だけ本社ビルに

入ったことがある鈴子に、再度交渉に行ってきてくれと、頼み

込む。

本社にいる春樹に会いに出かける鈴子。

受付ではまたまた取次ぎを拒否され、たまたまやってきた

春樹に部屋へ通される。

受付で通してもらえなかったと鈴子が伝えると、「今度からは

彼女が来たら通してあげてください」と言う春樹。

これ、とても意外だった。閉店の話のあとだから大河内同様

扱いを受けるかと思っていのに・・・。

鈴子が自分に用があって訪ねてきた時は、内容に関わらず、

何度でも会うってことだものね。すごい。

.

「店のことなんだけれど、もう一度考え直してもらえないかなっ

て思って・・・お願いします!」 深く頭を下げる鈴子。

「最初からこうなるとわかっていたことでしょう?」と冷たい春樹。

「でも、あの時と今では・・・。

私の作ったスープ、おいしかったって・・・。

おいしい料理はお金では作れない。料理人の心で作るものだっ

て、あなた、そう言ってくれたじゃない?

あれは嘘だったの?」

「答える必要はない」

春樹の変貌ぶりが信じられない様子の鈴子。

「・・・私には、あなたが何を考えてるのかわからない。

・・・もしかしてお兄さんのため?

亡くなったお兄さんのかわりに、今の仕事をやり遂げようとして

るの?

でも、あなたはお兄さんじゃない。あなた自身でしょ?

きっとお兄さんだってうれしくないはずよ。

あなたが自分を押し殺してまで、何かしようとしたって」

「黙れっっ!

それ以上、言ったら、殴るぞ!!」

思わず、鈴子に掴みかかる春樹。

「片思いのスープ」の時に春樹が打ち明けた本音。そこから

推測した鈴子の言葉がまさに図星だった。今まで誰にも打ち明

けたことのない思いを知ってる鈴子だからこそ、辿り着けた

春樹の心の領域。だから、普段、感情をあらわにしない春樹が

殴ってまでも黙らせようとした。

「殴れるもんなら、殴ってみなさいよ!」

鈴子の言葉に、手をあげるが、それ以上はできず・・・。

怯えながらもにらみつけ、受けて立つ鈴子。全部、春樹の

ために言ってることですもの。それはすぐに春樹にも伝わる。

(しかし、女性を殴るって・・・。いや、殴ってないけど。

私なら殴ろうとして手を上にあげただけで、×だよ。)

「本当のことを言われたから怒ってるんでしょ?」

鈴子は、殴ろうとしない春樹に追い討ちをかけるように言う。

.

「だから、あんたみたいな女は嫌なんだ。

帰ってくれっ!」

力なく言う春樹。

しかし、春樹のオフィス、ガラス張りなので、外から丸見え。

その上、怒鳴ると声も聞こえる。社員さんたちはどう思ってる

だろうとちょっと心配になった・・・。

.

春樹の部屋を出て、呆然とエレベーターがやってくるのを待つ

鈴子。偶然、会社にやってきた藤森がそれを目撃する。

殴られそうになったのに、春樹に対して怒るわけでなく、

ひどく落ち込んでいる鈴子。春樹の一番痛いところをついて

傷つけたことをわかってるから。自分がされたことより、相手

にしたことを辛く感じるなんてね・・・。

春樹のところに、秘書大河内が、藤森と共に自分達で前もって

作成した融資額の見積もりを見せにやってくる。

「バンビーナのシェフをご存知なんですか?」と見積もりを見な

がら藤森に尋ねる春樹。

う~ん、春樹、チェックしてるなあ。(笑)

「ええ、昔、ちょっと・・・。

ところで、そのバンビーナのことですが、店をつぶして従業員

も首にすると聞いたんですが・・・」

「今回のプロジェクトはわが社の社運がかかっていますし、

仕方ありません」 春樹の代わりに答える秘書大河内。

バンビーナでは、「進展なし」という鈴子の報告を聞き、意気

消沈するマネージャー達。

「元々、ああいうやつらは金儲けが趣味の血も涙もないやつ

だからな。最初から信用なんてできなかったんだよ。いきなり

店にやってきて、自分達の店になったからって俺達を追い出

そうとするんだからな・・・」と大河内。

そこへ、藤森がやってくる。

彼は、みんなに店をこのまま続ける方法を提案する。

「不当解雇の訴訟をおこすんです。つまり葛城コーポレーション

を相手に裁判をおこすんです。裁判というのは口実で、交渉

のテーブルに相手をつかせるだけでいい。話し合いによって、

こちらの求めるものを提示し、その要求を認めてもらうんです。

その気があるなら知り合いの弁護士を紹介します」

藤森の真意がわからないマネージャー大河内。

「でもなんで?あなたのところのあおい銀行とはつきあいもない

のに・・・(そんな提案を?)」

「こちらは、鈴子のお友達なんですよ」と、マキが簡単に説明する。

それに続いて藤森が言う。

「以前、私が担当していたある店が借金の返済ができなくなり、

抵当に入っていたその店を差し押さえて、つぶしてしまったことが

あるんです。近所でもおいしいと評判の洋食屋さんでした。

あとには後悔だけが残って・・・。ですから、今度はみなさんの

力になりたい、そう思ってるわけです」

マネージャー達との話が終わった後、鈴子と藤森、二人で話す。

「君に会ってちゃんと謝りたかったんだ。

あのあと、君の親父さんが亡くなったと聞いて、

・・・ほんとにすまなかった」

鈴子は重い口を開く・・・。

「・・・父さんはあの店を愛してた。

私がイタリアに料理の勉強に行ったのだって父さんと一緒に

あの店で料理を作るためだったのに。

なのにある日突然、兄さんからの電話で、店は銀行に取られ、

父さんが倒れたって・・・。

どうして店を取り上げたりしたの?

期日までにはまだ猶予があったのに・・・。

でも、もういいの、すんだことだし。

それがあなたの仕事だったんですもの。

だけど、あなたとはもう前のように会えない。

あなたは私の家族や幸せ、私の夢を全部無くしてしまったん

だから」

「君の気持ちはよくわかった。

だからこそ今回は君と、この店を助けたい」

鈴子と藤森の別れた原因がはっきりとしてきた。

「期日まで猶予があったのに、なぜ店を取り上げたのか?」

これが最大の疑問かな。。。

自分とつきあっていた人なのに、なぜ自分からいろいろなものを

奪ったのか、仕事だと頭ではわかっていても裏切られたという

思いが強い感じ。

.

でも、葛城コーポレーションと取引があるのに、相手側の味方

になってていいのかな?藤森。

.

藤森が去ったあと、鈴子のもとにマキがやってくる。

「彼、鈴子のことがまだ好きなんだよ。見ててわかった」

「・・・2年前、彼が福岡へ転勤になったとき、ついてきて欲しい

と言われたの。でも私はついていかなかった。

そのときに彼とはもう終わってるの・・・」

彼からの携帯メールをまだ保存したままだけれどね。。。

「そっか、割り切ってるなら仕方ないね。

なんで鈴子ばっかりもてるんだろうねえ。オーナーだって気に

してるし・・・マネージャーは追い返されて、鈴子が会いにいっ

たら、ちゃんと会ってくれて、鈴子の言うことにちゃんと耳を貸し

てくれたんでしょう?」

会ってくれたのに、春樹を怒らせて傷つけて帰ってきたんだけど

ね・・・。

言葉を返せない鈴子。

街中で、マキはホームレス状態の徹をみつける。

この時、徹のおなかがぎゅるるるる~っと鳴るんだけれど、

あれは、空腹の音らしい。でも、何度聞いてもお腹を壊した

時の音に聞こえる・・・。

彼女は徹をハンバーガーショップに連れて行って食事を奢る。

「あのね、あんなところ、ちはるちゃんが見たらどう思うと思う?

仕事は?探してるの?」

「みつからなくて。。。おれってダメなやつだなって、つくづく思う。

こんな俺が生きてたって、鈴子やちはるに迷惑をかけるだけ・・・」

弱音を吐く徹にむかつくマキ。

「めそめそするんじゃないわよ。男でしょ?

もっと自分に自信を持ちなさいよっ。

いい? ダメなやつだと思ったら、そこまでなのよ。

ダメなやつでも、だめじゃないって思う!! 

わかった?」

「はい・・・」 マキに惚れる徹。

男前なマキ。この言葉、私の心にもずっしりときた。

ダメなやつって思ったら、そこまで。

まだまだ、ダメじゃないって思わないとね。 (*^-^*)

.

「いい男性と出会える」ということで購入したヴィトンバッグ登場。

前のそのシーンを見逃したので、このバッグなのね~と納得。

で、徹と出会うということ??

ところで、マキが徹を叱咤して、「~~わかった?」と聞いた時、

徹と共に、後ろにいたエキストラさん?も一緒にコクンと頷いて

いて、思わず噴出してしまった。

( 後編へ )

おいしいプロポーズ・第5話

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2006年5月28日 (日)

クロサギ・第7話

クロサギ ~老人の敵、霊能力詐欺師と対決~

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今回の詐欺の部分がわかりやすくて、よかった。(^^)

占い師との対決や、その愛人を味方につけての結末は小気味

良く、楽しめた。

占い師神代・・・まさに漫画から出てきた人のようだった・・・。(笑)

.

今回の好きなシーン

黒崎は、対決の後、お婆ちゃんの所に騙し取られたお金を

持って行く。そして、二人縁側に座って、お爺ちゃんの

「里芋貯金」のことを話す。亡き夫の思いを知って、

黒崎の肩にすがって泣くお婆ちゃんに、

「家族が突然、死んじゃったら、人間誰だって寂しくなるよ。

だから占い師に頼った、その気持ちはよくわかるよ・・・。

でもさ、婆ちゃん、

婆ちゃんは、ひとりじゃないんだから・・・」と言う。

そしてお婆ちゃんの娘が、そばにやってきたのを機に立ち去ろ

うとする。彼女はそんな黒崎の腕を掴んで、引き止める。

「ちょっと、ちょっと待って、

あんた、また遊びにきておくれねぇ。

待ってるよ。

ありがとう・・・」

その言葉に、ふいに泣き出しそうな表情になって素直に頷く

黒崎。お婆ちゃんに「一人じゃないよ。家族がいるよ」という、

そんな黒崎には、もう家族はいない。たった一人。どんな思い

でいただろう・・・。

.

そんな黒崎が「桂」にやってくると、氷柱が泣きながら、

桂木に訴えている。

「あいつがどんな気持ちで詐欺師になったのか、

一番憎いあなたなのに、あなたから情報をもらってまで

復讐したい、そんな彼の気持ちがわからないんですか?

もう彼をこれ以上、苦しめないで。

彼に詐欺をさせないで、

もう情報を売らないで。

お願いします・・・」

自分の心の奥底にある悲しみや苦しさを理解して、救おう

としてくれる氷柱がいる。そんな氷柱を黒崎は愛しいはず。

彼も、一人じゃない。

お婆ちゃんとのシーンから「桂」でのシーンまでが、

黒崎の長い孤独と、希望の光のような氷柱の存在を浮き上が

らせていた。

.

そして、ゆかり。黒崎を好きになればなるほど、嫉妬心も

とぐろを巻きはじめ、コントロールできないところまでいってし

まう、その気持ちはよくわかる。ましてや、氷柱は黒崎の隣

に住んでいて日常を共にしているし、明かりを落とした黒崎の

部屋から出てくるところまで目撃してる。

しんどくもなってくるでしょう。でも、破滅的な思いで、危うい。。。

彼女の暴走がゆかり自身や黒崎を危険にさらすことになり

そうで心配・・・。

ドラマでは、桂木、早瀬の真意とか、黒崎の詐欺師になった

経緯とか、あと神志奈、白石との対決などなどあるので、

ゆかりの暴走より、そっちの方をできたらじっくり見たいな、と。

.

今回のつぼ!

喫茶店で、お婆ちゃんの娘と話している最中、注文したアイスが

テーブルに置かれて、それを見た黒崎が一言、

なんとっ!ちっちゃ・・・」

縁側で、お婆ちゃんが煮た里芋を、ひとつ口に運んで、

黒崎が一言、

なんとっ!おいしい・・・」

このびっくりの「なんとっ!」がお気に入り。

地味なんだけれど、こんな遊びが大好き。

定番になってるゆかり出現の時の「でたっ!」も楽しみ♪

.

