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2006年4月23日 (日)

ヒッチコック映画「ハリーの災難」

長い間、愛され続けているだけあって、ヒッチコック映画は

どれも、おもしろい。

うちの父親が無類の映画好きとあって、私は小学生の頃か

ら、この映画を観ておけ、あの映画を観ておけと言われ、

言いつけを守ってみてきたせいか古い映画を結構、観ている。

たとえば、「ひまわり」とか、「慕情」とか・・・。

小学生にあんな切なさ、わかるはずもないし、

ソフィア・ローレンとか名前を知ってても話題にもできないし。

本もそんな傾向がある。今は父にすごく感謝しているけれど。


ところで、ヒッチコック。

「裏窓」とか、「サイコ」とか、少なくとも数本は見ていると思う。

中でも、大好きなのが、

「ハリーの災難」。

この映画、シャーリー・マクレーンが主演。

ある日、村の丘で一人の男が死んでいた。その男は村の女性

(シャーリー)の知り合いだった。村人たちはこのままでは大好

きな友達である彼女が殺人犯にされてしまうと、必死になって

その男の死体を隠す。けれど、話は二転三転・・・村人たち

は死体を埋めては掘り返し、埋めては掘り返し・・・を繰り返し・・・。

ブラックユーモアたっぷりのコメディ映画。

登場人物はいい人たちばかりで、一生懸命になる様がやさしく、

愛らしい。そして、どこか滑稽。

誰かのためにクタクタになって何かをすること。

人は一人では生きていけないから、誰かと共に生きていきたい

から、だから起こる出来事。観たあと、ほのぼのとした気分に

なった。また、映像がとってもキレイなのだ。


この作品と同時期に偶然読んだ作品は、

翌日に。



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