ヒッチコック映画「ハリーの災難」
長い間、愛され続けているだけあって、ヒッチコック映画は
どれも、おもしろい。
うちの父親が無類の映画好きとあって、私は小学生の頃か
ら、この映画を観ておけ、あの映画を観ておけと言われ、
言いつけを守ってみてきたせいか古い映画を結構、観ている。
たとえば、「ひまわり」とか、「慕情」とか・・・。
小学生にあんな切なさ、わかるはずもないし、
ソフィア・ローレンとか名前を知ってても話題にもできないし。
本もそんな傾向がある。今は父にすごく感謝しているけれど。
ところで、ヒッチコック。
「裏窓」とか、「サイコ」とか、少なくとも数本は見ていると思う。
中でも、大好きなのが、
「ハリーの災難」。
この映画、シャーリー・マクレーンが主演。
ある日、村の丘で一人の男が死んでいた。その男は村の女性
(シャーリー)の知り合いだった。村人たちはこのままでは大好
きな友達である彼女が殺人犯にされてしまうと、必死になって
その男の死体を隠す。けれど、話は二転三転・・・村人たち
は死体を埋めては掘り返し、埋めては掘り返し・・・を繰り返し・・・。
ブラックユーモアたっぷりのコメディ映画。
登場人物はいい人たちばかりで、一生懸命になる様がやさしく、
愛らしい。そして、どこか滑稽。
誰かのためにクタクタになって何かをすること。
人は一人では生きていけないから、誰かと共に生きていきたい
から、だから起こる出来事。観たあと、ほのぼのとした気分に
なった。また、映像がとってもキレイなのだ。
この作品と同時期に偶然読んだ作品は、
翌日に。
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