あと、その後、縁側に正座して、居間にいるお婆ちゃんと話す

シーン。和服を着て正座してる黒崎とその背景のたたずまい

がほんとに美しい。

セリフで言うと、

「神代先生はなぜそのことをおっしゃらないんでしょうね」の部分。

ところで、歌番組で山下くんがクロサギの主題歌が歌っているの

を見た。歌を歌う山下くんを見るのはほぼ初めて。

さすがに踊りがとっても上手。

歌の振り付けがかなりセクシーで、魅せられてしまった。(*^-^*)

これからは歌番組もチェックせねば~♪

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2006年5月27日 (土)

弁護士のくず・第7話&富豪刑事・第6話

弁護士のくず ・~不適切な遺産相続~

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どんどん人情派になってくる九頭。

人情に「骨」がある気がする。(なんていう日本語・・・)(;_;)

おちゃらけてるのに、意外に、とてもきちんとしてるし・・・。(;_;)

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冒頭の加藤の誕生日を祝う武田、絶対に夢オチだと思った。

なのに本当だったとは・・・。

山火事のような大量のろうそくが灯るケーキ。爆笑。

もうちょっと細かい心遣いを見せないと・・・。

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反面、美月ちゃんはうまい!.

深夜に九頭が帰宅すると、起きだしてきて、

「明日、お休みだよね?どこか連れてってほしいなあ~」

でも、出かけるのをしぶる九頭は「誰かに連れていってもら

えば~?」とすげなく答える。

そんな九頭に、

「お父さんと、じゃないと意味ないからっっ!」

うつむき加減で、さも寂しそうに言う美月。

九頭「・・・・・・・」

翌日公園を歩いてる九頭と美月。

えらい!!!くどいたね~~。(笑) (*^-^*)v

妙にうれしかったり。

帰りには国光こと、モト冬樹さんの古本屋へ。

.

ずっとこのドラマを見てきて、九頭って、夜は遅くまでお店で

遊んでて、朝は知らない喫茶店で寝ていたり、毎日のように

二日酔い、こんな状況でいたから、小学生の女の子と

生活するなんて、どうなるんだろうと思ってた。

長年、独身で自分のリズムで暮らしていたら、そのリズムを

崩されるのがイヤという人もいて、九頭もそういう人のような

気がしていたので。

なのに案外、きちんと家に帰ってるし、「お父さん」と言われても、

嫌がらないし、自分のことを「子持ちデビューしたばかり」だとか、

「人に迷惑をかけずに子供を育てるなんて無理だ」とか、

親としてのスタンスで考えを話していて、ノリノリでお父さんしてる。

一人でいたのが寂しかったのかと思ってしまうくらい。

そして、心の中には美月ちゃんの居場所がしっかりできていて。

国光や武田からも、「九頭先生の可愛い人は美月ちゃん」と

言われるし。(笑)親子の絆と、それを見守る周りの人の輪が

できていていい感じ。

本題の遺産話も、九頭が、母親の抱え込んでいる悲しみや思い

を一つ一つほぐして、深く掘り下げていく。そして、もっと人に

頼るように、考えを伝えるようにと、アドバイスし続ける。

一筋縄ではいかない人だけれど、じっと相手を見る視線は優しい。

そんな九頭の心に住んでいる美月がちょっとうらやましい。

富豪刑事 

~イケメン社長の華麗なる犯罪・謎の遺言と衝撃の密室~

.

バンビーナ、レストラン乗っ取り、黒崎・・・。

ふぅぅ~~~、クラ~クラ~クラ~~。目がまわる・・・。

よく見てるドラマがリンクしてるぅ~~~。

「おいしいプロポーズ」と「クロサギ」・・・。

好きですよ~、こういうの。(^^)

でも、富豪刑事は、連続ドラマというより、DVD-BOX発売用

の保存版ドラマとして制作してるんだろうと思っていたので、

あまりに、お気楽に他局のドラマをもじった遊びが出てきたので、

ちょっと拍子抜けしてしまった。

.

しかし、たくさん散りばめられた小ネタを発見するのがおもしろくて、

肝心の推理部分に、気がまわらない・・・。考えてないし、気にして

ない・・・。すごくきちんとできてる気がするのに。。。。私ったら・・・。

.

今回は特に、最後のシーンで、黒崎がミイラの格好で棺から出てき

て、背後にいるダンサーに掛け声をかけながら、踊っているのを

見て、あまりの衝撃で「どん引き」して、内容だけじゃなく、それまで

覚えていた小ネタまで、見事に忘れてしまった・・・。(>_<) 

俳優さんってほんと、なんでもするのね・・・。

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2006年5月26日 (金)

落ち込む~。。。

ああ、どうしよう・・・。

自分から悩み事を増やしてどうするのよう・・・。

はあ~~。。。

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2006年5月25日 (木)

警視庁捜査一課9係・第6話&プリマダム・第7話

警視庁捜査一課9係 ~うごくしもん~

.

おもしろかった。内容が充実していて。

刑事が2人ずつ3組で動いていて、それぞれに捜査を開始。

調べたことを9係で披露して、あ~でもない、こ~でもないと

話し合うことで推理を煮詰めていく。普通は会議形式になる

んだけれど、9係は意見のぶつけあい。ここらへんが他に

あまりなくていいな、と。

あと、係長が影薄~く補佐的に捜査に参加。そういうキャラも

もおもしろい。

それぞれの刑事のプライベートの事情も少しずつ描かれて

きていて、どれもおもしろいのだけれど、来週はなんだか

急展開する感じ。

プリマダム

加藤雅也さん、ご結婚おめでとうございます。 (^^) 

全然、ワイドショウを見ていないのでわからないんですが、

お幸せそうでよかった、よかった♪ 生きていて、

愛する人とめぐりあえるって何より素晴らしいことですね。

.

ところで、プリマダム。

万田夫婦は面倒見よくて、開放的で、あったかくて、ほんとに

素敵。遥生くんを預かったり、バレエ仲間を応援したり。

逆に畠山は、プロポーズを断られたからといって、バレエ団乗

っ取り、嵐子親子も追い出す始末。

当初から勝手に嵐子のスケジュールを自分の都合のいいよう

に変更したり、内緒で匠先生を引き抜きに行ったりと、独断専

行する事がちらちらあって、嵐子を操ってる風だったので、

なんかヤダなあ~と思っていたらこんなことに。

嵐子の病気を知ったら、泣いて心を改めるんじゃないかな。

嵐子にとったら、恋愛どころじゃないんだから。

.

それと今回は、佳奈の娘2人がお金を出して、ママだけは

バレエの発表会に出させてあげてってパパにお願いしたところ、

じんわり涙腺が緩んだ。ママのしたいことをしっかり見ていて、

応援したいなんて。家族ってお互いを応援しあうもので娘達も

ママを応援できてうれしかったと思う。普段は自分達の応援ば

かりしてもらってるものね。

ここのシーン。

リビングにいる高太郎に、長女が自分の部屋で話したいから

来てほしいというのだけれど、

高太郎、「なんだ?父親を呼びつけるのか?」(笑)

と、うれしそうに娘の部屋に入っていったのはいいけれど、

ベッドに腰掛けようとすると、「やめてよ!ベッドに座らないで!」

と、厳しく拒否される。(笑)

文句を言いながら、すごすごと小さめの椅子に腰掛ける高太郎。

佳奈が入って親子4人で、円満に話し合った後、どさくさに紛

れて、娘のベッドにゴロゴロ寝転がる高太郎、ニンマリ。完全

な嫌がらせ。(笑) 案の定、娘達にものすごく嫌がれる。

年頃の娘達をもつ父親そのものって感じのシーンだった。(笑)

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2006年5月23日 (火)

おいしいプロポーズ・第5話(後編)

続き。

ケンカしながらも、駅まで迷わずに帰れるようにと春樹の

あとをついていく鈴子。

「もういいよ。適当に帰るから」

「迷ったりしたら、また何をいわれるかわからないし、送って

いくわよ~」と、にくまれ口をきく鈴子。

「ほんとにかわいくないね!」

「なによお~、このバンビ!」

鈴子の独り言を聞きつけ、文句をいう春樹。

「バンビ??生意気なやつ。影でそう呼んでたんだ、俺のこと」

「いいじゃない~。気にすることないって」あっけらかんと笑う鈴子。

「気にしてるんじゃない。気に食わないんだ」と怒る春樹。

ぶぶぶっ、よく似た言葉だけれど、全然違う意味。

こういう言葉遊び、おもしろい。

「ムキにならないのお~~」と笑う鈴子。

『あなたをムキにさせる女はそうはいないわよ~~』

春樹は沙織の言葉を思い出して、黙り込む。

当然、反論が返ってくるだろうと思っていたのに、春樹が意外

にもおとなしくなってしまったので、不意をつかれた鈴子は

春樹の顔をのぞきこむ。「どうしたの?」

「なに??」 ドギマギする春樹。

「なにって、急に黙ちゃうから・・・」

鈴子に心配そうにみつめられて、居心地の悪い春樹は彼女を

置いてドンドン歩きだす。

「なに? なに? なあ~に?」

あとを追いかける鈴子。

ここの鈴子がすっごいかわいい!!!好きな人に対する甘

えた声、かわいい。

なぜか公園でバスケをすることになる春樹。

なんでやねん・・・どういう展開なの??と突っ込みながら、

でもアルのとナイのでとでは、アった方が断然いいので、

ヨシとしましょう。(笑)えらそう・・・。

春樹からスーツを預かった鈴子、知らないうちにその上着

から財布が盗まれてしまう。

一緒に警察にいって被害届を出す二人。

ひどく混乱する鈴子に、冷静に対応する春樹。

秘書の大河内と連絡を取り、カードを停止させてほっと一息。

「良かった~」と安堵する鈴子。

「良かったね~」と人事のように冷静に言う春樹。

この春樹、いいなあ。鈴子の「なあ~に」と並べてとっても魅力的!

「ああ、また私のせいでごめんなさい」反省しきりの鈴子。

「あなたといるとまったくロクなことがない。

でもひとつだけいいこともあった。

彼女のことを忘れてた。

今日、落ち込むだろうと思ってたのに。

ほんと退屈しないよ」

そういって、笑いながら歩き出す春樹。

その彼の背に、「お財布の中身もちゃんと払うから、明日

銀行に行って・・・」と言う鈴子。

春樹は露店に立ち寄り、ひとつの携帯ストラップを手にとる。

「これ、これを買ってくれたら、チャラにしてあげる。どう?」

優しいなあ、春樹。次々と困ることが起こっても、結局は

鈴子を責めない。心から謝ったら許してくれる。

心が通いあっていく。。。。

自宅まで、タクシーに乗る春樹。

ちょっと困り顔。「1000円超えそうになったら言ってください。

あとは歩きますから・・・」そう運転手に告げたあと、自分の

携帯を取り出して、鈴子に買ってもらったストラップをつけ

ようとする。楽しそう。

鈴子は春樹との楽しいひとときを思い起こしながら、帰路につく。

うれしくて、どうしようもなく笑みが浮かぶ。

・・・沙織が去り、車のキーを失くし、お財布も盗まれ、考えて

みれば、散々な一日のはずがそれぞれ、幸せそうに微笑む二人。

特に春樹。落ち込んでいるヒマがないね。 (^^)

なんでこんなにうれしそうなんだあ~。恐るべし恋の力。(笑)

