アンフェア、終わりました。
終わってしまいました。
いまだに思い出すと泣けしまう・・・。
今日は頭と顔が、ぬるま湯の中につかったままの
ようなふやけた感じで、ぼうっと重くて、お酒一滴も
飲んでないのに、泣きすぎで二日酔いのような状態
だった。
ドラマの最初から、悲しい生き様を選んで安藤が
その場所にいたのかと思うと、誤算だった最後
の愛に、最後の思いやりに、悲しさが募っていって。
でも良いドラマだった。よくできたドラマだった。
ただ、安藤がもういないのが悲しい。
安藤役の瑛太くん、最後を締めくくる演技、すごく
よかった。今後もいろんな作品での活躍を見たい。
表安藤から裏安藤に変わるところ、
ああ、出てきたって思った。それまでも随所に
そんな表情が見えたから。
役の心情を顔の表情で伝えられるなんてすごい。
ちなみに私が安藤が事件に絡んでるなあ~って
思ったのは、牧村が広田を殺そうとして、雪平の
説得で思いとどまったシーン。それを見てる安藤
の表情だった。こんな表情をしていて「いい奴」の
ままで終わるはずがないって思った・・・。
あのなんとも言えない表情。
その回以前は録画してないので、見なおす事は
できないのだけれど。でも、いつかじっくり見直し
てみたい。今はちょっと無理だけれど・・・。
裏安藤の表情は、あまりに陰にこもってるという
かすごかった。
最終回、雪平&佐藤と対峙するシーンで、
雪平に「(私のことを)撃っていいよ」と言われ、
冷酷な表情が崩れ去って、子供のように泣いた。
その後、美央がやってきて、
咄嗟に拳銃を隠し、もとの安藤になって美央の
気持ちだけは傷つけないようにしてあげた。
見てるこちらの安藤への切ない気持ちはその
シーンにも集約されてる。
でも、先はもうなかった。
あの選択しか、だからつらい・・・。
バツマーク殺人事件は、佐藤に疑惑をむける
意味もあっただろうけれど、自分のサイトに
やってきた瀬崎や牧村の遣り残したことを引き
受けたんだろう・・・。
雪平は、もう佐藤ではなく、安藤を愛していたの
に。
続編は、バツのサイトには住人は他にもいただ
ろうから、また事件が展開していくなんていう
ことも、いくらでも作れる。けど、安藤も
出してほしい。死してなお影響を与える人物とし
てでもいいから。。。
薫ちゃんは犯人じゃなかった。
最終回、三上はセリフが少なかったけれど、
その少ないセリフがすべてを物語っていたと思う。
安藤の復讐がどう結実したのかも。
鈍い私に教えてくれた。
安藤&蓮見&薫ちゃんでもつ兵衛に飲みにいく時
のファッション(イタリアおやじの流行のファッ
ション?)とか、佐藤宅で早朝から張り込みをして
る時、黒のロングコートのウエストをベルトでキュッ
としめ、頭からマフラーをかぶってる?姿が脳裏に
焼きついている。もし、もし、続編を作るなら、
薫ちゃんのファッションは私の楽しみのひとつ!
期待してる!
それと・・・関係ないけれど、
「居酒屋で牛乳のむ男性って下戸でしょう!」
居酒屋で、牛乳を飲んでるんだよ?下戸でしょう?
なのに、たまには飲むんだね。(笑)
一晩のうちに雪平に呼び出され、雪平に「どうした?
どす黒いオーラが出てるぞ~!」(ここ、何回見ても
笑ってしまう)といって取り残され、再び安藤に呼び
出されて、「どうした?さびしいんだろ?」って牛乳
で朝までつきあってあげて。私の大好きなシーン。
薫ちゃん、そんなに暇なら、私のお酒にもつきあ
っておくれ~ってつい思っちゃった。(笑)
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