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2006年3月22日 (水)

アンフェア、終わりました。

終わってしまいました。

いまだに思い出すと泣けしまう・・・。

今日は頭と顔が、ぬるま湯の中につかったままの

ようなふやけた感じで、ぼうっと重くて、お酒一滴も

飲んでないのに、泣きすぎで二日酔いのような状態

だった。

ドラマの最初から、悲しい生き様を選んで安藤が

その場所にいたのかと思うと、誤算だった最後

の愛に、最後の思いやりに、悲しさが募っていって。


でも良いドラマだった。よくできたドラマだった。


ただ、安藤がもういないのが悲しい。


安藤役の瑛太くん、最後を締めくくる演技、すごく

よかった。今後もいろんな作品での活躍を見たい。

表安藤から裏安藤に変わるところ、

ああ、出てきたって思った。それまでも随所に

そんな表情が見えたから。

役の心情を顔の表情で伝えられるなんてすごい。

ちなみに私が安藤が事件に絡んでるなあ~って

思ったのは、牧村が広田を殺そうとして、雪平の

説得で思いとどまったシーン。それを見てる安藤

の表情だった。こんな表情をしていて「いい奴」の

ままで終わるはずがないって思った・・・。

あのなんとも言えない表情。

その回以前は録画してないので、見なおす事は

できないのだけれど。でも、いつかじっくり見直し

てみたい。今はちょっと無理だけれど・・・。

裏安藤の表情は、あまりに陰にこもってるという

かすごかった。

最終回、雪平&佐藤と対峙するシーンで、

雪平に「(私のことを)撃っていいよ」と言われ、

冷酷な表情が崩れ去って、子供のように泣いた。

その後、美央がやってきて、

咄嗟に拳銃を隠し、もとの安藤になって美央の

気持ちだけは傷つけないようにしてあげた。

見てるこちらの安藤への切ない気持ちはその

シーンにも集約されてる。

でも、先はもうなかった。

あの選択しか、だからつらい・・・。

バツマーク殺人事件は、佐藤に疑惑をむける

意味もあっただろうけれど、自分のサイトに

やってきた瀬崎や牧村の遣り残したことを引き

受けたんだろう・・・。

雪平は、もう佐藤ではなく、安藤を愛していたの

に。

続編は、バツのサイトには住人は他にもいただ

ろうから、また事件が展開していくなんていう

ことも、いくらでも作れる。けど、安藤も

出してほしい。死してなお影響を与える人物とし

てでもいいから。。。

薫ちゃんは犯人じゃなかった。

最終回、三上はセリフが少なかったけれど、

その少ないセリフがすべてを物語っていたと思う。

安藤の復讐がどう結実したのかも。

鈍い私に教えてくれた。


安藤&蓮見&薫ちゃんでもつ兵衛に飲みにいく時

のファッション(イタリアおやじの流行のファッ

ション?)とか、佐藤宅で早朝から張り込みをして

る時、黒のロングコートのウエストをベルトでキュッ

としめ、頭からマフラーをかぶってる?姿が脳裏に

焼きついている。もし、もし、続編を作るなら、

薫ちゃんのファッションは私の楽しみのひとつ!

期待してる!

それと・・・関係ないけれど、

「居酒屋で牛乳のむ男性って下戸でしょう!」

居酒屋で、牛乳を飲んでるんだよ?下戸でしょう?

なのに、たまには飲むんだね。(笑)

一晩のうちに雪平に呼び出され、雪平に「どうした?

どす黒いオーラが出てるぞ~!」(ここ、何回見ても

笑ってしまう)といって取り残され、再び安藤に呼び

出されて、「どうした?さびしいんだろ?」って牛乳

で朝までつきあってあげて。私の大好きなシーン。

薫ちゃん、そんなに暇なら、私のお酒にもつきあ

っておくれ~ってつい思っちゃった。(笑)

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