見ているこちらも気分が良くなって、能天気にニコニコ。

鈴子が自宅にもどると、マキから男性が訪ねてきたと告げら

れる。それは鈴子の元カレ、藤森だった。

鈴子はでも、「もう終わったことよ」と、彼が待つという喫茶店

に行こうとはしない。

喫茶店で2年前、鈴子が送った携帯メールを見ている藤森。

『頭ではわかっていても、

私は、あなたのしたことを

許すことができません。

だから、福岡へはついていけません。鈴子』

1話で鈴子も自分の携帯に残してある藤森のメールを見てる。

2年間、お互いに引きずってきた想いがある・・・。

だから藤森の出現で鈴子はかなり揺れるだろうと想像してい

たのに、結構、あっさりと、もう終わったことだからと言える鈴子。

春樹と出会う前なら反応は全然違ってたでしょうけれど、

すでに鈴子の心にはしっかりと春樹が住みはじめてるみたい。

新しい方向へ動きだすと女性はあんまり過去に引きずられる

ことはないよね。

春樹が自宅にもどると、ミチルがいてすき焼きをつくっている。

夕食を一緒に食べてお泊りもしたいという積極的なミチルに

春樹は、「妹としか思えない。君が帰らないなら、僕がここを

出ていくよ」と言って拒絶する。

けれど結局、春樹は「一緒にすき焼きを食べよう。食べたら家ま

で送っていくからな」とミチルを受け入れる。

幼馴染というのがなあ。5つ?下の女の子。多分。兄のあとを

春樹が追っかけて、その春樹のあとをミチルが追っかけてって

感じで遊んだこともあったのでは?寂しい家庭環境の中では、

ミチルの存在も救いになったかもしれないし・・・。

妹として、可愛がる気持ちはとても理解できるだけに・・・。

それにこのミチル、結構憎めない・・・。(^^;

暴れん坊わがままお嬢様だけれど。

頭をポンポンと叩かれて、聞き分けよく頷いてるところとか、

すき焼きで席につけと言ったり、先に手を洗えと言ったり、

春樹を振り回してて笑わせたり、妹って雰囲気がよく出てた。

再び、社長室に呼ばれる春樹。

「常務そのストラップ、ちょっとチープかと」と社長秘書。

「いいんだよ。気に入ってるんだから」苦笑いしながらそういう春樹。

気にいってるんですって。(笑)このストラップ、鈴子との絆のような

存在になりそう。見るたび、彼女を思い出しそう。

春樹が社長室に入ると、いらだっている道造がいる。

「イタリアンレストランのチェーン化、どうして進んでないんだ?」

「進んでます。イタリアから来るシェフも決まりましたし、宣伝の

方も明後日大手の広告会社と打ち合わせに入るところです」

ぬかりはないということを説明する春樹。

「一号店のことを言ってるんだよっっ」怒る道造。

春樹は意を決したように、

「・・・そのことですが、他の候補もあたろうかと・・・。あの店

は収益はあがってませんが、赤字ではありません。それに

シェフの腕がいいのは社長もお認めでは?あの店はあの

まま残しておいてもいいのでは・・・」と告げる。

それを聞いた道造は、春樹をにらみつける。

「ああ??思いあがるなよ。

たしかにお前は私のむすこだが、

経営の能力のないものに、後をつがせるほど私も馬鹿じゃない。

私情に流されて、冷静にことが運べないなら、

この件は他のものに任せる。

となるとお前は私の跡継ぎとして見込みがないということだな。

死んだ兄の修一も天国でなげくことになるな」

道造の剣幕に言葉をなくす春樹。兄のかわりになりたいと

がんばってきた彼、兄もなげいていると言われ、身に沁みること

だろう。会社の跡継ぎとして父から認められることが自分にとって

最重要なことなんだろうし。

でも、、、でも、、、春樹の言うとおり、あの店にこだわる必要は

なくて、他の候補をあたることでもいいのでは?道造からすると、

息子が私情に流されてるということが気にいらないというか、

先行きが不安だから厳しく言うのだろうけれど・・・。

でも、葉山で鈴子をくどいている時、あの店はこのまま君が

やってもいい、私の力でなんとでもなる、とか言ってたのは道造

の方。道造にとってはバンビーナでないといけないという必然性

はないのでは?鈴子に流されてる春樹に対して、少し嫉妬が

入ってるんじゃ・・・。

春樹はバンビーナで従業員を集め、宣告する。

店は今週いっぱいで閉店。従業員の方たちはすべて解雇。

退職金は勤続年数に合わせて支払う。再就職の斡旋もすると。

はげしく反発するマネージャー。止める従業員達。

「なにが高級レストランだ。高級じゃなくても、

絶対にうちのシェフの作る料理の方がうまいんだ。

うちのシェフの作る料理の方が心がこもってるんだ。

あんただって食ったんだ、それくらいわかってるだろう?」

店を去る春樹。

追いかける鈴子。

「待ってよ。話、終わってないでしょう?

ほんとに店をつぶすつもりなの?わかってくれたと思ったのに」

「何をわかれっていうんだ?」と反論する春樹。

「だから料理はお金でつくるものじゃない。心でつくるものだと・・・」

「何様のつもりです。これは経営の問題だ。

一介のシェフが口出しするようなことじゃない。

それとも僕があなたに気を許したと思ってるんですか?」

あまりの春樹の変貌ぶりが信じられない鈴子は食い下がる。

「どうしてなの?それがあなたの本当の気持ちなの?」

苦しそうに口ごもる春樹。

父と鈴子から突き上げられて、板ばさみ状態の春樹。

振り向いた時の春樹の表情はつらそうで、気の毒だった。

この問題、春樹がどう乗り切るか、それでまた彼が成長し

てくれそうだし、来週も楽しみ。

その二人のもとへ、藤森が訪ねてくる。

彼をみて顔色を変える鈴子。その様子に驚く春樹。

藤森は、秘書大河内から鈴子のいる店がつぶされると聞いて

やってきたのだった。

おいしいプロポーズ・第5話(前編)

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2006年5月22日 (月)

おいしいプロポーズ・第5話(前編)

おいしいプロポーズ・第5話

~あなた、きっと彼女のことが好きになる~

.

楽しかった~~♪笑いどころ満載で、ハッピーな気分。

「片思いのスープ」を口にして、泣くだけ泣いた春樹。

「情けないところを人に見られたのは初めてだった」

すっきりした表情で、彼は鈴子にあらためて自分のことを話す。

母の死によって愛人の子だった自分は葛城家に引き取られた。

義理の母は自分に冷たく、家の中で兄だけが自分をかわいが

ってくれた。その兄は、後継者としての将来を誰も疑わなかった

のに、事故にあって急死。家族の悲しみの中で、兄のために

自分ができることをしていこう、兄のかわりに沙織を幸せにして

いこうと心に決め、この2年、がんばってきたと、彼は言う。

可愛がってくれた兄のために自分ができることをする、春樹の

言動の根源にはこれがあるんだと、今後思っておかねば。。。

春樹は、鈴子を自宅まで送っていく。

帰ろうとしていた彼は、再び鈴子のもとへ戻ってくる。

「忘れもの・・・。スープのお礼を言うのを忘れた。

おいしい料理はお金ではつくれない。料理人の心でつくるもの。

スープはそのとおりの味だった。ありがとう・・・」

素直にお礼を言う春樹。

春樹の良さはこういうところだね~。素直。

徹に邪魔されるまでじっとみつめあう二人。

一方、自宅前では兄の徹が待っていて、寝るところがないので、

泊めてくれと懇願する。

もうねえ~この兄ね~。ほんと。。。笑わせるわあ~。

お兄ちゃん、体が弱いから、外では肺炎になって、救急車で

運ばれて、お前とちはるが駆けつけたときにはもう・・・って

ことになったどうする~~と泣き落とし。情けなさ満点で、

おもしろすぎっ。鈴子もそう言われては、断ることもできず。

部屋にいれてもらったのはいいけれど、マキはそのことを

知らず、夜中に発見し、悲鳴。徹、あたふた。

娘のちはるにもあきれられる。

社長室に呼ばれる春樹。

道造から、レストランチェーンの進展を聞かれる。

「ちゃんと進んでますよ。心配されなくても」

と爽やかに答える春樹。

「生意気な口、ききやがって~~」

おもしろくなさげな道造。

「おい、私情をはさむなよ。一号店はあのシェフのいる店に

するんだろう~。お前が今、つきあってる・・・」

「ああ、まあ~」にっこり笑って言う春樹。

「何がまあ~だ、葉山まで、わざわざ連れ戻しにきやがって・・・」

と言いつつ、机にある新聞紙を丸める道造。

「妬いてるんですか?息子に」

妬いてるよ~、絶対。父親の面目まるつぶれだったんだもの。

息子が浮かれてると見えたら、余計忌々しいだろうし・・・。

だから新聞紙が出てくるんだよお~。(笑)

「うざいんだよっっ!」

父、道造、振り向いた途端、新聞紙の棒でポンポン、息子を叩く。

逃げ回る春樹。

「お父さんも女遊びはいい加減やめたらどうですか?」

「なんだと~~」逃げ回る。逃げ回る。

あれだけ動いてて、よく机の上にあるスタンドにあたらないな~と

変なところで感心したりなんかして・・・。(笑)

恒例の新聞紙叩きが復活。逃げる春樹と追いかける道造の

息がぴったりあってて、すごくおかしい。

別荘での一件の後の親子の会話をぜひ!聞きたかったので、

新聞叩きシーンで出てきてうれしかった。

ほんと何度見ても楽しいシーン。

「ご愁傷様です」

社長室から出てきた春樹を迎える秘書大河内。

バンビーナの改装完成図を見せる。

思案顔の春樹。

前回からすでにバンビーナに手をつけることに躊躇いがちな

表情の春樹・・・。鈴子とのことで情がわいてしまったカンジ。

バンビーナにやってくるミチル。

「沙織さんが明後日、アメリカに出発するの、日野原さんと

結婚するらしいわ」

ミチルは沙織がいなくなっても春樹には私がいると鈴子に

釘を刺しに来たのだ・・・。

「おばさん、おばさん」って連発するし、マキは2度も派手に

叩かれるし。マキ、バシッ~と足元を叩かれて、バランス

を崩してた。これって道造の新聞紙叩きと同じで思わず、

噴出してしまう。ミチルとマキの定番になってもいいかも。

.

ここまでトントン拍子で進んでくる。ものすごくノリが良くて、

見ていて気持ちいい。

春樹のところに沙織から電話が。

沙織は春樹にアメリカへの出発を知らせる。

電話で話す春樹の声色がとっても優しい。

ぼんやり外の景色を眺めながら、沙織の声を聞いてる春樹。

やはり沙織&春樹のシーンは特別。

沙織と日野原の旅立ちの日。

見送りに鈴子が空港へやってくる。

鈴子はナポリタンのレシピを沙織に渡す。喜ぶ沙織。

「あのう~、春樹さんは?」春樹の姿がないのを不思議に

思って鈴子が尋ねる。

「・・・来ないでって頼んだの。笑顔で別れる自信がないから。

彼は私を愛してくれていたわけじゃないの。

お兄さんの婚約者だった私を大切にしてくれていただけ。

もし彼が私を一人の女性として愛してくれていたら、

そしたら多分、私も・・・」

冒頭の春樹の「兄のかわりに~」という言葉と一致するけれど、

春樹は一人の女性としても愛していたと思うけれど・・・。兄という

フィルターを通して見ていたから沙織には伝わらなかったのかな。

そこへやってくる春樹。

「やっぱり最後に一言、言いたくて

・・・幸せに」

「あなたも・・・。

笑顔で見送ってくれてありがとう」微笑む沙織。

「彼女と仲良くね。鈴子さんと」

「ああ。彼女とはそういう関係じゃあ・・・」

「あなたをムキにさせる女ってそうはいないわよ。

あなた、きっと彼女のことが好きになる」

まるで呪文のような・・・沙織の言葉。

鈴子に対する時、春樹はとても自然に、感情のままの反応を

するってこと、沙織はわかってるんでしょうね。それが沙織に

対するときとの違いかな。

鈴子が春樹の前に登場して、普段見せたことのない一面を

見せたことで、沙織ははっきりと春樹を思い切れたのかもしれ

ない。

「いや、ないね。有り得ない」完全否定する春樹。

「そのうち、わかるわ」意味ありげに微笑む沙織。

沙織は日野原と旅立っていく。

沙織はとっても好きなキャラだった。旅立ってしまって思う

のは、やはりとってもしっかりしてるなあってこと。

春樹にとっては、あこがれの女性だったんだろうと思う。

彼女が去ったあと、寂しげな表情をしている春樹を強引に

誘う鈴子。「この前みたいにヤケザケを飲むくらいなら

いいとこ連れていってあげるから。気分転換よ~」

春樹が連れていかれたのは、ちはるの小学校。

音楽発表会。彼女のいる4年生の組が演奏したのが、

葉山の別荘で二人が踊った「シェルブールの雨傘」。

演奏を聴くうち、それぞれがあの時の曲だと気づいて、

お互いをみる二人。

長くみつめあっていることに気づいて、目をそらすも、

ドキドキ感がずっと漂ったまま・・・。

再びみつめあう二人。好きになるとその人の目を見てる

ひとときがうれしくて、時間を忘れてしまう・・・そんな感じかな。

ヤケザケの時もあったけれど、二人の背中が並んで映る

シーンがあって、そのときよりぐっと近づいていて、

これって二人の心の距離感をあらわしてるよう・・・。

背中を映すシーンって好き。

演奏会からの帰り、車のキーを落としたことに気づく春樹。

ドジねえ~とあきれる鈴子に、ムカッとした春樹。

「そっちがあんなに急かすからだろ~~」と文句を言う。

「人のせいにするなんて、男らしくない!」と言い合い。

「それより鍵を探すのが先だと思うけど・・・」と冷静なちはる。

ここ、傘にいれてもらえず、女二人の傘からしたたり落ちる雫を

手で拭いながら鍵を探す春樹。(笑)ちょっとした意地悪かな。

ちはるも鈴子同様、春樹のことが気に入ったみたい。

鍵はみつからず、演奏会に強引に誘った鈴子は責任を感じ、

春樹を自宅に招いて昼食をふるまう。

春樹と鈴子はマキとちはるから

「二人はどういう関係なの?」

「彼氏なの?」と矢継ぎ早に質問される。

慌てる春樹。

「ちゃんと言っておくけど、おじさんは君のお母さんの彼氏

なんかじゃなくて、ただの店のオーナーというか・・・」

「おじさん」って、いくらなんでも。春樹はお兄さんでいいと思うよ。

「ちょっとなんでお母さんなの~~?」

「ちはるは兄の娘~~~」

ここにきて、やっと誤解が解けました。いやあ~、スッとした。

しかし、誤解度としては最高レベルで誤解してた春樹。

5話まで、バツ一、子供アリの年上女性だと思ってたんだあ~。

なんという・・・。でも、子供がいても、バツ一でも、演奏会で

みつめあってるんだから、恋にはそういうの全然関係ないって

感じ。それもいいなあ。

その後、犬も食わない系のケンカに。

気づいたら、春樹も大声で怒ってる。(笑)

これが春樹の本来の素の姿なのかも、ね。

なんだかんだで楽しそう。

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おいしいプロポーズ・第5話(後編)

おいしいプロポーズ・第4話

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2006年5月20日 (土)

富豪刑事・第5話&クロサギ・第6話

富豪刑事デラックス

お爺様が、???

かつてすごい悪徳なことをしてきたと折々に語るお爺様。

なのに、あっさりと?あんなに簡単に?

今回はお爺様らしくなかったですわ。(笑)

シロサギ(アカサギ?)を喰うクロサギのように、

豹変してくだされば、お爺様の魅力倍増でしたのに。。。

それともお爺様にとっては、遊園地をたったひとつ作るくらい

の小さな恋だったということでしょうか・・・。う~ん。

美和子が首をかしげっぱなしなのも理解できるというもの。

お爺様は確かにお気に入りキャラですが、焼畑署の面々に

捜査もさせてくださらなければ・・・なんのためにいるのか・・・。

で、なぜみなさん、カレーライス??おいしそう・・・。

美和子シャベリはこの辺にしておいて、(笑)

クロサギの感想へと参りましょう。

クロサギ

ようやく、やっと、神志名刑事の過去が明らかに。黒崎も

それを知ることに。

そして、今回は彼の捜査と、黒崎の詐欺、どちらが先に完結

するかの競争になった。結局は黒崎が今回は一本とった形。

これからも神志名は異様な覚悟で黒崎を追い詰めていくん

でしょう。

桂木は退屈から脱するためなら死んでもいい。喰らい合う様

を見て、楽しもうとしている。まるで死神のような存在・・・。

いまのところはそんな風に見えますね。

神志名にいためつけられている黒崎をみつけ、間に割って

入ってそれをとめる氷柱。肩を貸して部屋までつれていく。

はじめて氷柱に助けてもらった?黒崎。いいシーンだった。

看病する氷柱は、黒崎の部屋でいろんなものを見て、彼の

哀しさを知り、想いはどんどん深くなる。

氷柱は彼の心の奥底に深く入り込んでいく。

黒崎は氷柱を拒絶しながら、でも決定的に遠ざけようとは

しない。この二人はどうなるんでしょうね。。。

友人のゆかりも黒崎を想っていて、はじめは氷柱の気持ちを

試すために黒崎との間を応援して、なんて言ってたけれど、

すぐに思い直して、氷柱に宣戦布告。ずるくなくて、フェアな子。

それで、とうとう三角関係に。

友情は保ったまま、戦って欲しいもの。泥沼はやだな。

とにかく、にわかに騒がしくなってきました。

恋愛モードが強くなってくると、山下君がカッコ良く見えてくる

のはなぜ?いや、元々カッコいいのは良くわかっているんだ

けれど。

どうも本題の詐欺の部分が難し目なのと、海千山千のオジサ

ン達が、若い黒崎をあっさり信用することに少し違和感を持って

見ていたせいか、同年代の女の子との恋が出てくると、

なんとなく自分の中で、バランスがとれてきて見やすくなった気

がする。

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2006年5月19日 (金)

弁護士のくず・第6話

弁護士のくず

おもしろい!

九頭を「お父さん」と呼ぶ美月が加わって、おもしろさの種類

が増えた感じ。

なかなか起きない九頭を大音量の音楽で叩き起こす。(笑)

朝ご飯を食べないという九頭を泣き落としで食べさせたり。

しっかり新生活になじもうとしてる姿がいじらしい。

小学校への登校は、九頭と途中まで一緒。九頭のネクタイを

持って歩いてて、クラスの男の子の話をしたりなんかして。

学校でもうまくいってそうで。

ただ、九頭が夜飲んでるシーンなんかで、ふと美月ちゃんは

一人で大丈夫?なんて思ってしまう。ドラマなのにねえ~。(笑)

まあ、あの子のことだから、近所のお婆ちゃんと仲良くなって

一緒に晩御飯を食べてたり・・・なんて風に想像しておこう。(^^)

今回はみんなで席についてお昼ご飯を食べているシーンが。

白石先生は2段重ねのお弁当。(ちょっと高級そう)

武田はコンビニ弁当?(若者ってカンジ)

加藤は手作りのお弁当。(意外にも家庭的)

夕花は大量のサプリメント。(それだけ? 体に悪いゾ!)

九頭はお決まりのカップヌードル(今回はカレー味)に生卵。

(カップヌードルに生卵なんて、このドラマを見るまで考えもし

なかった。微妙すぎて、見るたび不思議な気分になる・・・)

みなさん、キャラがあらわれたお食事。

あと、美月ちゃんから、運動靴で足を踏まれ、加藤からも

ヒールのかかとで足を踏まれ、2話?あたりでも出てきたけれ

ど、九頭の痛がり方がとってもおもしろい。今度いつ踏まれる

だろう。楽しみ~♪

ここんところ毎回、飲んだくれて自宅まで加藤に送ってもらっ

ている武田。以前、加藤は一度、九頭を夕飯に誘って断られ

ていて、そのあとから、なにげにずっと武田と夕飯を食べて

ないかい? そうかぁ~、そういうことにすでに九頭は気づいて

るのね。恐るべし、洞察力。。。

.

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2006年5月18日 (木)

プリマダム・第6話

プリマダム

やっぱり佳奈は嵐子の言葉を心配して走り回ってくれ

ましたね。なんだろ見ていてすごくうれしかったな。

万田家はどんどんいい感じになってきた。

はじめは佳奈が家族の世話ばかりしていて、なんだか見て

いて閉塞感があったけれど、ここにきて、あれだけご飯が

できてないと文句タラタラだった高太郎は佳奈が残業になっ

ても文句も言わず、「冷凍チャーハンでもいいぞ~」とか言っ

てるし、「なんで俺がこんなこと」なんていいながらも、お風呂

掃除をせっせとしたり。

娘達も、母親が忙しくてもうまく連携が取れてていい感じ。

やはりお母さんが趣味や仕事に、そして友人達との交流

にと生き生きとしていたら、うれしいものなのよね。

家庭の中で、みんなで協力してやっていこうっていう気分に

なるんでしょうね。

「あとお願い~」といって、大抵、朝食時に先に家を飛び出し

ていく佳奈。「え?~」と放置される夫と娘達。おかしい。

バレエをしはじめる高太郎、そんな彼に娘が、

「やめてよね。

おやじのバレエなんて全宇宙で一番見たくない。

モスラよりキモイ」

ぬおぉ~って表情で反論する高太郎がおもしろい!

・・・そして、とうとう高太郎までバレエをはじめる展開に。

結構、あっさりそういう展開になったけれど、あれだけ佳奈

のバレエに反対してたんだから、高太郎がバレエ教室に

来るまでの葛藤?するエピソードが見たかったな。

絶対におもしろいものになったと思うのだけれど。

ちょっとあっさり教室に来たんで、もったいない気がした。

そして、そして、最後に、

バレエ教室で店長(加藤雅也さん)に高太郎が言ったせりふ。

「無駄に顔がいいけど、バレエ、いまいちだね」

無駄に顔がいい・・・??

気にしてるのは私だけ???

いやあ~~、関係ないかもしれないけれど・・・。(>_<)

偶然かもしれないけれど・・・。(>_<)

「アンフェア」で、

安藤雪平に言うんですっっっ!!!

「雪平さんって、無駄に美人ですね」

うっふっふっふっっっ

うっふっふっっ

ふっふっ

うれしいっっっ!!

偶然かな・・・。

古田新太さん、ええ人やぁ~。(^^)

ところで、最終回は生放送で、バレエ発表会。

すごいな。楽しみ~♪

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2006年5月16日 (火)

おいしいプロポーズ・第4話(後編)

おいしいプロポーズ・~片思いのスープ~

沙織の電話で別荘からバンビーナに戻った春樹と鈴子。

春樹は笑顔満面で、沙織の待っているところへ向かう。

鈴子は厨房へ。

でも、食事の間中、沙織は一言も話さない。その様子に春樹

声をかけることができない。

そして、お料理の最後に沙織の思い出の料理、ナポリタンが

運ばれる。破顔する沙織。その様子につられて春樹も微笑む。

ずっとそうだけれど、春樹はほんとうに沙織が好き。

彼女から目を離さない、彼女の表情に一喜一憂してる。

すごく懐いているというか・・・だから見ていると、

とてもいじらしいというか、つい春樹の想いを応援してあげ

たくなる・・・。

そこへシェフとして鈴子が挨拶にやってくる。沙織は彼女に

頼みごとをする。

「私、鈴子さんに一つお願いがあるの。ここには当分、来れそ

うにないと思うから、このナポリタンの作り方、教えて欲しいの」

春樹と鈴子は驚く。

「ここに来れそうにないって?」尋ねる春樹。

「私、カリフォルニアに行くことにしたの。日野原さんが向こうの

大学院でもう一度、専門的な勉強したいというので、それにつ

いていくことにしたの。多分、向こうで結婚することになると思う。

今日はその話をあなたにしようと思って」

鈴子は、そっとその場をはなれる。

前回もそうだったけれど、春樹と沙織の会話には雪のように

降り積もっていく悲しさがある・・・。共有する兄の死という

悲しみ。

沙織、春樹、それぞれの想いにいつも胸がいっぱいになる。

「愛してるの?彼のこと。・・・どうなの?」

春樹の問いに即答できない沙織。

「・・・今でも愛してるのは、あなたのお兄さんだけよ」

「じゃあ、どうして?

俺が兄さんのかわりになるって言ってるじゃないか!」

「あなたにはあなたの人生があるわっ」

「いいんだよ。俺のことは!俺がそうしたいって思ってるんだ」

春樹は沙織が兄だけを愛し続けていることを知ってる。

それでもそんな沙織のすべてを抱えて、支えていきたいと願っ

てる。たとえ自分が兄のように愛されることはないとわかってい

ても、沙織が自分の中の修一を見ていても、それでもいいと

想ってる。

「あたしもあなたのことが好き・・・」

沙織は目を伏せて打ち明ける。

沙織は春樹を想ってる。

「それじゃあっ!!」

「・・・でも、思い出してしまうの。あなたを見ていると修一さんの

ことを。あなたはそんな私の気持ちに気づくでしょう?それが

ずっと続くの。あなたと結婚すれば・・・これからずっと続くの。

私はやり直したいの。自分の人生を。わかってくれるわよね?」

ずっと春樹の申し出に、答えを出せなかったのは、沙織も

春樹を想っていたからじゃないかな。自分に修一を見ていても

いいとまで言ってる春樹を、そして春樹自身を、愛していたの

では?悲しみを共有できる春樹となら、ずっと修一の思い出と

ともに生きていられる・・・。春樹はそれを許してくれる。

自分を預けてしまいたい。そう思う気持ちもあっただろう。

でも彼女はその想いを、切った・・・。

自分の悲しみに春樹の将来を巻き込んではいけないから。

春樹といても、二人の未来が明るくならないと気づいている

から。そして春樹は今はまだそれに気づかず一途に自分を

思ってくれいるから。

自分が切らないといけないと決心した。

日野原との未来はなんらかの明るさが想像できるから、彼を

選んだんだろう。今愛してるかどうかより、二人でいる未来が

想像できる人なのかも。

でも、沙織が本当に修一を失った悲しさを乗りえ幸せを手

するのは、日野原の次に出会う男性とのような気もする。

日野原を見る度、修一を失って悲しかった頃の自分を思い

出すかもしれないから・・・。

沙織は女性として素敵な人だと思う。儚げで上品なお嬢様と

いう感じだけれど、女性として芯が強いように思う。

だから与えられた幸せより、自分なりの幸せを自らの手で

掴んでいくように思う。

誰かを大事にする方法は一緒になることだけではないから。

生きていく場所を遠くに移すことはいいことなんだろう。

沙織が声を震わせて気持ちを吐露する様子に感動した。

二人で食事をしていたテーブルには、いつの間にか、沙織の

姿はなく、春樹、一人、ぼんやりと座り込んでいる。

.

店が閉店してもなお、彼はその場を動くこともできない。

そんな春樹の様子を見て、鈴子は一杯のスープを彼の前に出す。

「試作品です、明日のランチに出したいので飲んでみてください」

ためらいながら、一口、口に運ぶ春樹。

暖かさとおいしさにふっと表情が和む。

「コンソメみたいだけど・・・でも・・・」

「コンソメをベースに、

隠し味にナポリの海でとれた塩を一つまみいれてあります。

.

・・・その昔、貧しいナポリの船乗りが、

ひとりの美しい女性に恋をしました。

.

毎日、毎日、船乗りは、

夜空に一番星が輝きだすと、

その女性のもとに通い、

愛をささやき続けました。

.

けれど、

その女性は別の男性を選んで結婚してしまったんです。

.

船乗りは、悲しみのあまり泣き続け、

その涙が、

ナポリの塩となったと言われてるんです・・・。

.

飾りつけは一番星のつもりです」

スープの中に小さな星印がひとつ浮かんでいる・・・。

.

「名前は・・・?・・・このスープの・・・」

.

「『片思いのスープ』

・・・どうぞ、ごゆっくり、私は厨房にいますから」

.

鈴子が背をむけた途端、堰を切ったように、ポロポロと

涙を流す春樹。

苦しい春樹の心情を察して、鈴子の頬にも涙が・・・。

ナポリの塩の物語を話す鈴子。声が、どこまでも優しく、

控えめに、控えめに、ゆっくりと、春樹に語りかける・・・。

その声に泣かされる・・・。

.

「片思いのスープ」は・・・今夜だけ、悲しみに浸って、

思いっきり泣いてみてもいいのでは?そういう鈴子の

思いだったように思う。

誰かが辛い時、悲しい時、心をこめた料理でその人を癒せ

るって素晴らしい。鈴子は1話から沙織のためにナポリタン

を作ったりと、、、グルメというだけでなく、相手の心を大事に

料理をしてる。心のこもったお料理は最強・・・。

★~~ おまけ ~~★

今回、鈴子の元彼と思われる男性が登場した。多分。(笑)

銀行の融資担当、藤森。

彼は、葛城グループの高級レストランのチェーン化の企画を

聞きつけ、担当の春樹のところへ、ぜひ今回も自分の銀行で

融資をさせてほしいと、挨拶にやってきた。

春樹は彼に尋ねる。「この企画、うまくいくと思う?」

藤森はとぼけた感じで、「私は、高級だからといってもおいしい

と思ったことはないので、安くてもうまい食べ物はたくさんありま

すし。まあ食べ慣れてないだけなのかもしれませんが。

何分、一介のサラリーマンですから」

純朴で、相手が誰であれ飾らない性格、そんな風に見えた。

春樹は藤森を「正直者」だと評し、ちょっと気に入った模様。

「高級だから~~」というセリフ、1話で鈴子が春樹に似たような

ことを言ってた。「安くてうまい食べ物」は、鈴子の作った料理の

とかな。こういう言葉の一致ってなにげに二人の新密度をあら

したりして気になったりするんですよね・・・。

そうだ、今のところ、海沿いのモーテルに泊まったと思って

いるのは、道造とミチルかあ。でも道造はあれであきらめる

かな。。。二人の様子を観察していて、どうも嘘らしいと見破

り、再び、鈴子への思いが再燃なんてこと、あるかも。

または、春樹に嫉妬したり・・・。

それはそれなりにおもしろい。

沙織が去った今、ミチルはもっと本気モードでかかってくる

だろうし。そうしたら相当な攻撃が予想されるし。

藤森が目の前に出現すると鈴子は動揺するだろうし。楽しみ♪

ベタで素敵なロマンティックシーンももっと見たいよお~♪

さて、沙織への想いを経て、春樹が鈴子のことをどんな

風に愛するようになるのか、沙織への想いとどう違うのか、

それが一番の見所だと、思ってるんだけれど~★

おいしいプロポーズ・第4話(前編)

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2006年5月15日 (月)

おいしいプロポーズ・第4話(前編)

おいしいプロポーズ~片思いのスープ~

冒頭、葛城家の別荘で、ダンスを踊る春樹と鈴子。二人とも

とっても上手。春樹、鈴子に「君は運命の人だ」と告白。

そして二人・・・キス・・・しようとした矢先、

目覚ましが鳴り、目を覚ます鈴子。

どうやら、酔っ払い春樹のキスに相当、刺激された模様。

自分の見た夢に激しく動揺する鈴子。

もう、このシーン、年甲斐もなく取り乱してしまった・・・。

照れちゃうシーンだ~。

春樹、ぴっちり七三分け・・・かっかわいい・・・。

4話はここでちょっと壊れました・・・。

.

このやりとり、ドラマの真ん中あたりで相手が変わって正夢と・・・。

春樹の兄、修一の三回忌の法要が行われる。

沙織は、修一の遺影の前で、一人たたずんでいる。

声をかけることができず、それをじっと見守っている春樹。

沙織はそんな春樹に気づき、振り向いて、微笑む。

4話での私の一番のお気に入りシーン

沙織は兄の修一と話してる。それをそっとみつめている春樹。

多分、兄が生きていても、亡くなった今も。

沙織が兄と話すその空間を春樹は守りたかったのかもしれない。

彼はそのすべてを愛しているように見えた。

その後、春樹と沙織は、春樹の父母のいる部屋へやってくる。

父、道造は、修一が香港で亡くなってから中断していた向こう

での事業を再びはじめると告げる。そして、沙織にもそろそろ

修一のことを忘れて、新しい旅立ちをするようにと話す。

それを横で聞いていた母親は、「忘れるなんてこと!修一は

私のたった一人の息子よ!・・・いい年をして、まだ何人もの

女とつきあって・・・!」とヒステリックに叫ぶ。

「かあさん!」春樹が思わず母親に声をかけると、彼女は、

「今日だけは母さんなんて呼ばないでちょうだい!!」

ときつい言葉で春樹を拒絶する。辛そうな春樹。

そんな春樹の心中を慮る沙織。

・・・どうも、春樹は母の実の子じゃないみたい。パーティー

でも春樹には冷たい言い様だったしなあ。でも、春樹はごく

普通に「母さん」と呼んでいるところを見ていると、そんなに

ひどいことばかり言ってる人ではなさそうだったり・・・でも

沙織の様子をみたら、この母親ずっとこんな調子で春樹

につらくあたってきたのかもしれないし・・・。

ともかく単なるお坊ちゃんじゃなく、すごく複雑な環境で育っ

てきた感じの春樹。

あら?もしかして、春樹が大声を出す女性が苦手なのは、

このお母さんのヒステリックな声のせいかなあ・・・。

.

ところで、春樹、香港へ行かされるってことはないよね・・・??

父母の部屋から出て、庭園を散歩する沙織と春樹。

「・・・時々思うんだ。兄さんのかわりに俺が死んでればって。

そしたら母さんも君も今ほど苦しむことはなかったのにって」

「そんなこと言わないで!2度と言わないと約束してちょうだい!」

春樹の言葉に、やさしい沙織が珍しく声を荒げる。

沙織にとっては春樹もとても大事な人なのだとわかる。

叱り付ける沙織の表情がとってもいい。

「・・・この前言ったことなんだけれど、俺との事、考えてほしい」

「よしましょ、その話は。私は春樹さんとはこのままがいいの」

「だからほかの男とつきあうの?

兄さんが死んでからずっとあなたのことを見てきた。

あなたのことが好きなんだ。

俺と結婚してください」

真剣に沙織をみつめて結婚を申し込む春樹。

ここも好きなシーン

ふと、修一や沙織が(ミチルも?)春樹を大事にしてきたから、

彼は葛城の家でいられたのかな~なんて思ったりして。

自分が死んでいれば、という春樹の言葉、

怒る沙織の背後で、修一兄さんも怒ってる気がしたよ。

娘のちはるに声をかけようとした徹。痴漢と間違われ捕まり、

とうとう鈴子の前に姿を現す。

「一緒に事業をやろうと言ってた人がいなくなりまして・・・」

事業をやる仲間にお金を持ち逃げされたと、泣きながら、

土下座して娘と鈴子に説明する徹。

「この前も借金だけが残ったでしょ!!そのせいで父さんの

店をとられたのよ~!!!」鈴子、怒り心頭に達している。

「今回の借金は俺がちゃんと働いて返すから・・・」

「当たり前でしょ!!!!」娘と鈴子が一緒に怒る。

捕まった徹は、嗚咽を繰り返し泣きながら真相を語る。

この様子に大爆笑!!おっかしすぎるっ。天野さん、最高!

どうしようもない兄なのに、笑ってしまって仕方ない。。。

あきれかえる娘と鈴子。ちはるも逞しい。鈴子というしっかりし

た叔母がいて、心強いね。

そんなことがあって職場で荒れる鈴子にシェフ達はビクビク。

機嫌が悪くてあたり散らす鈴子。ビビるシェフ。はじめてちゃん

シェフ達の顔が映った気がする・・・。ここらへんの厨房の

雰囲気良かった。見ていて楽しくなった。

そのバンビーナへ春樹父・道造がやってくる。彼はマネージャ

ーの大河内に、別荘でパーティーをするので鈴子に料理を担当

して欲しいと申し出る。葛城グループの社長に料理が気にいら

れれば店全体の存続になるのでは?と考え、大河内は独断で

その申し出を受けてしまう。

当日、一人、仕方なく出発する鈴子。

同じ日、たまたまバンビーナに訪れた春樹は父の魂胆を察し、

慌てて別荘へ。

彼が到着したとき、まさに道造が鈴子を口説こうと追い掛け回し

ている真っ最中。おかしそうにそのやりとりを見ていた春樹だが、

状況が怪しくなってきてその場に割って入る。

ここからのやりとり、おもしろい。

今回の楽しくて、グッとくるシーン♪

ダンスを踊って言うセリフは夢のとおり。けれど相手は道造・・・。

かわいそうに、鈴子。道造って、ほんとに女性に手がはやい・・・。

「あの店に関しては私が一任されているはずです。いくら社長

とはいえ、こういう駆け引きに利用されるというのはどういう

ことですか」 よく言った!!!春樹。(笑)

「うむむ~~」春樹の抗議に、ぐぅの根も出ない道造・・・。

「彼女は僕が連れて帰りますから」

しかし~、すばやく復活。ここで負けてない道造。

「こらあ~!ちょっと待て。これは、彼女と私との問題だ。

おまえは余計は口をだすなっっ」

それを聞いて春樹は、鈴子とこそこそ相談する。

「どうするの?愛人になるの?」「なるわけないでしょ!!」

二人の背後にやってきて、さらに食い下がる道造。

「何、こそこそ二人で話してるんだ」

「彼女はその気はないみたいで」と相談の結果を伝える春樹。

「だからくどいてるんだろっっ」息子を説得する道造。

「たしかにそうですね~・・・説得されそうになる春樹。(笑)

春樹をひじでつついて怒る鈴子。

「お前、もう帰れ・・・」さらに邪魔者、春樹を追い返そうとする

道造。食い下がる、食い下がる。

「ちょっとせっかちすぎたようだね。あの~もう一度ゆっくり話し

会いましょう」

あきらめずに口説こうとする道造に、鈴子は意を決したように、

「私・・・息子さんとおつきあいしてるんです。先日のパーティー

の後も、海沿いのモーテルに。ねえ?そうよね??」

すがるような目で春樹に救いを求める鈴子。

「そうなのか??春樹???」

鈴子の突拍子もない発言に目を丸くして驚く春樹。

これが一番いい手よ。頷くんだ、春樹っ!頷くのよ!

これなら誰も悪者にならないもん。。。

春樹は、いきなり鈴子を抱き寄せ、

「彼女の言うとおりです。

じゃなきゃ、東京から車、飛ばしてきたりなんかしませんよ。

彼女とは、本気でおつきあいしたいと思っているんです」

「・・・・・・・」

息子の恋人に手を出すわけにはいかないと、即座に降参する

道造。

春樹の言葉にうっとり、彼の横顔をみつめて、もう周りなんか

にはいらない状態の鈴子。

腕を掴まれて、部屋から出ていくのもされるがまま。

敗北して、椅子に崩れ落ちる道造。。。

鈴子に「さっきの言葉、本気にしないように」と念を押す春樹。

でも、鈴子の身を案じて、いてもたってもいられず別荘まで

来てることは変わりなく・・・。

ベタだけれど、こんなシーンはやっぱり大好き!

別荘から出てくる春樹と鈴子。

「これからは気をつけた方がいい。父のような男はたくさんいる」

年上の鈴子にこういうことをあらためて注意する春樹。

なんかおかしかった。あなたは人を信用しすぎると、スキが

ある鈴子怒ってる・・・。でも、道造は巧妙よ・・・。

もしお店がお休みの日だったら、マキやシェフ達にサポートと

して同行してもらってたでしょう。でも営業日だったからなあ。

しかも仕事がらみだし。道造ってほんと考えてる。

「愛人になれなんてバカにしてる」と思い出して怒る鈴子。

「でも世の中にはお金で寄ってくる女性もたくさんいる。僕の

母も父の愛人だった。・・・僕が5歳のころ、母は病気で

亡くなり、その後、僕は父に引き取られたんです。だから、今

の母とは血がつながってないんです」

突然のプライベートな話に驚く鈴子。

春樹は5才で葛城の家に来たのね。実の母の顔や思い出は

あんまり覚えてないのかな。葛城の家でどんな風に育ったん

だろう・・・。居場所はあったのかな。

1話で「あなたがムキになるなんて」と沙織が言っていたけれど、

マイペースであまり動じない感じの男の子だったのかな。。。

そこへ沙織からの電話。

途端に春樹の表情がぱっと明るくなる。うれしそう・・・。

鈴子でなくても、この表情の落差にはちょっと妬いてしまうなあ。

 (^^;

続きは明日~。

おいしいプロポーズ・第4話(後編)

おいしいプロポーズ第3話うだうだ~♪

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2006年5月13日 (土)

富豪刑事・第4話&クロサギ・第5話&旭山動物園物語

金曜日は伊勢の方へ旅行へ行ってきた。

いつも思うのだけれど、私にとって一番地域差を感じるのが、

テレビ番組。三重県では、NHKが8チャンネルで、教育が6

チャンネルだった。TBSがCBCの10チャンネルで、

テレビ朝日はメーテレの4チャンネル、こういうチャンネルの

違いがおもしろかったりする。

(ちなみに、大阪はNHKが2ch、教育12ch、TBS4ch、

テレビ朝日6ch)

.

それで、ドラマも旅先で見ることに。酔いながら見た。(笑)

富豪刑事・第4話

酔っていたので、素直に楽しんだだけ。

どんどんお話がスケールアップしてるような・・・。

.

クロサギ・第5話

うむむ。見た感想は・・・「甘いなあ~」だった。

黒崎は結局、情報料一千万は自分の持ち出し?儲けなし?

氷柱のことがもうほっとけないんでしょうね。父親のことで

泣いているのを何度も目撃してるし。自分と重なる部分も

あるし。

でも、氷柱の父親を逃がしたことは、桂木に氷柱が弱みだ

と知られたってことでもあって・・・。というかそれを試したの

かな?うむむ~~。

.

今回、壁越しに怒鳴りあったり、窓から叫ぶ氷柱に黒崎が

慌てたり。(笑)

二人の関係を進展させるシーンがいっぱい。

最後、黒崎は彼女の父親を逃がしてやって、お説教。

父親も心を入れ替えると約束して、氷柱、ホッと一息。

悲しみから救ってくれた黒崎につい告白してしまう氷柱。

気持ちはよくわかる。自分が何度やってもできなかったこと

をあっさり黒埼はやってのけたんだから。惚れるというもの。

.

ただ、氷柱の父親に関しての対処はやっぱり甘いなあ~と。

あれで反省するのかな・・・?

反省したらいいけれど・・・。

それと、、、、氷柱の母親が別れて?も夫のことを思い、

働いてお金を送金していたり、氷柱も何度裏切られても、

どこかで父親を信じようとしている。この二人が父親への

思いを断ち切れないエピソードを1つでいいからいれて

ほしかった。薄情な父親のエピソードだけだから、氷柱が

苦しむ気持ちを理解しづらい気がした。

.

結局、謝る父親をあっさり許す氷柱。これも、甘いなあ~、

形だけでも怒っておかないと・・・って思ったのは私だけ?

土曜日2時間ドラマ「旭山動物園物語」

北海道にある動物園は、動物の生態を活かした見せ方をし

ていて、すごく人気を博している。私でもそういう話題は知って

いた。テレビで少し特集されていてそれを見たこともあった。

だから、今日はこれを録画しておこうと思っていたのだけれど。

お話に引き込まれて、結局はリアルタイムでも見ることに。

.

よかった~~。癒された。

.

園長のもと、時間をかけ、ひとつひとつ改良されていく園内。

ゆっくりと落ち着いていて一時の脚光に動じない感じが出てい

て、癒されに行ってみたいと思うようになってしまった。

中でも園長がどこからかの電話で入園者数が上野動物園を

抜いて一位になったことを聞かされて、飼育係の仲間に

スキップをしながら報告しに行くシーン。けれど、行ってみると、

みんなが淡々と仕事をしていて、一人浮かれていた自分に気づ

く。「なんか用ですか?」と尋ねられ、「いや~、なんにもないん

だよ~」と言いながらそっと出ていく姿が、印象的だった。

.

動物園が実際に挑戦したロマンだけでもう感動的なので、

あまり脚色されずに描かれていたのもとっても良かった。

胸が熱くなった。もう一度じっくり見ないと。

.

ペンギンがね、囲いから出て、雪の道を歩きだすのだけれど、

そのとき、ひょいと段差をとびおりるの。で、みんな柵でちょっ

と頭をぶつけてて、その度にこちらが「イタァァ!」なんて思っ

てしまって、、、、かわいかった。 (^^)

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2006年5月12日 (金)

京都地検の女・第4話&弁護士のくず・第

京都地検の女・第4話

良かった。ほんとに良かった。

最初から笑いどころもビシバシ決まって、なんか普段より

全体のテンションが高かいなあ~と思っていたら、

何回かの爆笑の後、ラストで、グワ~っと泣いてしまった。

.

「今日はいい天気ですね。こんな日は神様がプレゼントを

くださいますよ」と鶴丸は犯人を送り出す。

そして、彼女の見たものは・・・。・・・良かったです。

弁護士のくず・第5話

こちらも良かった。

最後泣きそうになったのに、九頭の泣き顔に笑えて、出て

きた涙も引っ込んでしまった。。。。ふふふ。

.

弁護士事務所に突然現れた女の子。その子は九頭が父親

だと主張する。彼女は、九頭が弁護士になりたいと努力して

いたときつきあっていた女性の子だった。自分の子供ではな

いと言い張る九頭は彼女の本当の父親探しをしはじめる。

でも、苦労をかけた彼女が自分と別れた後、傷心の日々を

送り、どうやらその頃見合いした男の子だと判明。がその

男のあまりにもふがいない様に九頭は女の子を引き取る

決心をする。

.

最後は母親の唯一の身内、伯父夫婦の元にもどるんだと

思ってた。

なのにそうならず・・・九頭が引き取ることに。

美月ちゃんは、レギュラー入り?(笑)

.

感想は、「良かったね、美月ちゃん」って感じ。

お母さんが一番愛した人に引き取ってもらえたから。

お母さんが守ってくれたのかも。

こうなる結末をわかって娘に九頭との写真を見せていたの

かもしれない。信用できる人だからと。

散々、九頭から「父親じゃない」と言われたのに、よくあきら

めないで踏ん張れたなぁ~。

結局、九頭に「美月は俺の子だあ~~!」と言わせてしま

ったもの。(笑) 根性ある。

よかった、よかった。 (^^)

九頭と美月ちゃんの二人暮しのシーンがちょっと楽しみ。

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2006年5月11日 (木)

プリマダム・第5話

なんかお話がたたみかけるように進んで終わってしまった感じ。

病院の慰問の話が、二転三転四転して、結局は嵐子も

出席し、高太郎の当初の計画どおりとなったわけですね。(^^)

.

ただし、予想外だったのは、自分まで輪の中に入って

踊っていたこと。それも、自分から言い出して・・・。

おんもしろい人だなあ~~~。

最後、傑作だったのが、さんざん佳奈のバレエを、

「おばさんのバレエだあ~」

「モスラのバレエだあ~。恥ずかしいからやるな!」と言って

いた高太郎が衣装をつけて踊っていて、佳奈が椅子に座っ

てそれを見ていたこと。(笑) 

・・・どうなってるの~~~。大爆笑!!

.

でも、いい旦那さん。

妻の友人の子と銭湯にいったり、妻のバレエ仲間とミーティン

グしたり・・・、文句を言っていた人ほど、理解すると、際限なく、

心が広くなるもんなんでしょうね。

古田新太さん、いいなあ。とっても。

画面に出てくると、独特の「高太郎ムード」が漂う。(笑)

銭湯から帰ってきて、内藤さんとやりあったあと、憮然としてる

ところを、「まあ、そんなに怒らないで」って感じで、黒木さんに

頭をポンポンと叩かれてた。さりげない夫婦愛のシーンですな。

最近あまり出番がなかった土井先生。今回はたくさんセリフ

もあったので、うれしかったなあ。凛としていて、存在感があ

って、バレエ教室には匠先生がいないとね。

嵐子はとうとう佳奈に自分の悩みをちょっとだけ打ち明けた。

よかった、よかった。これで、佳奈はいろいろ助けてくれる。

ほっとけない性格だものね。 (^^)

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2006年5月10日 (水)

警視庁捜査一課9係・第4話

ようやく加納(渡瀬さん)が9係の面々にまじって捜査しだした。

4話まではとにかく仕事をしないで、伝表整理をしてたり、

仕事場でパスタをゆでたりと、のんきな感じだったのだけれど、

やっと表立っても捜査に加わってきた。

もちろん、影ではあれこれ、手がかりを掴んでは新米の浅輪

(井ノ原くん)に言わせるという形で参加してはいたいのだれど。

それにあまり意味を感ぜず、普通に活躍してもらいたいと見て

いて常々思っていたので、今回はちょっとスッとした。

.

最後は取調室で犯人から真相を聞かされた刑事3人が号泣。

う~~ん、悲しい話なのに、その泣き顔にこちらは大爆笑・・・。

でも、あれは絶対にウケを狙ってましたね。

今回のエピソードもよかった。

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2006年5月 8日 (月)

おいしいプロポーズ第3話うだうだ~♪

おいしいプロポーズ・第3話~バンビの誘惑~

鈴子にジャケットを渡して、自宅に戻った春樹。

早速その日のうちに沙織の店にいって、パーティーに一緒に

きた日野原との関係を尋ねる。

店のお客がいなくなるのを待ちながら、じっと沙織を見ている

春樹。彼女のことを目で追って、なんかとってもかわいい・・・。

まるで、子犬状態。 (^^)

沙織は、一生懸命、鈴子のことを弁解する春樹を軽くいなし、

今度、3人で食事をしましょうよ、と誘う。

パーティーでの表情のせいで、沙織も春樹を好きな気がして

ならない。どうなんだろう・・・。

一方、バンビーナでは、ミチルが乗り込んできて、大暴れ。

春樹が鈴子と一夜をともにしたと言っているらしく、嫉妬で

荒れ狂ってる状態。仁王立ちで怒鳴るミチルって迫力満点。

ミチルの言葉で、店の仲間に自分の保身のために春樹と

一晩~~と誤解され、困り果てる鈴子。

訂正させるために春樹のところに出かける。

なのに噂を打ち消すのに交換条件を持ち出され、あっさり

それを飲む鈴子。

直接関係のないミチルがレストランで猛抗議してるのに(笑)、

当事者の鈴子は「このバンビっっ!」だけ。

窮地に追い込まれた鈴子、なんか立場がよわい。。。

春樹は鈴子を困らせて、ニコニコ。うれしそう。

なんか・・・この笑顔も、かわいい。 (^^)

その交換条件とは、沙織と春樹との3人での食事だった。

けれど、沙織は精神科医の日野原も誘っていて、二人の

仲の良いところを見せられて凹みがちな春樹。

沙織は日野原を誘うことで春樹の気持ちには答えられないと、

暗に伝えようとしてるんだろうけれど、恋の当事者になると、

はっきりといわれないと理解できないこともあるわけで・・・。

こういうのは、ちょっとむごいな。

前回、兄のかわりになれない?って春樹に聞かれた時に、

きちっとおつきあいしてる人がいると言ってあげなければ・・・。

沈んだ雰囲気の食事会を盛り上げようと健気に気遣う鈴子。

鈴子は沙織に以前の恋人のことを話す。

でもそれを聞いた春樹が変な表情を・・・。

春樹は、鈴子の彼氏は兄の徹だと誤解していた。

・・・・・・。

・・・もしかして、鈴子のこと、子持ちだと思ってる???

・・・いや、子持ちの男性と交際してたと思ってるのかな???

教えてよおぉぉぉぉ~~、春樹。 どんな風に誤解してるの?

想像もしてなかった春樹の誤解に、見ている私は「えええ~?」

と、体をのけぞらせて、絶句・・・。

頼むよぉ~~、はやいうちに誤解を解いてぇ~。

なんだか、見ていて非常に居心地悪いよぉ~・・・。

そして、ここから私の今回一番心に残ったシーンへ突入。

4人の食事の席で、日野原は春樹に、

「(沙織は)きっとあなたの面影に婚約者だったお兄さんを見て

いるんでしょうね。でもそれではいけない。

これ以上、過去にとらわれるのは良くないと思う」と言う。

春樹の想いを知った上での言葉だろう。

憮然とした春樹は尋ねる。

「それは精神科医としての言葉ですか?

それとも一人の男として?」

「両方です」と日野原。

春樹はこみあげてくる思いを抑えるように、

「兄の死で、傷ついた彼女の心に、簡単にすべりこめた。

いいお仕事をお持ちでしたね・・・」

私はこの言葉になんだか・・・変だけれど、感動した。

暴言をはくでなく、場をわきまえた春樹の精一杯の皮肉と

いうか。春樹、立派だった。

隣りで心配そうに彼の様子を窺っていた鈴子の、

ほっとした表情も印象的だった。

ドラマの冒頭、沙織の店で、彼女から日野原は精神科医で、

自分が精神科に通っていた時に知り合ったのだと聞か

された春樹。

「知らなかった。そんなに悩んでいたなんて、言ってくれ

たらよかったのに・・・」

彼は沙織が精神科に通っていることはまったく知らなかった。

それに対して、沙織は、

「あなただってつらいのに、言えないわよ、そんなこと」と言う。

兄の突然の死で家族みんなが長く苦しんだことが察せられる。

春樹からしたら、自分が一番、沙織の支えになりたかっただろう。

でも、沙織が春樹を頼ることはなかった。

そして、その沙織の空いた心にはいつのまにかすんなり日野原

が入っていて、すでに春樹は蚊帳の外にいることを気づかされる。

だから、取り残された感じの春樹の表情が痛々しくて、切ない。

食事の後、沙織が日野原に送ってもらうことを選んだ時、

春樹は今にも泣きそうな表情をしていた・・・。

多分、沙織をレストランまで乗せてきたのは春樹。

帰りも当然、自分が送るものだと思っていただろうに。

こんな姿、傍らで見ていた鈴子は、さぞ母性本能をくすぐられた

ことだろう・・・。どんどん憎めない存在になるんでしょうね。

「あなたの面影にお兄さんを見ている」

辛い言葉。

沙織が、自分を見る度、兄の面影を見ていたとあっては、

春樹はどうすることもできないし、思いは永遠に叶えられない。

自分の存在が沙織を苦しめているともとれるわけで・・・。

それでも精一杯、日野原に言いたいことを言った春樹、

あの皮肉は重い言葉だった。天晴れだ。

でも、沙織も一番愛した人は、もうこの世にはいない。

日野原に癒されることはあっても。

寂しい日常だと思う。彼女はほんとのところ春樹をどう想ってる

んだろう。私は春樹を愛してると思うのだけれど・・・。

その想いを断ち切ろうとしてるのかな。

「春樹さんは一番愛した人の弟なのよ・・・」

その言葉の本当の意味がわかるのは次回、4話みたい。

今回は春樹&沙織両方の気持ちに感情移入してしまって、

なんだか私も泣きそうになった。ラブコメなのにぃ~~。

沙織&日野原を見送った後、鈴子を無視して、バーに直行。

ヤケ酒を飲む春樹。

心配して追いかけてきた鈴子が、

「2年も待ってたのに、他の人にもっていかれそうになってる。

・・・気持ちはわかるけれど、もうやめておきなさい!」

とお酒を取り上げるが、

「兄貴が死んでから、俺がどんな気持ちで彼女のことを

見守ってきたのか・・・わかるのか」

春樹の本気の言葉に黙り込む鈴子。

このセリフも良かった。

3話では、ここまでが私のお気に入りシーン。

ほんとに良かった・・・。 (>_<)

セリフもよかったし、小出くんの表情もすばらしかった。

さて、ここからは、楽しいシーン満載~~!!

泥酔した春樹を送るはめになる鈴子。

酔った勢いで、

「よく見るとお姉さん、キレイだねぇ~。

ほんとに・・・目がキレイだぁ~。

俺と、つきあわない?

マジだよ・・・、俺」と真顔で言われたり、

キスっっ されたり。

前回、ドレスアップした鈴子が最高に美しかったのに、

今頃、よく見ると~だなんて、見てなかったのかいっっ!と

私は力いっぱい突っ込んだ。 まったく・・・。

目がキレイ?目だけじゃないだろうと・・・。(笑)

そんなことは十分、わかってるんでしょうけど。

春樹を送っていくタクシーの中では散々彼にまとわりつかれて、

抱きつかれ触られて(笑)、なのに戸惑いつつ頬が緩む鈴子。

口説いてるよね~?

タイトルからしても、酔った勢いで口説いてるでしょう?

違うのかな~~?考えすぎ??

というか、ここぞとばかりに思いっきり甘えてるよね?鈴子に。

そりゃ、これほど優しかったら、甘えたくもなるでしょう・・・。

鈴子は鈴子で、生意気バンビがこんなに見事に、無防備に

壊れたら、かわいさ倍増かも。。。

それに、春樹が巻き起こすいろんな「ときめき」に、心が素直に

華やいでいて、女性として見ていて、かわいい。

・・・やはり春樹はプレイボーイだあぁ。

翌日、早速、鈴子との約束を守り、バンビーナの人達の前で、

鈴子とのことは誤解だと訂正する春樹。

そして、鈴子以外は全員解雇というのをあらため、働き次第

では継続雇用すると方針転換。

これは鈴子の真心が春樹の気持ちを動かしたということかな。

あら? これってでも、2話とよく似た展開かも。

夜のうちに起こった出来事で、前回は鈴子が暴走して、今回は

春樹が暴走。朝がやってきて、仲直りというか、オチがついて。

しか~~し、

前夜のことを覚えてないっていうのは、ウソでしょう。

うっすらくらいは覚えてるはずっっ。(笑)

1話でもしらばっくれてる前科があるし。

キスしたこと、膝に抱きついてスリスリしてたこと、覚えてます

なんて言えないしねえ。。。格好悪くて。(笑)

それに、

どうも春樹は鈴子と相対する時、優位な立場でいたがるし。

ラスト、車の中で、どんどん満面の笑顔になる春樹。

爽やかで晴れ晴れとした感じ。鈴子と話して気分がラクにな

ったかな。それとも前夜のことを帳消しにして、少しがっかり

した鈴子を見て楽しかったのか。それならそれで悪戯っ子

みたいで、かわいいね。 (^^)

沙織をこれほど想ってる春樹が、鈴子を想うようになる過程は

じっくり描いてもらわねば~~。

兄の徹が元彼でないとわかるのは、何話なんだろう・・・、

その回が待ち遠しい。

▲追加

今回、春樹パパの愛の鞭シーンがなくて、ちょっと残念。

でも、エレベーターでの春樹パパと秘書のやりとりが絶妙で

おもしろかった。

.

おいしいプロポーズ第3話

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2006年5月 7日 (日)

おいしいプロポーズ第3話

今回はとっても良かった。お話が深くなってきた。

春樹&沙織の兄を挟んでのこれまでの交流が推察されて

二人の想いが、雪のように静かに深深と積もっていくようだった。

.

中でも春樹&沙織&鈴子&日野原での4人の食事シーンから、

日野原と去っていく沙織を見送った後、バーでお酒をあおって、

鈴子と話すシーンまで、この春樹は痛々しく置き去りにされた

子供のような表情で。見ているこちらまで悲しい気持ちになった。

.

春樹の沙織の姿を追いかける視線とか、何かを言われて、

ショックを受けるような表情は、ほんとにもう恋する青年その

もの。ずっとずっとお兄さんの次、二番手として彼女のことを

想ってきたんだなという状況が顔の表情で、ビシバシ伝わって

くる。

沙織は・・・どうなんだろう。前回のふとした表情とかからも、

沙織も春樹を男性として好きな感じがするんだけれど。

それと、春樹はこれほど沙織が好きなのに、どうやって鈴子へ

と気持ちをシフトさせていくんだろう。

.

詳しい感想は明日!!

おいしいプロポーズ第2話

おいしいプロポーズうだうだ~♪

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2006年5月 6日 (土)

富豪刑事第3話&クロサギ第4話

富豪刑事・第3話

今回、冒頭のシーンで、お爺様が振り込め詐欺の被害に!

過去を思い出すシーンでは、自分で相当あくどい事をして

財産を築いたと暴走ぎみに語るお爺様。そんなお爺様が

だまされる・・・。未遂に終わったけれど、自分がまんまと

だまされてしまったことに気付いた後は、身もだえして

杖でガンガン床を叩いて悔しがり・・・最後は怒りで卒倒。

(あら?お爺様、卒倒って毎週あるような・・・)

最近は、この美和子のお爺様が好き。(笑)



クロサギ・第4話

1話でチラッと出てきた極楽トンボの加藤さんがメインの

回。彼は巨大企業を憎むシロサギ(白石)だった。


いつもの詐欺師たちとは違う雰囲気をもつ白石。そんな彼

にとまどう黒埼。

結局は黒崎の企みは成功、けれど、保険のように別件での

詐欺も画策していた白石も損をすることはなく、対決はまた

今度ということになった。今回は白石の方が上手をいったと

いう形だったのだろうか。桂木(山崎努さん)が二人を喰い合

うように仕向けたような展開。どんな魂胆があるのか。

お漬物を漬けたり、コーヒー豆をひいたり、煎餅をかじった

り・・・怪しい。(笑)


ずっとシロサギをやっつけてきたけれど、4話になって、

互角に戦えるライバル登場。おもしろかった。

加藤さん、バラエティの時を微塵も感じさせない演技。

山崎さんとの会話のシーンはなぜか心地良い緊張感が

あってもっと見ていたいと思わせられた。

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2006年5月 5日 (金)

弁護士のくず第4話

木曜日は3本立てでドラマを楽しんだ。

「弁護士のくず」第4話

今回はあまりおちゃらけのシーンがなくて、かといって

事件への比重が多いのかというとそうでもなくて。

一番はやはりくずと武田の大喧嘩かな。

はじめて喧嘩したんじゃないかな?どちらも「あいつを辞め

させろ!」と言い合って。喧嘩しながら法廷へ・・・。

お花見セットに続いて、今度はテレビを背負ってる姿がおか

しかった。結局、くずも武田もとてもハートが熱い人だという

ことなのね。

部屋に女性がやってきて、Hなものを発見されたあとの

武田の「しもた~~」で大爆笑。

ところで、モト冬樹さん。

めちゃめちゃ和服が似合う!!!

ご隠居風味の和服がこれほど似合う人っているでしょうか。

もう普段着の姿なんて私の中では思い出せない。

バラエティでも、和服姿で登場されたらいいのに。

ほんとに似合う!!!

和服姿のモト冬樹さんが登場するとワクワクする。素敵だわ。

ところで、巷ではただ今、ゴールデンウィーク真っ最中。

私はというと、洋服の秋冬ものと春夏ものを入れ替えたり、

部屋の掃除をしたり・・・、雑巾がけに凝ったり。

野菜の苗を買ってきたり、花の種を植えたり。料理したり。

いたって普通。この時期にしないといけないことをしてる。

これが結構忙しい。(笑)

夕飯をちょっと豪華にして、お酒を飲んでいるひとときが

楽しいかな。

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2006年5月 4日 (木)

プリマダム第4話

なかなか盛りだくさんな内容だった。

笑子の夫の愛人問題、

佳奈の夫の不倫疑惑

その二つが解決して、嵐子の話の継続

笑子が夫の1番でいて、良かった。

佳奈の夫、高太郎が不倫してなくて良かった。

うん。(笑)

ところで、神田うのさん、足を耳元まであげて、そのまま後ろ

にのばす~なんてすごいポーズをしてた。キレイだった。

まさに眼福というんでしょうか。

バレリーナさんのそういう姿って、もっと痩せていたりして、

筋張ってるというか、筋肉が浮かんでるというか、プロだな~

と思う事の方が先にくるんだけれど、うのさんの体はキレイに

程よく丸みがあって、見ていてうれしくなるというか・・・。

黒木さんもうのさんも細いのは細いのだけれど。

で、本題にもどって、今回、私としては、嵐子の気持ちが一番

切なかった。

息子には、とても慕うバレエの先生が現れた。そして、自分の

幼馴染で息子を大事に思ってくれる佳奈の存在。

それはすべて息子自身が外に出ていって得てきたもの。

息子はいい人たちとちゃんと出会っている。母親のコネ

とは関係なしのところで。

自分から離れていく息子を寂しいと思いながらも、この世を

去った後、息子を支えてくれるであろう人達と息子との関係

を見守っている嵐子。祈りにも似た思いなのだろう。

親心がにじみ出ていて、しんみりしてしまった。

店長、高岡さんと一歩前進。順調そう・・・。(^^)


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2006年5月 3日 (水)

「おいしいプロポーズ」うだうだ~♪

なんといってもやはり最後のシーン、ジャケットを渡すシーン

が気にいってしまったので、1話、2話まとめた感想をもう一度。

主人公の鈴子。兄の借金がもとで、父親が亡くなり、それに

伴って結婚を考えていた恋人とも別れてる。2年前。

(恋人と別れた経緯は公式HPの人物相関図鈴子のところに

あるが、ドラマ本編ではまだ描かれてない)

まだ、別れた恋人への想いを引きずってる。

一方、春樹。彼も2年前に不慮の事故で兄を亡くしてる。

後継者だった兄の死後、父の経営する葛城フードコーポレー

ションの後継者として修行の身。遊び人、プレイボーイ。

でも、ほんとは兄の婚約者だった沙織を想っている。

豪腕な父はマイペースの春樹がもの足りず、時折、癇癪を

起こす。

2話では春樹の高感度がアップ

葛城グループは、外資系の三ツ星レストランと提携、セレブ

対象のレストランチェーンを企画、その第一号店をバンビー

ノにしようと、店を買収する。予定では従業員は全員解雇、

店舗は高級感を増すため、全面改装。その事業の責任者が

春樹で、バンビーノの雇われシェフが鈴子。

春樹は父親から仏心を出すな、さっさと話をすすめろ!と

何度も催促されるが、彼は彼のペースで話をすすめる。

バンビーノに対して、売り上げを倍にすれば、店のすべてを

存続させると言ったり、鈴子のシェフとしての腕を認め、彼女

に試食させることで、外資系レストラン側との契約時の条件

を決めようとしたり、自分の最初の仕事をじっくり吟味して

最良の選択をしようとしてる気がする。

それに、

大河内から鈴子のパスタがとてもおいしかったと聞くと、早速、

バンビーノへ出かけ、自分も食べたいとリクエスト。招かれざ

る客な彼は、もう品切れと冷たくあしらわれるが、めげもせず、

フライパンに残ったパスタのソースをなめて、鈴子の腕前を

屈託なく、褒め称える。1話の最後でも、僕の大事な人を喜ば

せてくれて、ありがとうと素直にお礼を言ったり・・・。

誉めることも、謝ることも、お礼を言うことも、とても早くて、

こちらは少々、拍子抜けするのだけれど、その素直さが

かなり好感がもてる。

来週は?

さて、これからは売り上げを倍にする努力がはじまるのか?

そうでないと、従業員込みで店を存続させてもらえないし、

それとも、再び鈴子が直談判?来週はどうなるんでしょう?

2話で二人の距離が急接近~!

今回のパーティがらみのシーンでは二人の距離が急接近

二人で出かけた会場。鈴子はそこで春樹の背景を大体、

知ることになる。女性をとっかえひっかえしていることや、

母親からあまり愛されていない様子や、兄ほどは周りから

期待されていないこと、そして、その兄が事故死してること。

極めつけは、兄の元婚約者がパーティに男性を連れて現れ、

春樹の想いを知りながら、彼女が男性に彼を弟のよう、と

紹介。・・・春樹はひとり、意気消沈してしまう。

鈴子はそんな彼を励まそうとするが、彼からすると自分の

いろんなことを知られて、結構、踏んだり蹴ったりの状況。

彼女の慰めの言葉につい声を荒げ、ケンカになってしまう。

でも、その後、鈴子の昔の恋人との辛い別れ話を聞き、即座

に反省。・・・やっと鈴子の相手をしてあげることに。

(そう・・・パーティに連れてきたのはいいけれど、食事の他、

大半は鈴子を放置状態。しらん顔でいた春樹。誘った男性

としては失格だわ。まったく知らない人の中で何をしろって

いうんだろう・・・。おかげで春樹父やライバル、ミチルと

顔見知りになっていたけれど:笑)

このパーティで鈴子は、生意気なだけの存在だった春樹の

事情や内面を知り、春樹も、がさつなだと思っていた鈴子の

女性的な部分を知り、仲直りのダンスで一気に打ち解ける。

そして、私のツボ!

実はこれが一番、書きたかったこと~~。

今回パーティへ行く準備として、春樹は鈴子をブティックに

連れていき着飾らせる。その締めくくりとして、ヒールを自ら

の手で、鈴子に履かせてあげる。座っている鈴子の前に、

片ひざをついてかがんで。

このシーン。

私にとっては、とってもポイントが高かった。

ハリウッド映画とかだと、結構あるシーンで、ジョージ・クルー

ニーとか、アントニオ・バンデラスとか、アンディ・ガルシアとか、

渋~~い大人の俳優がすると、とっっても似合う!!

女性の華奢なヒールの土踏まず部分に手のひらを置いて、

女性の足を下から包み込むように履かせる・・・。

男性の手が大きくて、ゴツゴツしてるとよりベスト!

(春樹も同じように履かせてた・・・)

この仕草は、男性の優しい色気が漂う。

二人でプールサイドで踊る時、さっと鈴子の小さなパーティー

バッグを取りあげ、生け垣?か何かに置くシーンも、いい。

要するに、男性が華奢でかわいい女性用の小物を手にすると

妙な、やわらかな色気が漂うのだ。男性の包容力なのかな。

こんなことを感じてるのは私だけかな?鈴子もドキッとしてる?

その後は、全面的にリードしてもらってのダンス。

気持ちがトキメクのでは・・・?

ただ、ちょっと春樹は若くて、迫力不足ではあるのだけれど。

彼はプレイボーイらしいので、こういうことさらっとできるのね。

シンデレラの靴と関係があるのかもしれないけれど、

私の密かで勝手な妄想の中では、

鈴子は足にできた豆がつぶれても、春樹が履かせてくれた、

ヒールのベルトさえ緩めようとはしなかった。夜が終わるまで

はこのままでいたいと思っているかのように。

朝になって、ようやくヒールを脱ぐ。

その彼女の想いと、朝までずっと鈴子を探し続けた春樹の想い

がキレイに重なって・・・。恋はもうはじまってそうな・・・予感

・・・うだ話終わり

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2006年5月 1日 (月)

おいしいプロポーズ第2話

おいしいプロポーズ、見た。



なんていうんでしょうか、初回からものすごいベタなノリで、

つまり、昔の少女漫画のノリというか・・・、

キャンディ・キャンディ のノリというか・・・、だから、

くすぐったい、気恥ずかしい思いが私の中で充満してた。



ああ、この展開ね、ああ、ここでケンカするのね、

で、お互い、もう惹かれあってるのね、なんて。(笑)

でも、この2話で、かなり慣れた。(笑)

そして、昔、ワクワクさせられた、小さな駄菓子

次々と目の前に出されたような・・・、

お菓子の缶に大事にしまっておいた、

色とりどりのプラスチックでできた指輪とか、ブローチ

を取り出して眺めているような、そんな気分になるドラマ

だと思うようになった。

多分、心の奥底で眠りについていた乙女心を目覚めさせて

くれたんだろう。

日ごろ、刑事モノばかり見て、推理の斬新さとかに惹かれてい

たから、たまにこういうドラマを見ると、新鮮この上ない。

だって、現実には有り得ない展開に、乙女ちっくな気分が

呼び起こされるんですもの。





2話のラスト、葛城の行動には思わず、グッときてしまった。

うふっ、かっこいい・・・ (*^-^*)


長谷川京子さんの赤いドレス姿もほんとうに素敵だったし、

相手役の小出くんも役になじんできた感じ。というか、葛城の

内面の感情、片思いとか、兄と比較される立場(コンプレックス)

がはっきりと描かれ出したので、私も彼に親しみが湧きはじめた。

来週からしっかり録画する予定。



ところで今回、はじめの10分を見逃してしまい、その間の

話を知りたかった私は検索で「どらま・のーと」さんのところ

に辿り着いた。こちらは、ものすごく詳しいあらすじを

書いてくださっています。1話のあらすじもありますし、

その他のドラマのあらすじもあります。

とにかく映像が伝わってくるような丁寧な内容なので、

見逃したけれどあらすじが知りたい、また、ながら見だったので

きちんと内容を理解しておきたい、という方には必見のブログ

だと思います。足を運んでみてください。

「どらま・のーと」さんのブログhttp://blog.seesaa.jp/tb/17240171

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